パークアンドライドの推進について
パーク&ライドの推進について
パーク&ライドとは
パーク&ライドとは、
- 自宅から最寄り駅やバス停に近い周辺の駐車場に車を止める=パーク
- 公共交通に乗り換える=ライド
という、方法で目的地に向かうものです。
パーク&ライドは1つではなく、以下のような方式があります。自分でできる方法を探してみて下さい。
- パーク&レールライド(最寄りの駅まで自家用車で行き、電車に乗り換える)
- パーク&バスライド(最寄りのバス停まで自家用車で行き、バスに乗り換える)
- パーク&サイクルライド(自家用車から、途中で自転車に乗り換える)
- キス&ライド(駅まで送迎してもらい、電車やバスに乗る)
- サイクル&ライド(最寄りの駅やバス停まで自転車で行き、電車やバスに乗り換える)
パーク&ライドを推進する目的は
1 公共交通の利用促進
パーク&ライドは、目的地に向かう途中で鉄道やバスなどの公共交通に乗り換える方法であることから、公共交通の利用促進を図ることができます。公共交通は、車を運転できない子供や高齢者、観光客にとって欠かせないものですが、県内の公共交通 利用者はピーク時に比べ大幅に減少しています。
今後、パーク &ライドを推進することにより、公共交通の利用促進を図り、公共交通を維持・確保していくことが期待できます。
交通利便性の向上
パーク&ライドは、自動車と公共交通を組み合わせる交通手法から、自動車交通量が削減され道路交通渋滞を回避し、路線バス等の走行環境の改善などを図ることができます。
その結果、渋滞でイライラしたりすることもなくなり、バスが定刻にこないといった問題の解決や、通勤等の所要時間が確実になるなど交通利便性の向上が期待できます。
環境対策
CO2は、地球温暖化の原因とされる温室効果ガスのひとつです。人1人を1キロメートル運ぶのに排出されるCO2量を比較すると、バスは乗用車の約3分の1、鉄道は9分の1です。
このように自家用車だけで移動するのではなく、公共交通を利用することにより地球温暖化の原因となるCO2の排出量を減らすことができます。また、排気ガスによる大気汚染の防止やエネルギー消費量の削減による省エネルギー社会の形成など、地球にやさしい効果が数多く期待できます。
公共交通を将来の自分、未来の子供達に残していきましょう
鉄道やバス、タクシーなどの公共交通は、県民のみなさんの利用によって支えられています。今、マイカーで自由に行動することができ、家族の送迎も行うことができたとしても、将来自分が運転できなくなったら公共交通が必要となります。また、運転できない子供やお年寄りにとって、公共交通は今も欠かすことのできない移動手段です。
今が良ければそれで良いのではなく、未来の子供達や将来の自分のためにも、マイカーから公共交通への利用の転換を考えて下さい。
あなたが行うパーク&ライドのメリットは
到着時間が分かり、移動中も安心・安全
マイカーでの通勤・通学では,渋滞により会社等への到着時間が遅れ、予定の時刻に着かないといったことがあります。その点、パーク&ライドで通勤・通学すれば,公共交通機関での移動時間は毎日ほぼ一定であるため、会社等への到着時刻を見込んで行動でき、遅刻の心配もありません。
また、交通事故などの心配もなく、安心・安全な生活を送ることができます。
渋滞のイライラもなく、時間の有効活用
マイカーに依存した生活は、交通渋滞に巻き込まれることもしばしばあります。通勤・通学時に渋滞にまきこまれイライラしてはせっかくの朝の時間が台無しです。また、楽しみにしていた週末の買い物なども、渋滞で到着が遅れたうえ目的地に着くまでイライラしては台無しです。
しかし、パーク&ライドでの通勤・通学や週末の買い物ならば、駅に着いてから渋滞の心配はありません。電車やバスの中で、本を読んだり音楽を聴いたり、家族や恋人と楽しい会話をしたり、自由な時間を過ごすことができます。
環境にもカラダにもやさしい
人1人を1キロメートル運ぶのに排出されるCO2量を比較すると、バスは乗用車の約3分の1、鉄道は9分の1です。パーク&ライドを行うことにより二酸化炭素の排出が軽減され、地球温暖化防止につながる他、マイカーの利用を控えることにより、排出ガスは減少し、大気汚染防止にもつながります。
また、駐車場や駅から毎日歩くことで健康増進にもつながる、カラダにもやさしい交通手段です。