1賃金・労働時間・雇用の動き(令和3年10月分)
事業所規模5人以上。ただし、文中( )内は事業所規模30人以上
賃金の動き
令和3年10月の1人平均の現金給与総額(調査産業計)は、243,539円(269,706)、前年同月指数比6.1%増(4.9%増)であった。
現金給与総額(調査産業計)のうち、きまって支給する給与は、241,885円(267,624円)、前年同月指数比5.8%増(5.0%増)、所定内給与は、226,362円(246,049円)、前年同月指数比5.9%増(4.0%増)、超過労働給与は15,523円(21,575円)であった。
物価上昇分を差し引いた調査産業計の実質賃金指数〈(名目賃金指数÷消費者物価指数)×100)〉は、現金給与総額は80.4(83.7)、前年同月比4.4%増(3.2%増)、きまって支給する給与は95.7(101.3)、前年同月比4.1%増(3.2%増)であった。
今月の和歌山市消費者物価指数〈持ち家の帰属家賃を除く総合〉104.5
労働時間の動き
令和3年10月の総実労働時間(調査産業計)は、141.6時間(148.3時間)で前年同月指数比2.5%増(3.3%増)であった。
総実労働時間(調査産業計)の内訳をみると、所定内労働時間は、132.6時間(137.2時間)で前年同月指数比2.3%増(2.1%増)であった。
所定外労働時間は、9.0時間(11.1時間)で前年同月指数比5.9%増(20.6%増)であった。
製造業の所定外労働時間は、12.6時間(15.2時間)で、前年同月指数比14.6%増(35.7%増)となった。
雇用の動き
令和3年10月末日現在の常用労働者数(調査産業計)は、273,155人(140,104人)、前年同月常用雇用指数比4.1%減(5.9%減)であった。
令和3年10月末日現在の製造業の常用労働者数は、50,557人(35,199人)で、前年同月常用雇用指数比2.5%減(4.4%増)であった。
常用労働者中のパートタイム労働者比率(調査産業計)は、33.4%(27.0%)で、前年同月差2.1ポイント下落(5.6ポイント下落)であった。