1賃金・労働時間・雇用の動き(令和3年8月分)
事業所規模5人以上。ただし、文中( )内は事業所規模30人以上
賃金の動き
令和3年8月の1人平均の現金給与総額(調査産業計)は、251,198円(274,367)、前年同月指数比4.2%増(6.1%増)であった。
現金給与総額(調査産業計)のうち、きまって支給する給与は、240,313円(265,839円)、前年同月指数比5.9%増(5.7%増)、所定内給与は、224,559円(244,594円)、前年同月指数比5.5%増(4.3%増)、超過労働給与は15,754円(21,245円)であった。
物価上昇分を差し引いた調査産業計の実質賃金指数〈(名目賃金指数÷消費者物価指数)×100)〉は、現金給与総額は83.6(85.9)、前年同月比3.5%増(5.3%増)、きまって支給する給与は95.9(101.5)、前年同月比5.0%増(4.9%増)であった。
今月の和歌山市消費者物価指数〈持ち家の帰属家賃を除く総合〉103.6
労働時間の動き
令和3年8月の総実労働時間(調査産業計)は、133.8時間(143.4時間)で前年同月指数比1.6%増(3.3%増)であった。
総実労働時間(調査産業計)の内訳をみると、所定内労働時間は、125.2時間(132.8時間)で前年同月指数比1.4%増(2.5%増)であった。
所定外労働時間は、8.6時間(10.6時間)で前年同月指数比2.4%増(12.8%増)であった。
製造業の所定外労働時間は、12.3時間(15.2時間)で、前年同月指数比15.0%増(35.7%増)となった。
雇用の動き
令和3年8月末日現在の常用労働者数(調査産業計)は、277,090人(143,401人)、前年同月常用雇用指数比2.8%減(3.8%減)であった。
令和3年8月末日現在の製造業の常用労働者数は、50,927人(35,383人)で、前年同月常用雇用指数比2.3%減(4.6%増)であった。
常用労働者中のパートタイム労働者比率(調査産業計)は、32.9%(26.5%)で、前年同月差2.1ポイント下落(5.9ポイント下落)であった。