令和2年7月9日 新型コロナウイルス感染症発生状況 説明概要
令和2年7月9日 新型コロナウイルス感染症 発生状況 説明概要
本日は、新たに2名の陽性者が出ました。
35番の方は、和歌山市在住の10代、和歌山信愛大学の大学生で、原付で通学しており、発症の2週間以内に、県外へ行ったことはありません。
経過は次のとおりです。
- 7月1日、2日、大学に行き、2日は、友人とも一緒に過ごしています。
- 7月3日、大学に行き、午後から発熱があり、夜には39度台、全身倦怠感があります。
- 7月4日、近医のクリニックを受診し、抗生剤投与を受けています。
- 7月5日、6日、ご自宅で過ごされています。
- 7月7日、再度、7月4日と同じクリニックを受診されています。その時に、このクリニックのドクターが新型コロナウイルスを疑い、PCR用の検体を採取されました。
- 7月8日、その検体で、新型コロナウイルス陽性が判明しました。
現在は、医療機関に入院し、病状は安定しています。
現時点での濃厚接触者は、同居家族4人、友人6人が対象で、検体採取を行っていきます。また、大学関係の検査対象者は、生徒164人、教員62名で、生徒は全員、教員は、接触度合いにより人数を精査したうえで、検査します。
大学は、本日から休校となり、消毒も実施します。
引き続き、和歌山市保健所が中心となり、調査を続行します。
36番の方には、岩出保健所管内在住の60代、男性、会社員です。
経過は次のとおりです。
- 7月3日、出勤しています。
- 7月4日、5日、仕事が休みで、発熱、咳、痰、全身倦怠感があります。
- 7月6日、熱が下がってきたこともあり、出勤しています。
- 7月7日、発熱がありましたが、出勤しています。仕事場では、マスクを着用しています。
- 7月8日、熱は下がってましたが、咳、痰、全身倦怠感があり、午前中に近医のクリニックを受診、午後にそのクリニックから病院を紹介し、病院で新型コロナウイルスの検体採取を行いました。
- 7月9日、陽性が判明しました。
現在は、医療機関に入院し、症状は安定しています。
現時点での濃厚接触者は、同居家族が1名、会社の同僚4名で、検体採取等を行っていきます。
(改めて県民に向けてのメッセージ等)
何らかの発熱や呼吸器の症状等がある場合は、勤務はなさらないようにしていただきたいと思います。また、発熱、せき等が続く場合は、医療機関等または保健所にご相談していただくことを、改めてお願いします。
それから、特に県外での発生も増えています。感染者が確認されているような県外に行かれた方で、2週間以内に症状が続くような場合は、かかりつけ医または保健所にご相談をいただ くことを、改めてお願いします。