叙勲・褒章
叙勲
叙勲は、国家又は公共のために功労のあった方を対象に発令されています。
菊花章、旭日章、宝冠章、瑞宝章などの種類があります。
毎年、春と秋に実施される春秋叙勲や、88歳以上の方を対象とした高齢者叙勲、功績ある方が亡くなられた際に実施される死亡叙勲などがあります。
また、国の栄典制度改革により著しく危険性の高い業務(警察官、消防吏員、自衛官等)に精励された方を対象とした「危険業務従事者叙勲」が春秋叙勲とは別に創設されました。
春秋叙勲及び危険業務従事者叙勲は、毎年2回、春は4月29日、秋は11月3日に発令されます。
毎回、全国で春秋叙勲は約4,000名、危険業務従事者叙勲は約3,600名の方々が受章されます。
和歌山県関係の受章者数
令和6年秋の叙勲 42名(うち女性6名)
第43回危険業務従事者叙勲 31名(うち女性0名)
受章者の内訳
令和6年秋の叙勲
旭日小綬章 3名
旭日双光章 7名
旭日単光章 5名
瑞宝小綬章 3名
瑞宝双光章 11名
瑞宝単光章 13名
第43回危険業務従事者叙勲
瑞宝双光章 19名
瑞宝単光章 12名
近年の春秋叙勲等の受章状況(外部リンク)
(補足)
国の栄典制度改革により平成15年11月3日発令の叙勲より数字による勲等表示は廃止になりました。
また、旭日章及び瑞宝章は、功労の質的な違いに応じ、別種類の勲章として授与されることになりました。
褒章
褒章は、様々な社会的分野において事績の優れた方を対象に発令されています。
春は4月29日、秋は11月3日に発令されています。
その道一筋に業務に精励し衆民の模範である方を対象とする黄綬褒章、学術・芸術上の発明、改良、創作に関し事績の著しい方を対象とする紫綬褒章、教育・医療・社会福祉・産業振興等の分野で公衆の利益を興した方、又は保護司、民生・児童委員、調停委員等の事務に尽力した方を対象とする藍綬褒章があります。また、国の栄典制度改革により、緑綬褒章はボランティア活動などで顕著な実績のある方等に授与されることになりました。
和歌山県関係の受章者数
令和6年秋の褒章 6名(うち女性2名)
受章者の内訳:黄綬褒章 2名
藍綬褒章 4名
近年の春秋叙勲等の受章状況(外部リンク)
- 春秋叙勲の候補者としてふさわしい方の一般推薦制度について
人目につきにくい分野で功労のある方や様々な分野にて活躍し、総合的に評価すれば国家や公共への大きな功労となる方などを各府省が把握するため、一般からの推薦を受け付ける制度ができました。 - 推薦にあたって
- 推薦者
20歳以上の方。ただし、自ら及び自らと2親等以内の親族関係にある者を推薦することはできません。 - 被推薦者
(1)又は(2)に該当する方で国家又は公共に功労のある方
(1) 70歳以上の方
(2) 55歳以上でア又はイに該当する方
ア 精神的又は肉体的に著しく労苦の多い環境において業務に精励された方
イ 人目につきにくい分野で多年にわたり業務に精励された方
(注意)
ただし、功労となる活動が日本国憲法施行の日前に終わっている方、昭和39年以降の春秋叙勲により既に勲章を受章した方、公務員としての功労に限られる方を被推薦者とはできません。 - 推薦方法
推薦書及びその推薦に賛同される方2名の賛同書を提出すること。 (指定様式を使用) - 賛同者
20歳以上の方。ただし、被推薦者及び推薦者と2親等以内の親族関係にある場合は、賛同者となることが出来ません。 - 推薦の受付
内閣府賞勲局において随時受付を行っています。
- 詳しくは内閣府賞勲局のページまで
(「春秋叙勲の候補者としてふさわしい方の推薦(一般推薦)について(外部リンク)」を参照してください。) - 推薦の指定様式は、内閣府賞勲局のホームページからダウンロードできるほか、県庁秘書課においても配付しています。