平成6年9月 和歌山県議会定例会会議録 第5号(阪部菊雄議員の質疑及び一般質問)
県議会の活動
午後一時六分再開
○議長(平越孝哉君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
○議長(平越孝哉君) 質疑及び一般質問を続行いたします。
11番阪部菊雄君。
〔阪部菊雄君、登壇〕(拍手)
○阪部菊雄君 議長のお許しを得ましたので、質問をさせていただきます。私はアンカーでございます。連日、議員各位からご高説を承り、感銘いたしているところでございます。各位、大変お疲れでございましょうけれども、最終でございますので、しばらくのおつき合いをお願い申し上げる次第であります。
議員各位からお話がありましたように、世界リゾート博の予想外の大成功は、まことにご同慶にたえません。また九月四日、世界を結ぶ関西国際空港の開港など、私も仮谷知事、県職の皆さん、さらに各種団体等の各位に、心から最大限の感謝と賛辞を表する次第であります。
さて、ご承知のとおり、国会も九月三十日、衆参両院で本会議が開会され、村山総理の所信演説を行い、行政改革断行などの決意表明がございました。しかし、副議長ポストを要求する衆議院新統一会派・改革は、与党が譲歩しなかったということで反発し、旧改革の会などの六議員を除く百八十一名が本会議を欠席しております。まことに嘆かわしいこの実態、何を改革しようとするのでありましょうか。国民にとって、全く不可解な出来事であります。しかしまあ、幸い四日に正常化されました。当然のことであります。
いよいよ本論に入りたいと思います。コスモパーク加太計画について、尾崎要二議員より詳細にして大胆なご提言がございましたが、私も少し質問させていただきたいと思います。
ご承知のとおり、その概要、目的は、加太地区の関西国際空港埋立用土砂採取跡地を中心とした二百六十・六ヘクタールの土地を活用して、自然環境と調和のとれた研究開発、リゾート、住宅等の機能を持つ国際的な複合都市・コスモパーク加太を建設して、和歌山県及び和歌山市の経済活性化に寄与する計画であると明記されております。この開発に積極的に参加された構成機関は、県市関係を除く十三の企業でございます。皆さん、お名前をお忘れであったらいけませんので、念のために申し上げたいと思います。有名な住友商事、住友金属工業、さらに有名な住友銀行、住友信託銀行、住友生命保険、ウェスティン・ホテル・カンパニー(外資系)、鹿島建設、紀陽銀行、積水化学工業、積水ハウス、大和ハウス工業、株式会社林原、三井不動産、以上でございます。バブル経済が崩壊し、これらの企業すべてがこの計画から見事に撤退しております。
私は、平成三年九月二十日の一般質問で、この二百六十・六ヘクタールを、最初の目的を大幅に変更して和歌山県総合運動公園を計画してはどうかとご提言申し上げました。さらにまた、たくさんの議員からも同じようなご提言がございました。そのときの知事のご答弁は、紀三井寺公園も昭和三十九年のもので老朽化も進んでおり、利用者から施設充実の要請もあり、次の国体といった全国大会の開催の見通しも考えに入れて、また現在の紀三井寺公園の再開発も含めて検討しなければならないと申されました。また、平成四年九月定例会の一般質問で、加太計画を大幅に見直して総合運動公園をと、知事に再度質問いたしたわけでございます。そうして私は言葉を続けて、今後の二十年、否百年後を展望し、大いなる遺産を子孫に残しましょうと知事に呼びかけたのでございます。平成五年九月議会でも、再々度企画部長に提言しました。今、既に構成機関も消滅に近く、これの計画の再検討を行政主導型で積極的に進められるとのこと、まことにすばらしいご決断でございます。
本年、夏季国体が愛知県でありまして、私も参加いたしました。その壮大ですばらしいスポーツ施設を拝見しました。知事も秋季国体の団長として参加されるわけでありますので、ひとつ十二分にごらんになっていただきたいと思います。さらにまた、新潟県鳥屋野潟公園総合スポーツゾーン計画をご研究いただきたいと思います。今度、総務委員会で視察に参りますけれども。議員の各位には、お手元に資料を渡しております。お読みいただければありがたいんですが、これを見ますと、総合スポーツゾーンが九十三ヘクタールと書いてあります。極めて壮大なものであります。
本県は関空の至近距離にあり、知事さん、世界的な総合スポーツ公園をつくろうではありませんか。やればできる。世界リゾート博は、四十六都道府県をびっくりさせたではありませんか。「なせば成る、なさねば成らぬ何事も、成らぬは人のなさぬなりけり」という言葉がございます。また、第十二回広島アジア大会がこの二日に開幕し、史上最多の七千三百人余、四十二カ国から選手が出場し、感動と熱気にあふれております。どうぞひとつ、広島も大いに参考にしていただきたいと思います。そうして、コスモパーク加太にこうした立派な施設をぜひつくりたいと思いますが、知事さんいかがでございましょうか。
これは、もうお答えをいただいておりますので、要望事項にいたしておきます。
次に、関西国際空港もめでたく開港し、いよいよ全体構想の早期実現に向かって強く政府に要望しなければならない重要な時期でもあります。
空港整備計画の中に、兵庫のポートアイランド沖合に空港をつくるべく、本年度も三千万円の調査費が計上されております。素人の私の実感としては、これはもう税金のむだ遣いのように思えてなりません。すなわち、直ちに中止すべきだと私は思うのであります。関空へ、神戸から海上では超高速船で約三十分、陸路も約三十分ぐらいと聞いております。海上輸送については、けさの朝日新聞を見ると大変な泣きどころがあるように書いてございますけれども、これも改善されるであろうと思うわけでございます。今、本当に厳しい国家財政の中でありますが、世界のハブ空港として関西国際空港の全体構想の早期実現を図ることこそを本県議会議員はより高い声で叫ぶべきでありましょう。皆さん、私は神戸沖の空港について、もうやめていただきたいという意見を持った男でございます。ご賛同の方は、ひとつ拍手をもっておこたえいただきたいと思います。(拍手)──ありがとうございます。これは知事さんにご答弁をいただこうと思ったんですが、そんな酷なことをいたしますと、知事は近畿の知事会の親分でございますので、ご迷惑をかけたらいけませんので、これはもう要望にいたしておきます。
それと同時に、皆さん、けさの産経新聞をごらんになりましたか。「新人工島用の土がない 神戸方式ピンチ」。要するに、六甲山の開発に新しい論議を呼んでおります。ポートアイランド沖に計画の神戸空港が約三百ヘクタールだそうでございます。それから、六甲アイランド南が三百五十ヘクタール。これの埋め立てに必要な土がないと書いてあります。うまいぐあいに土がなかった方がいいなと、一人喜んでおるわけでございます。
さて、平成元年十月六日、私としては第三回目の一般質問で、高騰する気配のある地価対策について質問いたしました。今後、橋本、伊都、那賀地方全域を直ちに監視区域に指定するよう求め、翌年、年初、遅まきながら実現いたしました。四日の尾崎吉弘議員よりいろいろとご提言ございましたが、まさにそのとおりでございます。
今日、バブル経済崩壊後、土地神話は消滅し、本県において一部規制緩和もいたされております。九月の各新聞紙上には、大阪圏、基準価格三年連続下落、学園都市も当初計画の大幅縮小、沖電気も進出を断念したと書いてありました。また、一九五八年の泉佐野コスモポリス計画も、企業誘致のめどが立たず、府知事への開発許可申請も未提出で、銀行からの借入金が六百億余を超え、一日約七百万円の金利の支払いに四苦八苦しているようでございます。まさに、尾崎吉弘議員ご提言のとおりであります。人ごとではありません。コスモパーク加太計画も同様であり、この際、知事の大英断で一般会計で処理し、金利の低減を図り、一部こうした総合運動公園の用地とすべきではないかと思います。さらに、一連の土地価格の下落から見て、地価監視区域の大幅な解除をすべきであると思います。しかし、これはもう尾崎吉弘議員にお答えいただいておりますので、要望にかえたいと思います。一番しまいになると要望ばかりになりまして、大変難しゅうございます。
今、まさに日米の厳しい経済問題がございます。そして包括協議も、自動車は物別れになりましたけれども、政府調達の保険分野と板ガラスで原則合意となりました。
それよりも、我が国の中小企業にとって死活の重要問題、すなわち中国、ASEAN等からの輸入の増大でございます。昭和六十二年九月議会の私の最初の一般質問で、一ドル百四十五円となり、円高倒産、生産基地の中国、東南アジア等への進出で産業の空洞化現象が起こるであろうと指摘いたしたところであります。きょうは、一ドル九十九円八十銭でございます。百円に戻るんかどうか、大変難しい段階になっております。
そこで、私どものパイル織物も極めて厳しい局面に追い込められていることは、知事さんもご承知のとおりでございます。最近、特に中国よりボア製品の動物玩具、シール生地、綿シーツ、綿両面毛布等の輸入が急速に増大し、その上、円高のためますます加速されつつあります。去る五月十六日、国会の岸本先生の議員会館を訪問し、MFA発動をルール化できないものか調査を依頼いたしましたところ、早速、担当課長に電話されました。翌十七日、通産大臣の諮問機関である繊維産業審議会が開催されるとのことでした。
MFAとは多国間繊維取り決めであり、ウルグアイ・ラウンド新繊維協定に基づく繊維セーフガード、すなわち緊急輸入制限発動でございます。しかし、これも発動するまでにはいろんな実態調査が必要とされておりますが、商工労働部においてこれらをどこまで理解され、パイル織物等の輸入制限に対処していただけるのか、またその反面、中小企業新分野進出等にどのような指導と推進をされているのか、ご答弁をいただきたいのであります。
なおまた、パイル織物、編み物産地の伊都、橋本地方の振興について、さらなるご支援をお願い申し上げる次第でございます。
さて本定例議会に、仮谷知事のご英断とご高配により、高野口、九度山を結ぶ新農道の連結調査費を計上していただき、知事さん、まことにありがとうございました。
これは、高野口町の広域農道と紀の川南岸で工事中の九度山町広域農道をドッキングさせる新アクセス道であります。これが実現すれば、紀の川河南一帯でとれる農産物等の京阪神方面への搬入が短縮され、紀北一帯での経済効果に多大に寄与するものと思います。地元では、去る七月二十五日、伊都管内広域農道アクセス道路建設促進協議会を設立いたしたところであります。また、多年の念願であった花園村のトンネル構想、高野町の梨子木トンネル等にも特段のご高配を賜り、心から感謝申し上げる次第であります。
さらにまた、平成二年六月議会において満場一致で議決された議請第八十三号伊都地方に心身障害者更生施設の設置について、橋本、伊都地方の障害者父母の会等の要望にこたえ、かつらぎ町のご厚意により用地も確保いたしました。ぜひ新年度において対処していただくよう、門議員、平越議長、向井議員ともども衷心より知事にご要望申し上げる次第であります。
また、本定例会に門議員と請願いたしております、かつらぎ町道折登堀越線の県道昇格についても、かたがたよろしくお願い申し上げまして、第一回の質問を終わります。
ご清聴ありがとうございました。
○議長(平越孝哉君) ただいまの阪部菊雄君の質問に対する当局の答弁を求めます。
企画部長宮市武彦君。
〔宮市武彦君、登壇〕
○企画部長(宮市武彦君) 阪部議員にお答えいたします。
コスモパーク加太に和歌山県総合運動公園を計画してはどうかというご質問でございます。
尾崎要二議員の質問にもお答えいたしましたように、コスモパーク加太計画については非常に厳しい社会経済の状況下にあるわけでございまして、従来の民間主導型から行政主導で推進してまいらなければならないと考えてございます。ご提言の運動公園については、公共的利用の一つの案として検討してまいりたいと考えてございます。
○議長(平越孝哉君) 商工労働部長中山次郎君。
〔中山次郎君、登壇〕
○商工労働部長(中山次郎君) パイル織り産地の振興策の、二点のご質問にお答え申し上げます。
まず、中国等の輸入増大にMFA発動可能かについてでございます。
議員お話しのとおり、近年、中国を初めとするアジア諸国から繊維製品の輸入増加は著しく、内需に対する輸入品の比率が平成五年度で五○・八%にまで達し、伊都、橋本地域のパイル織物を初めとする繊維産業が極めて厳しい環境に置かれていることは承知いたしてございます。こうした状況下で、通商産業大臣の諮問機関である繊維産業審議会は、本年五月十七日にMFAに基づく緊急輸入制限措置についての取り扱いに関する提言をまとめてございます。その提言によると、輸入制限措置は国内産業の構造改善の時間的確保の手段として有効な場合に発動するものとし、発動に際しては政策的判断も加味して慎重に検討する必要があるとしてございます。これを受けて通商産業省においては、繊維業界の実態を調査する中で、現在、繊維セーフガード措置発動のための手続などを定める運用指針策定に取り組んでおります。年内にはまとまると聞いてございます。県といたしましても、今後とも国の動向を注意深く見守りながら、総合的な視野から検討し、慎重に対応してまいりたいと考えてございます。
次に、中小企業新分野進出等の現状についてでございます。
平成五年度より、県工業技術センターを支援機関といたしまして、伊都、橋本地域の企業集積の活性化等に取り組むとともに、本年度から新分野進出等の企業に対し支援を行ってございます。なお、伊都、橋本地域については三企業に支援を行うこととしてございます。厳しい環境下にはございますが、今後とも一層繊維産業振興に努めてまいりたいと考えてございます。
以上でございます。
○議長(平越孝哉君) 答弁漏れはありませんか。──再質問を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(平越孝哉君) 以上で、阪部菊雄君の質問が終了いたしました。
○議長(平越孝哉君) お諮りいたします。質疑及び一般質問は、以上をもって終結することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(平越孝哉君) ご異議なしと認めます。よって、質疑及び一般質問はこれをもって終結いたします。
○議長(平越孝哉君) この際、お諮りいたします。議案第百十七号から議案第百十九号までの人事案件については、委員会付託等を省略し、本日直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(平越孝哉君) ご異議なしと認めます。よって、以上の人事案件については、委員会の付託等を省略し、これより直ちに採決することに決定いたしました。
○議長(平越孝哉君) 本案について質疑はございませんか。──質疑なしと認めます。
○議長(平越孝哉君) これより採決に入ります。
この際、申し上げます。
公安委員会の委員及び教育委員会の委員に係る議案については、順次、無記名投票をもって採決を行い、その後、収用委員会の委員に係る議案については、起立により採決を行うことといたします。
○議長(平越孝哉君) まず、議案第百十七号和歌山県公安委員会委員の任命につき同意を求めるについてを採決いたします。
この採決は、無記名投票をもって行います。
議場を閉鎖いたします。
〔議場閉鎖〕
○議長(平越孝哉君) ただいまの出席議員数は、議長を除き三十九人であります。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
○議長(平越孝哉君) 配付漏れはありませんか。──配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めます。
〔投票箱点検〕
○議長(平越孝哉君) 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。投票は無記名であります。投票用紙に、本県公安委員会の委員に西本貫一君を任命することについて同意することに賛成の諸君は「賛成」と、反対の諸君は「反対」と記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。
点呼いたします。
〔氏名点呼〕
〔各員投票〕
○議長(平越孝哉君) 投票漏れはありませんか。──投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○議長(平越孝哉君) お諮りいたします。立会人に、2番吉井和視君、10番佐田頴一君、38番大江康弘君、44番新田和弘君の四君を指名いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(平越孝哉君) ご異議なしと認めます。よって、立会人に以上の四君を指名いたします。
なお、この際、白票を無効といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(平越孝哉君) ご異議なしと認めます。よって、白票は無効とすることに決定いたしました。
これより開票を行います。
立会人の立ち会いをお願いいたします。
〔投票点検〕
○議長(平越孝哉君) 先ほど、出席議員数は議長を除き三十九人と申し上げましたが、四十人でありますので訂正をいたします。ご了承をお願いいたします。
○議長(平越孝哉君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数 四十票
うち有効投票 三十八票
無効投票 二票
有効投票中
賛 成 三十八票
以上のとおり、賛成多数であります。よって、議案第百十七号和歌山県公安委員会の委員に西本貫一君を任命するにつき同意を求めるの件は、これに同意することに決定いたしました。
○議長(平越孝哉君) 次に、議案第百十八号和歌山県教育委員会の委員の任命につき同意を求めるについてを採決いたします。
この採決も、無記名投票をもって行います。
議場を閉鎖いたします。
〔議場閉鎖〕
○議長(平越孝哉君) ただいまの出席議員数は、議長を除き四十一人であります。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
○議長(平越孝哉君) 配付漏れはありませんか。──配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めます。
〔投票箱点検〕
○議長(平越孝哉君) 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。投票は無記名であります。投票用紙に、本県教育委員会の委員に吉田裕君を任命することについて同意することに賛成の諸君は「賛成」と、反対の諸君は「反対」と記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。
点呼いたします。
〔氏名点呼〕
〔各員投票〕
○議長(平越孝哉君) 投票漏れはありませんか。──投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○議長(平越孝哉君) お諮りいたします。立会人に、2番吉井和視君、10番佐田頴一君、38番大江康弘君、44番新田和弘君の四君を指名いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(平越孝哉君) ご異議なしと認めます。よって、立会人に以上の四君を指名いたします。
なお、この際、白票を無効といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(平越孝哉君) ご異議なしと認めます。よって、白票は無効とすることに決定いたしました。
これより開票を行います。
立会人の立ち会いをお願いいたします。
〔投票点検〕
○議長(平越孝哉君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数 四十一票
うち有効投票 三十九票
無効投票 二票
有効投票中
賛 成 三十九票
以上のとおり、賛成多数であります。よって、議案第百十八号和歌山県教育委員会の委員に吉田裕君を任命するにつき同意を求めるの件は、これに同意することに決定いたしました。
○議長(平越孝哉君) 次に、議案第百十九号を採決いたします。
本県収用委員会の委員に山中静君を任命するにつき、これに同意することに賛成の諸君はご起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(平越孝哉君) 起立多数であります。よって、議案第百十九号和歌山県収用委員会の委員に山中静君を任命するにつき同意を求めるの件は、これに同意することに決定いたしました。
○議長(平越孝哉君) 次に、議題となった全案件のうち、ただいま議決いたしました議案第百十七号から議案第百十九号まで、及び議案第百十六号平成五年度和歌山県公営企業決算の認定についてを除くその他の案件は、お手元に配付しております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会にこれを付託いたします。
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○議長(平越孝哉君) 次に日程第四、請願の付託について申し上げます。
今期定例会の請願については、お手元に配付しております請願文書表のとおり、それぞれ所管の常任委員会にこれを付託いたします。
○議長(平越孝哉君) 次に、お諮りいたします。十月十一日及び十二日は、各常任委員会審査のため休会といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(平越孝哉君) ご異議なしと認めます。よって、十月十一日及び十二日は休会とすることに決定いたしました。
○議長(平越孝哉君) この際、各常任委員会の会場をお知らせいたします。
職員からこれを申し上げます。
〔職員朗読〕
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総務委員会 第一委員会室
厚生委員会 第二委員会室
経済警察委員会 第三委員会室
農林水産委員会 第四委員会室
建設委員会 第五委員会室
文教委員会 第六委員会室
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○議長(平越孝哉君) 次会は、十月十三日再開いたします。
○議長(平越孝哉君) 本日は、これをもって散会いたします。
午後一時五十分散会