平成2年6月 和歌山県議会定例会会議録 第1号(全文)
県議会の活動
平成二年 和歌山県議会六月定例会会議録 第 一 号
六月二十六日 (火曜日) 午前 十時 三分開会・開議
午前十一時 二十分散 会
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議 事 日 程 第一号
平成二年六月二十六日(火曜日)
午前十時開会・開議
第一 会議録署名議員の指名
第二 会期決定の件
第三 議案第七十一号から議案第八十一号まで及び報第五号から報第七号まで(知事説明)
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本日の会議に付した事件
第一 会議録署名議員の指名
第二 会期決定の件
第三 議案第七十一号から議案第八十一号まで及び報第五号から報第七号まで(知事説明)
第四 休会決定の件
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出 席 議 員(四十五名)
1 番 井 出 益 弘 君
2 番 和 田 正 一 君
3 番 町 田 亘 君
4 番 中 村 利 男 君
5 番 山 本 一 君
6 番 宗 正 彦 君
7 番 岡 本 保 君
8 番 鈴 木 俊 男 君
9 番 阪 部 菊 雄 君
10 番 中 村 裕 一 君
11 番 平 越 孝 哉 君
12 番 大 江 康 弘 君
13 番 中 西 雄 幸 君
14 番 橋 本 進 君
15 番 古 田 新 蔵 君
16 番 浦 武 雄 君
17 番 堀 本 隆 男 君
18 番 宇治田 栄 蔵 君
19 番 下 川 俊 樹 君
20 番 石 田 真 敏 君
21 番 木 下 秀 男 君
22 番 中 村 隆 行 君
23 番 藁 科 義 清 君
24 番 門 三佐博 君
25 番 尾 崎 要 二 君
26 番 那 須 秀 雄 君
27 番 木 下 義 夫 君
28 番 上野山 親 主 君
30 番 尾 崎 吉 弘 君
31 番 西 本 長 浩 君
32 番 岸 本 光 造 君
33 番 松 本 貞 次 君
34 番 浜 本 収 君
35 番 和 田 正 人 君
36 番 浜 口 矩 一 君
37 番 山 崎 幹 雄 君
39 番 田 中 実三郎 君
40 番 森 利 一 君
41 番 村 岡 キミ子 君
42 番 森 本 明 雄 君
43 番 中 村 博 君
44 番 中 村 千 晴 君
45 番 小 林 史 郎 君
46 番 渡 辺 勲 君
47 番 藤 沢 弘太郎 君
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欠 席 議 員(一名)
29 番 平 木 繁 実 君
〔備 考〕
38 番 欠 員
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説明のため出席した者
知 事 仮 谷 志 良 君
副知事 西 口 勇 君
出納長 梅 田 善 彦 君
知事公室長 市 川 龍 雄 君
総務部長 斉 藤 恒 孝 君
企画部長 川 端 秀 和 君
民生部長 高 瀬 芳 彦 君
保健環境部長 尾 嵜 新 平 君
商工労働部長 天 谷 一 郎 君
農林水産部長 安 田 重 行 君
土木部長 磯 村 幹 夫 君
企業局長 吉 井 清 純 君
以下各部次長・財政課長
教育委員会委員長
上 野 寛 君
教育長 高 垣 修 三 君
以下教育次長
公安委員会委員長
西 本 貫 一 君
警察本部長 井 野 忠 彦 君
以下各部長
人事委員会委員長
寒 川 定 男 君
人事委員会事務局長
代表監査委員 宮 本 政 昭 君
監査委員事務局長
選挙管理委員会委員長
稲 住 義 之 君
選挙管理委員会書記長
地方労働委員会事務局長
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職務のため出席した事務局職員
事務局長 山 本 恒 男
次 長 倉 本 辰 美
議事課長 中 西 俊 二
議事課副課長 松 田 捷 穂
議事班長 高 瀬 武 治
議事課主任 松 谷 秋 男
議事課主事 松 本 浩 典
総務課長 田 上 貞 夫
総務課主事 平 田 裕 昭
総務課主事 永 井 伸 和
調査課長 阪 上 明 男
調査課主幹 丸 谷 晋 造
調査課主幹 門 谷 良 三
(速記担当者)
議事課主査 吉 川 欽 二
議事課速記技師 鎌 田 繁
議事課速記技師 中 尾 祐 一
議事課速記技師 保 田 良 春
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午前十時三分開会・開議
○議長(門 三佐博君) ただいまから、平成二年六月定例会を開会いたします。
○議長(門 三佐博君) これより本日の会議を開きます。
○議長(門 三佐博君) この際、暫時休憩いたします。
午前十時四分休憩
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午前十一時四分再開
○議長(門 三佐博君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
○議長(門 三佐博君) 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。
今期定例会の会議録署名議員は、14番橋本進君、31番西本長浩君、46番渡辺勲君の三君を指名いたします。
○議長(門 三佐博君) 次に日程第二、会期決定の件を議題といたします。
お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から七月十一日までの十六日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(門 三佐博君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は本日から七月十一日までの十六日間と決定いたしました。
○議長(門 三佐博君) 次に、諸般の報告をいたします。
お手元に配付のとおり、知事から予算の繰り越しに関する報告、弾力条項適用に関する報告、地方自治法第二百二十一条第三項に定める法人の経営状況を説明する書類の提出が、監査委員から現金出納検査結果の報告が、また執行機関から去る二月定例会において採択した請願の処理の経過及び結果の報告がありました。
以上、報告いたします。
○議長(門 三佐博君) 次に、今期定例会に提出されました議案等について報告いたします。
職員に公文を朗読させます。
〔職員朗読〕
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財第46号
平成2年6月26日
和歌山県議会議長 門 三佐博 殿
和歌山県知事 仮 谷 志 良
和歌山県議会平成2年6月定例会議案の提出について
地方自治法第96条の規定に基づく議決事件について、次のとおり議案を提出します。
議案第71号 議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例
議案第72号 職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例
議案第73号 和歌山県退職年金及び退職一時金に関する特別取扱条例等の一部を改正する条例
議案第74号 和歌山県農村地域工業等導入地区における県税の特別措置に関する条例の一部を改正する条例
議案第75号 和歌山県半島振興対策実施地域における県税の特別措置に関する条例の一部を改正する条例
議案第76号 和歌山県過疎地域における県税の特別措置に関する条例
議案第77号 和歌山県営有料道路料金徴収条例の一部を改正する条例
議案第78号 和歌山県道路公社が管理する有料道路事業の変更について
議案第79号 工事請負契約の締結について
議案第80号 工事請負契約の締結について
議案第81号 和歌山県理学療法士及び作業療法士修学資金の返還免除について
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財第46号
平成2年6月26日
和歌山県議会議長 門 三佐博 殿
和歌山県知事 仮 谷 志 良
知事専決処分について報告
平成元年度一般会計補正予算等について、早急に措置する必要が生じたが、臨時県議会を招集する暇がなかったので、やむを得ず地方自治法第179条第1項の規定により専決処分した。
よって、同法同条第3項の規定により、報第5号から報第7号をもってこれを報告し、その承認を求めます。
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○議長(門 三佐博君) 日程第三、ただいま報告いたしました議案第七十一号から議案第八十一号まで、並びに知事専決処分報告報第五号から報第七号までを一括して議題といたします。
議案等はお手元に配付しておりますので、まず知事の説明を求めます。
知事仮谷志良君。
〔仮谷志良君、登壇〕
○知事(仮谷志良君) 本日、六月定例会を招集いたしましたところ、議員各位には何かとお忙しい中を御参集いただき、厚く御礼を申し上げます。
ただいま上程されました諸議案について提案の理由を御説明するに先立ち、県政の最近の動きについて御説明申し上げます。
まず、関西国際空港につきましては、平成五年春の開港まであと残すところ千日余りとなり、空港島もその姿の半分近くを水面上にあらわしつつありますが、滑走路三本を備えた全体構想につきましても、その早期実現に向けて運動を展開してきているところであります。
この運動の輪は関西全体、あるいは東京の経済界などにも広がりを見せ、明るい展望を持つに至っておりますが、平成三年度からの第六次空港整備五箇年計画についての航空審議会の中間報告が行われることし八月ごろがこの運動の最も重要な時期であり、それに向け、従前にも増して政府に対し、本県はもとより関西全体が一体となって強い働きかけを行ってまいる所存でございます。
また、国内便の確保につきましても、基幹空港としての機能が十分発揮される国内便が確保されるものと考えておりますが、いずれにいたしましても、全体構想の早期実現と国内便の確保は極めて重要な課題であり、これまでも、平成元年六月定例議会における大阪国際空港廃止に関する要望決議、並びに本年二月定例議会における関西国際空港全体構想早期実現に関する意見書等に示された県議会の意を体して、県益を図る立場で努力をしてまいりました。今後とも、県議会と緊密な連携を保ち、懸命の努力をしてまいる所存でございます。
さらに、かねてより県議会の御協力もいただきながら取り組んでおります近畿自動車道紀勢線の紀南延伸につきましては、このたび御坊市から南部町間の二十一キロメートルについて環境影響評価の手続に着手されることとなり、基本計画の次のステップである整備計画の決定に向けて大きく前進したところであります。今後とも、紀南延伸の早期実現に向けて国に強く働きかけてまいる所存でございます。
次に、今年最大のイベントである第三回全国スポーツ・レクリエーション祭は、開催まであと百日余りとなり、六月十五日に実行委員会の第一回常任委員会を開催するなど、着々と準備を進めているところでありますが、今後一層、市町村を初め、県民の皆さんの御協力をお願いする次第でございます。
また、旧国鉄用地である和歌山操車場駅跡地につきましては、去る五月二十九日、日本国有鉄道清算事業団資産処分審議会において県による公共利用に供することが承認されたところでありますが、この土地は和歌山市中心部における貴重な用地でもあり、早急に県民の皆さんに役立つような土地利用についての構想をまとめるべく検討を進めているところであります。
なお、六月七日に国の平成二年度予算が成立したことに伴い、本県は、公共事業費等の確保に努めるとともに、早期の事業執行を図ってまいる所存であります。
しかしながら、最近の地価の高騰により公共用地の取得が難しい局面を迎えているところから、企画部に土地対策課を設置し、地価の監視体制の強化と運用の適正化を図るとともに、公共用地の取得促進のために積極的な対応を図ってまいりたいと存じております。
今後、全職員が決意を新たに県勢の活性化に全力を尽くしてまいる所存でありますので、議員各位を初め、県民の皆さんの一層の御理解、御協力をお願い申し上げる次第であります。
それでは、ただいま上程されました諸案件について、その概要を御説明申し上げます。
まず条例案件でありますが、議案第七十一号及び第七十二号は、国家公務員等の旅費に関する法律の一部改正に伴う議会の議員の費用弁償及び職員等の旅費の改正を行うものであり、議案第七十三号は、恩給法等の一部改正に伴い、退職年金等を改正するものであります。
また、議案第七十四号から第七十六号までは、それぞれ国の法令の改正等に伴う農村地域工業等導入地区、半島振興対策実施地域、そして過疎地域における県税の特別措置に関する所要の措置であり、議案第七十七号は、白浜有料道路における中型バス等の車種区分を変更するものであります。
さらに、その他案件として議案第七十八号は、道路公社が管理する高野龍神スカイライン有料道路における中型バス等の車種区分の変更であり、議案第七十九号及び第八十号は工事請負契約の締結について、議案第八十一号は作業療法士の修学資金の返還免除についてであります。
次に知事専決処分報告でありますが、まず報第五号は、平成元年度一般会計補正予算において県債管理基金への積み立て及び教育関係職員の職員費の減額等、並びに県税の増収、地方交付税、県債の確定等に伴う所要の措置を講じたものであります。
報第六号は、市町村振興資金特別会計における貸付金の繰り上げ償還の増加による一般会計への繰り出しに伴う歳入歳出予算の補正、さらに、報第七号は地方税法等の一部改正による県税条例の所要の改正であり、いずれも急を要したため地方自治法第百七十九条第一項の規定による専決処分を行い、これを報告し、承認を求めようとするものであります。
諸報第二号及び諸報第三号は、ともに平成元年度予算の繰越使用報告であり、諸報第四号は、平成元年度一般会計予算の事故繰り越しによる使用報告であります。諸報第五号は、物品調達特別会計において弾力条項を適用したことについての報告であります。
このほか、法人の経営状況を説明する書類を別途提出いたしております。
以上で、提出議案等に対する私の説明を終わります。何とぞ、御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(門 三佐博君) 以上で、知事の説明が終わりました。
御参考までに、ただいまの知事説明要旨を配付いたします。
〔「知事説明要旨」配付〕
○議長(門 三佐博君) 配付漏れはありませんか。──配付漏れなしと認めます。
○議長(門 三佐博君) この際、事務局長から新任の職員を紹介させます。
○事務局長(山本恒男君) 御紹介申し上げます。
まず知事部局
保健環境部次長 川 合 保 夫 君
商工労働部次長 小 阪 武 夫 君
林務長 井 戸 規 雄 君
次に人事委員会事務局
事務局長 児 玉 弘 君
次に監査委員事務局
事務局長 中 家 利 昭 君
次に警察本部
刑事部長 井 原 宣 浩 君
防犯部長 山 田 義 文 君
交通部長 小 杉 泰 弘 君
最後に議会事務局
総務課長 田 上 貞 夫 君
議事課長 中 西 俊 二 君
〔各員一礼〕(拍手)
以上でございます。
○議長(門 三佐博君) 次に、お諮りいたします。
明六月二十七日から三十日までを議案調査のため休会といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(門 三佐博君) 御異議なしと認めます。よって、六月二十七日から六月三十日までを休会とすることに決定いたしました。
○議長(門 三佐博君) 次会は七月二日再開し、質疑及び一般質問を日程といたします。
○議長(門 三佐博君) 本日は、これをもって散会いたします。
午前十一時二十分散会