平成29年9月　和歌山県議会定例会会議録

第1号（全文）

汎用性を考慮してJIS第1・2水準文字の範囲で表示しているため、会議録正本とは一部表記の異なるものがあります。

正しい表記は「人名等の正しい表記」をご覧ください。

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平成29年９月
和歌山県議会定例会会議録
第１号
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議事日程　第１号
　平成29年９月12日（火曜日）
　午前10時開会・開議
　第１　会議録署名議員の指名
　第２　会期決定の件
　第３　議案第152号から議案第166号まで（当局説明）
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会議に付した事件
　第１　会議録署名議員の指名
　第２　会期決定の件
　第３　議案第152号から議案第166号まで（当局説明）
　第４　休会決定の件
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出席議員（41人）
　１番　中西峰雄
　２番　秋月史成
　３番　立谷誠一
　４番　泉　正徳
　５番　前芝雅嗣
　６番　花田健吉
　７番　井出益弘
　８番　宇治田栄蔵
　９番　川畑哲哉
　10番　玉木久登
　11番　濱口太史
　12番　鈴木太雄
　13番　尾﨑太郎
　14番　藤山将材
　15番　尾崎要二
　16番　中村裕一
　17番　岩田弘彦
　18番　中本浩精
　19番　服部　一
　20番　山本茂博
　21番　冨安民浩
　22番　吉井和視
　23番　堀　龍雄
　24番　中　拓哉
　25番　岸本　健
　26番　森　礼子
　27番　谷　洋一
　28番　新島　雄
　29番　岩井弘次
　30番　多田純一
　31番　片桐章浩
　32番　藤本眞利子
　33番　浦口高典
　34番　山下直也
　35番　山田正彦
　36番　菅原博之
　37番　谷口和樹
　38番　奥村規子
　39番　雑賀光夫
　41番　坂本　登
　42番　長坂隆司
欠席議員（なし）
〔備考〕
　40番　欠員
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説明のため出席した者
　知事　　　　　　　　　仁坂吉伸
　副知事　　　　　　　　下　宏
　知事室長　　　　　　　宮﨑　泉
　危機管理監　　　　　　藤川　崇
　総務部長　　　　　　　浦上哲朗
　企画部長　　　　　　　髙瀨一郎
　環境生活部長　　　　　山田成紀
　福祉保健部長　　　　　山本等士
　商工観光労働部長　　　山西毅治
　農林水産部長　　　　　原　康雄
　県土整備部長　　　　　森戸義貴
　会計管理者　　　　　　野田孝雄
　教育長　　　　　　　　宮下和己
　公安委員会委員長　　　溝端莊悟
　警察本部長　　　　　　宮沢忠孝
　人事委員会委員長　　　平田健正
　代表監査委員　　　　　江川和明
　選挙管理委員会委員長　小濱孝夫
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職務のため出席した事務局職員
　事務局長　　　　　　　田村公一
　次長　　　　　　　　　西原龍也
　議事課長　　　　　　　松山　博
　議事課副課長　　　　　武田　稔
　議事課議事班長　　　　岩谷隆哉
　議事課主任　　　　　　保田良春
　議事課主任　　　　　　岸裏真延
　議事課主事　　　　　　大森圭悟
　総務課長　　　　　　　糸川　徹
　政策調査課長　　　　　中平　博
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　　午前10時０分
○議長（尾﨑太郎君）　平成29年９月定例会の開会に先立ちまして、一言申し上げます。
　６年前、本県における紀伊半島大水害により我々は甚大な犠牲を払いました。このたびの平成29年７月九州北部豪雨により被災された地域の皆様の悲しみ、苦況は察して余りあります。ここに謹んでお見舞い申し上げます。
　私たち和歌山県議会といたしましては、さきの教訓を踏まえ、風水害や巨大地震等への備えを怠ることなく、県民の命や財産を守るべく、たゆまぬ努力を行ってまいります。
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　　午前10時０分開会・開議
○議長（尾﨑太郎君）　ただいまから、平成29年９月定例会を開会いたします。
　これより本日の会議を開きます。
　日程第１、会議録署名議員の指名を行います。
　今期定例会の会議録署名議員は、５番前芝雅嗣君、６番花田健吉君、42番長坂隆司君の３君を指名いたします。
　次に日程第２、会期決定の件を議題といたします。
　お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から９月28日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（尾﨑太郎君）　御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は本日から９月28日までの17日間と決定いたしました。
　この際、暫時休憩いたします。
　　午前10時１分休憩
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　　午前10時59分再開
○議長（尾﨑太郎君）　休憩前に引き続き、会議を開きます。
　この際、諸般の報告をいたします。
　知事から地方自治法第180条第１項の規定による知事専決処分報告、公立大学法人和歌山県立医科大学平成28事業年度の業務実績に関する評価結果、環境白書、法人の経営状況報告書、健全化判断比率及び資金不足比率報告書の提出が、監査委員から監査報告及び現金出納検査実施結果の報告がありました。いずれもお手元に配付いたしておりますので、御了承願います。
　次に、今期定例会に提出された議案は、お手元に配付のとおり、議案第152号から議案第166号までの計15件であります。
　日程第３、議案第152号から議案第166号までを一括して議題といたします。
　まず、当局の説明を求めます。
　知事仁坂吉伸君。
　　〔仁坂吉伸君、登壇〕
○知事（仁坂吉伸君）　平成29年９月定例会に御参集いただきまして、厚く御礼を申し上げます。
　まず初めに、眞子内親王殿下の御婚約内定が去る９月３日に発表されました。秋篠宮家におかれましては、秋篠宮妃紀子殿下の御実家が本県と深いつながりがあるなど、大変御縁がございます。まことに喜ばしく、県民の皆さんとともに心からお祝いを申し上げます。
　それでは、ただいま上程されました諸議案の提案理由を説明するに先立ちまして、県政の最近の動きについて御説明申し上げます。
　まず、少子化対策でございます。
　結婚支援や３人っこ施策の取り組みに加え、去る９月３日に発足した結婚・子育て応援企業同盟により、仕事と子育てが両立でき、安心して子供を産み育てることのできる環境づくりを進めてまいります。
　また、女性の継続就業やキャリア形成に取り組む企業等を女性活躍企業同盟として組織化し、10月24日に発足式を行うこととしております。企業間の交流を通じて取り組みの充実を図ることで、女性が活躍できる環境づくりを促進してまいります。
　次に、ワーケーションについてでございます。
　去る８月２日に、東京で、情報通信技術を活用し、リゾート地等で働きながら休暇をとる新しい働き方の１つであるワーケーションに関するフォーラムを開催いたしました。このワーケーションは、既に首都圏の一部の企業が実施しておりますが、本フォーラムの開催により、参加された多くのＩＣＴ企業等にワーケーションの魅力と本県がその最たる適地であることをアピールできたと考えており、今後の和歌山県でのワーケーション実施に確かな手応えを感じているところであります。
　ワーケーションの推進は、観光振興や企業誘致、人材育成等につながることはもとより、都会から地方への人の流れを生み出す地方創生の起爆剤となり得る重要な施策であると考えており、そうした視線に立った取り組みを進めてまいります。
　次に、防災・減災対策についてでございます。
　平成27年から開始している津波予報業務について、予報地域の拡大と予測精度の高度化に取り組んでいるところでありますが、今月から和歌山県沿岸の全市町が津波予報の対象となるとともに、紀伊半島の西側の津波に対し、従前よりもより早く正確に津波予報を伝達できるようになりました。今後とも、津波情報の伝達強化を進め、住民のより迅速な避難を実現し、地震・津波による犠牲者ゼロを目指してまいります。
　次に、立入検査の見直しについてでございます。
　まことに遺憾ながら、県内の医薬品製造業者による医薬品医療機器法違反の事件が発生いたしました。立入検査の事前通知が事業者による違反事実の隠蔽につながったことから、支障がない限り無通知を原則とする方針に改め、新たに44の立入検査を無通知とするよう変更いたしました。この見直しを通じて不正行為に対する抑止力を高め、こうした事件の発生を防いでまいります。
　続きまして、ただいま上程されました諸議案について、その主なものを御説明申し上げます。
　初めに、議案第152号において、一般会計で総額57億1200万円余の補正予算を計上しております。主なものとして、工業技術センターのオープンラボ整備に要する経費、野菜・花卉産地における施設整備等を支援する経費のほか、高速道路インターチェンジアクセス道路の整備や橋梁等の老朽化対策、土砂災害対策等の公共工事の追加に係る経費を計上しております。
　議案第156号は、企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律の一部改正に伴い、促進区域における不動産取得税及び固定資産税の課税の特別措置を定めるなど所要の改正を行うものであり、議案第158号は、旅行業法の一部改正に伴い創設された旅行サービス手配業の登録審査に係る手数料等を設定するものです。
　また、議案第159号は建設事業の施行に伴う市町村負担金について、議案第160号及び第161号は訴訟の提起について、議案第162号から164号は工事請負変更契約の締結について、それぞれ議決をお願いするものであります。
　次に、議案第165号及び第166号は、平成28年度の歳入歳出決算及び公営企業決算について認定を求めるものです。
　最後に、諸報第13号は、地方自治法第180条第１項の規定に基づく委任専決処分報告です。
　このほか、法人の経営状況を説明する書類、公立大学法人和歌山県立医科大学の業務実績に関する評価結果報告書、環境基本条例に基づく年次報告書及び地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率等の報告書を別途提出しております。
　何とぞ、御審議の上、御賛同賜りますようにお願い申し上げます。
○議長（尾﨑太郎君）　以上で、当局の説明が終わりました。
　この際、新任者を御紹介申し上げます。
　まず、７月14日、公安委員会委員長に就任されました溝端莊悟君を御紹介申し上げます。
　公安委員会委員長溝端莊悟君。
　　〔溝端莊悟君、登壇〕
○公安委員会委員長（溝端莊悟君）　去る７月14日付で和歌山県公安委員会委員長に選任されました溝端でございます。
　このたび公安委員長の重責を仰せつかったわけでございますが、公安委員長としての職責を十分に自覚し、またこれまでの公安委員の経験を生かし、県警察の管理する公安委員会の代表としまして職責に精励する所存であり、県民の安全と安心の確保に向け全力を尽くす決意でございます。
　県議会の皆様には、引き続き公安委員会に対する一層の御指導と御支援を賜りますよう心からお願い申し上げ、簡単ではございますが、就任の御挨拶とさせていただきます。（拍手）
○議長（尾﨑太郎君）　次に、６月30日、公安委員会の委員に任命同意され、７月14日就任されました中野幸生君を御紹介申し上げます。
　公安委員中野幸生君。
　　〔中野幸生君、登壇〕
○公安委員（中野幸生君）　去る７月14日付で和歌山県公安委員会委員に任命されました中野幸生でございます。
　私にとりまして、公安委員の任務はまことに重責の感がいたしますが、職務を十分自覚して、公安委員の職務に誠心誠意努力する所存でございます。
　県議会の皆様には、公安委員会へのより一層の御指導と御支援を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、簡単ではございますが、就任の挨拶にさせていただきます。（拍手）
○議長（尾﨑太郎君）　次に、６月30日、人事委員会の委員に選任同意され、７月18日委員長に就任されました平田健正君を御紹介申し上げます。
　人事委員会委員長平田健正君。
　　〔平田健正君、登壇〕
○人事委員会委員長（平田健正君）　去る６月県議会におきまして皆様方の御同意をいただき、人事委員会委員に選任され、さらに７月18日、人事委員会の互選によりまして人事委員長に就任いたしました平田健正でございます。
　もとより微力ではございますが、誠心誠意職務に努めたいと存じておりますので、皆様方の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げる次第でございます。
　まことに簡単ではございますが、人事委員会委員長就任の御挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。（拍手）
○議長（尾﨑太郎君）　次に、事務局長から新任者を紹介させます。
○事務局長（田村公一君）　御紹介申し上げます。
　警察本部。警務部長野澤泰志君。
　以上でございます。
○議長（尾﨑太郎君）　お諮りいたします。９月13日から15日までは議案調査のため休会といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（尾﨑太郎君）　御異議なしと認めます。よって、９月13日から15日までは休会とすることに決定いたしました。
　次会は９月19日定刻より会議を開き、質疑及び一般質問を日程といたします。
　本日は、これをもって散会いたします。
　　午前11時12分散会