平成27年6月 和歌山県議会定例会会議録 第7号(全文)
平成27年6月 和歌山県議会定例会会議録
第7号(全文)
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正しい表記は「人名等の正しい表記」をご覧ください。
平成27年6月
和歌山県議会定例会会議録
第7号
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議事日程 第7号
平成27年6月26日(金曜日)
午前10時開議
第1 議案第96号から議案第116号まで並びに請願2件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
第2 議案第117号及び議案第118号(委員会付託等省略、表決)
第3 意見書・決議案
第4 議員派遣の件
第5 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
第6 特別委員会閉会中継続審査の件
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会議に付した事件
第1 議案第96号から議案第116号まで並びに請願2件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
第2 議案第117号及び議案第118号(委員会付託等省略、表決)
第3 意見書案
第4 議員派遣の件
第5 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
第6 特別委員会閉会中継続審査の件
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出席議員(42人)
1番 堀 龍雄
2番 中西峰雄
3番 森 礼子
4番 立谷誠一
5番 前芝雅嗣
6番 浅井修一郎
7番 井出益弘
8番 宇治田栄蔵
9番 秋月史成
10番 川畑哲哉
11番 泉 正徳
12番 濱口太史
13番 花田健吉
14番 尾﨑太郎
15番 尾崎要二
16番 中村裕一
17番 鈴木太雄
18番 岩田弘彦
19番 藤山将材
20番 服部 一
21番 冨安民浩
22番 吉井和視
23番 中本浩精
24番 中 拓哉
25番 山本茂博
26番 岸本 健
27番 谷 洋一
28番 新島 雄
29番 岩井弘次
30番 多田純一
31番 片桐章浩
32番 藤本眞利子
33番 浦口高典
34番 山下直也
35番 山田正彦
36番 菅原博之
37番 谷口和樹
38番 奥村規子
39番 雑賀光夫
40番 松坂英樹
41番 坂本 登
42番 長坂隆司
欠席議員(なし)
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説明のため出席した者
知事 仁坂吉伸
副知事 下 宏
知事室長 宮﨑 泉
国体推進監 若宮茂樹
危機管理監 和歌哲也
総務部長 市川靖之
企画部長 高瀬一郎
環境生活部長 栗山隆博
福祉保健部長 幸前裕之
商工観光労働部長 藤本陽司
農林水産部長 鎌塚拓夫
県土整備部長 石原康弘
会計管理者 岩橋良晃
教育長 宮下和己
公安委員会委員 溝端莊悟
警察本部長 下田隆文
人事委員会委員長 守屋駿二
代表監査委員 保田栄一
選挙管理委員会委員長 上山義彦
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職務のため出席した事務局職員
事務局長 江川和明
次長 上坊 晃
議事課長 糸川 徹
議事課副課長 中谷政紀
議事課課長補佐兼議事班長
尾﨑善亮
議事課主任 保田良春
議事課主任 岸裏真延
議事課副主査 中尾祐一
総務課長 西原龍也
総務課主事 蒲原大介
政策調査課長 中口 匠
政策調査課主査 吉村知佐子
政策調査課主査 川尻康正
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午前10時0分開議
○議長(前芝雅嗣君) これより本日の会議を開きます。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時0分休憩
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午後1時30分再開
○議長(前芝雅嗣君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
日程第1、議案第96号から議案第116号まで並びに今期定例会の請願2件を一括して議題とし、順次、常任委員会委員長及び行政改革・基本計画等に関する特別委員会委員長の報告を求めます。
総務委員会委員長森 礼子さん。
〔森 礼子君、登壇〕(拍手)
○総務委員会委員長(森 礼子君) 総務委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表及び請願文書表に記載のとおり、議案4件、請願新規受理分1件であります。
委員会は、6月23日、25日の2日間、第1委員会室において開催し、会計局、人事委員会事務局、監査委員事務局、選挙管理委員会、知事室、企画部、総務部の順に当局から付託された案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第98号は賛成多数、議案第96号、議案第97号及び議案第111号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また、請願につきましては、お手元に配付の請願審査結果表のとおり、議請第2号は不採択すべきものと決しました。
次に、委員会審査における主な質問項目を申し上げますと、知事室関係では、国体開催時の国体道路の混雑対策について、企画部関係では、政府要望の項目の選定等について、総務部関係では、未利用県有地の売却について、新電力からの電力購入について、条例制定に際してのパブリックコメントの実施について、和歌山県税条例の一部を改正する条例について、県職員の海外派遣について、津波予報業務について、避難カードの普及促進についてであります。
以上をもちまして、総務委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願いします。
○議長(前芝雅嗣君) 福祉環境委員会委員長多田純一君。
〔多田純一君、登壇〕(拍手)
○福祉環境委員会委員長(多田純一君) 福祉環境委員会における審査の経過並びに結果について、御報告を申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案5件であります。
委員会は、6月23日、第2委員会室において開催し、環境生活部、福祉保健部の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第96号及び議案第99号から議案第102号までは全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また、請願につきましては、お手元に配付の請願審査結果表のとおり、議請第1号は不採択とすべきものと決しました。
次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、環境生活部関係では、和歌山県安全・安心まちづくり条例の改正について、青少年が安心してインターネットを利用できる環境の整備について、男女共同参画社会基本法の推進と課題について、福祉保健部関係では、健康長寿日本一わかやまの実現について、和歌山県立医科大学の県内出身入学者数の公表について、子宮頸がんワクチンの県内の接種状況について、子宮頸がん診断のDNA検査について、不妊治療への理解を促す施策と啓蒙活動について、薬剤師が担う在宅医療提供体制について、京大病院で起こった医療機器の選定をめぐる事件に対する和歌山県立医科大学としての認識についてであります。
以上をもちまして、福祉環境委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(前芝雅嗣君) 経済警察委員会委員長泉 正徳君。
〔泉 正徳君、登壇〕(拍手)
○経済警察委員会委員長(泉 正徳君) 経済警察委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案4件であります。
委員会は、6月23日、第3委員会室において開催し、商工観光労働部・労働委員会、公安委員会の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査をいたしました結果、議案第96号、議案第105号、議案第106号、議案第112号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、商工観光労働部・労働委員会関係では、外国人観光客の増加による本県への経済効果について、アンテナショップの現状と課題について、セクハラ・マタハラ相談の現状と啓発について、免税店における本県産品の販売について、外国人観光客の増加に伴う事件や犯罪の発生について、国体の射撃場(伊勢原市)での本県のPRについて、橋本市への企業誘致の現況について、公安委員会関係では、児童虐待の現状と県警察としての取り組みについて、特殊詐欺に対する取り組みについて、道路標示の管理についてであります。
以上をもちまして、経済警察委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(前芝雅嗣君) 農林水産委員会委員長濱口太史君。
〔濱口太史君、登壇〕(拍手)
○農林水産委員会委員長(濱口太史君) 農林水産委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案2件であります。
委員会は、6月23日、第4委員会室において開催し、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査した結果、議案第96号、第103号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、当委員会から意見書案2件を提出する運びとなっていますので、よろしくお願いいたします。
次に、委員会審査における各委員の主な質問項目等を申し上げますと、農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業について、農地中間管理事業について、和歌山版農地活用総合支援事業について、食品産業と連携した新たな加工品づくりについて、農産物の輸出促進戦略について、キウイフルーツかいよう病対策について、農業の担い手確保について、ジビエの利用促進に向けた獣肉処理施設について、繰り越し理由について、紀州材販路開拓について、紀の国森づくり基金について、低コスト林業の推進について、カツオ漁の状況について、サカキの原産地表示についてであります。
以上をもちまして、農林水産委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(前芝雅嗣君) 建設委員会委員長鈴木太雄君。
〔鈴木太雄君、登壇〕(拍手)
○建設委員会委員長(鈴木太雄君) 建設委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案9件であります。
委員会は、6月23日、第5委員会室において開催し、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第107号については賛成多数をもって、議案第96号、議案第104号、議案第109号、議案第110号及び議案第113号から議案第116号までについては全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、当委員会から意見書案を提出することになっておりますので、よろしくお願い申し上げます。
次に、委員会審査における主な質問項目を申し上げますと、県版地方創生総合戦略における河川整備への取り組みについて、有田川の水質保全について、日高川水系河川整備計画について、湯浅町及び広川町における歴史まちづくり法を活用したまちづくりに係る取り組み状況について、県営住宅における不正入居者への対応について、県道泉佐野岩出線の岩出橋周辺における整備の進捗状況及び延伸について、道路やインターチェンジ等が新設された場合における案内看板の設置について、国道42号有田海南道路整備の進捗状況と今後の取り組みについてであります。
以上をもちまして、建設委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(前芝雅嗣君) 文教委員会委員長立谷誠一君。
〔立谷誠一君、登壇〕(拍手)
○文教委員会委員長(立谷誠一君) 文教委員会における審査の経過並びに結果について、御報告を申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案1件であります。
委員会は、6月23日、第6委員会室において開催し、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第96号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
また、継続審査を要する所管事務調査件名表について、「いじめ・不登校等への対応について」の項目を追加することを決しました。
次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、県立体育館・武道館維持運営管理委託の債務負担行為について、和歌山ビッグ愛・ビッグホエールの維持運営管理の繰り越しについて、「動く!和歌山の教育の創造」の位置づけについて、新教育委員会制度のもとでの総合教育会議について、教職員の不祥事について、本会議一般質問での高校生の就職問題に対する答弁について、きのくに教育審議会報告書の提出時期について、盲学校寄宿舎におけるWi─Fi環境整備について、「平成27年度教育委員会事務の点検と評価報告書」における成果の表記について、危機管理・消防課が作成したアプリ「My SOS」への登録について、スマートフォンのフィルタリングについて、来年から実施される18歳選挙権に対する教育の取り組みについて、教員の研修について、和歌山の教育の課題について、教育支援事務所の機能について、就学猶予・免除の状況について、小中学生の病院内学級の状況について、「教育便覧」の早期発行についてであります。
以上をもちまして、文教委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(前芝雅嗣君) 行政改革・基本計画等に関する特別委員会委員長井出益弘君。
〔井出益弘君、登壇〕(拍手)
○行政改革・基本計画等に関する特別委員会委員長(井出益弘君) 行政改革・基本計画等に関する特別委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案1件であります。
委員会は、6月22日、予算・決算特別委員会室において開催し、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第108号は全会一致をもちまして原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、行政改革・基本計画等に関する特別委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(前芝雅嗣君) 以上で、常任委員会委員長及び行政改革・基本計画等に関する特別委員会委員長の報告が終わりました。
これより委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前芝雅嗣君) 質疑なしと認めます。
次に、討論に入ります。
松坂英樹君から反対討論の通告がありますので、許可いたします。
40番松坂英樹君。
〔松坂英樹君、登壇〕
○松坂英樹君 日本共産党県議団を代表して、議案第98号、101号、107号、108号に対する反対討論、議請第1号、2号を不採択とする委員長報告に対する反対討論を行います。
議案第98号は、和歌山県税条例の一部を改正する条例案です。この内容の1つには、企業の外形標準課税の拡大が含まれています。5月臨時議会でも討論いたしましたが、国の法人税引き下げの動きに合わせ、法人事業税の所得割を引き下げる一方で、外形標準課税の割合を2年かけて2分の1まで引き上げるものです。これでは、黒字法人には減税、赤字法人には増税となり、さらなる格差拡大が危惧されるものです。
加えて、今回の県条例改正には、いわゆるジュニアNISAと呼ばれるような少額投資非課税制度の拡充に対応するものとなっています。そもそも、未成年者に税制優遇までして投資を進める必要はなく、実際はそうした理由づけをした富裕層対象の投資家優遇策となっています。金融資産を持つ理由は老後や病気など将来の不安が理由ですから、貯蓄から投資へと言うのなら、富裕層優遇ではなく、将来不安をなくすことこそが重要だと指摘をするものです。
次に、議案第101号は、和歌山県安全・安心まちづくり条例の一部を改正する条例案です。この条例改正は、紀の川市や川崎市で起こった事件に対応すべく県条例を改正し、県民に対し、通報の努力義務を課すものです。
前述のような悲惨な事件を未然に防止するためにも、当事者はもちろんのこと、関係者や周囲の住民が問題を抱え込まずに適切な相談窓口等に相談し、解決を図ることが重要です。
ところが、今回の条例改正案は、県民に通報の努力義務を課すものであり、マスコミでは「不審者の通報努力義務を明文化」と報道されたような受けとめもあります。他県の同様の条例がこの規定を盛り込んでいないのには理由があると考えます。不審者通報義務を課すとなると、いわゆる変わった行動やとっぴな行動ととられるおそれのある発達障害のある方や精神疾患患者の方、ひきこもり等の課題を抱えた方や、外国人、深夜勤務などで生活時間の違う方、これらの方々や、また御家族が、そういう監視の目で見られるのではないかと思ってしまうとしたら、大変つらいことです。この問題では、人権問題としても慎重であるべき、また相互監視社会につながるのではと危惧する声もあります。
県行政としては、今回のような事件を未然に防止してほしいという県民の願いに応えるためにも、県の相談窓口を初め、市町村の窓口や保健所、警察など、それぞれの窓口に気軽に相談いただけるよう相談体制、窓口体制の充実を図ること、そして、幅広く啓発し、協力を呼びかけることこそが求められるのであり、県民に義務を課せば解決に進むという考え方は疑問が残ります。
また、条例改正による県民へのアピール効果を期待するものであれば、積極的な受けとめや心配の声などを十分に議論した上で進めるべきであり、今回のようにパブリックコメントや専門家、関係機関の意見を聞くという作業が十分でないままでの議案上程は拙速であると考えます。よって、今回の議案には賛成できません。
議案第107号は、建設事業施行に伴う市町村負担金の議案であり、災害対策の県単事業においては市町村負担のさらなる軽減を求める立場から賛成できません。
また、議案第108号は、関西広域連合規約の一部を変更する議案であり、関西広域連合の所管事務拡大には反対です。
次に、議請第1号は、年金削減の取りやめと最低保障年金制度の実現を求める請願です。国は、マクロ経済スライドを使って、この先30年間、年金を下げ続けることを見込んでいます。年金は下げられ、年金から天引きされる負担は値上がりするばかりとなっていて、年金引き下げの中止は、高齢者だけでなく、将来の高齢者、現役世代にとっても切実な願いです。本請願は採択すべきであります。
議請第2号は、「集団的自衛権」行使を具体化する「平和安全法制」に反対する請願であります。私ども日本共産党は、この戦争法案について、違憲性、対米従属性、歴史逆行性という3つの危険性を持つ法案であると指摘してまいりました。日本が攻撃もされていないのに他国同士の戦争に首を突っ込むことや、地球の裏側まで自衛隊が出かけていって米国の戦争支援をすることは、平和国家である我が国の憲法が決して許すものではありません。
この間の国会審議を通じても、後方支援は武力行使と一体化しないとする政府の説明が世界で通用しない論理であることが明らかになりました。また、政府は、集団的自衛権の行使容認の根拠とする安全保障環境の変容についても示すことができず、「これまでの憲法解釈から見ても違憲である」と参考人や専門家がこぞって指摘するなど、戦争法案の違憲性が一層明白になってきています。よって、本請願は採択すべきであります。
以上で、反対討論を終わります。(拍手)
○議長(前芝雅嗣君) 以上で、討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
まず、議案第98号、議案第101号、議案第107号及び議案第108号を一括して採決いたします。
本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。
本案をいずれも委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(前芝雅嗣君) 起立多数であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
次に、議案第96号、議案第97号、議案第99号、議案第100号、議案第102号から議案第106号まで、及び議案第109号から議案第116号までを一括して採決いたします。
本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。
本案をいずれも委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(前芝雅嗣君) 起立全員であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
次に、議請第1号及び議請第2号を一括して採決いたします。
本請願に対する委員長報告は、いずれも不採択であります。
本請願をいずれも委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(前芝雅嗣君) 起立多数であります。よって、本請願はいずれも委員長報告のとおり決定いたしました。
次に日程第2、議案第117号及び議案第118号を一括して議題といたします。
これより質疑に入ります。
本案について質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前芝雅嗣君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。本案については、いずれも委員会付託等を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前芝雅嗣君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
この際、申し上げます。
人事委員会の委員に係る議案については順次無記名投票をもって採決を行い、その後、収用委員会の委員に係る議案については起立により採決を行うことといたします。
これより採決に入ります。
まず、議案第117号和歌山県人事委員会の委員の選任につき同意を求めるについてを採決いたします。
議場を閉鎖いたします。
〔議場閉鎖〕
○議長(前芝雅嗣君) ただいまの出席議員数は、議長を除き41人であります。
お諮りいたします。立会人に、4番立谷誠一君、23番中本浩精君、31番片桐章浩君、38番奥村規子さんの4君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前芝雅嗣君) 御異議なしと認めます。よって、立会人に以上の4君を指名いたします。
念のため申し上げます。投票は無記名であります。投票用紙に、本県人事委員会の委員に曽根義廣君を選任するにつき同意することに賛成の諸君は「賛成」と、反対の諸君は「反対」と記載願います。
なお、この際、白票は無効といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前芝雅嗣君) 御異議なしと認めます。よって、白票は無効とすることに決定いたしました。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
○議長(前芝雅嗣君) 配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前芝雅嗣君) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めます。
〔投票箱点検〕
○議長(前芝雅嗣君) 異状なしと認めます。
点呼に応じて順次投票願います。
点呼いたします。
〔氏名点呼・投票〕
○議長(前芝雅嗣君) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前芝雅嗣君) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○議長(前芝雅嗣君) これより開票を行います。
立会人の立ち会いをお願いいたします。
〔開票〕
○議長(前芝雅嗣君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数41票、うち有効投票41票、無効投票なし。有効投票中、賛成41票、反対なし。
以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第117号は同意することに決定いたしました。
次に、議案第118号和歌山県収用委員会の委員の任命につき同意を求めるについてを採決いたします。
本県収用委員会の委員に西岡康子君を任命するにつき同意することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(前芝雅嗣君) 起立全員であります。よって、議案第118号は同意することに決定いたしました。
次に、日程第3に入ります。
まず、和議第2号「森林整備等の森林吸収源対策の財源確保を求める意見書(案)」、和議第3号「捕鯨とイルカ漁業への妨害や不当な圧力に対する抗議と地域食文化を継承するための措置を求める意見書(案)」、和議第4号「和歌山県の社会資本整備に必要な予算の確保等を求める意見書(案)」を一括して議題といたします。
案文は、お手元に配付しております。
お諮りいたします。本案については、いずれも提出者の説明、質疑及び討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前芝雅嗣君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
次に、和議第5号「『安全保障関連法案』の慎重審議を求める意見書(案)」、和議第6号「地方単独事業に係る国保の減額調整措置の見直しを求める意見書(案)」、和議第7号「認知症への取り組みの充実強化に関する意見書(案)」、和議第8号「農林水産物の輸出促進に向けた施策の拡充を求める意見書(案)」を一括して議題といたします。
案文は、お手元に配付しております。
お諮りいたします。本案については、いずれも提出者の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前芝雅嗣君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
これより採決に入ります。
まず、和議第2号から和議第4号までを一括して採決いたします。
お諮りいたします。本案をいずれも原案のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前芝雅嗣君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
次に、和議第5号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(前芝雅嗣君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。
次に、和議第6号から和議第8号までを一括して採決いたします。
お諮りいたします。本案をいずれも原案のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前芝雅嗣君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
次に日程第4、議員派遣の件を議題といたします。
お諮りいたします。本件については、会議規則第121条の規定により、お手元に配付しております文書のとおり議員を派遣いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前芝雅嗣君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
次に日程第5、常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
お諮りいたします。お手元に配付しております「継続審査を要する所管事務調査件名表」及び「継続審査を要する担任事務調査件名表」のとおり、それぞれ閉会中の継続審査として付議することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前芝雅嗣君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
次に日程第6、特別委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
お諮りいたします。防災・国土強靱化対策特別委員会、人権・少子高齢化問題等対策特別委員会、行政改革・基本計画等に関する特別委員会、半島振興・地方創生対策特別委員会及び予算特別委員会に付議されたそれぞれの問題について、さらに閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前芝雅嗣君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
以上で、今期定例会に付議された諸案件の審議は全て終了いたしました。
議員各位には、連日御精励をいただき、深く感謝を申し上げます。
気候不順の折、健康には十分御留意の上、御活躍されますよう祈念いたします。
これをもって、平成27年6月定例会を閉会いたします。
午後2時10分閉会