平成26年6月 和歌山県議会定例会会議録 第8号(全文)
平成26年6月 和歌山県議会定例会会議録
第8号(全文)
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平成26年6月
和歌山県議会定例会会議録
第8号
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議事日程 第8号
平成26年6月27日(金曜日)
午前10時開議
第1 議案第101号から議案第120号まで、報第2号並びに請願2件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
第2 議案第123号から議案第131号まで(委員会付託等省略、表決)
第3 意見書・決議案
第4 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
第5 特別委員会閉会中継続審査の件
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会議に付した事件
第1 議案第101号から議案第120号まで、報第2号並びに請願2件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
第2 議案第123号から議案第131号まで(委員会付託等省略、表決)
第3 意見書案
第4 議員派遣の件
第5 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
第6 特別委員会閉会中継続審査の件
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出席議員(40人)
1番 濱口太史
2番 鈴木太雄
3番 尾崎太郎
4番 藤山将材
5番 新島 雄
6番 山下直也
7番 門 三佐博
8番 井出益弘
9番 中本浩精
10番 上田良治
11番 服部 一
12番 山本茂博
13番 山田正彦
14番 坂本 登
15番 宇治田栄蔵
16番 尾崎要二
17番 岸本 健
18番 森 礼子
19番 前芝雅嗣
20番 浅井修一郎
21番 中村裕一
22番 冨安民浩
23番 立谷誠一
24番 中 拓哉
25番 花田健吉
26番 角田秀樹
27番 吉井和視
28番 向井嘉久藏
29番 谷口和樹
30番 多田純一
31番 片桐章浩
32番 藤本眞利子
33番 浦口高典
34番 大沢広太郎
35番 谷 洋一
37番 高田由一
38番 奥村規子
40番 松坂英樹
41番 長坂隆司
42番 雑賀光夫
欠席議員(なし)
〔備考〕
36番 欠員
39番 欠員
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説明のため出席した者
知事 仁坂吉伸
副知事 下 宏
知事室長 和歌哲也
国体推進監 若宮茂樹
危機管理監 木村雅人
総務部長 市川靖之
企画部長 野田寛芳
環境生活部長 栗山隆博
福祉保健部長 中川伸児
商工観光労働部長 藤本陽司
農林水産部長 増谷行紀
県土整備部長 石原康弘
会計管理者 岩橋良晃
教育委員会委員長 山本 哲
教育長 西下博通
公安委員会委員 溝端莊悟
警察本部長 下田隆文
人事委員会委員長 守屋駿二
代表監査委員 保田栄一
選挙管理委員会委員長 上山義彦
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職務のため出席した事務局職員
事務局長 江川和明
次長 上坊 晃
議事課長 糸川 徹
議事課副課長 中谷政紀
議事課課長補佐兼議事班長
尾崎善亮
議事課主任 中尾祐一
議事課主任 保田良春
議事課主任 岸裏真延
総務課長 谷 巌
総務課主事 蒲原大介
政策調査課長 西原龍也
政策調査課課長補佐兼政策班長
神川充夫
政策調査課主査 川尻康正
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午前10時0分開議
○議長(坂本 登君) これより本日の会議を開きます。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時0分休憩
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午後1時30分再開
○議長(坂本 登君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
日程第1、議案第101号から議案第120号まで、知事専決処分報告報第2号、並びに今期定例会の請願2件を一括して議題とし、順次、常任委員会委員長の報告を求めます。
総務委員会委員長花田健吉君。
〔花田健吉君、登壇〕(拍手)
○総務委員会委員長(花田健吉君) 総務委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表及び請願文書表に記載のとおり、議案6件、知事専決処分報告1件、請願新規受理分1件であります。
委員会は、6月24日、6月26日の2日間、第1委員会室において開催し、会計局、人事委員会事務局、監査委員事務局、選挙管理委員会、知事室、企画部、総務部の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第109号は賛成多数、議案第101号から議案第104号まで及び議案第107号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。次に、知事専決処分報告報第2号は、全会一致をもって原案のとおり承認すべきものと決しました。また、請願につきましては、お手元に配付の請願審査結果表のとおり、議請第11号は採択すべきものと決しました。
なお、当委員会から、「公務員獣医師の処遇改善を求める意見書(案)」が提案される運びになっておりますので、よろしくお願いいたします。
次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、会計局関係では、県から業者への支払い日について、知事室関係では、紀の国わかやま国体・わかやま大会の広報について、きいちゃん着ぐるみの暑さ対策について、国体開会式におけるブルーインパルスの参加について、企画部関係では、鉄道駅のバリアフリー化及びトイレ整備について、旧県会議事堂「一乗閣」移転の進捗状況について、ラジオの難聴対策について、白浜以南の特急「くろしお」及び路線の維持について、和歌山電鐵貴志川線の今後の支援について、国体後の国民文化祭の誘致について、総務部関係では、県税条例の改正について、津波発生時の消防団の安全避難マニュアルの策定状況について、ゴルフ場における免税証明についてであります。
以上をもちまして、総務委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(坂本 登君) 福祉環境委員会委員長谷口和樹君。
〔谷口和樹君、登壇〕(拍手)
○福祉環境委員会委員長(谷口和樹君) 福祉環境委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案2件であります。
委員会は、6月24日、第2委員会室において開催し、福祉保健部、環境生活部の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第101号及び議案第110号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、公立大学法人和歌山県立医科大学から岡村吉隆理事長を参考人として招き、地域医療への貢献に係る今後の取り組みについて、粒子線治療について、薬学部・医療系工学部設置について、コンプライアンス遵守について、以上の4点について意見を求めました。
次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、福祉保健部関係では、地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律による県民への影響について、精神科病院の病床数について、県内の児童虐待の状況について、少子化対策についての県民の意識や現状の把握について、認知症対策としての取り組みについて、県立医科大学附属病院東棟完成後の看護師の体制について、電子たばこに対する県としての考えについて、和歌山県がん対策推進条例に定めるがん診断結果の告知の際にがん患者及び家族の理解が得られるように努めることについて、環境生活部関係では、地下水の環境基準値超過の状況について、昨年度のDV件数及び今年度のDV対策の取り組みについてであります。
以上をもちまして、福祉環境委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(坂本 登君) 経済警察委員会委員長濱口太史君。
〔濱口太史君、登壇〕(拍手)
○経済警察委員会委員長(濱口太史君) 経済警察委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案4件であります。
委員会は、6月24日、第3委員会室において開催し、公安委員会、商工観光労働部・労働委員会の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第106号、議案第108号、議案第114号、議案第115号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、公安委員会関係では、イオンモール和歌山開店後の交通状況について、特殊詐欺被害防止のための広報について、太地町における反捕鯨団体の活動への対応について、視覚制限灯器による信号制御について、歩車分離式信号の設置について、時速30キロメートル規制のゾーン設置について、議案第114号の条例改正の必要性について、職員の公務中における車両損傷事故の内容について、暴力団への情報漏えいで書類送検された者が不起訴とされたことに対する見解と対応について、海南市の城山トンネル工事による通行どめの影響と対応について、交番や駐在所と一体となった津波避難タワーの整備について、認知症の行方不明者への対応について、商工観光労働部・労働委員会関係では、株式会社駿河屋への対応等について、メールマガジン「商工通信」の配信について、緊急雇用創出事業臨時特例基金による雇用のその後の動向について、法人の経営状況報告書のプラザホープの関係について、わかやま産業振興財団について、和歌山県観光連盟についてであります。
以上をもちまして、経済警察委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(坂本 登君) 農林水産委員会委員長鈴木太雄君。
〔鈴木太雄君、登壇〕(拍手)
○農林水産委員会委員長(鈴木太雄君) 農林水産委員会における審査の経過並びに結果について、御報告を申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表及び請願文書表に記載のとおり、議案1件及び請願新規受理分1件であります。
委員会は、6月24日、第4委員会室において開催をし、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査をした結果、議案第101号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また、請願につきましては、お手元に配付の請願審査結果表のとおり、議請第12号は採択すべきものと決しました。
なお、当委員会から意見書案を提出する運びとなっておりますので、よろしくお願いを申し上げます。
次に、委員会審査における各委員の主な質問項目等を申し上げますと、部内各局の課題について、6次産業化について、新規就農者の確保対策について、農協改革について、森林組合こうやについて、キウイフルーツ潰瘍病の発生状況等について、農業大学校の老朽化対策等について、熊野川の長期化する濁水が水産業に及ぼす影響についてであります。
以上をもちまして、農林水産委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(坂本 登君) 建設委員会委員長立谷誠一君。
〔立谷誠一君、登壇〕(拍手)
○建設委員会委員長(立谷誠一君) 建設委員会における審査の経過並びに結果について、御報告を申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案8件であります。
委員会は、6月24日、第5委員会室において開催し、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第101号、議案第111号、議案第112号及び議案第116号から議案第120号までは全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、当委員会から意見書案を提出することになっておりますので、よろしくお願い申し上げます。
次に、委員会審査における主な質問項目を申し上げますと、和歌山南スマートインターチェンジの進捗状況と今後の見通しについて、紀の川大堰周辺での水上オートバイ通航の影響について、京奈和自動車道紀北西道路の進捗状況と今後の見通しについて、JR和歌山駅周辺の再開発への取り組みについて、大規模土砂災害対策研究機構設立シンポジウムについて、国道42号有田海南道路について、砂利の一般採取の状況について、有田川の堆積土砂の河口堤防事業及び県道拡幅事業への利用について、有田川河口における放置艇対策の見通しについて、すさみ串本道路における災害用拠点整備と工事用道路の活用について、那智勝浦道路の供用開始時期について、水門・樋門の自動化・遠隔操作化について、古座川の河川整備計画の進捗状況について、国道480号のかつらぎ町志賀地内における土砂災害への対応について、県道那賀かつらぎ線の今後の整備方針について、公共土木工事木材利用マニュアルの特徴について、県工事における木材の利用状況について、有田川水系河川整備計画の進捗状況について、空き家対策への取り組みについて、景観支障防止条例の要請要件緩和の経緯について、津波避難路条例に基づく特定避難路指定の状況について、市町村が実施する空き家対策事業に対する支援についてであります。
以上をもちまして、建設委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(坂本 登君) 文教委員会委員長森 礼子さん。
〔森 礼子君、登壇〕(拍手)
○文教委員会委員長(森 礼子君) 文教委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案3件であります。
委員会は、6月24日、第6委員会室において開催し、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第101号、議案第105号及び議案第113号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、ラジオ体操の講習会の現状と地域に根差していくための対策等について、紀の国わかやま国体への小中学校の協力要請について、紀の国わかやま大会のボランティアについて、国体と高校総体を同じ年に開催することについて、高校授業料の認定事務の簡素化について、高校生等奨学給付金の現状について、新しく設置される伊都中央高等学校について、橋本・伊都地方における高校の定員について、教員採用検査におけるボランティア活動の評価について、教育委員会としてのいじめ対策について、教育委員会での女性幹部の占める割合について、特別支援教育における通級指導教室について、障害者スポーツの文部科学省への所管がえによる教育委員会での取り組みについて、いじめ問題に対する教師への指導についてであります。
以上をもちまして、文教委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(坂本 登君) 以上で、常任委員会委員長の報告が終わりました。
これより委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本 登君) 質疑なしと認めます。
次に、討論に入ります。
高田由一君から反対討論の通告がありますので、許可いたします。
37番高田由一君。
〔高田由一君、登壇〕(拍手)
○高田由一君 日本共産党県議団を代表しまして、議案第109号、第114号、議請第12号に対する反対討論を行います。
議案第109号は、県税条例の一部を改正するものです。
その主な内容は、第1に、消費税増税に伴い法人への課税を見直し、地方財源の偏在を是正するというものです。東京のような交付税不交付団体は地方消費税の引き上げ分の全額が税収増となる一方で、和歌山県のような交付団体は税収増の見合いで交付税が削減されることになります。その偏りを是正するというものですが、そもそも消費税を地方財政の主要財源に据えていく狙いと一体のものです。
また、第2は、自動車関連の税ですが、消費税増税に伴い自動車取得税を引き下げます。その税収が減る穴埋めとして、市町村では軽自動車税や原付バイクなどは大幅な増税となり、全自動車に占める軽自動車の割合が全国で4位の和歌山県民にとって大きな負担になるものです。
以上の理由で反対です。
議案第114号は、いわゆる住基ネットを駐車違反の放置違反金を徴収する際の事務でも使えるようにする内容です。
この条例案提出に先立って、和歌山県の第74回個人情報保護審議会に諮問があり議論されておりますが、そこでも明らかになったように、住基ネットに接続することによって文書発送などの経費が年間約6万5000円節約できるという試算になっています。一方、コストは、住基ネットのリース料だけでも年間60万円もかかるということです。これまでのような調査にかかる手間暇は省けるようですが、費用対効果は疑問です。
住基ネットの利用が適正にされているかどうかについての監査もふだんはしないとのことで、安易に住基ネット接続の対象事務を広げることは慎むべきであるという立場から反対です。
また、議請第12号は、農業委員会の改革に関する請願です。
耕作放棄地対策など農業委員会の役割は今後さらに重要性が増すと思いますが、請願の内容ですと制度が改悪されるおそれがあり、賛成できません。そもそも、現在の農業委員会制度を変えなければならない理由はないと考えます。
以上で、反対討論を終わります。(拍手)
○議長(坂本 登君) 以上で、討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
まず、議案第109号及び議案第114号を一括して採決いたします。
本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。
本案をいずれも委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(坂本 登君) 起立多数であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
次に、議案第101号から議案第108号まで、議案第110号から議案第113号まで及び議案第115号から議案第120号までを一括して採決いたします。
本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。
本案をいずれも委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(坂本 登君) 起立全員であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
次に、知事専決処分報告報第2号を採決いたします。
本件に対する委員長報告は、承認であります。
本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(坂本 登君) 起立全員であります。よって、本件は承認することに決定いたしました。
次に、議請第12号を採決いたします。
本請願に対する委員長報告は、採択であります。
本請願を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(坂本 登君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長報告のとおり決定いたしました。
次に、議請第11号を採決いたします。
お諮りいたします。本請願を委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本 登君) 御異議なしと認めます。よって、本請願は委員長報告のとおり決定いたしました。
次に日程第2、議案第123号から議案第131号までを一括して議題といたします。
これより質疑に入ります。
本案について質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本 登君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。本案については、いずれも委員会付託等を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本 登君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
この際、申し上げます。
公安委員会及び人事委員会の委員に係る議案については順次無記名投票をもって採決を行い、その後、収用委員会の委員及び同予備委員に係る議案については起立により採決を行うことといたします。
これより採決に入ります。
まず、議案第123号和歌山県公安委員会の委員の任命につき同意を求めるについてを採決いたします。
議場を閉鎖いたします。
〔議場閉鎖〕
○議長(坂本 登君) ただいまの出席議員数は、議長を除き38人であります。
お諮りいたします。立会人に、6番山下直也君、20番浅井修一郎君、32番藤本眞利子さん、40番松坂英樹君の4君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本 登君) 御異議なしと認めます。よって、立会人に以上の4君を指名いたします。
念のため申し上げます。投票は無記名であります。本県公安委員会の委員に大桑いく嗣君を任命するにつき同意することに賛成の諸君は「賛成」と、反対の諸君は「反対」と記載願います。
なお、この際、白票は無効といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本 登君) 御異議なしと認めます。よって、白票は無効とすることに決定いたしました。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
○議長(坂本 登君) 配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本 登君) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めます。
〔投票箱点検〕
○議長(坂本 登君) 異状なしと認めます。
点呼に応じて順次投票願います。
点呼いたします。
〔氏名点呼・投票〕
○議長(坂本 登君) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本 登君) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○議長(坂本 登君) これより開票を行います。
立会人の立ち会いをお願いいたします。
〔開票〕
○議長(坂本 登君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数38票、うち有効投票38票、無効投票なし。有効投票中、賛成38票、反対なし。
以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第123号は同意することに決定いたしました。
次に、議案第124号和歌山県人事委員会の委員の選任につき同意を求めるについてを採決いたします。
議場を閉鎖いたします。
〔議場閉鎖〕
○議長(坂本 登君) ただいまの出席議員数は、議長を除き38人であります。
お諮りいたします。立会人に、6番山下直也君、20番浅井修一郎君、32番藤本眞利子さん、40番松坂英樹君の4君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本 登君) 御異議なしと認めます。よって、立会人に以上の4君を指名いたします。
念のため申し上げます。投票は無記名であります。本県人事委員会の委員に山西陽裕君を選任するにつき同意することに賛成の諸君は「賛成」と、反対の諸君は「反対」と記載願います。
なお、この際、白票は無効といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本 登君) 御異議なしと認めます。よって、白票は無効とすることに決定いたしました。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
○議長(坂本 登君) 配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本 登君) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めます。
〔投票箱点検〕
○議長(坂本 登君) 異状なしと認めます。
点呼に応じて順次投票願います。
点呼いたします。
〔氏名点呼・投票〕
○議長(坂本 登君) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本 登君) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○議長(坂本 登君) これより開票を行います。
立会人の立ち会いをお願いいたします。
〔開票〕
○議長(坂本 登君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数38票、うち有効投票38票、無効投票なし。有効投票中、賛成37票、反対1票。
以上のとおり、賛成多数であります。よって、議案第124号は同意することに決定いたしました。
次に、議案第125号を採決いたします。
本県収用委員会の委員に森本好典君を任命するにつき同意することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(坂本 登君) 起立全員であります。よって、議案第125号は同意することに決定いたしました。
次に、議案第126号を採決いたします。
本県収用委員会の委員に月山純典君を任命するにつき同意することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(坂本 登君) 起立全員であります。よって、議案第126号は同意することに決定いたしました。
次に、議案第127号を採決いたします。
本県収用委員会の委員に西櫻順子君を任命するにつき同意することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(坂本 登君) 起立全員であります。よって、議案第127号は同意することに決定いたしました。
次に、議案第128号を採決いたします。
本県収用委員会の委員に平越孝哉君を任命するにつき同意することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(坂本 登君) 起立全員であります。よって、議案第128号は同意することに決定いたしました。
次に、議案第129号を採決いたします。
本県収用委員会の委員に山崎和成君を任命するにつき同意することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(坂本 登君) 起立全員であります。よって、議案第129号は同意することに決定いたしました。
次に、議案第130号を採決いたします。
本県収用委員会の予備委員に名手孝和君を任命するにつき同意することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(坂本 登君) 起立全員であります。よって、議案第130号は同意することに決定いたしました。
次に、議案第131号を採決いたします。
本県収用委員会の予備委員に石倉誠也君を任命するにつき同意することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(坂本 登君) 起立全員であります。よって、議案第131号は同意することに決定いたしました。
次に、日程第3に入ります。
まず、和議第136号「『農協・農業委員会等に関する改革の推進について』等の具体化に関する意見書(案)」、和議第137号「公務員獣医師の処遇改善を求める意見書(案)」、和議第138号「国土の強靱化に資する社会資本整備の推進を求める意見書(案)」を一括して議題といたします。
案文は、お手元に配付しております。
お諮りいたします。本案については、いずれも提出者の説明及び質疑を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本 登君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
次に、和議第139号「農業委員会等の制度見直しに関する意見書(案)」、和議第140号「集団的自衛権行使を容認する解釈改憲に反対する意見書(案)」、和議第141号「集団的自衛権の行使容認に関する慎重な検討を求める意見書(案)」、和議第142号「日本政府に核兵器全面禁止のための決断と行動を求める意見書(案)」、和議第143号「地域包括ケアシステム構築のため地域の実情に応じた支援を求める意見書(案)」、和議第144号「参議院選挙制度改革に対する意見書(案)」、和議第145号「リニア中央新幹線の関西国際空港までの延伸を求める意見書(案)」、和議第146号「鳥獣の捕獲促進体制強化の速やかな実施を求める意見書(案)」、和議第147号「総合的、体系的若者雇用対策を求める意見書(案)」、和議第148号「北朝鮮による拉致問題の一日も早い解決を求める意見書(案)」、和議第149号「『手話言語法(仮称)』制定を求める意見書(案)」、和議第150号「中小企業等が加入する健康保険の保険料負担の軽減を求める意見書(案)」、和議第151号「地方財政の充実・強化を求める意見書(案)」を一括して議題といたします。
案文は、お手元に配付しております。
お諮りいたします。本案については、いずれも提出者の説明、質疑及び委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本 登君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
次に、討論に入ります。
松坂英樹君から賛成討論の通告がありますので、許可いたします。
40番松坂英樹君。
〔松坂英樹君、登壇〕(拍手)
○松坂英樹君 日本共産党県議団を代表して、和議第137号から140号まで、142号、146号から151号までに賛成の立場から討論をいたします。
まず、和議第140号は、「集団的自衛権行使を容認する解釈改憲に反対する意見書(案)」です。
この間の世論調査を見ると、集団的自衛権に反対する世論が高まっていることがわかります。6月下旬の世論調査では、集団的自衛権の行使容認について、反対が軒並み過半数へと増加をしました。憲法の解釈変更による行使反対が約6割に上るのに対して、解釈変更賛成は3割を切るところまで減少しました。そして、「行使を一度容認すれば容認の範囲が広がる」と懸念する回答は6割を超え、「議論が十分ではない」が8割近くにも上っています。
国会論戦の中では、日本が海外で戦争をする国にしようとする本質が浮き彫りになりました。自衛隊が戦闘地域に行ってはならないという歯どめを残すのか、残さないのかという質問に、安倍首相は、何度尋ねられても「歯どめを残す」とは言いませんでした。
そもそも、歴代の内閣は、憲法第9条のもとにおいて許容されている自衛権の行使は、我が国を防衛するための必要最小限度の範囲にとどまるべきものであると解しており、集団的自衛権を行使することは、その範囲を超えるものであって憲法上許されないという見解をとってきました。この見解は、30年以上にわたる国会での議論の積み重ねの上にあるものです。
このような国の安全保障政策の大転換にかかわる重大な問題について、国民的な議論もなされないままに時の内閣の判断により海外での無限定な武力行使を可能にする閣議決定をすることは、到底容認できるものではありません。
国民主権の立場で国家権力を制限し国民の人権を守るのが、憲法の本質的役割であり、立憲主義の原理です。このような憲法の本質に照らして、憲法の解釈は、権力者の恣意に任せられることがあってはなりません。国のトップがかわれば解釈が変わる、これでは憲法の意味がないのです。私ども日本共産党県議団は、反戦平和を貫いてきた党として、集団的自衛権行使容認の解釈改憲を強引に推し進める安倍内閣に対し、強く抗議の意を表明するものです。
さて、本意見書案の趣旨は、解釈改憲によって集団的自衛権の行使容認をすることに反対をするものであります。
今、集団的自衛権について賛成の人も反対の人も、解釈改憲はだめだ、この一致点で国民、県民の共同が大きく広がっています。立場や考え方、党派の違いを超えた賛同を心から呼びかけるものであります。
次に、和議第139号は、農業委員会等の制度見直しに関するものです。
政府の規制改革会議の答申による農政改革の内容は、これまで日本農業の発展に寄与してきた各制度を解体するに等しい内容となっています。これに対して、「全国農業新聞」でも「組織の根底覆す」と報道するなど、全国から強い批判が起きています。県議会での当局答弁においても、さまざまな危惧があるという認識が示されました。
農政改革が農業委員会法に示す「農業生産力の発展及び農業経営の合理化を図り、農民の地位の向上に寄与する」という設置目的から外れるようなものでは、本末転倒となります。意見書案に示された3点は、日本農業と和歌山県農業の発展にとって必要不可欠なものであると考えます。
和議第142号は、日本政府に核兵器全面禁止のための決断と行動を求めるものです。
2013年10月に、核兵器の人道的影響に関する共同声明が125カ国の連名で発表され、核兵器のない世界へ前進することを目指したものとなっており、日本もこの共同声明に賛成しています。2015年4月のNPT再検討会議に向けて、唯一の被爆国である日本政府として、ジュネーブの軍縮会議を初め核軍縮・廃絶にかかわる諸機関で、核兵器全面禁止条約の交渉開始のために努力するよう求めるものです。
和議第146号は、鳥獣捕獲体制強化により鳥獣害対策の推進を求める趣旨のものです。
国の法改正にあっては、野生動物に関する専門的な教育を受けた職員の配置が14都道府県にすぎないことを指摘し、職員配置や財政支援を国に求めたところです。本県の深刻な鳥獣被害軽減を求める立場から賛成であります。
和議第147号は、若者の雇用対策の充実を求める趣旨のものです。
今、若者の雇用環境は、低賃金で過酷な労働条件、不安定雇用など、大変厳しいものとなっています。若者を初め働く人を物のように使い捨て、使い潰すブラック企業やブラックバイトを規制するとともに労働法制の規制緩和をやめるよう、私どもとしても提案をしています。国による有効な労働条件の改善策を求める立場から賛成であります。
このほか、和議第137号、138号、148号から151号までについても趣旨に賛成であることを申し上げ、賛成討論を終わります。(拍手)
○議長(坂本 登君) 以上で、討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
まず、和議第136号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(坂本 登君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、和議第137号及び和議第138号を一括して採決いたします。
お諮りいたします。本案をいずれも原案のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本 登君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
次に、和議第139号及び和議第140号を一括して採決いたします。
本案をいずれも原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(坂本 登君) 起立少数であります。よって、本案はいずれも否決されました。
次に、和議第141号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(坂本 登君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。
次に、和議第142号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(坂本 登君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。
次に、和議第143号から和議第145号までを一括して採決いたします。
本案をいずれも原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(坂本 登君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、和議第146号から和議第151号までを一括して採決いたします。
お諮りいたします。本案をいずれも原案のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本 登君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
お諮りいたします。議員派遣の件を本日の日程に追加し、これより直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本 登君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
議員派遣の件を議題といたします。
お諮りいたします。本件については、会議規則第121条の規定により、お手元に配付しております文書のとおり議員を派遣いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本 登君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
次に日程第4、常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
お諮りいたします。お手元に配付しております「継続審査を要する所管事務調査件名表」及び「継続審査を要する担任事務調査件名表」のとおり、それぞれ閉会中の継続審査として付議することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本 登君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
次に日程第5、特別委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
お諮りいたします。防災・国土強靱化対策特別委員会、人権・少子高齢化・環境問題等対策特別委員会、行政改革・基本計画等に関する特別委員会、半島振興・交通・産業振興対策特別委員会及び予算特別委員会に付議されたそれぞれの問題について、さらに閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(坂本 登君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
以上で、今期定例会に付議された諸案件の審議は全て終了いたしました。
議員各位には、連日御精励をいただき、深く感謝を申し上げます。
気候不順の折、健康には十分御留意の上、御活躍されますよう祈念いたします。
これをもって、平成26年6月定例会を閉会いたします。
午後2時32分閉会