平成25年12月 和歌山県議会定例会会議録 第1号(全文)


平成25年12月 和歌山県議会定例会会議録

第1号(全文)


汎用性を考慮してJIS第1・2水準文字の範囲で表示しているため、会議録正本とは一部表記の異なるものがあります。

人名等の正しい表記については「人名等の正しい表記」をご覧ください。


平成25年12月
和歌山県議会定例会会議録
第1号
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議事日程 第1号
 平成25年12月3日(火曜日)
 午前10時開会・開議
 第1 会議録署名議員の指名
 第2 会期決定の件
 第3 議案第136号から議案第162号まで(当局説明)
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会議に付した事件
 第1 会議録署名議員の指名
 第2 会期決定の件
 第3 議案第136号から議案第162号まで(当局説明)
 第4 休会決定の件
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出席議員(40人)
 1番 立谷誠一
 2番 濱口太史
 3番 尾崎太郎
 4番 藤山将材
 5番 新島 雄
 6番 山下直也
 7番 門 三佐博
 8番 井出益弘
 9番 鈴木太雄
 10番 岩田弘彦
 11番 服部 一
 12番 山本茂博
 13番 山田正彦
 14番 坂本 登
 15番 宇治田栄蔵
 16番 尾崎要二
 17番 平木哲朗
 18番 岸本 健
 19番 前芝雅嗣
 20番 浅井修一郎
 21番 中村裕一
 22番 冨安民浩
 23番 森 礼子
 24番 中 拓哉
 25番 花田健吉
 26番 角田秀樹
 27番 吉井和視
 28番 向井嘉久藏
 29番 谷口和樹
 30番 多田純一
 31番 片桐章浩
 32番 藤本眞利子
 33番 浦口高典
 34番 大沢広太郎
 35番 谷 洋一
 37番 高田由一
 38番 奥村規子
 40番 松坂英樹
 41番 長坂隆司
 42番 雑賀光夫
欠席議員(なし)
〔備考〕
36番 欠員
 39番 欠員
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説明のため出席した者
 知事         仁坂吉伸
 副知事        下 宏
 知事室長       和歌哲也
 国体推進監      若宮茂樹
 危機管理監      木村雅人
 総務部長       市川靖之
 企画部長       野田寛芳
 環境生活部長     塩崎 望
 福祉保健部長     中川伸児
 商工観光労働部長   藤本陽司
 農林水産部長     増谷行紀
 県土整備部長     石原康弘
 会計管理者      植山 均
 教育委員会委員長   山本 哲
 教育長        西下博通
 公安委員会委員    溝端莊悟
 警察本部長      植田秀人
 人事委員会委員長   守屋駿二
 代表監査委員     保田栄一
 選挙管理委員会委員長 上山義彦
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職務のため出席した事務局職員
 事務局長       宮端 宏
 次長         上坊 晃
 議事課長       堀 達也
 議事課副課長     中谷政紀
 議事課課長補佐兼議事班長
            中井 寛
 議事課主任      中尾祐一
 議事課主査      保田良春
 議事課主査      岸裏真延
 総務課長       谷 巌
 政策調査課長     谷村守彦
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  午前10時1分開会・開議
○議長(山田正彦君) ただいまから、平成25年12月定例会を開会いたします。
 これより本日の会議を開きます。
 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 今期定例会の会議録署名議員は、11番服部一君、28番向井嘉久藏君、41番長坂隆司君の3君を指名いたします。
 次に日程第2、会期決定の件を議題といたします。
 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から12月19日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田正彦君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は本日から12月19日までの17日間と決定いたしました。
 この際、報告いたします。
 9月定例会に提出されました平成24年度和歌山県立こころの医療センター事業会計決算書附属書類・事業報告書について誤りがありました。正誤表をお手元に配付しておりますので、御了承願います。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前10時3分休憩
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  午前11時0分再開
○議長(山田正彦君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 この際、諸般の報告をいたします。
 知事から地方自治法第180条第1項の規定による知事専決処分報告が、監査委員から監査報告が、また執行機関から去る9月定例会において採択した請願の処理の経過及び結果の報告がありました。いずれもお手元に配付しておりますので、御了承願います。
 なお、人事委員会から、職員の給与等に関する報告及び勧告がありましたが、この写しは既に各議員に送付されておりますので、申し添えます。
 次に、今期定例会に提出された議案は、お手元に配付のとおり、議案第136号から議案第162号までの計27件であります。
 次に日程第3、議案第136号から議案第162号までを一括して議題といたします。
 まず、当局の説明を求めます。
 知事仁坂吉伸君。
  〔仁坂吉伸君、登壇〕
○知事(仁坂吉伸君) 平成25年12月定例会に御参集いただき、厚く御礼を申し上げます。
 ただいま上程されました諸議案の提案理由を説明するに先立ち、県政運営の基本方針等について御説明申し上げます。
 初めに、来年度の新政策と予算編成の方針についてでございます。
 来年度予算につきましては、既に編成作業に着手しておりますが、先般、これに先立ち、平成26年度新政策と予算編成の方針を発表いたしました。
 来年度の新政策につきましては、大規模災害への備えや健康長寿日本一わかやまを目指す取り組みなど、県民の皆様が安心して暮らせる社会を構築するための「安全と安心の政策」を第1の柱に、産業振興や魅力ある地域づくり、成長を支える社会インフラの整備や教育・文化の振興、そして、いよいよ再来年に開催する紀の国わかやま国体・大会に向けた取り組みの強化など「未来への投資の政策」を第2の柱とした政策体系を構築してまいりたいと考えております。
 今後、県議会を初め、市町村長や関係団体の方々等、県民の皆様から幅広く御意見を賜りながら、予算編成過程の中でより検討を深めていくこととしておりますが、来年度の消費税率及び地方消費税率の引き上げと、それに伴う国の対応を注視しつつ、税収や地方交付税等の動向も勘案しながら、持続可能な財政構造の堅持を見きわめた上で2月議会に予算を提案させていただきますので、御理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 続きまして、県の取り組みの現状や方向性について御説明申し上げます。
 まず、地震・津波対策につきましては、先般、南海トラフ地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法が成立し、津波避難対策に係る特別強化地域の指定を初め、避難施設や避難路に対する財政措置などが盛り込まれたところであり、今後の地震対策がさらに強化されるものと期待しております。
 本県では、これまで、住宅の耐震補助に加え、緊急に耐震化を進める必要がある宿泊施設や病院など大規模建築物に対する財政支援や融資制度を新たに創設するなど、さまざまなハード対策を進めております。また、先月の津波防災の日の記念行事として津波防災講演会を開催するとともに、月末には津波災害対応実践訓練を実施するなど、防災意識を高めるための取り組みを進めるとともに、「津波から『逃げ切る!』支援対策プログラム」を年度末までに策定すべく作業を進めております。
 次に、風水害対策として、市町村が的確に避難勧告等の発令判断ができるよう、9月下旬から気象予測システムを本格運用しております。また、従前より、土砂災害警戒判定分布図の提供や河川水位、雨量の情報をメール配信するなど、住民の安全確保のための情報提供体制を整えてきたところですが、災害時の情報伝達のさらなる複線化に向けて、県内全てのコミュニティーFM放送局と災害時における放送要請に関する協定を締結いたしております。
 次に、福祉の充実につきましては、先般、宅配事業者と、高齢者等の見守り協力に関する協定を締結いたしました。4月に締結した事業者に加え、宅配事業者が新たに参加することで、ひとり暮らしの高齢者等が住みなれた地域において安全で安心して暮らせるよう、地域の見守り活動の充実に努めてまいります。
 また、子育て支援の充実につきましては、今議会において、老朽化が著しい母子生活支援施設「県立和歌山すみれホーム」の移転改築整備に係る関係予算を提案いたしております。
 児童虐待につきましても、その課題に対峙し、子供の人権が尊重され、子供が健やかに成長できる社会の実現に向けた取り組みを強化するなど、引き続き、県民の皆様の安心確保に努めてまいります。
 そのほか、橋本市のダイオキシン類汚染無害化処理対策地におきまして、自然エネルギーの供給拠点としての再生を目指して太陽光発電事業者を選定しており、来春の運転開始に向けて現地測量や設計等を進めております。
 次に、経済交流の推進につきましては、さきにMOUを締結いたしました香港貿易発展局に続き、10月にインドを訪問し、経済成長が著しく、日系企業も多く進出する世界有数の市場で、インドの経済成長を牽引しているムンバイを州都とするマハラシュトラ州と観光交流、食品加工、企業間協力に係る覚書を締結いたしました。また、インドの経済団体関係者や地元企業等に対する企業セミナーなどを開催するとともに、世界遺産に登録されている地域や世界的な企業を有するジャルガオン市を訪問いたしました。
 今後、相互理解を深め、交流の具体化を図っていく中で、県産品の輸出促進等をさらに発展させ、県内企業のビジネスチャンスの拡大に努めてまいります。
 次に、観光の振興につきましては、来年の世界遺産登録10周年を契機に実施する和歌山デスティネーションキャンペーンのプレキャンペーンが今秋から始まり、観光のゴールデンイヤーが本格的にスタートをいたしました。あわせて、わかやまおもてなし県民運動を展開し、ホテルやタクシー等の事業者から県民一人一人に至るまで幅広くおもてなし意識の向上を図っております。
 こうした中、本県において初めて伝統的工芸品全国大会を開催し、全国からの来訪者をお迎えするとともに、本県の伝統工芸品をPRしたところであります。また、国の重要文化的景観に選定された蘭島等を舞台に第19回全国棚田──千枚田とも言いますが──サミットも開催されたところであります。
 今後とも、地域資源を活用したイベントや観光商品の魅力向上、さらなる観光資源の発掘に取り組むとともに、全国主要地域や海外でのプロモーション活動やメディア展開により情報発信し、国内外の観光客の誘致拡大に努めてまいります。
 次に、農水産物の販売促進につきましては、秋冬果実のシーズンに入り、首都圏において県産農産物の消費拡大PRイベントをJAグループと協働で実施するとともに、食とスポーツとの関係性をテーマにした、食の機能性に関するフォーラムを開催するなど、本県産のミカンや柿、野菜等の魅力をPRしているところであります。また、海外の高級百貨店等において、わかやまフェア等を開催するなど、引き続き、県産食材の販路拡大に努めてまいります。
 次に、強靱な県土づくりについてでございますが、いよいよ再来年の開催となりました紀の国わかやま国体・大会に向けて、近畿自動車道紀勢線や京奈和自動車道の事業中区間の供用に全力で取り組むとともに、紀伊半島一周高速道路の実現に向けた未事業化区間の早期事業化や南紀田辺までの4車線化を国や関係機関に働きかけてまいります。さらに、府県間道路や川筋ネットワーク道路の重点的な整備に加え、緊急輸送道路の橋梁耐震化やのり面強化等、県内の幹線道路ネットワークの強化に努めるとともに、道路ストックの老朽化対策や通学路の安全確保に取り組んでまいります。
 また、国土強靭化の議論が高まる中、紀淡海峡ルートの実現等を図るために関係府県と設立した関空・紀淡・四国高速交通インフラ期成協議会によるシンポジウムを先月末に開催し、その実現に向けた機運醸成に努めるとともに、半島振興対策促進大会を開催し、来年度末に期限切れとなる半島振興法の延長と拡充に向けた取り組みを強化いたしております。
 最後に、平成27年に本県で開催される紀の国わかやま国体・大会についてでございますが、さきの第68回国民体育大会「スポーツ祭東京2013」においては、本県選手団が活躍し、男女総合成績は前年の21位から目標でありました18位へ順位を上げることができました。今後も気を緩めることなく、紀の国わかやま国体における男女総合優勝に向けて、さらに取り組みを強化してまいります。
 また、国体に引き続いて開催された第13回全国障害者スポーツ大会におきましても本県選手団が活躍しましたが、紀の国わかやま大会では、より多くの競技に参加できるように選手層の拡大等に取り組んでまいります。
 続きまして、ただいま上程されました諸議案の提案理由を御説明申し上げます。
 初めに、補正予算についてでございますが、議案第136号において一般会計で総額1億6700万円余を計上しており、主なものといたしましては、台風18号及び台風27号により発生した崖崩れに対する緊急対策工事の実施などでございます。また、和歌川ポンプ場などの施設管理経費等について、債務負担行為を設定しております。
 続きまして、条例案件等について、その主なものを御説明申し上げます。
 議案第137号、第146号、第147号及び第151号は、職員、教育職員、市町村立学校職員及び警察職員の住居手当及び災害派遣手当の支給要件の見直しなどを行うため、議案第138号は、定年前早期退職者に対する退職手当に係る特例措置の適用要件の見直しなどを行うため、また議案第139号は、非常勤の調査員、嘱託員等の報酬の額の上限の見直しなどを行うため、所要の改正を行うものであります。
 次に、議案第140号は税外収入に係る延滞金の割合を引き下げるものであり、議案第141号は障害者自立支援対策臨時特例基金を廃止するものです。
 議案第143号から第145号は、消費税法及び地方税法の一部改正に伴い、港湾施設の使用料等の額の改定などを行うものです。
 議案第149号は修学奨励金の貸与の対象者を追加するなど所要の改正を行うものであり、議案第150号は県立和歌山西高等学校を廃止するもので、また議案第153号は旅券法の一部改正に伴う手数料の新設などであります。
 次に、議案第154号は建設事業の施行に伴う市町村負担金について、議案第155号は当せん金付証票の発売総額について、議案第156号は県道路線の変更について、議案第157号及び第158号は訴訟の提起について、議案第159号から第162号は工事請負契約の締結について、それぞれ議決をお願いするものであります。
 また、諸報第24号から第28号は、地方自治法第180条第1項の規定に基づく委任専決処分報告であります。
 何とぞ、御審議の上、御賛同賜りますようにお願い申し上げます。
○議長(山田正彦君) 以上で、当局の説明が終わりました。
 この際、永年勤続功労議員に対する全国都道府県議会議長会からの表彰状の伝達を行うため、このまま暫時休憩いたします。
  午前11時17分休憩
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○事務局長(宮端 宏君) ただいまから、永年勤続功労議員に対する全国都道府県議会議長会からの表彰状の伝達式を行います。
 まず、議員在職25年以上で表彰を受けられました宇治田栄蔵殿。(拍手)
○議長(山田正彦君) 表彰状 宇治田栄蔵殿 あなたは和歌山県議会議員として在職25年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります よってここにその功労をたたえ表彰します 平成25年10月22日 全国都道府県議会議長会
  〔議長から表彰状を伝達〕(拍手)
○事務局長(宮端 宏君) 次に、議員在職20年以上で表彰を受けられました向井嘉久藏殿。(拍手)
○議長(山田正彦君) 表彰状 向井嘉久藏殿 あなたは和歌山県議会議員として在職20年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります よってここにその功労をたたえ表彰します 平成25年10月22日 全国都道府県議会議長会
  〔議長から表彰状を伝達〕(拍手)
○事務局長(宮端 宏君) 次に、議員在職10年以上で表彰を受けられました雑賀光夫殿。(拍手)
○議長(山田正彦君) 表彰状 雑賀光夫殿 あなたは和歌山県議会議員として在職10年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります よってここにその功労をたたえ表彰します 平成25年10月22日 全国都道府県議会議長会
  〔議長から表彰状を伝達〕(拍手)
○事務局長(宮端 宏君) 同じく、前芝雅嗣殿。(拍手)
○議長(山田正彦君) 表彰状 前芝雅嗣殿 あなたは和歌山県議会議員として在職10年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります よってここにその功労をたたえ表彰します 平成25年10月22日 全国都道府県議会議長会
  〔議長から表彰状を伝達〕(拍手)
○事務局長(宮端 宏君) 同じく、浅井修一郎殿。(拍手)
○議長(山田正彦君) 表彰状 浅井修一郎殿 あなたは和歌山県議会議員として在職10年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります よってここにその功労をたたえ表彰します 平成25年10月22日 全国都道府県議会議長会
  〔議長から表彰状を伝達〕(拍手)
○事務局長(宮端 宏君) 同じく、花田健吉殿。(拍手)
○議長(山田正彦君) 表彰状 花田健吉殿 あなたは和歌山県議会議員として在職10年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります よってここにその功労をたたえ表彰します 平成25年10月22日 全国都道府県議会議長会
  〔議長から表彰状を伝達〕(拍手)
○事務局長(宮端 宏君) 同じく、松坂英樹殿。(拍手)
○議長(山田正彦君) 表彰状 松坂英樹殿 あなたは和歌山県議会議員として在職10年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります よってここにその功労をたたえ表彰します 平成25年10月22日 全国都道府県議会議長会
  〔議長から表彰状を伝達〕(拍手)
○事務局長(宮端 宏君) 同じく、尾崎太郎殿。(拍手)
○議長(山田正彦君) 表彰状 尾崎太郎殿 あなたは和歌山県議会議員として在職10年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります よってここにその功労をたたえ表彰します 平成25年10月22日 全国都道府県議会議長会
  〔議長から表彰状を伝達〕(拍手)
○事務局長(宮端 宏君) 同じく、藤山将材殿。(拍手)
○議長(山田正彦君) 表彰状 藤山将材殿 あなたは和歌山県議会議員として在職10年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります よってここにその功労をたたえ表彰します 平成25年10月22日 全国都道府県議会議長会
  〔議長から表彰状を伝達〕(拍手)
○事務局長(宮端 宏君) 以上で、表彰状の伝達が終わりました。
 ここで、仁坂知事より御祝辞がございます。
  〔仁坂吉伸君、登壇〕
○知事(仁坂吉伸君) このたび、25年以上の永年在職議員表彰を受けられました宇治田栄蔵議員、20年以上の永年在職議員表彰を受けられました向井嘉久藏議員、そして10年以上の永年在職議員表彰を受けられました雑賀光夫議員、前芝雅嗣議員、浅井修一郎議員、花田健吉副議長、松坂英樹議員、尾崎太郎議員、藤山将材議員に、心からお祝い申し上げます。
 これまでの長きにわたる議員生活を振り返られ、感慨もひとしおのことと存じます。皆様方は、今日に至るまで、さまざまな分野においてふるさと和歌山県発展のために情熱を傾けられ、御尽力を賜ってまいりました。長年の御功労に対し感謝を申し上げますとともに、深く敬意を表する次第であります。
 和歌山県では、少子高齢化の進展や巨大地震等による大規模災害への備えなど、多くの課題に直面する一方、紀の国わかやま国体・わかやま大会や世界遺産登録10周年など、本県の魅力を全国に発信する絶好の機会も控えております。こうした課題に挑戦するとともに、チャンスを生かし、県民の皆様が安心して暮らせる社会を構築し、魅力ある地域づくりを推進していく必要があります。
 皆様方には、どうぞ健康に十分御留意され、今後ともその卓越した識見と豊富な経験を生かし、さらなる県勢発展のため、なお一層御活躍されますことを御祈念申し上げ、お祝いの言葉といたします。
 おめでとうございました。
 平成25年12月3日 和歌山県知事仁坂吉伸(拍手)
○事務局長(宮端 宏君) 引き続きまして、被表彰議員を代表されまして宇治田栄蔵議員より御挨拶がございます。
  〔宇治田栄蔵君、登壇〕(拍手)
○宇治田栄蔵君 ただいま山田議長から25年表彰をいただきました。まことにありがとうございます。
 本日表彰を受けました議員の中で、私が一番勤続年数が長いということでございまして、皆さんを代表いたしまして謝辞を申し上げたいと存じます。
 ただいまは、仁坂知事からも非常に温かいお祝い、祝辞を頂戴いたしまして、まことにありがとうございます。心から御礼を申し上げます。
 知事は、私は桐蔭高校で同級生でございまして、ともに学んだ同窓生でもあります。その彼と40数年後、本当にまたともにこの県政の壇上で、ともに県政を語り合って、そしてきょうまた祝辞をいただいたということ、本当に感慨ひとしおのものがあり、私としても大変光栄でございまして、大変うれしく思ってございます。
 さて、この25年間を振り返りまして、やはり何が印象に深かったかといいますと、何を申しましても、やはり初当選のときの感激が今も最高の感激であります。私も、政治家を志して、そして選挙戦に臨みましたけれども、やはり最初の選挙戦は落選をいたしました。そして、落選を経験した人は、この中にも何人もおられると思いますが、そのときの苦しさ、無念さというものは本当に筆舌に尽くしがたいものがあります。
 そういう敗戦を乗り越えて、県政、県議会議員に初当選したそのときの喜び、今も本当にきのうのことのように思い出されます。
 そういう中で、初当選をさせていただいてこの県政に送っていただいたときの感激、本当にきのうのことのように思い出されますけれども、もうそれも25年前のことかと、非常に感慨深いものがあります。
 当時は、仮谷知事でございました。そして、和歌山県勢も、関西国際空港が開港する、そしてまた、和歌山が世界に一番近い都市の1つになるから国際都市和歌山を目指すんだということで、非常に活気にあふれていました。そして、県下ではリゾート博を開催し、そしてビッグホエールも建設するというふうなことで、和歌山もバラ色の未来があるということでバブルに躍った時代でもありました。
 しかし、それから25年、本当に我々はいろいろな反省を重ねながら、県民のために、和歌山県勢の発展のためにしてまいりましたが、今、和歌山県勢を振り返ると非常に残念な思いをすることも多くあります。本当にその最大のものが、人口の減少、和歌山県勢の停滞ということでありますが、やはりこれから脱却して、そして和歌山県民が、本当に1人でも多くの人たちが豊かに、そして安心できる、そういう生活を目指して、我々、これからも頑張っていかなければならないと、そういうふうに思うわけでございます。
 初当選以来、考えてみますと、もう7回も選挙戦を戦わしていただいて、その戦いをクリアさしていただいた。そういう和歌山市民の皆さん方に、本当に心から今改めて感謝申し上げるところでございます。
 和歌山県政は、あと2年後には紀の国国体を控えて、そしてその準備に、選手の強化、そして施設の整備、着々と準備をしておりますが、その目的の達成のために非常に高いハードルがあります。この和歌山国体を成功裏に終わらせるためには、やはり県民一人一人、皆の団結が必要であるかと思います。そういうことに向けまして、私どももその一員として、これからより皆さんとともに力を発揮していきたい、そういうふうに思うわけでございます。
 きょうの表彰を機会に、和歌山県勢発展のために心を新たに頑張ってまいりたいと思いますので、皆さん方の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げまして、お礼の御挨拶とさせていただきます。
 本当にありがとうございました。(拍手)
○事務局長(宮端 宏君) これをもちまして、表彰状の伝達式を終わります。
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  午前11時34分再開
○議長(山田正彦君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 この際、新任者を御紹介申し上げます。
 まず、11月29日、県土整備部長に就任いたしました石原康弘君を御紹介申し上げます。
 県土整備部長石原康弘君。
  〔石原康弘君、登壇〕
○県土整備部長(石原康弘君) このたび県土整備部長を拝命いたしました石原康弘と申します。
 もとより微力ではございますが、安全・安心・挑戦の県土づくりに一生懸命努めてまいる所存でございます。
 議員の皆様におかれましては、引き続き御指導、御鞭撻、よろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(山田正彦君) 次に、10月18日、教育委員会の委員長に就任されました山本哲君を御紹介申し上げます。
 教育委員会委員長山本 哲君。
  〔山本 哲君、登壇〕
○教育委員会委員長(山本 哲君) 去る10月18日付をもちまして教育委員会委員長に選任されました山本哲でございます。
 微力ではございますが、その職責の重さを自覚し、本県の教育振興のために誠心誠意職務に精励する覚悟でございます。
 今後とも、一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、御挨拶といたします。(拍手)
○議長(山田正彦君) 次に、9月27日、教育委員会の委員に任命同意され、10月15日就任されました野村富や君を御紹介申し上げます。
 教育委員野村富や君。
  〔野村富や君、登壇〕
○教育委員(野村富や君) さきの9月県議会におきまして皆様方の御同意をいただき、10月15日、教育委員会の委員に就任いたしました野村富やでございます。
 もとより微力ではございますが、和歌山県教育発展のため、職務を果たしてまいりたいと考えてございます。
 どうか、これからも御指導賜りますようよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○議長(山田正彦君) 次に、9月27日、公安委員会の委員に任命同意され、10月16日就任されました溝端莊悟君を御紹介申し上げます。
 公安委員溝端莊悟君。
  〔溝端莊悟君、登壇〕
○公安委員(溝端莊悟君) 去る10月16日付で和歌山県公安委員会委員に再任いただきました溝端莊悟でございます。
 治安情勢は依然厳しい中、微力ではございますが、決意を新たにして公安委員としての職務に邁進する所存でございます。
 県議会の皆様には、これまでにも増して公安委員会に対する温かい御指導、御支援を賜りますようお願い申し上げます。
 まことに簡単ではございますが、再任に当たっての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○議長(山田正彦君) 次に、事務局長から新任者を紹介させます。
○事務局長(宮端 宏君) 御紹介申し上げます。
 県土整備部。技監・道路局長事務取扱野尻邦彦君。(拍手)
 以上でございます。
○議長(山田正彦君) お諮りいたします。12月4日から6日まで及び9日は議案調査のため休会といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田正彦君) 御異議なしと認めます。よって、12月4日から6日まで及び9日は休会とすることに決定いたしました。
 次会は12月10日定刻より会議を開き、質疑及び一般質問を日程といたします。
 本日は、これをもって散会いたします。
  午前11時39分散会

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