平成25年6月 和歌山県議会定例会会議録 第1号(全文)


平成25年6月 和歌山県議会定例会会議録

第1号(全文)


汎用性を考慮してJIS第1・2水準文字の範囲で表示しているため、会議録正本とは一部表記の異なるものがあります。

人名等の正しい表記については「人名等の正しい表記」をご覧ください。


平成25年6月
和歌山県議会定例会会議録
第1号
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議事日程 第1号
 平成25年6月11日(火曜日)
 午前10時開会・開議
 第1 議席変更の件
 第2 会議録署名議員の指名
 第3 会期決定の件
 第4 議案第75号から議案第86号まで並びに報第1号から報第4号まで(当局説明)
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会議に付した事件
 第1 議席変更の件
 第2 会議録署名議員の指名
 第3 会期決定の件
 第4 議案第75号から議案第86号まで並びに報第1号から報第4号まで(当局説明)
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出席議員(40人)
 1番 立谷誠一
 2番 濱口太史
 3番 尾崎太郎
 4番 藤山将材
 5番 新島 雄
 6番 山下直也
 7番 門 三佐博
 8番 井出益弘
 9番 鈴木太雄
 10番 岩田弘彦
 11番 服部 一
 12番 山本茂博
 13番 山田正彦
 14番 坂本 登
 15番 宇治田栄蔵
 16番 尾崎要二
 17番 平木哲朗
 18番 岸本 健
 19番 前芝雅嗣
 20番 浅井修一郎
 21番 中村裕一
 22番 冨安民浩
 23番 森 礼子
 24番 中 拓哉
 25番 花田健吉
 26番 角田秀樹
 27番 吉井和視
 28番 向井嘉久藏
 29番 谷口和樹
 30番 多田純一
 31番 片桐章浩
 32番 藤本眞利子
 33番 浦口高典
 34番 大沢広太郎
 35番 谷 洋一
 37番 高田由一
 38番 奥村規子
 40番 松坂英樹
 41番 長坂隆司
 42番 雑賀光夫
欠席議員(なし)
〔備考〕
36番 欠員
 39番 欠員
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説明のため出席した者
 知事         仁坂吉伸
 副知事        下 宏
 知事室長       和歌哲也
 国体推進監      若宮茂樹
 危機管理監      木村雅人
 総務部長       米澤朋通
 企画部長       野田寛芳
 環境生活部長     塩崎 望
 福祉保健部長     中川伸児
 商工観光労働部長   藤本陽司
 農林水産部長     増谷行紀
 県土整備部長     尾花正啓
 会計管理者      植山 均
 教育委員会委員長   山下郁夫
 教育長        西下博通
 公安委員会委員    大桑いく嗣
 警察本部長      植田秀人
 人事委員会委員長   守屋駿二
 代表監査委員     保田栄一
 選挙管理委員会委員長 上山義彦
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職務のため出席した事務局職員
 事務局長       宮端 宏
 次長         上坊 晃
 議事課長       堀 達也
 議事課副課長     中谷政紀
 議事課主任      中尾祐一
 議事課主査      保田良春
 議事課主査      岸裏真延
 総務課長       谷 巌
 政策調査課長     谷村守彦
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  午前10時2分開会・開議
○議長(山下直也君) ただいまから、平成25年6月定例会を開会いたします。
 これより本日の会議を開きます。
 日程第1、議席変更の件を議題といたします。
 議席の一部を次のように変更いたしたいと思います。
 その議席番号及び氏名を職員に朗読させます。
○議事課副課長(中谷政紀君) 1番森礼子君を23番に、2番立谷誠一君を1番に、9番濱口太史君を2番に、10番鈴木太雄君を9番に、17番山本茂博君を12番に、18番平木哲朗君を17番に、23番岸本健君を18番に、36番岩田弘彦君を10番に、それぞれ変更し、36番は欠員といたします。
○議長(山下直也君) お諮りいたします。ただいま朗読したとおり議席を変更することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま朗読したとおり議席を変更することに決定いたしました。
 次に日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
 今期定例会の会議録署名議員は、9番鈴木太雄君、26番角田秀樹君、35番谷洋一君の3君を指名いたします。
 次に日程第3、会期決定の件を議題といたします。
 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から6月28日までの18日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は本日から6月28日までの18日間と決定いたしました。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前10時4分休憩
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  午前10時59分再開
○議長(山下直也君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 この際、諸般の報告をいたします。
 知事から地方自治法第180条第1項の規定による知事専決処分報告、予算の繰越使用報告書、法人の経営状況報告書の提出が、教育委員会委員長から教育委員会事務の点検及び評価報告書の提出が、監査委員から監査報告及び現金出納検査実施結果の報告がありました。いずれもお手元に配付しておりますので、御了承願います。
 なお、知事から観光振興実施行動計画の報告がありましたが、この写しは既に各議員に送付されておりますので、申し添えます。
 次に、今期定例会に提出された議案等は、お手元に配付のとおり、議案第75号から議案第86号まで、並びに地方自治法第179条第1項の規定による知事専決処分報告報第1号から報第4号までの計16件であります。
 次に日程第4、議案第75号から議案第86号まで、並びに知事専決処分報告報第1号から報第4号までを一括して議題といたします。
 まず、当局の説明を求めます。
 知事仁坂吉伸君。
  〔仁坂吉伸君、登壇〕
○知事(仁坂吉伸君) 平成25年6月定例会に御参集いただき、厚く御礼申し上げます。
 ただいま上程されました諸議案の提案理由を説明するに先立ち、県政運営の基本方針等について御説明申し上げます。
 まず初めに、地震・津波対策についてでございます。
 先月末、内閣府から南海トラフ巨大地震対策について最終報告が公表され、南海トラフの巨大地震と東海・東南海・南海の3連動地震の2つの地震・津波のレベルに応じた対策の確立が必要であることが示されました。
 確立すべき対策につきましては、これまで県が進めてきた防災・減災対策と考え方が一致しておりますが、これからも県民の生命と財産を守るためにさまざまな対策を強力に推進していくためには、現国会で審議されている防災・減災等に資する国土強靱化基本法案や東南海・南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案の早期成立が必要不可欠であり、国に対して、その必要性を強く働きかけてまいります。
 なお、県が3月末に2つの地震による津波浸水想定を公表しておりますが、それぞれの想定における津波の浸水域や到達時間等から避難困難地域を割り出し、その解消を図るための新たな「津波から『逃げ切る!』支援対策プログラム」を策定し、必要な対策を順次進めることとしております。
 特に、浸水想定をもとに新たに津波ハザードマップを作成する沿岸市町を支援するとともに、大幅に拡充した和歌山防災力パワーアップ補助金により、避難路等の整備を行う市町村をこれまで以上に支援してまいります。
 また、海洋研究開発機構(JAMSTEC)から観測情報の提供を受けてエリアメール等で住民に発信する全国初の取り組みや、災害時に必ず1局以上のラジオ放送を聴取可能とする「ラジオ通じるプラン」の取り組みなどソフト対策と、孤立集落におけるヘリポートや堤防、護岸の整備など、ハード対策の両面で取り組んでまいります。
 次に、公共インフラの整備など、強靱な県土づくりについてでございます。
 南海トラフの巨大地震などの大規模災害に備える命の道として、また元気な和歌山の実現に向けて企業誘致や観光振興を推進するためには、高速道路を初めとする公共インフラの整備が不可欠であります。
 こうした中、先月成立した国予算におきまして、近畿自動車道紀勢線に関して、熊野川河口部に位置する新宮紀宝道路の新規事業化と、すさみ─太地間及び新宮─大泊間における実施環境整備としての現地調査等の推進が発表されました。また、湯浅御坊道路の4車線化の新規事業化や、仮称でありますが和歌山南スマートインターチェンジ、仮称・かつらぎPAインターチェンジについても手続を進めているところであり、近く発表できるものと考えています。
 これらのことは、県全体で国に対して高速道路整備の必要性や利便性の向上を強く訴えてきた成果であり、大きな前進であると受けとめております。今後とも、県民の悲願である紀伊半島一周高速道路の早期実現に向けて、未事業化区間の早期事業化とともに、京奈和自動車道なども含め、事業中区間が平成27年の国体開催までに供用されるよう、さらに強く国に働きかけてまいりますので、議員各位の御理解と御支援をお願い申し上げます。
 また、高速道路を補完する府県間道路や川筋ネットワーク道路の重点的な整備に加え、緊急輸送道路の橋梁耐震化など、県内の幹線道路ネットワークのさらなる強化に努めるとともに、道路ストックの老朽化対策や通学路の安全対策に取り組んでまいります。
 紀伊半島大水害からの復旧・復興につきましては、昨年度まで目標としておりました箇所の復旧をおおむね完了しておりますが、残りの箇所の復旧や、今なお避難生活を余儀なくされている被災者の方が一日も早くもとの暮らしに戻れるように全力で取り組んでまいります。
 今後の風水害への備えといたしまして、中小河川の浸水対策を含む総合的な洪水対策やため池対策の加速化、来年度の完成を目指す切目川ダムの整備や河川砂利の採取可能区域の拡大に加え、市町村が避難勧告等の発令判断を早期かつ的確に行うための短中期の降水予測情報の提供などに取り組んでまいります。
 次に、県内産業の振興についてでございます。
 我が国の景気は緩やかに持ち直しており、先行きについても、輸出環境の改善や経済対策、金融政策の効果などを背景に、次第に回復へ向かうことが期待されます。こうした機会を逃さないよう、県におきましても、県内産業を取り巻く状況を的確に把握し、産業の振興を強力に推進してまいります。
 まず、県内企業のすぐれた技術、製品の販路開拓を図るため、本年度もわかやま産品販路開拓アクションプログラム2013を策定し、自社ブランドの構築や国内外の専門的展示会への出展、大企業との商談会の開催、首都圏での活動拠点の提供を行うとともに、企業が海外、特に東南アジアなどで事業展開を行う上で必要となるグローバル人材確保のためのネットワーク構築を図り、新たな事業への挑戦を支援してまいります。
 また、今月から、県内企業の若手経営者等の参画による「わかやま塾」を開講し、将来の和歌山を支え、世界に羽ばたく人材を育成してまいります。
 さらに、本年3月、紀州へら竿が本県としては26年ぶりに国の伝統的工芸品として新たに指定されました。11月には、本県で初めて伝統的工芸品全国大会を開催いたしますが、こうした機会を通じて本県の伝統的工芸品を全国に広くPRし、伝統的工芸品産業の振興も図ってまいります。
 次に、農林水産業の振興についてでございます。
 農業は地域を支える重要な産業であり、農業を取り巻く環境の把握に努めるとともに、生産現場における課題の解決と予防が肝要であります。梅、桃等の産地を守るため、3月にウメ輪紋ウイルスの侵入及びまん延の防止に関する条例を施行し、県内全域で感染調査を実施しておりますが、先月、和歌山市東部においてウイルス感染を確認いたしました。人体への影響はありませんが、現在、感染の拡大防止、ウイルスの根絶に向けて、感染樹の伐採等、全力を挙げて取り組んでおります。
 また、中国における鳥インフルエンザH7N9感染の拡大につきましては、本病ウイルスの侵入防止に万全を期するため、4月末から県内養鶏農場に対し緊急の立入調査指導を行い、野鳥の侵入防止や衛生管理対策の徹底を図りました。
 次に、農産物の販売促進につきましては、「おいしい!健康わかやま」をキャッチフレーズとした「農水産物・加工食品の販売促進戦略~アクションプログラム2013~」に基づく施策に取り組んでおります。
 なお、研究開発につきましては、農林水産関係者を初め県民のニーズに沿った技術開発を推進するため、県民の方からテーマを募集するとともに、既存の研究も含めて外部の評価を経た上で、新たに研究テーマを24件決定いたしました。これらの研究につきまして、スピード感を持って技術開発に取り組み、本県の農林水産業の発展につなげてまいります。
 次に、観光の振興についてでございます。
 昨年の本県への観光客入り込み総数につきましては、大水害の前年には少し届かなかったものの増加の傾向にあり、特に外国人の宿泊者数が大幅回復となりました。
 本年の伊勢神宮式年遷宮から2年後の高野山開創1200年、紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会の開催まで、これからの3年間は国内外から注目を集める大きな行事が続きます。特に、来年の世界遺産登録10周年を契機に開催する和歌山デスティネーションキャンペーンや大都市圏等におけるプロモーションなどの取り組みをさらに強化するとともに、国体開催までの2年間、観光や国体関連施設等のトイレ改修に重点的に取り組む「和歌山おもてなしトイレ大作戦」を展開してまいります。
 国際観光の推進につきましては、先月、オーストラリア、タイ王国を訪れ、本県の観光、物産の魅力を発信してまいりました。このプロモーションには、県議会を初め、高野山金剛峯寺や県内事業者の皆様にも多数御参加いただき、世界遺産を初めとする豊かな地域資源と自然の恵みを受けた食の魅力のPR等を行い、内容の充実した訪問となりました。
 今後、両国のみならず、経済が好調な東南アジアや観光客数が回復しつつある欧米などに積極的なプロモーションを行うとともに、個人旅行化の流れに対応した情報発信や受け入れ体制の充実を図り、国内外からの観光客の誘致拡大に努めてまいります。
 元気な地域づくりにつきましては、地域資源を最大限に活用したわがまち元気プロジェクトを進めております。国体開催を控え、今年度からスポーツを核とした地域の取り組みも積極的に支援してまいります。また、イノブタなど地域資源を生かして新たに事業化に取り組む民間事業者等を支援することとしております。
 また、過疎対策につきましては、県独自の取り組みとして、わかやま版「過疎集落支援総合対策」を推進するとともに、こうした地域の特性を生かした過疎対策を国に提案してまいりましたが、昨年度末、総務省においても事業化され、新たに県内5生活圏が事業をスタートいたしました。
 今後とも、地域の方々とともに集落再生に向けた取り組みを進めるとともに、来年度末に期限切れとなる半島振興法の延長と拡充に向けて取り組んでまいります。
 次に、福祉・医療の充実についてでございます。
 福祉・医療の充実のためには、県民の皆様がお困りの問題がないかを常に注視し、施策を展開することが肝要であります。県では、市町村と連携した紀州3人っこ施策など、子どもを産み育てようとする家庭への支援の充実を図り、子育て環境ナンバーワンを目指しておりますが、喫緊の課題として風疹患者数の急増がございます。
 自由民主党及び公明党の議員各位からも緊急対策の要請を受け、県独自で風疹の定期予防接種の機会のなかった世代を含む年齢層をケアすることとし、当該予防接種に係る関係予算を今議会にお願いしてございます。
 医療関係におきましては、がん対策をさらに強化し、がん検診の受診率向上を図るための新たな取り組みを初め、がん診療連携拠点病院の機能強化や来春新設予定の日高看護専門学校の支援など、引き続き地域医療を取り巻く課題に積極的に取り組み、県民の皆様の医療に対する安心、信頼の確保に努めてまいります。
 次に、暮らしを守る安心の取り組みにつきましては、脱法ドラッグなどの薬物乱用の根絶に向けて和歌山県薬物の濫用防止に関する条例を施行し、4月に県独自に監視する製品と指定薬物を指定したところですが、その後も、さらに監視対象製品を拡大するなど、徹底した規制を行っております。
 また、性暴力による被害者をサポートするため、医療機関や警察と連携する県性暴力被害者支援センター──仮称ですが──を医大附属病院内に設置し、相談及び医療等、総合的に支援してまいります。
 次に、開催まで残すところ2年余りとなりました紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会につきましては、現在、会場となる施設も順次整備しており、和歌山の魅力を全国に発信する開会式や閉会式、宿泊、輸送の準備を進めるとともに、男女総合優勝を目指すための競技力の向上に努めております。
 また、両大会の開催趣旨に賛同されたオフィシャルスポンサーから多くの御支援をいただき、開催機運を高める取り組みを進めておりますが、花いっぱい運動を初めとする県民運動や両大会の運営を支えていただくボランティアを本年秋から募集するなど、県民の皆様と一丸となった施策を推進し、和歌山を元気にする両大会の成功に向けて全力で取り組んでまいります。
 続きまして、ただいま上程されました諸議案の提案理由を御説明申し上げます。
 初めに、補正予算についてでございます。
 議案第75号は、一般会計で総額53億8300万円余を計上しており、その主なものについて御説明申し上げます。
 まず、県内の風疹患者急増への緊急対策として、妊婦への感染を防ぐため、風疹ワクチン接種に対する補助を行うことで子育てを支援してまいります。
 次に、消防救急無線のデジタル化にあわせて、消防関係機関の初動体制の迅速化や情報伝達手段確保のため、無線の広域化と共同化を市町村と実施してまいります。
 また、「和歌山おもてなしトイレ大作戦」を拡充するほか、韓国を初めとする外国人観光客の誘致拡大にさらに取り組んでまいります。
 続きまして、条例案件等について、その主なものを御説明申し上げます。
 議案第76号は、地方税法の一部改正に伴い、個人県民税の住宅ローン控除の延長・拡充等を行うため、県税条例の一部を改正するものです。
 次に、議案第77号は、動物の愛護及び管理に関する法律の一部改正等に伴い、権限移譲事務について所要の改正を行うもので、議案第78号は、動物愛護指導員に第2種動物取扱業への立入検査等の事務を行わせるよう所要の改正を行うものです。
 議案第79号は、附属機関として和歌山県子ども・子育て会議を設置するもので、議案第80号は、道路法施行令の一部改正に伴い、道路占用許可対象物件が追加されたことによる道路占用料の額の改定を行うものです。
 次に、議案第81号は関西広域連合規約の一部の変更について、議案第82号は県営住宅家賃滞納者に対する住宅の明け渡し等の訴訟提起について、議案第83号は河川改修工事に起因する事業損失補償に関する調停の申し立てについて、それぞれ議決をお願いするものです。
 また、議案第84号から第86号は、工事請負契約及び工事請負変更契約の締結について、それぞれ議決をお願いするものです。
 次に、知事専決処分報告ですが、報第1号は、地方税法の一部改正に伴い県税条例の一部を改正するもので、報第2号及び第3号は、地方税の特別措置関係省令の一部改正に伴い、和歌山県過疎地域における県税の特別措置に関する条例及び和歌山県半島振興対策実施地域における県税の特別措置に関する条例の一部を改正するもので、また報第4号は、宅地造成等規制法に基づき許可した造成工事に伴う損害賠償等請求事件に関し、和歌山地方裁判所の判決に対する控訴について、それぞれ急を要したため、地方自治法第179条第1項の規定による専決処分を行い、その承認をお願いするものであります。
 次に、諸報第8号から第15号は地方自治法第180条第1項の規定に基づく委任専決処分報告であり、諸報第16号から第18号は平成24年度予算の繰越使用報告及び事故繰越使用報告です。
 このほか、法人の経営状況を説明する書類を別途提出しております。
 何とぞ、御審議の上、御賛同賜りますようにお願い申し上げます。
○議長(山下直也君) 以上で、当局の説明が終わりました。
 この際、3月15日選挙されました選挙管理委員を御紹介申し上げます。
 まず、4月1日の選挙管理委員会において委員長に選挙されました上山義彦君を御紹介申し上げます。
 選挙管理委員会委員長上山義彦君。
  〔上山義彦君、登壇〕
○選挙管理委員会委員長(上山義彦君) ただいま御紹介いただきました上山義彦でございます。
 去る2月定例会におきまして選挙管理委員に御選任いただき、まことにありがとうございます。厚くお礼申し上げます。
 また、その後、4月1日に開催されました選挙管理委員会におきまして委員長に互選されました。
 もとより微力ではございますが、その職務の重大さを十分認識し、今後とも、より一層頑張ってまいりたいと思いますので、皆様方の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
 以上、簡単でございますけども、就任の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○議長(山下直也君) 次に、委員長職務代理者に指定されました下川俊樹君を御紹介申し上げます。
 選挙管理委員下川俊樹君。
  〔下川俊樹君、登壇〕
○選挙管理委員(下川俊樹君) ただいま御紹介をいただきました下川俊樹でございます。
 「初登壇 熊野を語る男(おのこ)かな」──当時の議長でございました馬頭先生からお祝いをいただいた言葉であります。
 4年前に、皆さんに御無理を申し上げて議員を辞職させていただき、はや4年になります。またここで、こうして県政の一翼として参画できることを本当に幸せに思ってございます。26年お世話になったこの本会議場、感慨深いものがございます。
 去る2月議会におきまして、議員各位の、議会の皆さん方の御推薦をいただいて、選挙管理委員会委員に御選任をいただきました。まことに光栄であります。心から深く感謝の意を表し、厚く御礼を申し上げたいと思います。
 現職のときには、こういう役職に携わってございません。委員会に参画をしまして、本当に大変厳粛で責任の重い委員会だなということを痛感いたしました。日ごろ勉強を重ね、そして県民の多くの皆さんに正しい道を示していける委員会の委員として今後とも頑張ってまいりたいと思います。
 どうか、相変わらず議員各位、そして県御当局の皆さんには御指導、御鞭撻を賜りますことを心からお願いを申し上げ、御挨拶といたします。ありがとうございました。(拍手)
○議長(山下直也君) 次に、小川武君を御紹介申し上げます。
 選挙管理委員小川 武君。
  〔小川 武君、登壇〕
○選挙管理委員(小川 武君) 伝統と歴史に輝く和歌山県議会平成25年2月定例本会議におきまして、選挙管理委員に選任していただきました小川武でございます。本当にありがとうございました。
 もとより微力であります。今後、正しい選挙、明るい選挙を推進するよう頑張ってまいる所存でございます。
 今後とも、よろしく御指導いただきたいと思います。ありがとうございました。(拍手)
○議長(山下直也君) 次に、新田和弘君を御紹介申し上げます。
 選挙管理委員新田和弘君。
  〔新田和弘君、登壇〕
○選挙管理委員(新田和弘君) ただいま御紹介をいただきました新田和弘でございます。
 去る2月の県議会におきまして議員の皆様方の御推挙をいただき、選挙管理委員に御選任を賜りました。心より厚く御礼を申し上げます。大変にありがとうございました。
 今後は、その職責を十分自覚し、職務に全力を尽くしてまいる所存でございますので、皆様方の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げまして、一言御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○議長(山下直也君) 次に、4月1日就任しました新任者を御紹介申し上げます。
 まず、知事室長に就任しました和歌哲也君を御紹介申し上げます。
 知事室長和歌哲也君。
  〔和歌哲也君、登壇〕
○知事室長(和歌哲也君) 4月1日付で知事室長に命じられました和歌哲也でございます。
 もとより微力ではございますが、元気な和歌山実現のため、精いっぱい努力する覚悟でございます。議員の皆様方におかれましては、格別の御指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
○議長(山下直也君) 次に、危機管理監に就任しました木村雅人君を御紹介申し上げます。
 危機管理監木村雅人君。
  〔木村雅人君、登壇〕
○危機管理監(木村雅人君) 危機管理監の木村でございます。
 県民の皆様の安全・安心の確保のため、全力で取り組んでまいりますので、議員各位におかれましては御指導、御鞭撻賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。(拍手)
○議長(山下直也君) 次に、環境生活部長に就任しました塩崎望君を御紹介申し上げます。
 環境生活部長塩崎 望君。
  〔塩崎 望君、登壇〕
○環境生活部長(塩崎 望君) 環境生活部長を拝命いたしました塩崎望でございます。
 微力ではございますが、環境行政の推進、県民生活の安全・安心のため、全力を尽くす所存でございます。皆様方の御指導、御鞭撻、よろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(山下直也君) 次に、福祉保健部長に就任しました中川伸児君を御紹介申し上げます。
 福祉保健部長中川伸児君。
  〔中川伸児君、登壇〕
○福祉保健部長(中川伸児君) このたび福祉保健部長を拝命いたしました中川伸児でございます。
 微力ではございますが、県内の福祉、保健、医療の向上・充実のため、誠心誠意取り組んでまいりますので、何とぞよろしく御指導、御鞭撻のほど、お願い申し上げます。(拍手)
○議長(山下直也君) 次に、商工観光労働部長に就任しました藤本陽司君を御紹介申し上げます。
 商工観光労働部長藤本陽司君。
  〔藤本陽司君、登壇〕
○商工観光労働部長(藤本陽司君) 4月1日付で商工観光労働部長を拝命しました藤本陽司でございます。
 もとより微力ですが、和歌山経済を元気にするために全力で取り組んでまいりますので、議員の皆さん方には御指導、御鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(山下直也君) 次に、会計管理者に就任しました植山均君を御紹介申し上げます。
 会計管理者植山 均君。
  〔植山 均君、登壇〕
○会計管理者(植山 均君) このたび会計管理者を拝命いたしました植山均でございます。
 会計事務の適正な執行に全力で取り組んでまいりますので、議員の皆様方には御指導、御支援のほど、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
○議長(山下直也君) 次に、事務局長から新任者を紹介させます。
○事務局長(宮端 宏君) 御紹介申し上げます。
 まず、知事部局。国体推進局長日吉康文君。
 総務部。総務管理局長栗山隆博君、危機管理局長高瀬一郎君。
 企画部。地域振興局長若林誠治君、人権局長北山芳宏君。
 環境生活部。県民局長山崎良彦君。
 福祉保健部。福祉保健政策局長﨑山剛二君、健康局長野尻孝子君。
 農林水産部。農林水産政策局長鎌塚拓夫君、農業生産局長藤森弘之君、森林・林業局長橋本秀明君、水産局長堀江康浩君。
 県土整備部。県土整備政策局長土井敏弘君、道路局長野尻邦彦君、河川・下水道局長坂口唯之君。
 次に、教育委員会。教育総務局長岡野充伸君。
 次に、警察本部。警務部長小野寺健一君、交通部長礒崎正三君。
 次に、人事委員会事務局。事務局長山本明史君。
 次に、監査委員事務局。事務局長米田和一君。
 最後に、労働委員会事務局。事務局長堂代和孝君。
 以上でございます。
○議長(山下直也君) 明日も定刻より会議を開きます。
 本日は、これをもって散会いたします。
  午前11時37分散会

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