平成24年6月 和歌山県議会定例会会議録 第2号(全文)


平成24年6月 和歌山県議会定例会会議録

第2号(全文)


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正しい表記は「人名等の正しい表記」をご覧ください。

平成24年6月
和歌山県議会定例会会議録
第2号
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議事日程 第2号
 平成24年6月13日(水曜日)
 午前10時開議
 第1 特別委員会中間報告の件
 第2 常任委員選任の件
 第3 常任委員会の委員長及び副委員長選任の件
 第4 予算特別委員の辞任及び選任の件
 第5 関西広域連合議会議員の選挙
 第6 議会運営委員選任の件
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会議に付した事件
 第1 特別委員会中間報告の件
 第2 議案第103号及び議案第104号(当局説明・委員会付託等省略・表決)
 第3 常任委員選任の件
 第4 常任委員会の委員長及び副委員長選任の件
 第5 予算特別委員の辞任及び選任の件
 第6 関西広域連合議会議員の選挙
 第7 議長辞職の件
 第8 議長の選挙
 第9 副議長辞職の件
 第10 副議長の選挙
 第11 議会運営委員選任の件
 第12 休会決定の件
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出席議員(41人)
 1番 森 礼子
 2番 立谷誠一
 3番 尾崎太郎
 4番 藤山将材
 5番 新島 雄
 6番 山下直也
 7番 門 三佐博
 8番 井出益弘
 9番 濱口太史
10番 鈴木太雄
 11番 服部 一
 13番 山田正彦
 14番 坂本 登
 15番 宇治田栄蔵
 16番 尾崎要二
 17番 山本茂博
 18番 平木哲朗
 19番 前芝雅嗣
 20番 浅井修一郎
 21番 中村裕一
 22番 冨安民浩
 23番 岸本 健
 24番 中 拓哉
 25番 花田健吉
 26番 角田秀樹
 27番 吉井和視
 28番 向井嘉久藏
 29番 谷口和樹
 30番 多田純一
 31番 片桐章浩
 32番 藤本眞利子
 33番 浦口高典
 34番 大沢広太郎
 35番 谷 洋一
 36番 岩田弘彦
 37番 高田由一
 38番 奥村規子
 39番 山下大輔
 40番 松坂英樹
 41番 長坂隆司
 42番 雑賀光夫
欠席議員(なし)
〔備考〕
12番 欠員
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説明のため出席した者
 知事         仁坂吉伸
 副知事        下 宏
 知事室長       藤本陽司
 国体推進監      若宮茂樹
 危機管理監      半田和雄
 総務部長       米澤朋通
 企画部長       野田寛芳
 環境生活部長     米田和一
 福祉保健部長     山本明史
 商工観光労働部長   大門達生
 農林水産部長     増谷行紀
 県土整備部長     尾花正啓
 会計管理者      雑賀忠仁
 教育委員会委員    佐藤律子
 教育長        西下博通
 公安委員会委員長   大桑いく嗣
 警察本部長      山岸直人
 人事委員会委員長   守屋駿二
 代表監査委員     楠本 隆
 選挙管理委員会委員長 諸木良介
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職務のため出席した事務局職員
 事務局長       宮端 宏
 次長         上坊 晃
 議事課長       堀 達也
 議事課副課長     中谷政紀
 議事課課長補佐兼班長 中井 寛
 議事課主任      中尾祐一
 議事課主査      保田良春
 議事課主査      岸裏真延
 総務課長       谷  巌
 総務課主事      柏木理利
 政策調査課長     谷村守彦
 政策調査課主査    吉村知佐子
 政策調査課副主査   田口 高
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  午前10時0分開議
○議長(新島 雄君) これより本日の会議を開きます。
 日程第1、特別委員会中間報告の件を議題といたします。
 東南海・南海地震等対策特別委員会、人権・少子高齢化・環境問題等対策特別委員会、行政改革・基本計画等に関する特別委員会及び半島振興・交通・産業振興対策特別委員会から文書により中間報告がなされております。これらはいずれもお手元に配付しておりますので、御了承願います。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前10時1分休憩
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  午後1時30分再開
○議長(新島 雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 この際、報告いたします。
 議案の追加提出がありました。
 お諮りいたします。議案第103号及び議案第104号を本日の日程に追加し、これより直ちに一括して議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 議案第103号及び議案第104号を一括して議題といたします。
 地方自治法第117条の規定により、山本茂博君、平木哲朗君の退席を求めます。
  〔退場する者あり〕
○議長(新島 雄君) 議案は、お手元に配付しております。
 まず、当局の説明を求めます。
 知事仁坂吉伸君。
  〔仁坂吉伸君、登壇〕
○知事(仁坂吉伸君) ただいま上程されました議案第103号及び第104号は、県監査委員藤山将材君、服部一君が6月13日、辞職いたしましたので、その後任として、山本茂博君、平木哲朗君を選任いたしたく、同意をお願いするものでございます。
 何とぞ、御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(新島 雄君) 以上で、当局の説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 本案について質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。本案については、いずれも委員会付託等を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 これより採決に入ります。
 まず、議案第103号和歌山県監査委員の選任につき同意を求めるについてを採決いたします。
 本県監査委員に山本茂博君を選任するにつき同意することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(新島 雄君) 起立多数であります。よって、議案第103号は同意することに決定いたしました。
 次に、議案第104号和歌山県監査委員の選任につき同意を求めるについてを採決いたします。
 本県監査委員に平木哲朗君を選任するにつき同意することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(新島 雄君) 起立多数であります。よって、議案第104号は同意することに決定いたしました。
 山本茂博君、平木哲朗君の除斥を解きます。
  〔入場する者あり〕
○議長(新島 雄君) 次に日程第2、常任委員選任の件を議題といたします。
 常任委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、次のとおり指名いたしたいと思います。
 職員にその氏名を朗読させます。
○議事課副課長(中谷政紀君) 総務委員会委員、新島雄君、山下直也君、服部一君、前芝雅嗣君、長坂隆司君、高田由一君、以上6人。
 福祉環境委員会委員、森礼子君、尾崎太郎君、浅井修一郎君、中村裕一君、花田健吉君、浦口高典君、奥村規子君、以上7人。
 経済警察委員会委員、濱口太史君、宇治田栄蔵君、尾崎要二君、平木哲朗君、片桐章浩君、角田秀樹君、山下大輔君、以上7人。
 農林水産委員会委員、井出益弘君、山田正彦君、山本茂博君、谷洋一君、谷口和樹君、中拓哉君、岩田弘彦君、以上7人。
 建設委員会委員、立谷誠一君、門三佐博君、冨安民浩君、岸本健君、大沢広太郎君、藤本眞利子君、松坂英樹君、以上7人。
 文教委員会委員、藤山将材君、鈴木太雄君、坂本登君、吉井和視君、向井嘉久藏君、雑賀光夫君、多田純一君、以上7人。
○議長(新島 雄君) お諮りいたします。ただいま朗読した諸君を常任委員として指名することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名した諸君を常任委員に選任することに決定いたしました。
 次に日程第3、常任委員の選任に伴う常任委員会の委員長及び副委員長選任の件を議題といたします。
 常任委員会の委員長及び副委員長の選任については、委員会条例第6条第2項の規定により、次のとおり指名いたしたいと思います。
 職員にその氏名を朗読させます。
○議事課副課長(中谷政紀君) 総務委員会委員長前芝雅嗣君、同副委員長高田由一君。
 福祉環境委員会委員長浦口高典君、同副委員長森礼子君。
 経済警察委員会委員長平木哲朗君、同副委員長濱口太史君。
 農林水産委員会委員長山本茂博君、同副委員長谷口和樹君。
 建設委員会委員長岸本健君、同副委員長立谷誠一君。
 文教委員会委員長藤山将材君、同副委員長鈴木太雄君。
○議長(新島 雄君) ただいま朗読した諸君を各常任委員会の委員長及び副委員長として指名することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(新島 雄君) 起立全員であります。よって、ただいま指名した諸君を各常任委員会の委員長及び副委員長に選任することに決定いたしました。
 次に日程第4、予算特別委員の辞任及び選任の件を議題といたします。
 予算特別委員会の各委員から、辞任の申し出があります。
 お諮りいたします。予算特別委員の辞任を許可することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 次に、ただいま欠員となった予算特別委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、次のとおり指名いたしたいと思います。
 職員にその氏名を朗読させます。
○議事課副課長(中谷政紀君) 予算特別委員会委員、藤山将材君、濱口太史君、鈴木太雄君、服部一君、坂本登君、山本茂博君、平木哲朗君、前芝雅嗣君、中村裕一君、冨安民浩君、岸本健君、花田健吉君、向井嘉久藏君、谷洋一君、浦口高典君、長坂隆司君、松坂英樹君、角田秀樹君、岩田弘彦君、以上19人。
○議長(新島 雄君) お諮りいたします。ただいま朗読した諸君を予算特別委員として指名することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名した諸君を予算特別委員に選任することに決定いたしました。
 次に日程第5、関西広域連合議会議員2人の選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。
 お諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。
 関西広域連合議会議員に中村裕一君、中拓哉君の2君を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名した中村裕一君、中拓哉君の2君を関西広域連合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(新島 雄君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名した中村裕一君、中拓哉君の2君が関西広域連合議会議員に当選されました。
 中村裕一君、中拓哉君の2君が議場におられますので、関西広域連合議会議員に当選されましたことを告知いたします。
  〔議長退席、副議長着席〕
  〔退場する者あり〕
○副議長(前芝雅嗣君) この際、報告いたします。
 ただいま、議長新島雄君から議長辞職願が提出されました。
 お諮りいたします。議長辞職の件を本日の日程に追加し、これより直ちに議題とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(前芝雅嗣君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 議長辞職の件を議題といたします。
 まず、辞職願を職員に朗読させます。
○議事課副課長(中谷政紀君) 辞職願 私こと この度、都合により和歌山県議会議長を辞職いたしたいので許可されるよう願い出ます。 平成24年6月13日 和歌山県議会議長新島雄 和歌山県議会副議長様
○副議長(前芝雅嗣君) 新島雄君の議長辞職を許可することに賛成の諸君は、御起立を願います。
  〔賛成者起立〕
○副議長(前芝雅嗣君) 起立全員であります。よって、新島雄君の議長辞職を許可することに決定いたしました。
  〔入場する者あり〕
○副議長(前芝雅嗣君) 新島雄君から発言の許可を求められておりますので、許可いたします。
 5番新島 雄君。
  〔新島 雄君、登壇〕
○新島 雄君 全員の皆さんに辞職を満場一致で決めていただきました。
 5月の13日、昨年でありますが、たしか金曜日であったと思います。皆さん方の全員の御推挙をいただきまして、82代の議長に選任をいただきました。あれから1年と1カ月、皆さん方には大変御迷惑なことも、そして失礼もあったかと思いますが、きょうまで皆さん方に支えられ、務めることができました。本当にありがとうございました。
 私のスタートは、谷洋一でありました。そこから1つ1つ名前を払拭することによって、少し名前を覚えていただけたのかな、そんなことを考えながら植樹祭を終えることができました。そして、全国の議長さんにこの和歌山へもお集まりをいただきました。飲めない酒を振る舞って、楽しく過ごしていただいた思い出もございます。
 そして、何よりも副議長が本当に私の代理を嫌がりました。なかなか行ってくれないので、どうしてもと思いながら、何か持っていけば行ってくれるのかなあ、そんなことを考えたこともありましたが、本当に副議長には支えていただきました。
 また、知事には、本当に陰になりひなたになりお支えをいただきながら、くれごとの1つも言えなかった自分を恥じております。
 でも、皆さん方に支えられたこの1年は、大きな財産をいただきました。これからも、皆さんとともに元気で力強く、力を合わせて頑張る所存でございます。さらなる御指導を賜りますよう心からお願いを申し上げて、御礼のごあいさつといたします。ありがとうございました。(拍手)
○副議長(前芝雅嗣君) ただいま議長が欠員となりました。
 お諮りいたします。議長の選挙を本日の日程に追加し、これより直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(前芝雅嗣君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 議長の選挙を行います。
 議場を閉鎖いたします。
  〔議場閉鎖〕
○副議長(前芝雅嗣君) ただいまの出席議員数は、41人であります。
 お諮りいたします。立会人に、8番井出益弘君、22番冨安民浩君、32番藤本眞利子君、42番雑賀光夫君の4君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(前芝雅嗣君) 御異議なしと認めます。よって、立会人に以上の4君を指名いたします。
 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載願います。
 なお、この際、白票は無効といたします。
 投票用紙を配付いたします。
  〔投票用紙配付〕
○副議長(前芝雅嗣君) 配付漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(前芝雅嗣君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めます。
  〔投票箱点検〕
○副議長(前芝雅嗣君) 異状なしと認めます。
 点呼に応じて順次投票願います。
 点呼いたします。
  〔氏名点呼・投票〕
○副議長(前芝雅嗣君) 投票漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(前芝雅嗣君) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
  〔議場開鎖〕
○副議長(前芝雅嗣君) これより開票を行います。
 立会人の立ち会いをお願いいたします。
  〔開票〕
○副議長(前芝雅嗣君) 選挙の結果を報告いたします。
 投票総数41票、うち有効投票41票、無効投票なし。有効投票中、山下直也君41票。(拍手)
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は11票であります。よって、山下直也君が議長に当選されました。
 山下直也君が議場におられますので、議長に当選されましたことを告知いたします。
 6番山下直也君。
  〔山下直也君、登壇〕(拍手)
○山下直也君 議長就任のごあいさつに先立ち、一言申し上げます。
 去る6月6日、和歌山県にとりまして大変ゆかりの深い寛仁親王殿下が薨去されました。心から御哀悼申し上げます。また、翌日6月7日、同僚議員でありました川口文章議員が逝去されました。約5年にわたるおつき合いでありました。大変お世話になりました。残念であります。ここに、川口先生の御冥福をお祈り申し上げます。
 さて、ただいまは、先輩、また同僚議員の皆様方の温かい御理解のもと、歴史と伝統あるこの和歌山県議会第83代の議長として御推挙を賜り、ただいま就任をさせていただきました。大変感謝であります。と同時に、その重責を思うとき、身の引き締まる思いで今この壇上に立たしていただいております。改めまして、先輩・同僚の議員の皆様方に心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。
 御承知のとおり、今、本県の置かれている状況は大変厳しいものがあります。昨年でありましたが、紀伊半島大水害の復旧・復興に向けてのその工事が進められておりますし、また大地震や津波対策、そして、和歌山県にとりましては命の道となるべく高速道路の紀南延伸、また、ことしの夏の電力不足の問題や少子高齢、それに伴います福祉と医療の問題、また、来たるべくこの和歌山で開催されます第70回和歌山国体の成功に向け、今、大変重要な時期を迎えていると考えます。
 そんな中、皆様方とともに公正な議会運営に努めるとともに、さらなる議会改革を進め、スピードを持って事に対処してまいりたいと考えております。議員各位におかれましては、また仁坂知事を初め県幹部の皆様、そして、議場にはおられませんけれども県庁職員の皆様方、何とぞ御理解の上、御指導、御鞭撻を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
 最後になりますけれども、35歳のときに地方議会参画を志し、はや20年がたちました。まさに紆余曲折の人生だったと思います。そんな私を今日まで叱咤激励、お支えをいただきました、御支援をいただきました多くの皆様方に、この場からお礼を申し上げ、私からの議長就任のごあいさつといたします。ありがとうございました。(拍手)
  〔副議長退席、議長着席〕
  〔退場する者あり〕
○議長(山下直也君) この際、報告いたします。
 ただいま、副議長前芝雅嗣君から副議長辞職願が提出されました。
 お諮りいたします。副議長辞職の件を本日の日程に追加し、これより直ちに議題とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 副議長辞職の件を議題といたします。
 まず、辞職願を職員に朗読させます。
○議事課副課長(中谷政紀君) 辞職願 私こと この度、都合により和歌山県議会副議長を辞職いたしたいので許可されるよう願い出ます。 平成24年6月13日 和歌山県議会副議長前芝雅嗣 和歌山県議会議長様
○議長(山下直也君) 前芝雅嗣君の副議長辞職を許可することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(山下直也君) 起立全員であります。よって、前芝雅嗣君の副議長辞職を許可することに決定いたしました。
  〔入場する者あり〕
○議長(山下直也君) 前芝雅嗣君から発言の許可を求められておりますので、許可いたします。
 19番前芝雅嗣君。
  〔前芝雅嗣君、登壇〕
○前芝雅嗣君 議長のお許しをいただきましたので、副議長の退任に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
 先ほど、議長もお話ありました。私も、やはり全員の賛成のもとにきょうは退任するんだなと。壁越しに議長の声を聞きながら、少し寂しい、そういった気分になりました。辞表を出さなければよかったかなあと、少しながらそのように思いました。
 昨年の5月の臨時議会におきまして、皆様の御推挙をいただき、副議長に就任をさせていただきました。立派な新島議長のもとで、この1年間、自己申告で申しわけないですが、大過なく職務を全うさせていただきました。それもひとえに、先輩・同僚議員の皆様方、また知事を初め当局の皆様方、皆様方の御支援、御協力があればこそであります。心から感謝とお礼を申し述べたいと思います。また、特に議会事務局の皆様方には大変お世話になりました。重ねて御礼を申し上げます。
 これから私も、紀南地方から選ばれた1人の県会議員といたしまして、和歌山県の発展のために真摯に一生懸命取り組んでまいりたいと、そのように思います。皆様方におかれましても、変わらぬ御指導、御鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 1年間、本当にありがとうございました。(拍手)
○議長(山下直也君) ただいま副議長が欠員となりました。
 お諮りいたします。副議長の選挙を本日の日程に追加し、これより直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 副議長の選挙を行います。
 議場を閉鎖いたします。
  〔議場閉鎖〕
○議長(山下直也君) ただいまの出席議員数は、41人であります。
 お諮りいたします。立会人に、8番井出益弘君、22番冨安民浩君、32番藤本眞利子君、42番雑賀光夫君の4君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 御異議なしと認めます。よって、立会人に以上の4君を指名いたします。
 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載願います。
 なお、この際、白票は無効といたします。
 投票用紙を配付いたします。
  〔投票用紙配付〕
○議長(山下直也君) 配付漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めます。
  〔投票箱点検〕
○議長(山下直也君) 異状なしと認めます。
 点呼に応じて順次投票願います。
 点呼いたします。
  〔氏名点呼・投票〕
○議長(山下直也君) 投票漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
  〔議場開鎖〕
○議長(山下直也君) これより開票を行います。
 立会人の立ち会いをお願いいたします。
  〔開票〕
○議長(山下直也君) 選挙の結果を報告いたします。
 投票総数41票、うち有効投票37票、無効投票4票。有効投票中、浅井修一郎君37票。
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は10票であります。よって、浅井修一郎君が副議長に当選されました。(拍手)
 浅井修一郎君が議場におられますので、副議長に当選されましたことを告知いたします。
 20番浅井修一郎君。
  〔浅井修一郎君、登壇〕(拍手)
○浅井修一郎君 議長のお許しをいただきましたので、一言ごあいさつを申し上げます。
 ただいま、先輩・同僚の各議員の皆さん方から御推挙いただきまして、この歴史と伝統ある和歌山県議会の第88代の副議長として選任をいただき、この上なく光栄の至りであり、また、その責任の重大さに身の引き締まる思いであります。
 幸い、人格、識見に精通されました山下直也議長のもと、議会が公正かつ円満、円滑に運営できますよう、微力ながら誠心誠意努めてまいりたいと思いますので、どうか皆さん方には、より以上の御指導、御鞭撻のほどお願い申し上げまして、甚だ簡単でありますけれども、就任のごあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。ありがとうございます。(拍手)
○議長(山下直也君) 次に日程第6、議会運営委員選任の件を議題といたします。
 議会運営委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、次のとおり指名いたしたいと思います。
 職員にその氏名を朗読させます。
○議事課副課長(中谷政紀君) 議会運営委員会委員、尾崎太郎君、藤山将材君、服部一君、山田正彦君、平木哲朗君、中村裕一君、冨安民浩君、花田健吉君、大沢広太郎君、藤本眞利子君、松坂英樹君、多田純一君、以上12人。
○議長(山下直也君) お諮りいたします。ただいま朗読した12人の諸君を議会運営委員として指名することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名した12人の諸君を議会運営委員に選任することに決定いたしました。
 お諮りいたします。6月14日、15日、18日及び19日は議案調査のため休会といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山下直也君) 御異議なしと認めます。よって、6月14日、15日、18日及び19日は休会とすることに決定いたしました。
 次会は6月20日定刻より会議を開き、質疑及び一般質問を日程といたします。
 本日は、これをもって散会いたします。
  午後2時15分散会

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