平成22年12月 和歌山県議会定例会会議録 第1号(全文)
県議会の活動
平成22年12月
和歌山県議会定例会会議録
第1号
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議事日程 第1号
平成22年11月29日(月曜日)
午前10時開会・開議
第1 議席変更の件
第2 補欠選挙当選議員に係る議席の指定
第3 会議録署名議員の指名
第4 会期決定の件
第5 議案第134号から議案第169号まで(当局説明)
第6 議案第135号から議案第142号まで(質疑)
第7 議案の付託
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会議に付した事件
第1 議席変更の件
第2 補欠選挙当選議員に係る議席の指定
第3 会議録署名議員の指名
第4 会期決定の件
第5 議案第134号から議案第169号まで(当局説明)
第6 議案第135号から議案第142号まで(質疑)
第7 議案の付託
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出席議員(44人)
1番 泉 正徳
2番 山本茂博
3番 前芝雅嗣
4番 浅井修一郎
5番 吉井和視
6番 向井嘉久藏
7番 門 三佐博
8番 町田 亘
9番 森 礼子
10番 平木哲朗
11番 花田健吉
12番 須川倍行
13番 大沢広太郎
14番 谷 洋一
15番 平越孝哉
17番 岸本 健
18番 川口文章
19番 尾崎太郎
20番 藤山将材
21番 新島 雄
22番 山下直也
23番 井出益弘
24番 宇治田栄蔵
25番 多田純一
26番 中 拓哉
27番 服部 一
28番 角田秀樹
29番 山田正彦
30番 坂本 登
31番 尾崎要二
32番 中村裕一
33番 片桐章浩
34番 原 日出夫
35番 浦口高典
36番 長坂隆司
38番 小川 武
39番 冨安民浩
40番 奥村規子
41番 山下大輔
42番 松坂英樹
43番 藤井健太郎
44番 雑賀光夫
45番 野見山 海
46番 松本貞次
欠席議員(なし)
〔備考〕
16番 欠員
37番 欠員
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説明のため出席した者
知事 仁坂吉伸
副知事 下 宏
知事室長 曽根義廣
国体推進監 中村正次
危機管理監 前硲健作
総務部長 宮地俊明
企画部長 柏原康文
環境生活部長 保田栄一
福祉保健部長 西上邦雄
商工観光労働部長 岡本賢司
農林水産部長 阪中栄一
県土整備部長 原 広之
会計管理者 神田泰仁
教育委員会委員長 宮永健史
教育長 山口裕市
公安委員会委員長 大桑いく嗣
警察本部長 山岸直人
人事委員会委員長 守屋駿二
代表監査委員 楠本 隆
選挙管理委員会委員長 諸木良介
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職務のため出席した事務局職員
事務局長 森田実美
次長 佐本 明
議事課長 堀 達也
議事課副課長 吉田政弘
議事課課長補佐兼班長 田中健司
議事課主任 中尾祐一
議事課主査 保田良春
議事課主査 中村安隆
議事課主事 的塲健司
総務課長 上坊 晃
調査課長 中井祥之
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午前10時1分開会・開議
○議長(谷 洋一君) ただいまから、平成22年12月定例会を開会いたします。
これより本日の会議を開きます。
日程第1、議席変更の件を議題といたします。
議席の一部を次のように変更いたしたいと思います。その議席番号及び氏名を職員に朗読させます。
○議事課副課長(吉田政弘君) 9番服部一君を27番に、27番角田秀樹君を28番にそれぞれ変更。
○議長(谷 洋一君) お諮りいたします。ただいま朗読したとおり議席を変更することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(谷 洋一君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま朗読したとおり議席を変更することに決定いたしました。
この際、報告いたします。
10月17日執行された和歌山市選挙区の議員補欠選挙において、森礼子君と浦口高典君が当選されました。
次に日程第2、補欠選挙当選議員に係る議席の指定を行います。
その議席番号を職員に朗読させます。
○議事課副課長(吉田政弘君) 森礼子君9番、浦口高典君35番。
○議長(谷 洋一君) ただいま朗読したとおりそれぞれ議席を指定いたします。
この際、補欠選挙当選議員を順次御紹介申し上げます。
まず、9番森 礼子君。
〔森 礼子君、登壇〕(拍手)
○森 礼子君 おはようございます。
ただいま御紹介にあずかりました森礼子でございます。
10月17日の補欠選挙で当選させていただくことができました。今この場で立たせていただいていることは、本当に夢のようで、身に余る思いであります。この場に恥じないようにとしっかりと勉強してまいります。
女性の立場で、女性の目線で感じられること、できることがたくさんあります。全力で取り組み、やり抜くことをお誓い申し上げます。皆様の御指導よろしくお願いいたします。ありがとうございました。(拍手)
○議長(谷 洋一君) 次に、35番浦口高典君。
〔浦口高典君、登壇〕(拍手)
○浦口高典君 ただいま御紹介いただきました浦口高典でございます。
まずは、仁坂知事、昨日は御当選まことにおめでとうございます。
私も、10月の17日、県議会補欠選挙におきまして当選をさせていただきまして、再びこの場に戻ることができました。
任期わずかでございますが、県民の皆様の御期待にこたえるべく、県議会の先輩・同僚の皆様の御指導をいただきながら、また県当局の皆様の御指導をいただきながら、誠心誠意頑張ってまいる所存でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。(拍手)
○議長(谷 洋一君) この際、報告いたします。
補欠選挙当選議員に係る常任委員及び特別委員の選任については、委員会条例第5条第1項ただし書きの規定により、10月25日付で次のとおり指名いたしました。
職員にその氏名を朗読させます。
○議事課副課長(吉田政弘君) 文教委員会委員、森 礼子君、浦口高典君。
人権・少子高齢化問題等対策特別委員会委員、森 礼子君。
半島振興・交通・産業振興対策特別委員会委員、浦口高典君。
○議長(谷 洋一君) 次に日程第3、会議録署名議員の指名を行います。
今期定例会の会議録署名議員は、17番岸本健君、27番服部一君、41番山下大輔君の3君を指名いたします。
次に日程第4、会期決定の件を議題といたします。
お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から12月17日までの19日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(谷 洋一君) 御異議なしと認めます。
よって、今期定例会の会期は本日から12月17日までの19日間と決定いたしました。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時7分休憩
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午前11時15分再開
○議長(谷 洋一君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
この際、知事から発言を求められておりますので、許可いたします。
知事仁坂吉伸君。
〔仁坂吉伸君、登壇〕(拍手)
○知事(仁坂吉伸君) 平成22年12月定例会に御参集いただき、厚く御礼申し上げます。
御審議に先立ちまして、議長のお許しをいただきましたので、2期目を迎えるに当たってのごあいさつと今後の県政運営の基本的な考え方を申し上げたいと思います。
私は、昨日の知事選挙におきまして県民の皆様方から多くの御支持をいただき、引き続き県政のかじ取りをさしていただく運びになりました。まことにありがとうございました。
今回の選挙は、私がこれまでの4年間に、県会議員各位を初め、県民の皆様方の御支援、御協力をいただきながら、職員と一丸となって進めてきた元気な和歌山を創造する県の取り組みに対する県民の審判と考えておりましただけに、私の考えを理解し、そして応援してくださった皆様や、ともに苦労を分かち合ってきた職員の名にかけて、絶対に負けられないとの強い覚悟で戦ってまいりました。
強い激しい選挙戦を終え、当選確実の一報を受けた瞬間、これまで私を支えてくださった皆様方への感謝で胸がいっぱいになると同時に、私に与えられた職責の重さに身が引き締まる思いでございました。
私は、この選挙期間中、県内各地をくまなく回らせていただき、たくさんの県民の方とお会いしてお声を聞かしていただきましたが、県民の方々が、長く厳しい景気低迷の中で、お仕事に、日々の生活に本当に大変な思いで歯を食いしばって頑張っておられることを身をもって改めて実感をいたしました。
同時に、県庁が一丸となってこの状況を何とかして打破しなければならない、さらには、将来の発展を見据えた実効性のある政策を推進し、何としても和歌山を元気にしていかなければならないという強い使命感が込み上げてまいりました。
私は、この県民の熱い期待にこたえるために、私の持てるあらん限りの力を出し尽くし、全身全霊をかけて和歌山県の発展のために取り組んでまいる覚悟でございます。
県議会議員各位におかれましては、どうかこれまで以上の御支援、御協力を賜りますように心よりお願い申し上げます。
今後も引き続き、100万県民の皆様と一体となって2期目の県政を進めていくわけですが、私が知事就任当初に申し上げた、県民の皆様の御意見を聞くことが出発点である、そして、県民のための県政を行うという2つの基本姿勢はいささかも揺るいでおりません。
これまでの4年間も常にこのことを肝に銘じ県政に携わってまいりましたが、今後も初心を忘れず、この姿勢を貫いてまいります。
次に、第2期県政の政策の基本的な考え方について御説明さしていただきます。
私は今回の選挙で「和歌山を元気に あたたかい改革」をスローガンに掲げ、4つの政策を実行し実現すると県民の皆様にお約束いたしました。
第1に、働く場をもっとふやすことでございます。
県経済が活性化し、地域が活力を取り戻すためには、まず県民お1人お1人が不安なく豊かな生活を送れるようにしなければなりません。また、本県の人口が100万人を切りましたが、その大きな要因の1つが人口の流出であり、この4年間で、かつては年間5000人程度あった流出を2000人程度にまで抑えることができましたが、これを増加に転じさせるようにさらに頑張っていかなければなりません。そのために、県民の生活を支える働く場がもっと必要であります。
このため、中小企業や農林水産業、観光業など、本県の経済を支えている産業振興や企業誘致など、新たな雇用を生み出し、和歌山の元気創造につながる分野において、県庁の英知を結集し、日本一と言われる振興策を講じてまいります。
第2に、県民の安心・安全を守ることでございます。
すべての県民に温かい県政でありたい、つらい人々や困っている人々に優しい県政でありたい、これが私の願いであります。
特に、福祉、医療など県民の生活に密着した安全・安心の施策は、一歩たりとも後退させるわけにはいきません。紀州3人っこ施策、県立医大の定員増など、従来から県政の最重点課題として取り組みを進めてまいりましたが、今後もさらなる充実を図ってまいります。例えば、ヒブワクチン等の接種によってとうとい子供の命を守れるのならば、何としてでも自己負担の軽減を実現したいと考えます。
さらに、人権や防災、治安対策も同様に、絶対後退さしてはなりません。県民の身の回りで起こっているさまざまな出来事に常に感性を研ぎ澄ませながら、きめ細かい対策を講じ、安全・安心のさらなる向上に努めてまいります。
第3に、和歌山の活力と品格を高めることでございます。
県の将来を考えるとき忘れてはならないのが、将来を担う人づくりであります。和歌山で学び育った子供たちが、和歌山で生まれたことを誇りに思い、やがて大人になったときにそれぞれの個性を発揮しながら和歌山のために活躍してくれる、そんな子供を育てる教育を進めたいと考えております。
さらに、子供だけではなく、すべての県民の方に、和歌山に住んでよかったと感じていただけるように、スポーツ・文化の振興、自然環境、歴史・文化資源の保全、都市の再生等、活力と品格のある和歌山づくりを進めてまいります。
第4に、県民の伸びるチャンスをふやすインフラを充実することでございます。
紀伊半島という国土幹線軸から離れた不利な立地条件によって、これまで我が県の道路整備はおくれてまいりました。そして、この道路整備のおくれが、発展のために必要な企業進出などの大きな阻害要因となり、本県の伸びるチャンスが長年奪われてまいりました。
特に、紀伊半島を一周する近畿自動車道や紀北の主要都市を結ぶ京奈和自動車道について、私が4年前に就任してから、国へ何度も足を運んで必要性を訴え、時には国の責任において早期に整備すべきだと激しく詰め寄り、かなり前進させることができておりましたが、やっとこれからというときに、政権交代によって公共事業予算が大幅に削減されるなど、今後の事業推進の大幅なおくれが懸念される厳しい状況となっております。
県民の悲願であるこれらの道路整備の早期実現に向けて、今後も引き続き、国に対して高速道路の必要性を訴え、事業促進を強力に働きかけてまいります。
また、府県間道路や生活関連道路などの整備も重要でございます。特に、1期目に取り組んできたX軸ネットワーク道路につきましてはおおむね整備が完了しましたので、引き続き各生活圏の背骨に当たる県内の主要河川沿いの道路を川筋ネットワーク道路として重点的に整備を進めてまいります。
今、我が国は、人口減少や少子高齢化の問題、地球規模での環境の問題等、長年の懸案課題に加え、急激な円高が我が国経済に与える影響や領土問題も含めた国際関係の緊張の高まり等、喫緊の課題が山積し、重要な局面を迎えております。
本県も同様に乗り越えなければならない課題が山積しており、県行政は一歩たりとも立ちどまることは許されません。引き続き、足下の経済雇用情勢への対応に万全を期すことはもちろんのこと、東南海・南海地震など大規模災害への備えや少子高齢化対策、福祉医療の充実等についても着実に進め、安全・安心をより強固なものにしていかなければなりません。
さらに、来年に迫った全国植樹祭を立派になし遂げるとともに、5年後の紀の国わかやま国体の開催に向けた準備を着実に進めるなど、全国から注目を集めるビッグイベントを成功に導き、和歌山の名を高めてまいります。
また、新たな地方分権時代への対応も極めて重要な課題でございます。さきの9月議会で御承認いただいた関西広域連合については、間もなく設立が許可される見込みとなっており、今後、広域連合において関西全体の発展に向けた取り組みがスタートいたしますが、本県も積極的かつ主体的に参画し、この取り組みを本県の発展につなげるように努力してまいります。
次に、県がこれらの課題に対応するための施策を実行していくためには、県財政の健全性が確保されていなければなりません。これまでの4年間で、私が就任後に策定した行財政改革推進プランに基づき、職員数の削減や事務事業の見直しなどの行財政改革を着実に進めてきた結果、持続可能な財政運営の確立に向けた道筋が見通せるまで財政の健全化を図ることができたと自負しておりますが、長引く不況のもとで税収の先行きが不透明なことや地方交付税が将来にわたり安定的に確保されるかといったことを考えますと、今後も行財政改革に取り組み、財政の健全化に努めていく必要があります。
そして、その改革は、県民にとって温かい改革でなければなりません。つらい思いをしている方やおくれた地域のことを常に念頭に置き、行政サービスをできるだけ低下させないよう配慮してまいります。
以上が、私の2期目の県政に当たっての所信でございますが、議員各位におかれましては、どうか私の考えに御理解、御賛同を賜りますようお願い申し上げますとともに、県民のための県政を県当局と県議会が車の両輪となって一体で進めていけるよう、これまで以上の御指導、御鞭撻を賜りますよう衷心よりお願い申し上げ、ごあいさつとさしていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○議長(谷 洋一君) この際、諸般の報告をいたします。
知事から、地方自治法第180条第1項の規定による知事専決処分報告の提出が、監査委員から監査報告及び現金出納検査実施結果の報告がありました。いずれもお手元に配付しておりますので、御了承願います。
なお、人事委員会から、職員の給与等に関する報告及び勧告がありましたが、この写しは既に各議員に送付されておりますので、申し添えます。
次に、今期定例会に提出された議案は、お手元に配付のとおり、議案第134号から議案第169号までの計36件であります。
なお、議案第136号から議案第143号までは、いずれも職員に関する条例議案でありますので、地方公務員法第5条第2項の規定により人事委員会の意見を徴しましたところ、文書により回答がありました。お手元に配付しておりますので、御了承願います。
次に日程第5、議案第134号から議案第169号までを一括して議題といたします。
まず、当局の説明を求めます。
知事仁坂吉伸君。
〔仁坂吉伸君、登壇〕
○知事(仁坂吉伸君) ただいま上程されました諸議案について御説明申し上げます。
初めに、予算関係についてでございます。
議案第134号、一般会計の補正予算額は9億4900万円余となっており、その主な内容について御説明申し上げます。
まず、国の経済危機対応・地域活性化予備費を活用することにより、医療施設耐震化臨時特例基金を積み増し、平成23年度において2次救急医療機関の耐震化を進めることとしております。
次に、森林整備加速化・林業再生基金を積み増すとともに、本基金を活用し、製材工場等が行う間伐材等の加工・流通に必要な機械の導入や木質バイオマスボイラーの設置に対して支援を行うこととしております。
また、国体に備えた秋葉山公園県民水泳場の建てかえや公の施設の指定管理者による管理経費等について、債務負担行為を設定しております。
続きまして、条例案件等について、その主なものを御説明申し上げます。
議案第135号は、知事等の期末手当を国の特別職等に準じて引き下げるものであり、議案第136号から第142号までは、去る10月13日の県人事委員会の勧告に基づき一般職の職員の給与改定を実施するために、関係諸条例の改正をお願いするものでございます。
次に、議案第145号及び第146号は、南紀あけぼの園等の県立福祉施設8施設を社会福祉法人和歌山県福祉事業団に移管するため所要の条例改正を行うものであり、議案第151号は、同事業団にこれらの施設に係る建物を譲与することについて議決をお願いするものでございます。
また、議案第152号から第166号までは公の施設に係る指定管理者の指定について、議案第167号は工事請負契約の締結について、議案第168号及び第169号は工事請負変更契約の締結について、それぞれ議決をお願いするものでございます。
最後に、諸報第15号から第23号までは、地方自治法第180条第1項の規定による委任専決処分報告でございます。
何とぞ、御審議の上、御賛同賜りますようにお願い申し上げます。
○議長(谷 洋一君) 以上で、当局の説明が終わりました。
次に日程第6、ただいま説明のあった議案のうち、給与改正条例議案、議案第135号から議案第142号までを一括して議題とし、議案に対する質疑を行います。
本案について質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(谷 洋一君) 質疑なしと認めます。
次に日程第7、議案の付託について申し上げます。
給与改正条例議案議案第135号から議案第142号までは、お手元に配付しております議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。
なお、常任委員会の会場は、お手元に配付しておりますので、御了承願います。
この際、永年勤続功労議員に対する総務大臣からの感謝状及び全国都道府県議会議長会からの表彰状の伝達を行うため、このまま暫時休憩いたします。
午前11時35分休憩
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○事務局長(森田実美君) ただいまから、永年勤続功労議員に対する総務大臣からの感謝状の伝達式を行います。
議員在職35年以上で感謝状を授与されました門 三佐博殿。(拍手)
○議長(谷 洋一君) 感謝状 和歌山県 門 三佐博殿 あなたは35年以上の永きにわたり県議会議員として地方自治の振興発展に寄与され住民福祉の向上に尽くされた功績はまことに顕著であります よってここに深く感謝の意を表します 平成22年10月15日 総務大臣 片山善博
〔議長から感謝状を伝達〕(拍手)
○事務局長(森田実美君) 続きまして、永年勤続功労議員に対する全国都道府県議会議長会からの表彰状の伝達式を行います。
まず、議員在職35年以上で表彰を受けられました門 三佐博殿。
○議長(谷 洋一君) 表彰状 門 三佐博殿 あなたは和歌山県議会議員として在職35年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります よってここにその功労をたたえ表彰します 平成22年10月26日 全国都道府県議会議長会
〔議長から表彰状を伝達〕(拍手)
○事務局長(森田実美君) 次に、議員在職20年以上で表彰を受けられました中村裕一殿。(拍手)
○議長(谷 洋一君) 表彰状 中村裕一殿 あなたは和歌山県議会議員として在職20年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります よってここにその功労をたたえ表彰します 平成22年10月26日 全国都道府県議会議長会
〔議長から表彰状を伝達〕(拍手)
○事務局長(森田実美君) 同じく、小川 武殿。(拍手)
○議長(谷 洋一君) 表彰状 小川 武殿 あなたは和歌山県議会議員として在職20年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります よってここにその功労をたたえ表彰します 平成22年10月26日 全国都道府県議会議長会
〔議長から表彰状を伝達〕(拍手)
○事務局長(森田実美君) 同じく、冨安民浩殿。(拍手)
○議長(谷 洋一君) 表彰状 冨安民浩殿 あなたは和歌山県議会議員として在職20年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります よってここにその功労をたたえ表彰します 平成22年10月26日 全国都道府県議会議長会
〔議長から表彰状を伝達〕(拍手)
○事務局長(森田実美君) 同じく、吉井和殿。(拍手)
○議長(谷 洋一君) 表彰状 吉井和殿 あなたは和歌山県議会議員として在職20年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります よってここにその功労をたたえ表彰します 平成22年10月26日 全国都道府県議会議長会
〔議長から表彰状を伝達〕(拍手)
○事務局長(森田実美君) 同じく、野見山 海殿。(拍手)
○議長(谷 洋一君) 表彰状 野見山 海殿 あなたは和歌山県議会議員として在職20年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります よってここにその功労をたたえ表彰します 平成22年10月26日 全国都道府県議会議長会
〔議長から表彰状を伝達〕(拍手)
○事務局長(森田実美君) 次に、議員在職15年以上で表彰を受けられました大沢広太郎殿。(拍手)
○議長(谷 洋一君) 表彰状 大沢広太郎殿 あなたは和歌山県議会議員として在職15年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります よってここにその功労をたたえ表彰します 平成22年10月26日 全国都道府県議会議長会
〔議長から表彰状を伝達〕(拍手)
○事務局長(森田実美君) 同じく、新島 雄殿。(拍手)
○議長(谷 洋一君) 表彰状 新島 雄殿 あなたは和歌山県議会議員として在職15年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります よってここにその功労をたたえ表彰します 平成22年10月26日 全国都道府県議会議長会
〔議長から表彰状を伝達〕(拍手)
○事務局長(森田実美君) 同じく、山下直也殿。(拍手)
○議長(谷 洋一君) 表彰状 山下直也殿 あなたは和歌山県議会議員として在職15年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります よってここにその功労をたたえ表彰します 平成22年10月26日 全国都道府県議会議長会
〔議長から表彰状を伝達〕(拍手)
〔議長退席、副議長着席〕
○事務局長(森田実美君) 次に、同じく議員在職15年以上の表彰を受けられました谷洋一議長に対しましては、副議長から表彰状の伝達をしていただきます。
谷 洋一殿。
○副議長(山下直也君) 表彰状 谷 洋一殿 あなたは和歌山県議会議員として在職15年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります よってここにその功労をたたえ表彰します 平成22年10月26日 全国都道府県議会議長会
〔議長から表彰状を伝達〕(拍手)
〔副議長退席、議長着席〕
○事務局長(森田実美君) 以上で、感謝状及び表彰状の伝達が終わりました。
それでは、仁坂知事より御祝辞をいただきます。
〔仁坂吉伸君、登壇〕
○知事(仁坂吉伸君) このたび、35年以上の永年勤続により総務大臣感謝状並びに全国議長会から永年在職議員表彰を受けられました門議員、20年以上の永年在職議員表彰を受けられました中村議員、小川議員、冨安議員、吉井議員、野見山議員、そして15年以上の永年在職議員表彰を受けられました大沢議員、谷議長、新島議員、山下副議長に心からお祝いを申し上げます。
これまでの長きにわたる議員生活を振り返られ、感慨もひとしおのことと存じます。皆様方は、日々県民の幸せを願い、それぞれのお立場からひたむきに和歌山県の発展に努めてこられた大変立派な方々であり、和歌山県をしっかりと支えてこられました。その長年の御功労に対し感謝を申し上げますとともに、深く敬意を表する次第でございます。
日本の社会経済が揺らぎ、地方も厳しい状況にありますが、こうしたときであるからこそ、時代の趨勢を見据え、和歌山県が持つあらゆる魅力と底力を信じ、県民が夢と希望を描けるような活気あふれる地域づくりを強く進めていくことが必要であります。
どうぞ皆様方には、健康に十分御留意され、今後ともその卓越した識見と豊富な経験を生かし、さらなる県勢発展のため、なお一層御活躍されますことを御祈念申し上げ、私のお祝いの言葉といたします。おめでとうございました。平成22年11月29日、和歌山県知事仁坂吉伸。
改めて、おめでとうございます。(拍手)
○事務局長(森田実美君) 引き続きまして、被表彰議員を代表されまして、門三佐博議員よりごあいさつがございます。
〔門 三佐博君、登壇〕(拍手)
○門 三佐博君 皆さん、こんにちは。
このたび、総務大臣感謝状並びに全国議長会から県議会議員在職35年以上の表彰をいただき、先ほど谷洋一議長から御伝達賜りましたので、皆様方のお許しをいただきまして、謹んでお礼のごあいさつをさせていただきたいと思います。
なお、全国議長会からは、在職20年以上の表彰を受けられました中村裕一議員、小川武議員、冨安民浩議員、吉井和議員、野見山海議員、そして15年以上の大沢広太郎議員、谷洋一議長、新島雄議員、山下直也副議長の分も含めて、お許しをいただきまして、僣越でございますが、代表してお礼のごあいさつをいたしますので、御了承くださいますようにお願いいたします。
ただいま、議場内の皆様方から大変温かい祝福を受け、また仁坂知事様からは身に余るお祝いの言葉をいただきまして、心から厚くお礼申し上げます。
仁坂知事様には、1期4カ年の実績と清潔な人柄や多くの公約が評価され、昨日、見事再選されましたこと、心からお喜び申し上げ、さらなる御活躍を心よりお祈りいたします。
表彰いただきました私ども10名は、地元や和歌山県の発展に尽くしたいという意気込みを持って、それぞれの選挙区におきまして出馬させていただき、地域の代表として県議会に送り出していただきました。以来、今日まで15年から35年にわたって県議会議員として務めさせていただきましたことは、長年にわたり御支援、御指導賜りました支援者の皆様方を初め多くの方々のお力添えによるものでありまして、この場をかりまして深く感謝申し上げ、お礼申し上げます。
また、この間、議場においては、時には激しい議論を戦わせ、切磋琢磨しながらも、ともに本県の発展を目指して御尽力されました歴代の知事初め、県庁の職員の皆様方にも心から厚くお礼申し上げます。
私ごとでございますが、顧みますと昭和50年4月、伊都郡選挙区におきまして定数3名の中7名が立候補するという県下一最激戦区の中、おかげさまで今は亡き妙中正一先生らとともに幸いにも当選させていただきました。無名の一青年でした私が念願の県政に参画ができまして、県議会で同期であります、ただいま衆議院議員として大活躍中の二階俊博先生らがリーダーシップをとりまして、新人10名で清新自民党県議団を結成し、県議会の改革や県勢伸展のために取り組んできましたことも懐かしい思い出の1つであります。
また、当選早々の6月定例県議会で初質問に立ちましたときには、議席から演壇まで勢いよく行きましたが、演壇に立って議員席や傍聴席を見渡したとき、さすがに足が震えて声が上ずったことも覚えております。そのときには、青少年問題や農業対策、伊都地方の救急医療対策といった内容の質問をさせていただいたことを記憶しております。
以来、今日まで9期にわたって県議会議員として、農業や道路の問題を初め、教育、福祉、医療など、さまざまな問題について懸命に取り組んでまいりましたが、私は要領よく世の中を渡ることは苦手で、生来の不器用者であります。人を信じ、人を欺かず、ただただ誠実に信じる道を歩んでまいりました。選挙区の数多い後援会の皆様方や歴代県知事を初め、県職員の方々や同僚の御支援と、幸いにも家族や妻の支えもあって、政治活動に打ち込むことができました。大勢の方々に心から感謝しております。
さて、現在、国においては、財政状況がますます悪化し、少子高齢化の進展や景気の低迷など、さまざまな課題に直面しております。また、国外にありましては、尖閣諸島や北方領土の問題、朝鮮半島における緊張の高まりや地球温暖化防止対策など、困難な問題が山積しております。
その一方で、国から地方へ権限の移譲や自治体による広域連合の議論が進み、和歌山県にとりましては、これから数年が大変重要な時期に来ているのではないかと思います。それだけに、県民から、これまで以上に我々県議会の果たす役割が注視されております。
表彰いただきました私たち10名の議員は、選挙区や年数もさまざまでありますが、ふるさと和歌山県の発展と県民の幸福のためにという思いは共通しております。本日の感激を胸に、県民の声を県政に反映させるべく、「初心忘れず」の気持ちを持ち続け、健康に留意し頑張ってまいりたいと考えております。
どうか、皆様方の変わらぬ御指導と御支援のほどをお願い申し上げ、意を尽くせませんが、お礼のあいさつといたします。どうも御清聴ありがとうございました。(拍手)
○事務局長(森田実美君) これをもちまして、感謝状及び表彰状の伝達式を終わります。
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午前11時58分再開
○議長(谷 洋一君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
この際、新任者を御紹介申し上げます。
まず、10月1日、県土整備部長に就任しました原広之君を御紹介申し上げます。
県土整備部長原 広之君。
〔原 広之君、登壇〕
○県土整備部長(原 広之君) 去る10月1日付で県土整備部長を拝命いたしました原広之でございます。
もとより微力でございますが、県土整備の推進に全力で取り組んでまいる所存でございますので、議員各位の皆様方におかれましては、御指導、御鞭撻よろしくお願い申し上げます。(拍手)
○議長(谷 洋一君) 次に、10月20日、教育委員会の委員長に就任されました宮永健史君を御紹介申し上げます。
教育委員会委員長宮永健史君。
〔宮永健史君、登壇〕
○教育委員会委員長(宮永健史君) 去る10月20日付をもちまして教育委員長に再任されました宮永健史でございます。
微力ではございますが、その職責の重さを自覚し、誠心誠意、本県教育の発展のためにその職務に精励したいと存じます。今後ともなお一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、ごあいさつとさせていただきます。(拍手)
○議長(谷 洋一君) 次に、9月28日、教育委員会の委員に任命同意され、10月15日、就任されました佐藤律子君を御紹介申し上げます。
教育委員佐藤律子君。
〔佐藤律子君、登壇〕
○教育委員(佐藤律子君) さきの9月県議会におきまして皆様方の御同意をいただき、10月15日付をもちまして教育委員会の委員に就任いたしました佐藤律子でございます。
もとより微力ではございますが、本県の教育発展のために職務を果たしていきたいと考えてございます。どうかよろしく御指導賜りますようお願い申し上げます。(拍手)
○議長(谷 洋一君) 次に、10月18日、公安委員会の委員長に就任されました大桑いく嗣君を御紹介申し上げます。
公安委員会委員長大桑いく嗣君。
〔大桑いく嗣君、登壇〕
○公安委員会委員長(大桑いく嗣君) 去る10月18日付で和歌山県公安委員会委員長に選任されました大桑でございます。
平成20年9月に公安委員に任命され、このたび公安委員長の重責を仰せつかったわけでございますが、公安委員長としての職責を十分に自覚し、また、これまでの公安委員の経験を生かし、県警察を管理する公安委員会の代表として職務に精励する所存でございます。
県下の治安情勢、警察を取り巻く環境が厳しさを増す中、公安委員会としての機能を十分発揮し、県民の安全と安心の確保に向け、全力を尽くす決意でございます。
県議会の皆様には、引き続き公安委員会に対する一層の御指導と御支援を賜りますよう心からお願い申し上げ、就任のごあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございます。(拍手)
○議長(谷 洋一君) 次に、9月28日、公安委員会の委員に任命同意され、10月16日、就任されました溝端莊悟君を御紹介申し上げます。
公安委員溝端莊悟君。
〔溝端莊悟君、登壇〕(拍手)
○公安委員(溝端莊悟君) 去る10月16日付で和歌山県公安委員会委員に任命をいただきました溝端莊悟でございます。
私にとりまして公安委員の任務はまことに重責の感がいたしますが、職責を十分に自覚をして、公安委員の職務に誠心誠意頑張ってまいる所存でございます。
県議会の皆様方には、公安委員会へのより一層の御指導と御支援を賜りますよう心からお願い申し上げまして、簡単ではございますが、就任のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○議長(谷 洋一君) 次に、事務局長から新任者を紹介させます。
○事務局長(森田実美君) 御紹介申し上げます。
県土整備部技監森 勝彦君。(拍手)
以上でございます。
○議長(谷 洋一君) 次会は11月30日定刻より会議を開き、給与改正条例議案議案第135号から議案第142号までを日程といたします。
本日は、これをもって散会いたします。
午後零時5分散会