平成19年6月 和歌山県議会定例会会議録 第7号(全文)
県議会の活動
平成19年6月
和歌山県議会定例会会議録
第7号
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議事日程 第7号
平成19年6月28日(木曜日)
午前10時開議
第1 議案第95号から議案第113号まで、並びに請願1件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
第2 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
第3 特別委員会閉会中継続審査の件
第4 議案第114号(委員会付託等省略・表決)
第5 議員提出議案第6号(委員会付託等省略・表決)
第6 意見書・決議案
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会議に付した事件
第1 議案第95号から議案第113号まで、並びに請願1件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
第2 附帯決議案
第3 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
第4 特別委員会設置の件
第5 特別委員選任の件
第6 特別委員会閉会中継続審査の件
第7 議案第114号(委員会付託等省略・表決)
第8 議員提出議案第6号(委員会付託等省略・表決)
第9 意見書案
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出席議員(46人)
1番 泉 正徳
2番 山本茂博
3番 前芝雅嗣
4番 浅井修一郎
5番 吉井和視
6番 向井嘉久藏
7番 門 三佐博
8番 町田 亘
9番 川口文章
10番 平木哲朗
11番 花田健吉
12番 須川倍行
13番 大沢広太郎
14番 谷 洋一
15番 平越孝哉
16番 下川俊樹
17番 岸本 健
18番 山下大輔
19番 尾崎太郎
20番 藤山将材
21番 新島 雄
22番 山下直也
23番 井出益弘
24番 宇治田栄蔵
25番 多田純一
26番 中 拓哉
27番 角田秀樹
28番 江上柳助
29番 山田正彦
30番 坂本 登
31番 尾崎要二
32番 中村裕一
33番 服部 一
34番 片桐章浩
35番 原 日出夫
36番 藤本眞利子
37番 長坂隆司
38番 玉置公良
39番 小川 武
40番 冨安民浩
41番 奥村規子
42番 松坂英樹
43番 藤井健太郎
44番 雑賀光夫
45番 野見山 海
46番 松本貞次
欠席議員(なし)
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説明のため出席した者
知事 仁坂吉伸
副知事 原 邦彰
知事室長 曽根義廣
危機管理監 杉本雅嗣
総務部長 小濱孝夫
企画部長 森 崇
環境生活部長 楠本 隆
福祉保健部長 井畑文男
商工観光労働部長 永井慶一
農林水産部長 下林茂文
県土整備部長 宮地淳夫
会計管理者 小倉正義
教育委員会委員長 樫畑直尚
教育長 山口裕市
公安委員会委員長 大岡淳人
警察本部長 鶴谷明憲
人事委員会委員長 西浦昭人
代表監査委員 垣平高男
選挙管理委員会委員長 山本恒男
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職務のため出席した事務局職員
事務局長 山本庄作
次長 植野博文
議事課長 薮上育男
議事課副課長 土井敏弘
議事班長 吉田政弘
議事課主任 中尾祐一
議事課主査 保田良春
議事課主査 石垣悦二
議事課主査 瀧川泰治
総務課長 下出喜久雄
総務課副主査 畑野千津子
総務課副主査 中西 健
調査課長 佐本 明
調査課調査員 小島和也
調査課調査員 小山 良
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午前10時2分開議
○議長(中村裕一君) これより本日の会議を開きます。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時2分休憩
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午後2時2分再開
○議長(中村裕一君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
日程第1、議案第95号から議案第113号まで、並びに今期定例会の請願1件を一括して議題とし、順次、常任委員会委員長の報告を求めます。
総務委員会委員長須川倍行君。
〔須川倍行君、登壇〕(拍手)
○総務委員会委員長(須川倍行君) 総務委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案9件であります。
委員会は、6月25日、27日の2日間、第1委員会室において開催し、出納局、人事委員会事務局、監査委員事務局、選挙管理委員会、知事室、企画部、総務部の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第98号、議案第99号は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決し、議案第95号から議案第97号まで、議案第100号から議案第102号まで及び議案第110号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、人事委員会事務局関係では、採用試験の成績の公表及び合格者の決定について、監査委員事務局関係では、公益通報制度と監査委員について、選挙管理委員会事務局関係では、選挙ビラの公費負担について、議案第100号の改正時期について、投票立会人の選挙運動について、知事室関係では、監察査察制度の導入といわゆる秘書課の裏金問題調査の関係について、企画部関係では、大滝ダム建設に関する基本計画の変更について、和歌山県携帯電話つながるプランについて、総務部関係では、議案書の訂正方法について、和歌山県税条例の一部改正について、職員倫理規則について、監察査察制度について、大滝ダムに係る県の財政負担と交付税措置について、県立医科大学への運営費交付金について、自主防災組織への補助金について、税財源の充実確保について、和歌山市共済組合の統合についてただされました。
以上をもちまして、総務委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(中村裕一君) 福祉環境委員会委員長花田健吉君。
〔花田健吉君、登壇〕(拍手)
○福祉環境委員会委員長(花田健吉君) 福祉環境委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案5件であります。
委員会は、6月25日、第2委員会室において開催し、福祉保健部、環境生活部の順に当局から付託案件等について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第95号、議案第103号から議案第106号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、福祉保健部関係では、要保護世帯の資産活用について、障害者自立支援法の円滑な施行について、医師・看護師の確保について、麻疹感染拡大の防止について、がん対策について、介護保険を利用した新リハビリ制度について、株式会社コムスン問題について、無憂園の耐震診断の経過と今後のあり方について、保健医療計画について、医療機関等の地震対策について、次に環境生活部関係では、温泉施設の安全性と今後の対応について、県庁におけるごみの分別について、自然環境保全のグランドデザインについて、食品の安全対策について、青少年の健全育成についてただされました。
以上をもちまして、福祉環境委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願いいたします。(拍手)
○議長(中村裕一君) 経済警察委員会委員長藤山将材君。
〔藤山将材君、登壇〕(拍手)
○経済警察委員会委員長(藤山将材君) 経済警察委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案2件であります。
委員会は、6月25日、第3委員会室において開催し、公安委員会、商工観光労働部・労働委員会の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第95号及び議案第109号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、所管に係る各委員の主な質問項目を申し上げますと、公安委員会関係では、道路上の表示や標識の設置について、民間駐車監視員制度について、警察官の大量退職への対応について、和歌山県暴力団追放県民センターに対する支援と退職者の活用について、DVの被害相談の現況と対策について、県内における不法けん銃の実態について、商工観光労働部関係では、中心市街地活性化基本計画について、熊野古道宿泊施設整備について、海外からの観光客誘致について、団塊の世代の就労支援について、中小企業地域資源活用プログラムについて、ジョブカフェの利用実績等について、台湾との観光交流について、地場産業への支援策について、観光に対する県の考え方について、和歌山市における観光戦略等について、南紀白浜空港の利用促進についてただされました。
以上で、経済警察委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(中村裕一君) 農林水産委員会委員長山田正彦君。
〔山田正彦君、登壇〕(拍手)
○農林水産委員会委員長(山田正彦君) 農林水産委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案1件であります。
委員会は、6月25日、第4委員会室において開催し、農林水産部から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第113号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、当委員会から「地球温暖化防止森林吸収源対策に関する意見書(案)」を提案する運びとなっておりますので、よろしくお願い申し上げます。
次に、所管に係る各委員の主な質問事項を申し上げますと、農作物の鳥獣害防止対策について、ジャンボタニシ被害防止対策について、紀の国森づくり基金活用事業の進め方について、新しいタイプの防ガ灯について、アユの冷水病対策について、次世代につなぐ水産業チャレンジ支援事業について、燃油高騰に対する水産業分野での支援策について、本年産温州ミカンの全国生産量について、梅の生産・流通対策について、紀州材認証システムについて、林業就業者対策について、水産業振興対策についてただされました。
以上をもちまして、農林水産委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(中村裕一君) 建設委員会委員長野見山 海君。
〔野見山 海君、登壇〕(拍手)
○建設委員会委員長(野見山 海君) 建設委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表及び請願文書表に記載のとおり、議案5件、請願は新規受理分1件であります。
委員会は、6月25日、第5委員会室において開催し、県土整備部から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第112号は賛成多数をもって、議案第95号、議案第107号、議案第108号及び議案第111号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、議案第112号の附帯決議を本会議に提案することを決定いたしました。
また、請願につきましては、お手元に配付の請願審査結果表のとおり、議請第1号は継続審査すべきものと決しました。
大滝ダムの基本計画変更問題について、たび重なる変更と多額の県民負担を伴う重要な問題であるため、6月25日、審議に先立ち、委員会として現地を確認の上、慎重審議を行ったところであります。
なお、当委員会から、「地方の道路整備の促進と道路財源の確保を求める意見書(案)」が提案されるよう要望したところであります。
次に、所管に係る各委員の主な質問事項を申し上げます。和歌川河川公園の指定管理者制度導入について、大滝ダムの基本計画変更問題について、関西電力のダム取水データ改ざんの問題について、有田川町修理川地内の土砂災害について、公共調達制度改革に係る最低制限価格等の公表並びに一般競争入札制度、電子入札の導入について、紀の川大橋工事の漏水問題について、紀の川の中州に群生する樹木の対応について、京奈和自動車道橋本道路垂井高架橋の復元時期について、国道480号鍋谷トンネル及び志賀バイパスの見通しについて、県道花園美里線及び高野口野上線改良の今後の見通しについて、県道和歌山橋本線三谷・山崎工区の完成時期について、県道橋本線西渋田・東渋田工区の現状と今後の見通しについて、南紀白浜空港の特割7及び便数確保についてただされました。
以上をもちまして、建設委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願いいたします。(拍手)
○議長(中村裕一君) 文教委員会委員長坂本 登君。
〔坂本 登君、登壇〕(拍手)
○文教委員会委員長(坂本 登君) 文教委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
委員会は、6月25日、第6委員会室において開催し、当局から現況について説明を聴取した後、所管に係る事項について各委員から活発な質問がなされました。
各委員の主な質問項目を申し上げますと、改正教育基本法と教育行政について、改正教育3法と教育委員会のあり方について、教科書の選定について、特別支援教育について、県立高校再編整備計画について、文部科学省の研究委託事業について、県立自然博物館の利用促進について、公立高校の今後のあり方について、高校入学者の選抜制度について、読書活動の推進について、教職員の喫煙場所についてただされました。
以上をもちまして、文教委員会の報告を終わります。(拍手)
○議長(中村裕一君) 以上で、常任委員会委員長の報告が終わりました。
これより委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 質疑なしと認めます。
次に、討論に入ります。
藤井健太郎君から反対討論の通告がありますので、これを許可いたします。
43番藤井健太郎君。
〔藤井健太郎君、登壇〕(拍手)
○藤井健太郎君 議長のお許しをいただきましたので、日本共産党県議団を代表して、議案第95号、98号、99号、112号に反対の立場から討論いたします。
議案第95号平成19年度和歌山県一般会計補正予算において、商工費中、企業立地対策費として9112万5000円の増額補正と、来年度までの債務負担行為として限度額2億1262万4000円が計上されています。これは、都市再生機構が所有する橋本隅田地区の用地約20ヘクタールを内陸型大規模企業用地として県が約3億円の負担をして共同の開発をしようというものです。
企業立地の促進は、県民の新たな雇用と所得、地域経済への波及効果を生み出し、産業振興のための有効な施策でもありますが、同時に、多額の投資に対する効果の見込み、見通しをきちんと説明できるものであることも求められています。
紀の川筋では、北勢田ハイテクパークへの誘致がようやく進んだところですが、妙寺北部企業団地や、今回共同開発しようとする隅田地区に隣接する南海林間田園都市「小峰台」への立地が進んでいない状況にあります。
今回、内陸部での新たな大規模企業用地の開発に着手しようというものですが、これまで、企業用地造成に当たっては幾多の苦い経験も積み重ね、多額の債務を残しているところです。今回は、これまでの用地造成とは手法が違うものの、県民の税金を投入しての企業用地造成事業には違いはなく、立地予定企業との仮契約があるなどの確たる見込みが示されていないもとでは、安易に同意することはできません。
議案第98号は、職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例であります。
雇用保険法の一部改正に伴い、県職員が退職した際の退職手当の受給資格要件を改めようというものです。
その内容は、雇用保険法の改正で、自発的離職者の場合は、これまでの就業期間の要件であった6カ月以上を1年以上とし、1年未満の離職者には受給資格を与えないこととしました。それにあわせて、県職員の退職手当は、6カ月以上の勤続があれば雇用保険での失業給付に見合う額が支給されていたものが、特定理由の離職者を除き、12カ月以上の勤続実績がある者へと変更しようというものです。実質的に退職手当の削減となるもので、同意できません。
議案第99号和歌山県税条例の一部を改正する条例について。
改正しようとする中心は信託法の改正によるものですが、今回改正提案されている中に、上場株式などの配当や収益分配金に対する税率の特例措置、本則税率20%を10%に軽減する措置を平成21年3月31日まで1年間延長するというものが含まれています。
庶民には年金課税の強化、定率減税の廃止で増税となり、家計が圧迫されているもとで、一方では、大株主ほど大幅減税となる優遇税制を延長させることには到底納得のできるものではありません。
議案第112号は、大滝ダム建設に関する基本計画の変更についてです。
今回で6回目の基本計画の変更となりますが、知事が同意することに議会の議決を求めるものです。
変更の内容は、建設に要する費用を概算額3480億円から3640億円へ160億円を追加し、工期を平成24年度までと3年間延長する内容となっています。
今回、県が追加負担する費用の想定額は、治水と利水分を合わせて17億8000万円となっており、これまでの負担額と合わせると455億円にもなることが見込まれています。たび重なる計画変更と、そのたびに負担額の増大が押しつけられることについて、国の責任や事業のあり方について問わざるを得ないものがあります。
大滝ダムは、紀の川流域に甚大な被害をもたらした伊勢湾台風の翌年、昭和35年より予備調査が開始をされ、昭和40年、建設事業に着手、昭和47年に基本計画が策定されましたが、以後4回の計画変更を繰り返し、40年近くの歳月をかけて平成14年にダム本体工事が完成しました。ダムへの試験湛水をしたところ、白屋地区で亀裂が発生、地すべり対策が必要となり、地区住民の全戸移転やダムの維持管理費を含めて第5回目の計画変更となったのが平成16年です。そして今回、ダム周辺の詳細な地質調査をした結果、新たに2カ所の地すべり対策が必要になったということです。
もともと、このダム本体の建設地周辺には数多くの断層が走っており、地すべり地域でもあり、地区住民や専門家からもダムの適地性について疑問が投げかけられていました。国会でもダム建設の適地性が問われ、昭和55年3月の衆議院予算委員会では、ダム貯水によって地すべりを起こさない必要十分な対策、長年月に耐え得る工法などを考え対処すると答弁がされていましたが、これまでの計画変更のほとんどが地すべりに対しての対策工事となっています。
現在、白屋地区での対策工事が進められていますが、ダムに水をためれば深い地層のところでもすべり面があり、地すべりを起こす可能性が各方面から指摘されていました。国もそのことを知っていながら、必要な対策工事を行いませんでした。国の地すべり対策工事は極めて限定的であり、対策工事の内容も、安全率を低く設定し、十分なものとは言いがたいものがありました。
大滝ダムは、毎秒2700立米の洪水調節機能と、県内では毎秒3.5トンの利水機能を持つダムとして早期供用が望まれています。大滝ダムの治水機能が発揮できなければ、紀の川流域全体の整備計画も根本的に見直す必要性に迫られます。たび重なる計画変更についての国の責任も明らかにされず、計画変更に伴う負担金と工期延長の押しつけとなっていることには同意できません。国の責任によって万全の対策を講じ、これ以上の財政負担を転嫁させないことを強く求めるものです。
以上で、私の討論を終わります。(拍手)
○議長(中村裕一君) これをもって討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
まず、議案第95号、議案第98号及び議案第99号を一括して採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。
本案をいずれも委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(中村裕一君) 起立多数であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
次に、議案第112号を採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、原案可決であります。
本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(中村裕一君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
この際、報告いたします。
お手元に配付のとおり、和議第1号「『大滝ダム建設に関する基本計画の変更について』に係る附帯決議(案)」が提出されております。
お諮りいたします。これを本日の日程に追加し、これより直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
和議第1号「『大滝ダム建設に関する基本計画の変更について』に係る附帯決議(案)」を議題といたします。
お諮りいたします。本案については、提出者の説明等を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
和議第1号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(中村裕一君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第96号、議案第97号、議案第100号から議案第111号まで、及び議案第113号を一括して採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。
本案をいずれも委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(中村裕一君) 起立全員であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
次に、議請第1号を採決いたします。
お諮りいたします。本請願を委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 御異議なしと認めます。よって、本請願は委員長の報告のとおり決定いたしました。
次に日程第2、常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
お諮りいたします。お手元に配付しております「継続審査を要する所管事務調査件名表」及び「継続審査を要する担任事務調査件名表」のとおり、それぞれ閉会中の継続審査として付議することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
お諮りいたします。特別委員会設置の件及び特別委員選任の件を本日の日程に追加し、これより直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
まず、特別委員会設置の件を議題といたします。
お諮りいたします。県議会議員の定数及び各選挙区の定数等について調査検討するため13人の委員をもって構成する議員定数等検討特別委員会を設置いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
次に、特別委員選任の件を議題といたします。
ただいま設置されました議員定数等検討特別委員会の委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、次のとおり指名いたしたいと思います。
職員にその氏名を朗読させます。
○議事課副課長(土井敏弘君) 議員定数等検討特別委員会委員、吉井和視君、向井嘉久藏君、町田亘君、平越孝哉君、下川俊樹君、尾崎要二君、中村裕一君、小川武君、片桐章浩君、原日出夫君、雑賀光夫君、江上柳助君、岸本健君、以上13人。
○議長(中村裕一君) お諮りいたします。ただいま朗読した諸君を議員定数等検討特別委員として指名することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名した諸君を議員定数等検討特別委員に選任することに決定いたしました。
次に日程第3、特別委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
お諮りいたします。人権・少子高齢化問題等対策特別委員会、防災・環境問題等対策特別委員会、行政改革・基本計画等に関する特別委員会、半島振興・交通・産業振興対策特別委員会、予算特別委員会及び議員定数等検討特別委員会の各特別委員会に付議されたそれぞれの問題について、さらに閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
次に日程第4、議案第114号を議題といたします。
これより質疑に入ります。本案について質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。本案については、委員会付託等を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
議案第114号和歌山県人事委員会の委員の選任につき同意を求めるについてを採決いたします。
この採決は、無記名投票をもって行います。
議場を閉鎖いたします。
〔議場閉鎖〕
○議長(中村裕一君) ただいまの出席議員数は、議長を除き45人であります。
お諮りいたします。立会人に、1番泉正徳君、14番谷洋一君、25番多田純一君、37番長坂隆司君の4君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 御異議なしと認めます。よって、立会人に以上の4君を指名いたします。
なお、この際、白票は無効といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 御異議なしと認めます。よって、白票は無効とすることに決定いたしました。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
○議長(中村裕一君) 配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めます。
〔投票箱点検〕
○議長(中村裕一君) 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。投票は無記名であります。投票用紙に、本県人事委員会の委員に辻健君を任命するにつき同意することに賛成の諸君は「賛成」と、反対の諸君は「反対」と記載の上、点呼に応じて順次投票願います。
点呼いたします。
〔氏名点呼・投票〕
○議長(中村裕一君) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○議長(中村裕一君) これより開票を行います。
立会人の立ち会いをお願いいたします。
〔開票〕
○議長(中村裕一君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数45票、うち有効投票45票、無効投票なし。有効投票中、賛成45票、反対なし。
以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第114号はこれに同意することに決定いたしました。
次に日程第5、議員提出議案第6号政治倫理の確立のための和歌山県議会の議員の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例案を議題といたします。
議案はお手元に配付しております。
お諮りいたします。本案については、提出者の説明等を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
議員提出議案第6号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(中村裕一君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、日程第6に入ります。
和議第2号「狂犬病予防対策の強化、充実に関する意見書(案)」、和議第3号「地方の道路整備の促進と道路財源の確保を求める意見書(案)」、和議第4号「地球温暖化防止森林吸収源対策に関する意見書(案)」及び和議第5号「住民税の増税見直しを求める意見書(案)」を一括して議題といたします。
案文は、お手元に配付しております。
お諮りいたします。本案については、いずれも提出者の説明等を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
これより採決に入ります。
まず、和議第2号から和議第4号までを一括して採決いたします。
お諮りいたします。本案をいずれも原案のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(中村裕一君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
次に、和議第5号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(中村裕一君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。
以上で、今期定例会に付議された諸案件の審議はすべて終了いたしました。
議員各位の連日の御精励を深く感謝申し上げます。
気候不順の折、健康には十分御留意の上、御活躍されることを祈念いたします。
これをもって、平成19年6月定例会を閉会いたします。
午後2時44分閉会