平成15年6月 和歌山県議会定例会会議録 第7号(全文)
県議会の活動
平成十五年六月 和歌山県議会定例会会議録 第七号
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議事日程 第七号
平成十五年七月一日(火曜日)午前十時開議
第一 議案第百号から議案第百十四号まで、並びに請願一件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
第二 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
第三 特別委員会閉会中継続審査の件
第四 議案第百十五号及び議案第百十六号
第五 意見書・決議案
会議に付した事件
一 議案第百号から議案第百十四号まで、並びに請願一件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
二 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
三 特別委員会閉会中継続審査の件
四 議案第百十五号及び議案第百十六号
五 意見書案
出席議員(四十六人)
一 番 須 川 倍 行
二 番 尾 崎 太 郎
三 番 谷 洋 一
四 番 新 島 雄
五 番 小 川 武
六 番 吉 井 和 視
七 番 門 三 佐 博
八 番 町 田 亘
九 番 大 原 康 男
十 番 浅 井 修 一 郎
十一 番 山 田 正 彦
十二 番 坂 本 登
十三 番 向 井 嘉 久 藏
十四 番 大 沢 広 太 郎
十五 番 平 越 孝 哉
十六 番 下 川 俊 樹
十七 番 東 幸 司
十八 番 山 下 大 輔
十九 番 小 原 泰
二十 番 前 芝 雅 嗣
二十一番 木 下 善 之
二十二番 山 下 直 也
二十三番 井 出 益 弘
二十四番 宇 治 田 栄 蔵
二十五番 浦 口 高 典
二十六番 藤 山 将 材
二十七番 原 日 出 夫
二十八番 玉 置 公 良
二十九番 野 見 山 海
三十 番 冨 安 民 浩
三十一番 尾 崎 要 二
三十二番 阪 部 菊 雄
三十三番 花 田 健 吉
三十四番 角 田 秀 樹
三十五番 前 川 勝 久
三十六番 江 上 柳 助
三十七番 森 正 樹
三十八番 長 坂 隆 司
三十九番 中 村 裕 一
四十 番 新 田 和 弘
四十一番 松 坂 英 樹
四十二番 雑 賀 光 夫
四十三番 藤 井 健 太 郎
四十四番 村 岡 キ ミ 子
四十五番 松 本 貞 次
四十六番 和 田 正 人
欠席議員(なし)
説明のため出席した者
知事 木 村 良 樹
副知事 中 山 次 郎
出納長 大 平 勝 之
理事 垣 平 高 男
知事公室長 小 佐 田 昌 計
総務部長 宮 地 毅
企画部長 野 添 勝
環境生活部長 津 本 清
福祉保健部長 白 原 勝 文
商工労働部長 石 橋 秀 彦
農林水産部長 阪 口 裕 之
県土整備部長 大 山 耕 二
企業局長 西 芳 男
教育委員会委員長 赤 松 壽 男
教育長 小 関 洋 治
公安委員会委員 高 垣 博 明
警察本部長 高 綱 直 良
人事委員会委員長 青 木 孝 祐
代表監査委員 藤 谷 茂 樹
選挙管理委員会委員長 北 村 亮 三
職務のため出席した事務局職員
事務局長 中 原 洋 二
次長 佐 竹 欣 司
議事課長 島 光 正
議事課副課長 藪 上 育 男
議事班長 鷲 山 智
議事課主任 尾 崎 善 亮
議事課主査 土 井 富 夫
総務課長 土 井 陽 義
総務課主事 橋 爪 賢 司
総務課主事 三 田 和 弘
調査課長 宗 野 幸 克
調査課調査員 中 田 洋
調査課調査員 上 岡 義 明
(速記担当者)
議事課主任 吉 川 欽 二
議事課主任 鎌 田 繁
議事課主査 保 田 良 春
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午前十時二分開議
○議長(尾崎要二君) これより本日の会議を開きます。
この際、暫時休憩いたします。
午前十時三分休憩
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午後一時三十二分再開
○議長(尾崎要二君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
【日程第一 議案第百号から議案第百十四号まで、並びに請願一件】
○議長(尾崎要二君) 日程第一、議案第百号から議案第百十四号まで、並びに今期定例会の請願一件を一括して議題とし、順次、常任委員会委員長の報告を求めます。
総務委員会委員長新田和弘君。
〔新田和弘君、登壇〕(拍手)
○総務委員会委員長(新田和弘君) 総務委員会における審査の経過並びに結果について、ご報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案七件であります。
委員会は、六月二十六日、三十日の二日間、第一委員会室、第四委員会室において開催し、医科大学、看護短期大学部、出納室、人事委員会事務局、監査委員事務局、選挙管理委員会、知事公室、企画部、総務部の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第百三号は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決し、議案第百号、議案第百二号、議案第百四号、議案第百五号、議案第百十二号及び議案第百十四号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、所管に係る各委員の主な質問事項は、知事公室関係では、テレビ和歌山の株保有について、企画部関係では、コスモパーク加太に係る県土地開発公社借入金についての金融機関との交渉状況について、コスモパーク加太の方向性について、関空─羽田間のシャトル便について、ITビジネスモデル地区構想について、総務部関係では、法人事業税への外形標準課税の導入について、市町村合併について、市町村合併後の振興局のあり方について、第三セクターの債務について、東南海・南海地震対策について、行政ホイッスル制度について、それぞれただされました。
以上をもちまして、総務委員会の報告を終わります。何とぞ、適切なご決定をお願い申し上げます。
○議長(尾崎要二君) 福祉環境委員会委員長玉置公良君。
〔玉置公良君、登壇〕(拍手)
○福祉環境委員会委員長(玉置公良君) 福祉環境委員会における審査の経過並びに結果について、ご報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案四件であります。
委員会は、六月二十六日、第二委員会室において開催し、福祉保健部、環境生活部の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第百六号、議案第百十四号については全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決し、議案第百号、議案第百十号については賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、所管に係る各委員の主な質問事項は、福祉保健部関係では、看護師需給計画について、SARS対策について、広域災害医療情報システムについて、受けられる医療の地域間格差の解消について、精神・結核合併症病棟の設置について、身体障害者や介護支援専門員が使用する自動車の「駐車可」の取り扱いについて、グリーンピア南紀の調停案について、幼稚園・保育所一元化について、自殺防止への取り組みについてただされました。
次に環境生活部関係では、紀南地域の廃棄物問題について、近畿青年洋上大学について、NPOからのふるさとづくり企画提案事業について、産業廃棄物の越境移動について、リサイクルの推進について、ISOの取り組みについて、車中に子供を放置することへの規制について、橋本市のダイオキシン汚染対策についてただされました。
以上をもちまして、福祉環境委員会の報告を終わります。何とぞ、適切なご決定をお願い申し上げます。
○議長(尾崎要二君) 経済警察委員会委員長坂本 登君。
〔坂本 登君、登壇〕(拍手)
○経済警察委員会委員長(坂本 登君) 経済警察委員会における審査の経過並びに結果について、ご報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案二件であります。
委員会は、六月二十六日、第三委員会室において開催し、商工労働部・地方労働委員会、公安委員会の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第百号及び議案第百八号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、所管に係る各委員の主な質問事項は、商工労働部関係では、和歌山まるごとフェアの今後の展開について、中国市場進出支援事業で上海に設置される事務所の概要及びその目的について、地域通貨を活用した地域振興策に対する取り組みについて、ソフトアンテナショップの特徴について、ふるさと和歌山わいわい市場で実施しているキャンペーンの内容について、中小企業者への新たな保証制度の創設について、観光動態調査の方法について、和歌浦地域の観光振興対策について、公安委員会関係では、交通事故自動記録装置の設置場所、効果及び今後の増設計画について、公共事業等への不当要求行為に対する対応や防止するための取り組みについて、県民に親しまれ、信頼される警察に向けての取り組みについてただされました。
以上をもちまして、経済警察委員会の報告を終わります。何とぞ、適切なご決定をお願い申し上げます。
○議長(尾崎要二君) 農林水産委員会委員長冨安民浩君。
〔冨安民浩君、登壇〕(拍手)
○農林水産委員会委員長(冨安民浩君) 農林水産委員会における審査の経過並びに結果について、ご報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案二件であります。
委員会は、六月二十六日、第四委員会室において開催し、農林水産部から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第百号及び議案第百七号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、所管に係る各委員の主な質問事項は、果樹経営安定対策について、農業大学の学生募集について、都市との交流モデル地区の育成について、園内道整備事業について、養蜂の現況とミツバチの転飼許可について、特別栽培農産物の基準について、光センサー選果機の入札について、アユの冷水病問題について、本県ミカンの評価について、カゴメ進出による県内トマト栽培農家への影響について、梅研究の総括報告について、うめ研究所の体制と試験研究機能についてただされました。
以上をもちまして、農林水産委員会の報告を終わります。何とぞ、適切なご決定をお願い申し上げます。
○議長(尾崎要二君) 建設委員会委員長小原 泰君。
〔小原 泰君、登壇〕(拍手)
○建設委員会委員長(小原 泰君) 建設委員会における審査の経過並びに結果について、ご報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案五件、請願は新規受理分一件であります。
委員会は、六月二十六日、第五委員会室において開催し、企業局、県土整備部の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第百号、議案第百一号、議案第百九号、議案第百十一号及び議案第百十三号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また請願につきましては、お手元に配付の請願審査結果表のとおり、議請第二号は継続審査すべきものと決しました。
なお、当委員会から「東南海・南海地震に備えた近畿自動車道紀勢線の整備促進に関する意見書(案)」が提案される運びとなっておりますので、よろしくお願いいたします。
次に、所管に係る各委員の主な質問事項は、企業局関係では、企業局の方向性について、大新公園地下駐車場について、雑賀崎の金属団地について、和歌山市のエコタウン構想について、県土整備部関係では、国道四十二号の迂回路としての県道田辺印南線の整備について、低入札の状況と取り組みについて、国道二十四号の紀州大橋四車線化について、築港ボートパークについて、入札制度について、京奈和自動車道に係る予算の配分、使途及び今後の取り組みについて、国道四百八十号の直轄代行調査について、県道上富田南部線の稲成─中芳養間の整備の見通しについて、白浜空港フラワーラインの整備について、田辺市の稲成─秋津間の市道と県道の振りかえについてただされました。
以上をもちまして、建設委員会の報告を終わります。何とぞ、適切なご決定をお願い申し上げます。
○議長(尾崎要二君) 文教委員会委員長山田正彦君。
〔山田正彦君、登壇〕(拍手)
○文教委員会委員長(山田正彦君) 文教委員会における審査の経過並びに結果について、ご報告申し上げます。
委員会は、六月二十六日、第六委員会室において開催し、当局から現況について説明を聴取した後、所管に係る事項について各委員から活発な質問がなされました。
各委員の主な質問事項は、世界遺産登録に向けての取り組みについて、教員の資質の向上について、性教育の現状について、学区制廃止に伴う課題について、学校敷地内での禁煙について、携帯電話に関する指導について、大阪府の現職教員採用について、教員の飲酒運転の対応について、不適格教員への対応について、教員の選挙運動について、公募採用した校長の近況について、病気休職、中途退職の教員の状況について、高校生の就職問題についてただされました。
以上をもちまして、文教委員会の報告を終わります。
○議長(尾崎要二君) 以上で、常任委員会委員長の報告が終わりました。
これより、委員長の報告に対する質疑に入ります。──質疑なしと認めます。
次に、討論に入ります。
まず、藤井健太郎君から反対討論の通告がありますので、これを許可いたします。
四十三番藤井健太郎君。
〔藤井健太郎君、登壇〕(拍手)
○藤井健太郎君 日本共産党議員団を代表して、今議会に提案されている議案のうち、議案第百号、百三号、百十号に反対の討論を行います。
議案第百号は、平成十五年度和歌山県一般会計補正予算で、歳入歳出それぞれに十億七千五百五十五万一千円を追加するものです。私たちは、予算すべてを否定するものではありません。問題にしているのは、三款民生費中一項社会福祉費において、一般財源でグリーンピア南紀への負担金、補助及び交付金として一億三千六百三十六万八千円が計上されていることです。関連議案として、議案第百十号債務額確定調停事件に係る調停についてが提案され、財団法人グリーンピア南紀が負うべき紀陽銀行への債務一億九千四百八十一万三百十五円の支払いについて、県に一億三千六百三十六万七千二百二十一円の支払いを求める内容となっています。これは財団法人への支出であり、財団法人を清算するに当たっての負担金及び補助金という性格になっています。地方自治法では、自治体は公益上、必要があると認められる場合に補助金の支出ができるとしており、県が出資した法人に対して、法人を清算するために出資金の範囲を超えてまで負担することが公益上必要なことに当たるのかどうか疑問が残るところであります。したがって、債務全額を出資者がその出資割合に応じて負担し合うという調停の内容については納得がいかないものであり、この調停に基づく支出については反対をするものです。
議案第百三号は、和歌山県税条例の一部を改正する条例で、地方税法の一部改正に伴い、規定の整備を行うというものです。その中に、法人事業税に外形標準課税制度を新たに創設するとあります。この制度については、従前より導入すべきではないという意見を申し上げてきました。外形標準課税は、事業活動で生まれた利益に対して課税されるのではなく、人件費、支払い利子や賃借料なども含めて課税されるところから赤字法人にも課税されることや、ひいては企業の人件費や設備投資の抑制につながりかねない要素も持っています。この税制が県税収入や県経済に及ぼす影響が検証されていないもとで、今日の経済情勢下にあっては、より慎重に対応すべきではなかったかと考えるところであります。
以上申し述べまして、反対討論を終わります。
○議長(尾崎要二君) 次に、大沢広太郎君から賛成討論の通告がありますので、これを許可いたします。
十四番大沢広太郎君。
〔大沢広太郎君、登壇〕(拍手)
○大沢広太郎君 お許しをいただきましたので、自由民主党県議団を代表いたしまして、本六月定例会に提案されている予算関係議案並びに諸議案に対し、賛成の立場から討論を行うものであります。なお、新生わかやま県議団、開政クラブ、公明党県議団、無所属クラブ、県民クラブの各会派も賛成という立場で同じ認識のもと、私の方から討論をさせていただきます。
初めに、先月二十七日に閣議決定されたいわゆる骨太の方針第三弾、とりわけ三位一体改革について、税源移譲についても一定の方針が示され、真の地方分権実現に向けての大きな一歩となったことは、地方からの声が届いた結果であり、これまで積極的に提言、申し入れ活動を行ってこられた木村知事には敬意を表するものであります。
木村知事は、このほかにも、国の五百三十万人雇用創出プログラムの具体例として取り上げられた緑の雇用事業への取り組みをさらに広げるための和歌山版・農業をやってみようプログラムや東南海・南海地震の際の代替緊急輸送路対策としての近畿自動車道紀勢線整備の必要性を国に対して提言されるなど、常に地方の立場から積極的な提言活動を行われています。また、新型肺炎(SARS)対策や今回の補正予算にも盛り込まれている地震・津波対策への取り組みなど、県民の安全を守るための危機管理についても、時期を失することなく前向きに取り組まれているほか、イトーヨーカ堂でのソフトアンテナショップ展開やヨットのアメリカズカップ連続優勝チームキャプテンのラッセル・クーツ氏招聘イベントなど、県外に向けて積極的に情報発信を行い、和歌山ブランドの浸透を目指されるなど、本県活性化に向けた新たな取り組みも着実に進められておられるところであります。県民の皆さんも、木村知事のこのような姿勢を評価し、今後とも常に前向きに県政運営に当たられることを期待していると確信するところであり、またそのためには我々県議会も最大限の協力を惜しまないものであります。
さて、今議会に提案されている補正予算につきましては、地震、津波被害に備えた防災センター整備のための予算、田辺・白浜地域で進められているIHS構想をより推進するための予算や、全国有数である本県果樹農業の体質強化など、当初予算編成後の状況変化等に対し、厳しい財政状況の中、迅速的かつ機動的に取り組まれたものであります。また、その他の議案につきましても、特定非営利活動法人の健全な発展に資するため税制上の特別措置を講じるものなど、その内容はいずれも必要かつ適切なものであります。
この上は、今議会に提案されている諸議案に盛り込まれた各施策を迅速かつ円滑に実行することが県民の負託にこたえる上で最も肝要なことであると信じるところであります。
我々自由民主党県議団、そして各会派といたしましては、以上申し上げた認識のもと、今議会に提案されている予算関連議案並びに諸議案について、原案どおり成立することを期するものであることを申し上げ、賛成討論とさせていただきます。
○議長(尾崎要二君) これをもって、討論を終結いたします。
これより、採決に入ります。
まず、議案第百号、議案第百三号及び議案第百十号を一括して採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。
本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君は、ご起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(尾崎要二君) 起立多数であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
次に、議案第百一号、議案第百二号、議案第百四号から議案第百九号まで、及び議案第百十一号から議案第百十四号までを一括して採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。
本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君は、ご起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(尾崎要二君) 起立全員であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
次に、請願一件を採決いたします。
お諮りいたします。本請願を委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(尾崎要二君) ご異議なしと認めます。よって、本請願は委員長の報告のとおり決定いたしました。
【日程第二 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件】
○議長(尾崎要二君) 次に日程第二、常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
お諮りいたします。お手元に配付しております「継続審査を要する所管事務調査件名表」及び「継続審査を要する担任事務調査件名表」のとおり、それぞれ閉会中の継続審査として付議することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(尾崎要二君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
【日程第三 特別委員会閉会中継続審査の件】
○議長(尾崎要二君) 次に日程第三、特別委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
お諮りいたします。人権問題等対策、関西国際空港対策、防災等対策及び半島振興過疎対策の各特別委員会に付議されたそれぞれの問題について、さらに閉会中の継続審査とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(尾崎要二君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
【日程第四 議案第百十五号及び議案第百十六号】
○議長(尾崎要二君) 次に日程第四、議案第百十五号及び議案第百十六号を一括して議題といたします。
これより、質疑に入ります。
本案について質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。
お諮りいたします。本案については、いずれも委員会付託等を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(尾崎要二君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
これより、採決に入ります。
まず、議案第百十五号和歌山県人事委員会の委員の選任につき同意を求めるについてを採決いたします。
この採決は、無記名投票をもって行います。
議場を閉鎖いたします。
〔議場閉鎖〕
○議長(尾崎要二君) ただいまの出席議員数は、議長を除き四十五人であります。
お諮りいたします。立会人に、一番須川倍行君、五番小川武君、九番大原康男君、二十二番山下直也君の四君を指名いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(尾崎要二君) ご異議なしと認めます。よって、立会人に以上の四君を指名いたします。
なお、この際、白票は無効といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(尾崎要二君) ご異議なしと認めます。よって、白票は無効とすることに決定いたしました。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
○議長(尾崎要二君) 配付漏れありませんか。──配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めます。
〔投票箱点検〕
○議長(尾崎要二君) 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。投票は無記名であります。投票用紙に、本県人事委員会の委員に西浦昭人君を選任するにつき同意することに賛成の諸君は「賛成」と、反対の諸君は「反対」と記載の上、点呼に応じて順次投票願います。
点呼いたします。
〔氏名点呼・投票〕
○議長(尾崎要二君) 投票漏れはありませんか。──投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○議長(尾崎要二君) これより開票を行います。
立会人の立ち会いをお願いいたします。
〔開票〕
○議長(尾崎要二君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数 四十五票
うち有効投票 四十五票
無効投票 なし
有効投票中
賛成 四十五票
反対 なし
以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第百十五号はこれに同意することに決定いたしました。
次に、議案第百十六号和歌山県収用委員会の委員の任命につき同意を求めるについてを採決いたします。
本県収用委員会の委員に江海康子君を任命するにつき同意することに賛成の諸君は、ご起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(尾崎要二君) 起立全員であります。よって、議案第百十六号はこれに同意することに決定いたしました。
【日程第五 意見書・決議案】
○議長(尾崎要二君) 次に、日程第五に入ります。
和議第二号「東南海・南海地震に備えた近畿自動車道紀勢線の整備促進に関する意見書(案)」及び和議第三号「イラク復興支援特別措置法の慎重審議を求める意見書(案)」を一括して議題といたします。
案文は、お手元に配付しております。
お諮りいたします。本案については、いずれも提出者の説明等を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(尾崎要二君) ご異議なしと認めます。よってそのとおり決定いたしました。
これより、採決に入ります。
まず、和議第二号を採決いたします。
お諮りいたします。本案を原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(尾崎要二君) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、和議第三号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の諸君は、ご起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(尾崎要二君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。
以上で、今期定例会に付議された諸案件の審議はすべて終了いたしました。
議員各位の連日のご精励を深く感謝申し上げます。
気候不順の折、健康には十分ご留意の上、ご活躍されることを祈念いたします。
これをもって、平成十五年六月定例会を閉会いたします。
午後二時八分閉会