平成13年6月 和歌山県議会定例会会議録 第7号(全文)
県議会の活動
平成十三年六月 和歌山県議会定例会会議録 第七号
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議事日程 第七号
平成十三年六月二十九日(金曜日)午前十時開議
第一 特別委員会中間報告の件
第二 議案第八十一号から議案第九十九号まで、報第二号から報第五号まで、並びに請願五件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
第三 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
第四 特別委員会閉会中継続審査の件
第五 常任委員選任の件
第六 常任委員会の委員長及び副委員長選任の件
第七 特別委員の辞任及び選任の件
第八 議会運営委員選任の件
第九 図書委員選任の件
第十 意見書・決議案
会議に付した事件
一 特別委員会中間報告の件
二 議案第八十一号から議案第九十九号まで、報第二号から報第五号まで、並びに請願五件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
三 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
四 特別委員会閉会中継続審査の件
五 議案第百二号及び議案第百三号
六 常任委員選任の件
七 常任委員会の委員長及び副委員長選任の件
八 特別委員の辞任及び選任の件
九 議長辞職の件
十 議長の選挙
十一 副議長辞職の件
十二 副議長の選挙
十三 議会運営委員選任の件
十四 図書委員選任の件
十五 意見書案
出席議員(四十七人)
一 番 新 島 雄
二 番 山 田 正 彦
三 番 佐 田 頴 一
四 番 大 沢 広 太 郎
五 番 堀 本 隆 男
六 番 宇 治 田 栄 蔵
七 番 門 三 佐 博
八 番 西 本 長 弘
九 番 坂 本 登
十 番 小 原 泰
十一 番 木 下 善 之
十二 番 永 井 佑 治
十三 番 尾 崎 要 二
十四 番 小 川 武
十五 番 宗 正 彦
十六 番 橋 本 進
十七 番 生 駒 三 雄
十八 番 原 日 出 夫
十九 番 谷 洋 一
二十 番 山 下 直 也
二十一番 高 瀬 勝 助
二十二番 吉 井 和 視
二十三番 木 下 秀 男
二十四番 町 田 亘
二十五番 金 田 眞
二十六番 高 田 由 一
二十七番 神 出 政 巳
二十八番 玉 置 公 良
二十九番 向 井 嘉 久 藏
三十 番 野 見 山 海
三十一番 平 越 孝 哉
三十二番 下 川 俊 樹
三十三番 中 山 豊
三十四番 浜 田 真 輔
三十五番 鶴 田 至 弘
三十六番 冨 安 民 浩
三十七番 村 岡 キ ミ 子
三十八番 中 村 裕 一
三十九番 井 出 益 弘
四十 番 阪 部 菊 雄
四十一番 江 上 柳 助
四十二番 長 坂 隆 司
四十三番 森 正 樹
四十四番 飯 田 敬 文
四十五番 新 田 和 弘
四十六番 松 本 貞 次
四十七番 和 田 正 人
欠席議員(なし)
説明のため出席した者
知事 木 村 良 樹
副知事 中 山 次 郎
出納長 大 平 勝 之
理事 安 居 要
知事公室長 小 佐 田 昌 計
総務部長 稲 山 博 司
企画部長 垣 平 高 男
環境生活部長 秋 月 成 夫
福祉保健部長 白 井 保 世
商工労働部長 内 田 安 生
農林水産部長 辻 健
土木部長 大 山 耕 二
企業局長 増 田 充 孝
教育委員会委員長 目 黒 威 徳
教育長 小 関 洋 治
公安委員会委員長 高 垣 宏
警察本部長 岩 井 良 行
人事委員会委員長 青 木 孝 祐
代表監査委員 藤 谷 茂 樹
選挙管理委員会委員長 北 村 亮 三
職務のため出席した事務局職員
事務局長 田 村 徳 美
次長 佐 竹 欣 司
議事課長 北 垣 内 敬
議事課副課長 松 谷 秋 男
議事班長 露 詰 勤
議事課主査 尾 崎 善 亮
議事課主査 井 口 好 晴
総務課長 梶 本 皓 造
総務課主任 松 本 義 春
総務課主査 有 本 和 彦
調査課長 宗 野 幸 克
調査課調査員 栗 須 盛 衛
調査課調査員 前 村 頼 緒
(速記担当者)
議事課主任 吉 川 欽 二
議事課主任 鎌 田 繁
議事課主査 中 尾 祐 一
議事課副主査 保 田 良 春
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午前十時一分開議
○議長(阪部菊雄君) これより本日の会議を開きます。
【日程第一 特別委員会中間報告の件】
○議長(阪部菊雄君) 日程第一、特別委員会中間報告の件を議題といたします。
同和対策、関西国際空港対策、水資源対策及び半島振興過疎対策の各特別委員会から中間報告が文書をもってなされておりますが、これらはいずれもお手元に配付しておりますので、ご了承願います。
〔巻末の「参考資料」を参照〕
○議長(阪部菊雄君) この際、暫時休憩いたします。
午前十時二分休憩
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午後四時五十三分再開
○議長(阪部菊雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
この際、本日の会議時間は、都合により、あらかじめこれを延長いたします。
【日程第二 議案第八十一号から議案第九十九号まで、報第二号から報第五号まで、並びに請願五件】
○議長(阪部菊雄君) 日程第二、議案第八十一号から議案第九十九号まで、知事専決処分報告報第二号から報第五号まで、並びに継続審査中の請願五件を一括して議題とし、順次、常任委員会委員長の報告を求めます。
福祉環境委員会委員長向井嘉久藏君。
〔向井嘉久藏君、登壇〕(拍手)
○福祉環境委員会委員長(向井嘉久藏君) 福祉環境委員会における審査の経過並びに結果について、ご報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表及び請願文書表に記載のとおり、議案二件、請願の前会からの継続審査分一件であります。
委員会は、六月二十六日、第二委員会室において開催し、環境生活部、福祉保健部の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第八十九号、議案第九十号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また請願につきましては、お手元に配付の請願審査結果表のとおり、議請第七号はさらに継続審査すべきものと決しました。
次に、所管に係る各委員の主な質問事項は、環境生活部関係では、産業廃棄物の処理対策について、平成十二年度に実施したダイオキシン類の環境調査の結果について、合併浄化槽の業者登録について、家電リサイクル法施行後の状況について、不法投棄物等に対する県の取り組みについてただされました。
次に福祉保健部関係では、ハンセン病に対する県の取り組み全般について、県下のベビーホテルの現況と今後の見通しについて、介護保険の保険料収入と給付実績について、老人保健施設、特別養護老人ホーム等に対する待機者と施設整備について、国民健康保険の資格証明書等の取り扱いについて、原子爆弾被爆者の福祉事業の実施についてただされました。
以上をもちまして、福祉環境委員会の報告を終わります。
何とぞ、適切なご決定をお願い申し上げます。
○議長(阪部菊雄君) 経済警察委員会委員長町田 亘君。
〔町田 亘君、登壇〕(拍手)
○経済警察委員会委員長(町田 亘君) 経済警察委員会における審査の経過並びに結果について、ご報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案等三件であります。
委員会は、六月二十六日に第三委員会室において開催し、商工労働部、地方労働委員会、公安委員会の順に当局から付託案件等について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第九十三号及び議案第九十四号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決し、報第二号は全会一致をもって承認すべきものと決しました。
次に、所管に係る各委員の主な質問事項は、商工労働部関係では、競輪事業の経営状況について、企業誘致の状況及びその体制について、県内の倒産企業の状況について、制度融資の状況について、公安委員会関係では、本県の交通マナーの実態について、産業廃棄物等の不法投棄者の検挙実績について、暴走族の最近の状況とその対策について、学児童に対する安全対策について、隣接府県との連携強化についてただされました。
以上をもちまして、経済警察委員会の報告を終わります。
何とぞ、適切なご決定をお願い申し上げます。
○議長(阪部菊雄君) 農林水産委員会委員長佐田頴一君。
〔佐田頴一君、登壇〕(拍手)
○農林水産委員会委員長(佐田頴一君) 農林水産委員会における審査の経過並びに結果について、ご報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案一件であります。
委員会は、六月二十六日、第四委員会室において開催し、農林水産部から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第九十一号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、所管に係る各委員の主な質問事項は、中層式浮き魚礁について、森林組合の現状について、公団造林について、減反政策について、市町村合併に伴う農林水産分野での影響について、輸入農産物等の安全性について、世界遺産登録による農林水産業への影響について、土地改良区の党費立てかえ問題について、知事説明の中での農林水産業関係について、森林交付税について、JRでの県産ジュースの販売について、間伐材等紀州材の需要拡大について、中山間地域への活性化対策について、果樹振興に関する戦略プランについて、試験研究機関のあり方について、法人の経営状況報告書について、六月十九日からの豪雨災害についてただされました。
以上をもちまして、農林水産委員会の報告を終わります。
何とぞ、適切なご決定をお願い申し上げます。
○議長(阪部菊雄君) 建設委員会委員長和田正人君。
〔和田正人君、登壇〕(拍手)
○建設委員会委員長(和田正人君) 建設委員会における審査の経過並びに結果について、ご報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表及び請願文書表に記載のとおり、議案五件、知事専決処分報告二件、請願は前会からの継続審査分一件であります。
委員会は、六月二十六日、第五委員会室において開催し、土木部、企業局の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第九十五号は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決し、議案第九十六号から議案第九十九号までは全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。知事専決処分報告報第二号及び報第四号は、いずれも承認すべきものと決しました。また請願につきましては、お手元に配付の請願審査結果表のとおり、議請第一号は継続審査すべきものと決しました。
次に、所管に係る各委員の主な質問事項は、土木部関係では、大滝ダムに関する基本計画変更について、関西相互住宅事件について、近畿自動車道紀勢線の四車線化について、近畿自動車道紀勢線の料金所への緊急用トイレ設置について、近畿自動車道紀勢線の照明灯設置について、国道三百七十号阪井バイパスの進捗状況について、国道四百八十号の府県間トンネルの今後の見通しについて、六月十九日の集中豪雨による有田川の水害と二川ダムについて、六月十九日の集中豪雨による紀北地方の被害状況について、県道海南金屋線の進捗状況について、県道阪本五條線の奈良県側の進捗状況について、企業局関係では、電気事業会計の料金単価について、紀の川第一工業用水道事業の海南市への施設移管についてただされました。
以上をもちまして、建設委員会の報告を終わります。
何とぞ、適切なご決定をお願い申し上げます。
○議長(阪部菊雄君) 文教委員会委員長山下直也君。
〔山下直也君、登壇〕(拍手)
○文教委員会委員長(山下直也君) 文教委員会における審査の経過並びに結果について、ご報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表及び請願文書表に記載のとおり、議案等二件、請願、前会からの継続審査分三件であります。
委員会は、六月二十六日、第六委員会室において開催し、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第九十二号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決し、報第二号は全会一致をもって原案のとおり承認すべきものと決しました。また請願につきましては、お手元に配付の請願審査結果表のとおり、議請第三号、第八号及び第十三号は継続審査すべきものと決しました。
次に、所管に係る各委員の主な質問事項は、県教育委員会への信頼について、完全学校週五日制施行に向けた施策の展開ついて、県立高等学校の通学区域について、自校入試の導入について、県立高校生の和歌山大学における学修について、教育ネットワークの整備について、学校安全管理について、環境教育と校内ごみの分別について、県立図書館の現状と今後の方策について、文化施設の予算について、紀伊風土記の丘の進入路の補修について、紀三井寺公園テニス場の夜間照明について、教科書採択制度のあり方について、教科書採択に係る公正の確保について、世界遺産登録に向けての進捗状況について、信仰の山会議の具体的内容について、ワールドカップサッカーキャンプ誘致の現状と見通しについてただされました。
以上をもちまして、文教委員会の報告を終わります。
何とぞ、適切なご決定をお願い申し上げます。
○議長(阪部菊雄君) 総務委員会委員長永井佑治君。
〔永井佑治君、登壇〕(拍手)
○総務委員会委員長(永井佑治君) 総務委員会における審査の経過並びに結果について、ご報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案八件、専決処分報告三件であります。
委員会は、六月二十六日、第一委員会室において開催し、医科大学、看護短期大学部、出納室、人事委員会事務局、監査委員事務局、選挙管理委員会、知事公室、企画部、総務部の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第八十一号については賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決し、議案八十二号から議案第八十八号までは全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。知事専決処分報告報第二号、報第三号、報第五号につきましては、全会一致で承認されました。また、閉会中の継続審査を要する所管事務調査件名について、「南紀白浜空港用地買収に関する調査について」を削除することに決しました。
次に、所管に係る各委員の主な質問事項は、医科大学関係では、紀北分院検討委員会の検討内容について、救命救急センターの収支状況及び運営上の問題点について、ドクターヘリ導入に係る採算性について、知事公室関係では、ビッグホエールの利用状況及び利便性の向上について、姉妹提携先との民間レベルによる交流について、政策評価の現状と将来の見通しについて、わかやまアドバイザー会議について、企画部関係では、医大跡地の一部譲渡並びに事業コンペの見通しについて、大滝ダム計画変更について、JR和歌山線の利便性について、IT基本戦略について、海洋深層水への取り組みについて、総務部関係では、一般職の任期付研究員の採用等に関する条例について、市町村合併に係る勧告、重点支援地域の指定について、南海地震に対する対応策について、公共事業費、単独事業費の見込みについて、外形標準課税及び新税への対応について、それぞれただされました。
以上をもちまして、総務委員会の報告を終わります。
何とぞ、適切なご決定をお願い申し上げます。
○議長(阪部菊雄君) 以上で、常任委員会委員長の報告が終わりました。
これより委員長の報告に対する質疑に入ります。──質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております案件について討論の通告がありませんので、これより直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(阪部菊雄君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
これより採決に入ります。
まず、議案第八十一号及び議案第九十五号を一括して採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。
本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君は、ご起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(阪部菊雄君) 起立多数であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
次に、議案第八十二号から議案第九十四号まで、議案第九十六号から議案第九十九号までを一括して採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。
本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君は、ご起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(阪部菊雄君) 起立全員であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
次に、知事専決処分報告報第二号から報第五号までを一括して採決いたします。
本件に対する委員長の報告は、いずれも承認であります。
本件を委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君は、ご起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(阪部菊雄君) 起立全員であります。よって、本件はいずれもこれを承認することに決定いたしました。
次に、請願五件を一括して採決いたします。
本請願は、いずれも委員長の報告のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(阪部菊雄君) ご異議なしと認めます。よって、本請願はいずれも委員長の報告のとおり決定いたしました。
【日程第三 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件】
○議長(阪部菊雄君) 次に日程第三、常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
お諮りいたします。お手元に配付しております「継続審査を要する所管事務調査件名表」及び「継続審査を要する担任事務調査件名表」のとおり、それぞれ閉会中の継続審査として付議することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(阪部菊雄君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
【日程第四 特別委員会閉会中継続審査の件】
○議長(阪部菊雄君) 次に日程第四、特別委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
お諮りいたします。同和対策、関西国際空港対策、水資源対策及び半島振興過疎対策の各特別委員会に付議されたそれぞれの問題について、さらに閉会中の継続審査とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(阪部菊雄君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
この際、報告いたします。
議案の追加提出がありました。
〔巻末の「参考資料」を参照〕
○議長(阪部菊雄君) お諮りいたします。ただいま報告の議案第百二号及び議案第百三号を本日の日程に追加し、これより直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(阪部菊雄君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
【追加日程 議案第百二号及び議案第百三号】
○議長(阪部菊雄君) 議案第百二号及び議案第百三号を一括して議題といたします。
議案はお手元に配付しておりますので、まず当局の説明を求めます。
知事木村良樹君。
〔木村良樹君、登壇〕
○知事(木村良樹君) ただいま上程されました議案第百二号及び議案第百三号は、県監査委員木下善之君、冨安民浩君が六月二十九日辞職いたしましたので、その後任として永井佑治君、野見山海君を選任いたしたく、同意をお願いするものでございます
何とぞご賛同賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(阪部菊雄君) 以上で、当局の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
本案について質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。
お諮りいたします。本案については、いずれも委員会付託等を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(阪部菊雄君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
これより採決に入ります。
まず、議案第百二号和歌山県監査委員の選任につき同意を求めるについてを採決いたします。
本県監査委員に永井佑治君を選任するにつき同意することに賛成の諸君は、ご起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(阪部菊雄君) 起立多数であります。よって、議案第百二号はこれに同意することに決定いたしました。
次に、議案第百三号和歌山県監査委員の選任につき同意を求めるについてを採決いたします。
本県監査委員に野見山海君を選任するにつき同意することに賛成の諸君は、ご起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(阪部菊雄君) 起立多数であります。よって、議案第百三号はこれに同意することに決定いたしました。
【日程第五 常任委員選任の件】
○議長(阪部菊雄君) 次に日程第五、常任委員選任の件を議題といたします。
お諮りいたします。現在の常任委員の任期は七月十二日まででありますが、この際、委員会条例第五条第二項の規定を適用し、本日あらかじめ選任を行うことにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(阪部菊雄君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
これより常任委員の選任を行います。
常任委員の選任については、委員会条例第五条第一項の規定より、次のとおり指名いたしたいと思います。
職員にその氏名を朗読させます。
〔職員朗読〕
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総務委員会委員
佐 田 頴 一 君
堀 本 隆 男 君
小 原 泰 君
宗 正 彦 君
木 下 秀 男 君
村 岡 キ ミ 子 君
飯 田 敬 文 君
山 下 直 也 君
以上八人
福祉環境委員会委員
小 川 武 君
向 井 嘉 久 藏 君
井 出 益 弘 君
阪 部 菊 雄 君
鶴 田 至 弘 君
新 田 和 弘 君
浜 田 真 輔 君
以上七人
経済警察委員会委員
新 島 雄 君
大 沢 広 太 郎 君
宇 治 田 栄 蔵 君
高 瀬 勝 助 君
町 田 亘 君
神 出 政 巳 君
中 村 裕 一 君
玉 置 公 良 君
以上八人
農林水産委員会委員
門 三 佐 博 君
坂 本 登 君
木 下 善 之 君
生 駒 三 雄 君
高 田 由 一 君
松 本 貞 次 君
江 上 柳 助 君
原 日 出 夫 君
以上八人
建設委員会委員
山 田 正 彦 君
西 本 長 弘 君
橋 本 進 君
谷 洋 一 君
中 山 豊 君
和 田 正 人 君
森 正 樹 君
冨 安 民 浩 君
以上八人
文教委員会委員
永 井 佑 治 君
尾 崎 要 二 君
吉 井 和 視 君
平 越 孝 哉 君
下 川 俊 樹 君
金 田 眞 君
長 坂 隆 司 君
野 見 山 海 君
以上八人
─────────────────────
○議長(阪部菊雄君) お諮りいたします。ただいま朗読した諸君を常任委員として指名することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(阪部菊雄君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名した諸君を常任委員に選任することに決定いたしました。
なお、念のため申し上げます。ただいま選任された諸君は七月十三日から就任することになりますので、申し添えます。
【日程第六 常任委員会の委員長及び副委員長選任の件】
○議長(阪部菊雄君) 次に日程第六、常任委員の選任に伴う常任委員会の委員長及び副委員長選任の件を議題といたします。
常任委員会の委員長及び副委員長選任については、委員会条例第六条第二項の規定により、次のとおり指名いたしたいと思います。
職員にその氏名を朗読させます。
〔職員朗読〕
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総務委員会委員長 小 原 泰 君
同副委員長 山 下 直 也 君
福祉環境委員会委員長 浜 田 真 輔 君
同副委員長 向 井 嘉 久 藏 君
経済警察委員会委員長 大 沢 広 太 郎 君
同副委員長 神 出 政 巳 君
農林水産委員会委員長 坂 本 登 君
同副委員長 生 駒 三 雄 君
建設委員会委員長 山 田 正 彦 君
同副委員長 谷 洋 一 君
文教委員会委員長 長 坂 隆 司 君
同副委員長 永 井 佑 治 君
─────────────────────
○議長(阪部菊雄君) ただいま朗読した諸君を各常任委員会の委員長及び副委員長として指名することに賛成の諸君は、ご起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(阪部菊雄君) 起立全員であります。よって、ただいま指名した諸君を各常任委員会の委員長及び副委員長に選任することに決定いたしました。
なお、念のため申し上げます。ただいま選任された諸君は七月十三日から就任することになりますので、申し添えます。
【日程第七 特別委員の辞任及び選任の件】
○議長(阪部菊雄君) 次に日程第七、特別委員の辞任及び選任の件を議題といたします。
同和対策、関西国際空港対策、水資源対策及び半島振興過疎対策の各特別委員から、辞任の申し出があります。
お諮りいたします。特別委員の辞任については、これを許可することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(阪部菊雄君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
次に、ただいま欠員となった特別委員の選任については、委員会条例第五条第一項の規定により、次のとおり指名いたしたいと思います。
職員にその氏名を朗読させます。
〔職員朗読〕
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同和対策特別委員会委員
堀 本 隆 男 君
木 下 善 之 君
橋 本 進 君
木 下 秀 男 君
向 井 嘉 久 藏 君
井 出 益 弘 君
金 田 眞 君
松 本 貞 次 君
江 上 柳 助 君
山 下 直 也 君
玉 置 公 良 君
以上十一人
関西国際空港対策特別委員会委員
新 島 雄 君
宇 治 田 栄 蔵 君
尾 崎 要 二 君
小 川 武 君
生 駒 三 雄 君
高 瀬 勝 助 君
下 川 俊 樹 君
鶴 田 至 弘 君
和 田 正 人 君
森 正 樹 君
中 村 裕 一 君
野 見 山 海 君
以上十二人
水資源対策特別委員会委員
佐 田 頴 一 君
門 三 佐 博 君
永 井 佑 治 君
宗 正 彦 君
吉 井 和 視 君
平 越 孝 哉 君
阪 部 菊 雄 君
高 田 由 一 君
村 岡 キ ミ 子 君
長 坂 隆 司 君
神 出 政 巳 君
浜 田 真 輔 君
以上十二人
半島振興過疎対策特別委員会委員
山 田 正 彦 君
大 沢 広 太 郎 君
西 本 長 弘 君
坂 本 登 君
小 原 泰 君
谷 洋 一 君
町 田 亘 君
中 山 豊 君
飯 田 敬 文 君
新 田 和 弘 君
原 日 出 夫 君
冨 安 民 浩 君
以上十二人
─────────────────────
○議長(阪部菊雄君) お諮りいたします。ただいま朗読した諸君を特別委員として指名することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(阪部菊雄君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名した諸君を特別委員に選任することに決定いたしました。
〔議長退席、副議長着席〕
○副議長(尾崎要二君) この際、報告いたします。
ただいま、議長阪部菊雄君から議長辞職願が提出されました。
お諮りいたします。この際、議長辞職の件を本日の日程に追加し、議題とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(尾崎要二君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
【追加日程 議長辞職の件】
○副議長(尾崎要二君) 議長辞職の件を議題といたします。
まず、その辞職願を朗読させます。
〔職員朗読〕
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辞 職 願
私こと
このたび都合により和歌山県議会議長を辞職いたしたいので許可されるよう願い出ます
平成十三年六月二十九日
和歌山県議会議長 阪 部 菊 雄
和歌山県議会副議長 殿
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○副議長(尾崎要二君) 阪部菊雄君の議長の辞職を許可することに賛成の諸君は、ご起立願います。
〔賛成者起立〕
○副議長(尾崎要二君) 起立全員であります。よって、阪部菊雄君の議長の辞職を許可することに決定いたしました。
阪部菊雄君から発言の許可を求められておりますので、これを許可いたします。
四十番阪部菊雄君。
〔阪部菊雄君、登壇〕(拍手)
○阪部菊雄君 お許しをいただきまして、退任のあいさつを申し上げたいと思います。
一年前の六月議会の最終日に議員各位の温かいご支持によりまして第七十一代目の議長にご選任いただき、今日まで議員の皆さんの大変なご支持とお支えをちょうだいいたしまして無事に任務を果たすことができたわけでございます。大変ありがとうございました。また、知事初め県の職員の皆様にもいろいろとご指導、ご鞭撻いただきましたことを、あわせて感謝申し上げる次第であります。
ちょうど二十世紀の終わりから二十一世紀にかけての極めて意義ある議長であったと思います。議長就任以来、いろんなことがありましたけれども、おかげをもちましてつつがなく全部果たすことができました。これも議員各位並びに県の職員の皆さんのおかげと、あわせて厚く御礼申し上げる次第でございます。
今後、一議員として皆様方とともに和歌山県発展のために一生懸命頑張りたいと思いますので、どうかひとつ以前のようにかわいがっていただきますように心からお願いいたしまして、簡単でございますが、あいさつにかえます。ありがとうございました。
○副議長(尾崎要二君) ただいま議長が欠員となりました。
お諮りいたします。この際、議長の選挙を本日の日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(尾崎要二君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
【追加日程 議長の選挙】
○副議長(尾崎要二君) 議長の選挙を行います。
議場を閉鎖いたします。
〔議場閉鎖〕
○副議長(尾崎要二君) ただいまの出席議員数は、四十人であります。
お諮りいたします。立会人に、七番門三佐博君、二十九番向井嘉久藏君、三十八番中村裕一君、四十七番和田正人君の四君を指名いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議あり。和田議員、おらへん」と呼ぶ者あり〕
○副議長(尾崎要二君) このまま、暫時休憩いたします。
午後五時二十六分休憩
─────────────────────
午後五時二十七分再開
○副議長(尾崎要二君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
ただいま指名した立会人が退席されましたので、和田正人君にかわり十八番原日出夫君を指名いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(尾崎要二君) ご異議なしと認めます。よって、立会人に以上の四君を指名いたします。
なお、この際、白票は無効といたします。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
○副議長(尾崎要二君) 配付漏れはありませんか。──配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めます。
〔投票箱点検〕
○副議長(尾崎要二君) 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票願います。
点呼いたします。
〔氏名点呼・投票〕
○副議長(尾崎要二君) 投票漏れはありませんか。──投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○副議長(尾崎要二君) これより開票を行います。
立会人の立ち会いをお願いいたします。
〔開票〕
○副議長(尾崎要二君) 選挙の結果を報告いたします。
投票総数 四十票
うち有効投票 四十票
無効投票 なし
有効投票中
井出益弘君 三十四票
村岡キミ子君 五票
下川俊樹君 一票
以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は十票であります。よって、井出益弘君が議長に当選されました。(拍手)
ただいま当選されました井出益弘君が議場におられますので、本席から議長に当選されましたことを告知いたします。
三十九番井出益弘君。
〔井出益弘君、登壇〕(拍手)
○井出益弘君 このたび第七十二代和歌山県議会議長にご選出いただきましたこと、身に余る光栄であり、先輩・同僚議員の皆様のご厚情、ご友情に心より感謝申し上げます。
今や私たち和歌山県民の置かれています現状は、環境問題、経済の沈滞化、道路・交通網整備のおくれ等を初め、これ以上後送りのできない緊急性ある難題や、市町村にとっても苦渋の選択を迫られている案件等も多く抱えており、大変厳しい状況下にあります。
木村県政とともに和歌山県民のより豊かな福祉の向上を目指し、誠心誠意を持って全力で県勢発展のために取り組むとともに、議会の円滑な運営に努力する覚悟でございます。
まだまだ至らないことの多い私でございますが、どうか皆様のご指導、ご協力のほどをよろしくお願い申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。
〔副議長退席、議長着席〕
○議長(井出益弘君) この際、報告いたします。
ただいま、副議長尾崎要二君から副議長辞職願が提出されました。
お諮りいたします。この際、副議長辞職の件を本日の日程に追加し、議題とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井出益弘君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
【追加日程 副議長辞職の件】
○議長(井出益弘君) 副議長辞職の件を議題といたします。
まず、その辞職願を朗読させます。
〔職員朗読〕
─────────────────────
辞 職 願
私こと
このたび都合により和歌山県議会副議長を辞職いたしたいので許可されるよう願い出ます
平成十三年六月二十九日
和歌山県議会副議長 尾 崎 要 二
和歌山県議会議長 殿
─────────────────────
○議長(井出益弘君) 尾崎要二君の副議長の辞職を許可することに賛成の諸君は、ご起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(井出益弘君) 起立全員であります。よって、尾崎要二君の副議長の辞職を許可することに決定いたしました。
尾崎要二君から発言の許可を求められておりますので、これを許可いたします。
十三番尾崎要二君。
〔尾崎要二君、登壇〕(拍手)
○尾崎要二君 副議長辞職に際しまして、先輩・同僚の皆様方に一言御礼のごあいさつを申し述べさせていただきたいと思います。
皆さん方の温かいご指導、ご配慮をもちまして、阪部議長のもとで一年間、つつがなく副議長の責を務めさせていただくことができました。心から厚く御礼を申し上げる次第であります。
政治の道を志して初めてお仕えさせていただいたのが、元大蔵大臣の坊秀男先生であります。坊先生が常に言っておられた言葉の中に、「人は地位を得て尊からず、地位は人を得て尊し」という言葉がございます。私も常にこの言葉を胸に一年間務めさせていただいたわけでございますけれども、大変微力な点があり、その言葉に胸に手を当ててみますと、少し恥じる点もございます。しかしながら、先輩・同僚の皆さん方や県当局の皆さん、あわせて議会事務局の皆さんの温かいご指導のもとで、こうして辞任のごあいさつをさせていただくことを大変感謝申し上げる次第であります。
重ねて皆様方に御礼を申し上げて、御礼のごあいさつとさせていただきます。本当にありがとうございました。
○議長(井出益弘君) ただいま副議長が欠員となりました。
お諮りいたします。この際、副議長の選挙を本日の日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井出益弘君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
【追加日程 副議長の選挙】
○議長(井出益弘君) 副議長の選挙を行います。
議場を閉鎖いたします。
〔議場閉鎖〕
○議長(井出益弘君) ただいまの出席議員数は、四十七人であります。
お諮りいたします。立会人に、七番門三佐博君、二十九番向井嘉久藏君、三十八番中村裕一君、四十七番和田正人君の四君を指名いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井出益弘君) ご異議なしと認めます。よって、立会人に以上の四君を指名いたします。
なお、この際、白票は無効といたします。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
○議長(井出益弘君) 配付漏れはありませんか。──配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めます。
〔投票箱点検〕
○議長(井出益弘君) 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票願います。
点呼いたします。
〔氏名点呼・投票〕
○議長(井出益弘君) 投票漏れはありませんか。──投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○議長(井出益弘君) これより開票を行います。
立会人の立ち会いをお願いいたします。
〔開票〕
○議長(井出益弘君) 選挙の結果を報告いたします。
投票総数 四十七票
うち有効投票 四十六票
無効投票 一票
有効投票中
堀本隆男君 四十一票
鶴田至弘君 五票
以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は十二票であります。よって、堀本隆男君が副議長に当選されました。(拍手)
ただいま当選されました堀本隆男君が議場におられますので、本席から副議長に当選されましたことを告知いたします。
五番堀本隆男君。
〔堀本隆男君、登壇〕(拍手)
○堀本隆男君 ただいまは、先輩議員・同僚議員のまことに温かいご配慮を賜りまして、はえある和歌山県議会副議長に選任していただきました。まことにありがとうございます。
申すまでもなく、日本は時代の大変革期にありまして、和歌山県も、この厳しいうねりの中にございます。もとより浅学非才、未熟者でございますが、この上は議長を補佐し、歴史と伝統に輝く和歌山県議会の円満な運営に懸命に取り組む所存でございます。
どうか、議員各位におかれましては、今後なお一層ご指導、ご鞭撻賜りますようお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。ありがとうございました。
【日程第八 議会運営委員選任の件】
○議長(井出益弘君) 次に日程第八、議会運営委員選任の件を議題といたします。
お諮りいたします。現在の議会運営委員の任期は七月十二日まででありますが、この際、委員会条例第五条第二項の規定を適用し、本日あらかじめ選任を行うことにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井出益弘君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
議会運営委員の選任については、委員会条例第五条第一項の規定により、次のとおり指名いたしたいと思います。
職員にその氏名を朗読させます。
〔職員朗読〕
─────────────────────
議会運営委員会委員
新 島 雄 君
佐 田 頴 一 君
尾 崎 要 二 君
谷 洋 一 君
高 瀬 勝 助 君
向 井 嘉 久 藏 君
下 川 俊 樹 君
鶴 田 至 弘 君
長 坂 隆 司 君
森 正 樹 君
山 下 直 也 君
浜 田 真 輔 君
以上十二人
─────────────────────
○議長(井出益弘君) お諮りいたします。ただいま朗読した十二人の諸君を議会運営委員として指名することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井出益弘君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名した十二人の諸君を議会運営委員に選任することに決定いたしました。
なお、念のため申し上げます。ただいま選任された諸君は七月十三日から就任することになりますので、申し添えます。
【日程第九 図書委員選任の件】
○議長(井出益弘君) 次に日程第九、図書委員選任の件を議題といたします。
お諮りいたします。本件については、議会運営委員の兼任とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井出益弘君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
【日程第十 意見書・決議案】
○議長(井出益弘君) 次に、日程第十に入ります。
和議第二十九号「郵政三事業の堅持に関する意見書(案)」、和議第三十号「緊急雇用対策の継続を求める意見書(案)」、和議第三十一号「国の制度として乳幼児医療費無料化制度の実現を求める意見書(案)」、和議第三十二号「ハンセン病問題の早期全面的解決を求める意見書(案)」及び和議第三十三号「学校等における幼児、児童及び生徒の安全確保について政府の取り組みを求める意見書(案)」を一括して議題といたします。
案文は、お手元に配付しております。
お諮りいたします。本案については、提出者の説明等を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井出益弘君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
これより採決に入ります。
まず、和議第二十九号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の諸君は、ご起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(井出益弘君) 起立少数であります。よって、本案は否決されました。
次に、和議第三十号、和議第三十一号、和議第三十二号及び和議第三十三号を一括して採決いたします。
本案をいずれも原案のとおり決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井出益弘君) ご異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
以上で、今期定例会に付議された諸案件の審議はすべて終了いたしました。
議員各位には、連日ご精励をいただき、深く感謝申し上げます。
気候不順の折、健康には十分ご留意の上、ご活躍されますよう祈念いたします。
これをもって、平成十三年六月定例会を閉会いたします。
午後五時五十八分閉会