平成13年2月 和歌山県議会定例会会議録 第7号(全文)
県議会の活動
平成十三年二月 和歌山県議会定例会会議録 第七号
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議事日程 第七号
平成十三年三月十九日(月曜日)午前十時開議
第一 議案第一号から議案第八十号まで、報第一号、並びに請願七件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
第二 各常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
第三 各特別委員会閉会中継続審査の件
第四 意見書・決議案
会議に付した事件
一 総務委員会・建設委員会連合審査会報告
二 選挙管理委員及び同補充員の選挙
出席議員(四十六人)
一 番 新 島 雄
二 番 山 田 正 彦
三 番 佐 田 頴 一
四 番 大 沢 広 太 郎
六 番 宇 治 田 栄 蔵
七 番 門 三 佐 博
八 番 西 本 長 弘
九 番 坂 本 登
十 番 小 原 泰
十一 番 木 下 善 之
十二 番 永 井 佑 治
十三 番 尾 崎 要 二
十四 番 小 川 武
十五 番 宗 正 彦
十六 番 橋 本 進
十七 番 生 駒 三 雄
十八 番 原 日 出 夫
十九 番 谷 洋 一
二十 番 山 下 直 也
二十一番 高 瀬 勝 助
二十二番 吉 井 和 視
二十三番 木 下 秀 男
二十四番 町 田 亘
二十五番 金 田 眞
二十六番 高 田 由 一
二十七番 神 出 政 巳
二十八番 玉 置 公 良
二十九番 向 井 嘉 久 藏
三十 番 野 見 山 海
三十一番 平 越 孝 哉
三十二番 下 川 俊 樹
三十三番 中 山 豊
三十四番 浜 田 真 輔
三十五番 鶴 田 至 弘
三十六番 冨 安 民 浩
三十七番 村 岡 キ ミ 子
三十八番 中 村 裕 一
三十九番 井 出 益 弘
四十 番 阪 部 菊 雄
四十一番 江 上 柳 助
四十二番 長 坂 隆 司
四十三番 森 正 樹
四十四番 飯 田 敬 文
四十五番 新 田 和 弘
四十六番 松 本 貞 次
四十七番 和 田 正 人
欠席議員(一人)
五 番 堀 本 隆 男
説明のため出席した者
知事 木 村 良 樹
副知事 中 山 次 郎
出納長 大 平 勝 之
知事公室長 小 佐 田 昌 計
総務部長 稲 山 博 司
企画部長 安 居 要
環境生活部長 道 浦 渥
福祉保健部長 白 井 保 世
商工労働部長 内 田 安 生
農林水産部長 島 本 隆 生
土木部長 大 山 耕 二
企業局長 辻 健
教育委員会委員長 目 黒 威 徳
教育長 小 関 洋 治
公安委員会委員長 高 垣 宏
警察本部長 岩 井 良 行
人事委員会委員長 青 木 孝 祐
代表監査委員 藤 谷 茂 樹
選挙管理委員会委員長 谷 口 庄 一
職務のため出席した事務局職員
事務局長 田 村 徳 美
次長 蓮 池 康 宏
議事課長 北 垣 内 敬
議事課副課長 松 谷 秋 男
議事班長 露 詰 勤
議事課主査 井 口 好 晴
議事課主事 安 井 伸 彰
総務課長 佐 竹 欣 司
総務課主査 松 本 義 春
総務課副主査 小 池 博 文
調査課長 梶 本 皓 造
調査課調査員 藪 上 育 男
調査課調査員 笠 松 学
(速記担当者)
議事課主任 吉 川 欽 二
議事課主任 鎌 田 繁
議事課主査 中 尾 祐 一
議事課副主査 保 田 良 春
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午前十時二分開議
○議長(阪部菊雄君) これより本日の会議を開きます。
この際、暫時休憩いたします。
午前十時三分休憩
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午前十一時一分再開
○議長(阪部菊雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
報告いたします。
さきの議会で閉会中の継続審査とされ、総務委員会・建設委員会の連合審査会において審査された南紀白浜空港土地買収問題について、委員会から審査内容を報告したい旨の申し出があります。
お諮りいたします。この申し出を許可することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(阪部菊雄君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
総務委員会委員長永井佑治君。
〔永井佑治君、登壇〕
○総務委員会委員長(永井佑治君) さきに、南紀白浜空港土地買収に関する委員会について、和田建設委員長と話し合いの結果、私が委員長にということを仰せつかりましたので、私の方から報告をさせていただきます。
総務・建設連合審査会は、平成十三年一月二十四日、二十五日、二十九日、三十日及び二月二十六日の五日間、参考人招致を含め、第四、第五委員会室で開催するとともに、二月八日には白浜町、町議会に、二月九日と十三日には田辺市内、大阪市内の不動産鑑定事務所に状況調査を実施しました。
詳細については、お手元に配付のとおりであります。委員会としてまとめましたので、報告をさせていただきます。
一、買収の主な理由が乱気流対策ということであるが、埋立地と違って丘陵地帯に空港をつくるのであるから、乱気流対策の必要なことは当初から当然わかっていたことであり、これが理由であれば県の行政能力に問題がなかったのか。
二、お手元に地図を配付いたしておりますが、一、二と三、四の等価交換をしていることについて、なぜそのような時期にしたのか。また、幾つかの他の条件のよいと思われる土地を交換用地として提示されていたにもかかわらず、なぜ三、四の土地を業者が選んだのか。三の土地は県が買収した土地であります。
三、バブル経済崩壊後であるにもかかわらず、かなりの高額で買収されていると思われること。殊に、一平方メートル当たり三千三百円という鑑定評価額が出ているにもかかわらず、その鑑定評価額を大幅に超える一平方メートル当たり四千五百円で買収していること。この件については、県当局も、通常でない算定方法であったと認めております。
また、競売が四回も成立せず、最後に一平方メートル当たり二百二円で白浜町が落札をしたということであるが、少し待って競売に参加して買えなかったのか。
以上のような点から判断すると、依然として疑念が残ります。しかし、時間が経過をしていること、当時の関係者の話もあいまいな上、情況証拠ばかりであること等を考えると、当委員会としては、これ以上調査をしても限界があり、新たな進展が望めないと結論せざるを得ません。よって、当委員会としては、今後の公共用地の買収に際しては、数人で買収価格を決定するような不透明なやり方を改めて、必要性、相当性、客観性を担保するため、価格委員会のようなものを設けることを強く提言し、報告とさせていただきます。
○議長(阪部菊雄君) 以上で、総務委員会・建設委員会連合審査会の報告が終わりました。
この際、副知事から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
副知事中山次郎君。
〔中山次郎君、登壇〕
○副知事(中山次郎君) 議長のお許しをいただきましたので、発言させていただきます。
南紀白浜空港土地買収に関する調査委員会での五日間のご審議の結果、ただいま永井委員長から幾つかのご指摘、ご提言をいただいたところでございますが、県当局といたしましては、このことを重く受けとめているところでございます。
この中で、依然として疑念が残る、買収価格の決定が不透明というご指摘をいただいたことにつきましては、まことに遺憾であり、反省しているところでございます。
今後は、補償金額算定に当たっての本庁との事前協議のあり方、土地鑑定評価の取り扱いなどを検討するとともに、ご提言いただきました価格委員会につきましても設置する方向で早急に検討し、補償金額のチェックシステムの一層の確立を図ってまいりたいと考えてございます。
このように適正な価格提示を行うとともに、土地収用法の積極的活用を行い、公共用地の取得において県民の信頼を得るよう努めてまいりたいと考えております。
何とぞ、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(阪部菊雄君) お諮りいたします。三月三十日をもって任期が満了する和歌山県選挙管理委員及び同補充員の選挙を本日の日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(阪部菊雄君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
【追加日程 選挙管理委員及び同補充員の選挙】
○議長(阪部菊雄君) 和歌山県選挙管理委員及び同補充員の選挙を行います。
まず、選挙管理委員の選挙を行います。
議場を閉鎖いたします。
〔議場閉鎖〕
○議長(阪部菊雄君) ただいまの出席議員数は、四十六人であります。
お諮りいたします。立会人に、六番宇治田栄蔵君、十四番小川武君、三十七番村岡キミ子君、四十六番松本貞次君の四君を指名いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(阪部菊雄君) ご異議なしと認めます。よって、立会人に以上の四君を指名いたします。
なお、この際、白票を無効といたします。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
○議長(阪部菊雄君) 配付漏れありませんか。──配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めます。
〔投票箱点検〕
○議長(阪部菊雄君) 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の住所及び氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票願います。
点呼いたします。
〔氏名点呼・投票〕
○議長(阪部菊雄君) 投票漏れはありませんか。──投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○議長(阪部菊雄君) これより開票を行います。
立会人の立ち会いをお願いいたします。
〔開票〕
○議長(阪部菊雄君) 選挙の結果を報告いたします。
投票総数 四十六票
うち有効投票 四十一票
無効投票 五票
有効投票中
北村亮三君 十六票
中村利男君 十一票
森本明雄君 七票
山本恒男君 七票
以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は三票であります。よって、北村亮三君、中村利男君、森本明雄君、山本恒男君、以上の四君が本県選挙管理委員に当選されました。
次に、補充員の選挙を行います。
議場を閉鎖いたします。
〔議場閉鎖〕
○議長(阪部菊雄君) ただいまの出席議員数は、四十六人であります。
お諮りいたします。立会人に、六番宇治田栄蔵君、十四番小川武君、三十七番村岡キミ子君、四十六番松本貞次君の四君を指名いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(阪部菊雄君) ご異議なしと認めます。よって、立会人に以上の四君を指名いたします。
なお、この際、白票を無効といたします。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
○議長(阪部菊雄君) 配付漏れありませんか。──配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めます。
〔投票箱点検〕
○議長(阪部菊雄君) 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の住所及び氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票願います。
点呼いたします。
〔氏名点呼・投票〕
○議長(阪部菊雄君) 投票漏れはありませんか。──投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○議長(阪部菊雄君) これより開票を行います。
立会人の立ち会いをお願いいたします。
〔開票〕
○議長(阪部菊雄君) 選挙の結果を報告いたします。
投票総数 四十六票
うち有効投票 四十票
無効投票 六票
有効投票中
諸木良介君 十六票
辻本圭三君 十一票
向口睦美君 七票
青山喬一君 六票
以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は三票であります。よって、諸木良介君、辻本圭三君、向口睦美君、青山喬一君、以上の四君が本県選挙管理委員会の補充員に当選されました。
都合により、残りの日程は三月二十一日に譲り、本日はこれをもって散会いたします。
午前十一時三十一分散会