平成12年12月 和歌山県議会定例会会議録 第1号(全文)
県議会の活動
平成十二年十二月 和歌山県議会定例会会議録 第一号
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議事日程 第一号
平成十二年十二月一日(金曜日)午前十時開会・開議
第一 会議録署名議員の指名
第二 会期決定の件
第三 議案第百六十九号から議案第百八十一号まで(知事説明)
会議に付した事件
一 会議録署名議員の指名
二 会期決定の件
三 議案第百六十九号から議案第百八十一号まで(知事説明)
四 議会運営委員の辞任及び後任選任の件
五 休会決定の件
出席議員(四十七人)
一 番 新 島 雄
二 番 山 田 正 彦
三 番 佐 田 頴 一
四 番 大 沢 広 太 郎
五 番 堀 本 隆 男
六 番 宇 治 田 栄 蔵
七 番 門 三 佐 博
八 番 西 本 長 弘
九 番 坂 本 登
十 番 小 原 泰
十一 番 木 下 善 之
十二 番 永 井 佑 治
十三 番 尾 崎 要 二
十四 番 小 川 武
十五 番 宗 正 彦
十六 番 橋 本 進
十七 番 生 駒 三 雄
十八 番 原 日 出 夫
十九 番 谷 洋 一
二十 番 山 下 直 也
二十一番 高 瀬 勝 助
二十二番 吉 井 和 視
二十三番 木 下 秀 男
二十四番 町 田 亘
二十五番 金 田 眞
二十六番 高 田 由 一
二十七番 神 出 政 巳
二十八番 玉 置 公 良
二十九番 向 井 嘉 久 藏
三十 番 野 見 山 海
三十一番 平 越 孝 哉
三十二番 下 川 俊 樹
三十三番 中 山 豊
三十四番 浜 田 真 輔
三十五番 鶴 田 至 弘
三十六番 冨 安 民 浩
三十七番 村 岡 キ ミ 子
三十八番 中 村 裕 一
三十九番 井 出 益 弘
四十 番 阪 部 菊 雄
四十一番 江 上 柳 助
四十二番 長 坂 隆 司
四十三番 森 正 樹
四十四番 飯 田 敬 文
四十五番 新 田 和 弘
四十六番 松 本 貞 次
四十七番 和 田 正 人
欠席議員(なし)
説明のため出席した者
知事 木 村 良 樹
副知事 中 山 次 郎
出納長 大 平 勝 之
知事公室長 小 佐 田 昌 計
総務部長 稲 山 博 司
企画部長 安 居 要
環境生活部長 道 浦 渥
福祉保健部長 白 井 保 世
商工労働部長 内 田 安 生
農林水産部長 島 本 隆 生
土木部長 大 山 耕 二
企業局長 辻 健
教育委員会委員長 目 黒 威 徳
教育長 小 関 洋 治
公安委員会委員長 高 垣 宏
警察本部長 岩 井 良 行
人事委員会委員長 青 木 孝 祐
代表監査委員 藤 谷 茂 樹
選挙管理委員会委員長 谷 口 庄 一
職務のため出席した事務局職員
事務局長 田 村 徳 美
次長 蓮 池 康 宏
議事課長 北 垣 内 敬
議事課副課長 松 谷 秋 男
議事班長 露 詰 勤
議事課主査 井 口 好 晴
議事課主事 安 井 伸 彰
総務課長 佐 竹 欣 司
調査課長 梶 本 皓 造
(速記担当者)
議事課主任 吉 川 欽 二
議事課主任 鎌 田 繁
議事課主査 中 尾 祐 一
議事課副主査 保 田 良 春
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午前十時二分開会・開議
○議長(阪部菊雄君) ただいまから、平成十二年十二月定例会を開会いたします。
これより本日の会議を開きます。
この際、暫時休憩いたします。
午前十時三分休憩
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午前十一時四分再開
○議長(阪部菊雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
【日程第一 会議録署名議員の指名】
○議長(阪部菊雄君) 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。
今期定例会の会議録署名議員は、二番山田正彦君、十八番原日出夫君、三十四番浜田真輔君の三君を指名いたします。
【日程第二 会期決定の件】
○議長(阪部菊雄君) 次に日程第二、会期決定の件を議題といたします。
お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から十二月十九日までの十九日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(阪部菊雄君) ご異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は本日から十二月十九日までの十九日間と決定いたしました。
この際、諸般の報告をいたします。
監査委員から監査の結果報告及び現金出納検査の結果報告が、また執行機関から去る九月定例会において採択した請願の処理の経過及び結果の報告がありました。いずれもお手元に配付しておりますので、ご了承願います。
なお、人事委員会から、去る十月十八日、職員の給与に関する報告及び勧告がありましたが、この写しは既に各議員に送付されておりますので、申し添えます。
以上、報告いたします。
次に、今期定例会に提出された議案は、お手元に配付のとおり、議案第百六十九号から議案第百八十一号までの十三件であります。
〔巻末の「参考資料」を参照〕
【日程第三 議案第百六十九号から議案第百八十一号まで】
○議長(阪部菊雄君) 日程第三、ただいま報告の議案第百六十九号から議案第百八十一号までを一括して議題といたします。
まず、当局の説明を求めます。
知事木村良樹君。
〔木村良樹君、登壇〕
○知事(木村良樹君) 平成十二年十二月定例会にご参集いただき、厚く御礼申し上げます。
ただいま上程されました諸議案について、提案理由をご説明するに先立ち、県政の最近の動きについてご報告申し上げます。
まず経済対策でありますが、我が国経済は企業部門を中心に緩やかな改善を続けていますが、雇用情勢はいまだ厳しく、消費動向も一進一退の状況であります。国は、こうした状況に対応し、景気を確実に自律的な回復軌道に乗せるとともに、二十一世紀という多様な情報と個性の沸き立つ知恵の時代にふさわしい未来型社会への出発を目的とする日本新生のための新発展政策を決定し、事業規模十一兆円程度の事業を早期に実施すべく補正予算が編成されたところであります。県といたしましても、二十一世紀という時代に合った豊かな県民生活の実現の向け、IT社会の基盤整備やIT基礎技能の普及等を図るとともに、生活基盤の充実や防災対策の推進を図ってまいりたいと考えており、今般の国の経済対策に関連して総額百億円規模の補正予算を今議会に追加提案させていただくべく、現在、鋭意編成作業を進めているところであります。
次に、来年度の当初予算編成に当たっての基本的な考え方について申し上げます。
本県の経済情勢は、国同様、雇用や消費を中心に依然として厳しいものがあり、地方財政を取り巻く環境についても、税収を初め歳入面において厳しいものが予想されるところであります。このような状況の中、来年度は新世紀のスタートの年でもあり、来年度当初予算におきましては、二十一世紀の和歌山づくりに必要な事業について、当面の経済動向に十分配意しつつ、時代の潮流にマッチさせながら、限られた財源を思い切って重点的に配分し、積極的に推進してまいりたいと考えております。特に、IT、環境、新産業創造等、新世紀に向けた先進的な取り組みを推進するとともに、公共事業等についても、県勢発展のため戦略的な観点に立っためり張りのある重点整備に努めてまいります。また同時に、このような時代の変化に伴う新たな行政需要に的確に対応していくためにも、厳しい財政状況の克服と弾力的な財政構造の確立が喫緊の課題であることから、「行政の棚卸し」とも言うべき聖域なき事務事業の見直しを進め、財政運営プログラムを基本とした財政健全化に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
次に、高野・熊野の世界遺産登録についてであります。
県では、高野・熊野の世界遺産登録を目指し、関係市町や関係寺社等と連携を図りながら文化庁への働きかけを行ってまいりましたが、このたび紀伊山地の霊場と参詣道として本県の高野・熊野・紀伊路が、奈良県の吉野・大峰・大峰道、三重県の伊勢路とともに世界遺産暫定リストへの追加候補物件に指定されました。暫定リストへの追加物件は、来年一月ごろユネスコ世界遺産センターに提出される予定となっており、世界遺産登録に向け、大きな弾みがついたものと考えております。今後は、奈良県、三重県とも十分に連携をとりながら、高野・熊野・紀伊路の世界遺産登録を目指してまいりたいと考えております。
次に、IT総合センター(仮称)整備の検討についてであります。
二十一世紀における本県産業の発展、県民生活の充実のためには、インターネットに代表されるIT(情報技術)革命に対応し、いわゆるディジタルデバイド(情報格差)の解消に努めることが重要であります。そのため、県民が気軽にインターネットを活用できるようにするための普及啓発機能や行政サービス向上のため、教員の研修を行う教育センター機能にあわせ、市町村職員や県職員のIT研修機能を有する施設が必要であると考えております。そこで現在、これらの機能を有するITの活用に関する総合的なセンターについて担当部局に指示をし、検討をさせているところであります。今後、県として政府のIT国家戦略とも十分連携を図りながら、新しい時代潮流を的確にとらえ、二十一世紀に若者や高齢者を初めすべての県民がIT社会に対応できるよう全力で取り組んでまいりたいと考えております。
次に、企業誘致についてであります。
県では、県経済の活性化のため企業誘致活動を進めてきたところでありますが、このたび東証一部上場の東急車輛製造株式会社による打田東部地区工業用地への工場進出に伴う事業計画が決定し、用地造成工事に着手することになりました。近年、経済情勢は非常に厳しいものがありますが、同社の進出を弾みとして、今後とも企業誘致活動に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
次に、梅の生育不良問題についてであります。
梅の生育不良問題の早期解決は、県政の最重要課題の一つであります。私は、早急に現地に出向き、生産農家の方々ともお話をし、実態の把握に努めたいと考え、去る十月十四日に農林水産省の農産園芸局長のご同行もいただき現地調査を行いましたが、現地において生産農家を初め関係者の方々からの切実な思いに接し、改めてこの問題の重要性を痛感したところであります。農家の皆さんが安心して梅づくりに携わられ、梅産業の発展が図られるようにすることが行政の大きな役割であります。今後とも、私自身、生産農家との意見交換を図る一方、国の協力を得ながら調査研究や産地支援対策を一層推進するとともに、梅専門研究機関の設置検討を進めるなど、この問題の早期解決に努力してまいりたいと考えております。
次に、橋本市の産業廃棄物問題についてであります。
株式会社日本工業所の産業廃棄物問題は本県の最重要課題でもあり、私は去る十月二十八日に現地視察を行い、地元の皆様方と話し合い、この問題についての切実な思いをお聞かせいただいたところであります。また十一月十四日には、県選出国会議員の皆様方にもご協力を賜り、県及び県議会福祉環境委員会におきまして国に対して財政的、技術的支援について要望を行いました。この要望に当たり、県議会の議員各位には大変なご尽力をいただき、改めて厚くお礼申し上げます。
日本工業所に係る行政代執行業務につきましては、本年七月に国から焼却施設の解体作業の自粛について要請がありましたが、その後、九月に労働省から廃棄物焼却施設解体工事におけるダイオキシン類による健康障害防止対策が示されましたので、現在、本対策に沿った作業管理に基づき焼却施設の解体作業を行っているところであります。また、住民の方々の健康影響調査につきましても、九月の一般健康診断実施に引き続き、十月二十八日から三十日にかけて血中ダイオキシン類濃度測定を実施し、現在、分析作業を進めているところであります。
なお、ダイオキシン類の無害化処理を行うジオメルト工につきましては、その安全性等について地元の皆様方と話し合い、早期に着手できるよう努力するとともに、今後の対策に向け、国に対しても支援をお願いしてまいりたいと考えております。
続きまして、ただいま上程されました諸議案について、その主なものをご説明申し上げます。
議案第百七十号は、福祉対策等の財源の一部に充てるため、法人県民税法人税割の税率の特例措置を延長するものであります。
議案第百七十二号は、和歌山下津港において新たに整備された港湾施設の使用料の額を定めるものであり、議案第百七十四号は県立医科大学及び県立医科大学看護短期大学部の授業料等を改正するとともに、規定の整備を行うものであります。
議案第百七十五号は、当せん金付証票(宝くじ)の来年度の発売総額について議決をお願いするものであります。
議案第百七十八号は低床式スクールバスの取得について、議案第百七十九号から議案第百八十一号までは県営農地開発事業上芳養東山地区農地造成工事等について工事請負契約の締結及び工事請負変更契約の締結について、それぞれ議決をお願いするものであります。
何とぞ、ご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(阪部菊雄君) 以上で、当局の説明が終わりました。
この際、申し上げます。
新田和弘君から、議会運営委員会委員辞任の申し出が提出されております。
お諮りいたします。議会運営委員の辞任及び後任選任の件を本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(阪部菊雄君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
【追加日程 議会運営委員の辞任及び後任選任の件】
○議長(阪部菊雄君) 議会運営委員の辞任及び後任選任の件を議題といたします。
お諮りいたします。新田和弘君の議会運営委員会委員の辞任を許可することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(阪部菊雄君) ご異議なしと認めます。よって、新田和弘君の議会運営委員会委員の辞任を許可することに決定いたしました。
次に、ただいま欠員となりました議会運営委員の後任として森正樹君を指名いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(阪部菊雄君) ご異議なしと認めます。よって、森正樹君を議会運営委員会委員に選任することに決定いたしました。
この際、藍綬褒章受章議員に対する記念品の贈呈並びに永年在職議員に対する全国都道府県議会議長会からの表彰状の伝達を行うため、このまま暫時休憩いたします。
午前十一時十八分休憩
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○事務局長(田村徳美君) ただいまから、藍綬褒章受章議員に対する記念品の贈呈式並びに永年在職議員に対する全国都道府県議会議長会からの表彰状の伝達式を行います。
まず、去る十一月三日、地方自治の発展に貢献せられたゆえをもって藍綬褒章を受章されました木下善之議員に対し、議長から記念品が贈られます。
木下善之殿。
〔議長から記念品を贈呈〕(拍手)
○事務局長(田村徳美君) 次に、表彰状の伝達式を行います。
議員在職二十五年以上で表彰を受けられました門 三佐博殿。
○議長(阪部菊雄君)
表 彰 状
門 三 佐 博 殿
あなたは和歌山県議会議員として在職二十五年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります ここに記念品を贈りその功労を表彰します
平成十二年十月二十六日
全国都道府県議会議長会
〔議長から表彰状を伝達〕(拍手)
○事務局長(田村徳美君) 同じく、西本長弘殿。
○議長(阪部菊雄君)
表 彰 状
西 本 長 弘 殿
あなたは和歌山県議会議員として在職二十五年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります ここに記念品を贈りその功労を表彰します
平成十二年十月二十六日
全国都道府県議会議長会
〔議長から表彰状を伝達〕(拍手)
○事務局長(田村徳美君) 次に、議員在職十年以上で表彰を受けられました中村裕一殿。
○議長(阪部菊雄君)
表 彰 状
中 村 裕 一 殿
あなたは和歌山県議会議員として在職十年以上に及び地方自治の発展に努力された功績はまことに顕著であります ここに記念品を贈りその功労を表彰します
平成十二年十月二十六日
全国都道府県議会議長会
〔議長から表彰状を伝達〕(拍手)
○事務局長(田村徳美君) 以上で、記念品の贈呈及び表彰状の伝達を終わります。
それでは、次に知事のご祝辞をお願いいたします。
〔木村良樹君、登壇〕(拍手)
○知事(木村良樹君) はえある藍綬褒章を受章された木下善之議員、二十五年以上の永年在職議員表彰を受けられた門三佐博議員、西本長弘議員、十年以上の永年在職表彰を受けられた中村裕一議員に対し、心からお祝いを申し上げます。おめでとうございました。
木下善之議員は、昭和五十年から五期にわたり橋本市議会議員を務められた後、平成七年県議会議員に当選され、以来、総務委員会委員長や水資源対策特別委員会委員長、建設委員会委員長などの要職を歴任されるとともに、橋本市はもとより和歌山県発展のため力を尽くしてこられました。今回の藍綬褒章のご受章は、橋本市そして和歌山県の地方自治発展に大きなご功績があったことによるものであり、地元知事として私も本当にうれしく思っております。
また、門三佐博議員、西本長弘議員は、ともに昭和五十年の初当選以来今期で七期目になりますが、長きにわたり県議会議員として県勢の発展にご尽力を賜ってまいりました。お二人とも、議長、副議長、各種委員会委員長などを務められるとともに、門議員は第二阪和国道・京奈和自動車道建設促進議員連盟の会長として、西本議員は半島振興議員連盟の会長として活躍されるなど、豊富なご経験を生かされ、県政のさまざまな方面においてお力添えを賜っております。
中村裕一議員は、平成元年の初当選以来、若くして県議会議員として活躍され、各種委員会委員長を務められるとともに、和歌山県の課題に真剣に取り組んでこられ、多くの実績を残してこられました。
皆様、それぞれ今日に至るまでいろいろとご労苦があったことと存じますが、和歌山県発展という一つの目標に向かい、情熱を持って歩んでこられたその足跡に対し、深く敬意と感謝の意を表する次第でございます。
二十一世紀の幕があくまであと一カ月となりましたが、本県の新世紀における繁栄に向け、進めなければならないことがたくさんございます。どうか、皆様には、今後とも健康に留意され、よりよい和歌山県を築いていくために県政に対する一層のご指導、ご尽力を賜りますようお願い申し上げますとともに、ますますのご活躍を祈念申し上げて、お祝いの言葉とさせていただきます。
どうも、おめでとうございました。
○事務局長(田村徳美君) 引き続きまして、受章議員及び被表彰議員から、それぞれごあいさつがございます。
まず、藍綬褒章受章の木下善之殿。
〔木下善之君、登壇〕(拍手)
○木下善之君 おはようございます。
一言、ごあいさつを申し上げさせていただきたいと思います。
このたびは、はえある藍綬褒章の栄に浴させていただきました。ただいまは、阪部議長さんから大層なお祝いの品をいただきました。また、木村知事からは心のこもったご祝辞をいただきました。本当にありがとうございました。
振り返ってみますと、昭和五十年に橋本市議会議員に当選をさせていただきましてから五期、市議会の方へ参画させていただいたところでございます。さらに、平成七年から県議会二期、通算七回の洗礼を受けて今日あるわけでございますけれども、これもひとえに橋本市、橋本市議会、そして前西口知事、木村知事を初め県当局の皆さん方、また県議会の先輩、同僚の皆さん方のお力添えのたまものでございまして、心から厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。
ちょうど八年になりますが、家内が病魔に侵されて他界したわけでございますけれども、恐らく草葉の陰で喜んでおると思います。今後につきましては、大変微力ではございますけれども、力の限り県勢の発展のために尽くしてまいりたいと存じますので、どうかひとつ皆さん方の温かい旧に倍したご支援、ご鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げまして、まことに簡単でございますけれども、ごあいさつにかえさせていただきます。
ありがとうございました。
○事務局長(田村徳美君) 次に、被表彰議員を代表して西本長弘殿からごあいさつがございます。
〔西本長弘君、登壇〕(拍手)
○西本長弘君 このたび、全国議長会より門三佐博議員と不肖私が在職二十五年以上、そして中村裕一議員が在職十年以上の永年勤続表彰の栄に浴しました。感謝感激をいたしております。まことに僣越ながら、代表して私から一言ごあいさつを申し上げます。
まず、長きにわたって今日まで私たちを温かくお育ていただいた母なる郷土の皆様方に心から深く感謝申し上げ、同時にまた、これまでご指導、ご鞭撻をいただきました先輩、同僚議員に対しまして、心から深く感謝を申し上げます。そして、ただいまは木村知事から心のこもった祝辞をいただき、まことにありがとうございました。厚く御礼を申し上げます。
あとわずか一カ月で新しい世紀、二十一世紀を迎えます。この極めて大きな区切りとなる重要なときに当たって、私たちは決意を新たにして、景気のいい新しい日本、もっともっと住みよい和歌山県を創造していかなければなりません。「政は人なり」と申しますが、私は仏教の言葉「忘己利他」──おのれを忘れて他を利する──この精神のもと、県民のため、郷土のためにさらなる情熱を燃やして頑張ることをお誓い申し上げ、簡単ながらお礼のごあいさつといたします。
ありがとうございました。
○事務局長(田村徳美君) これをもちまして、記念品の贈呈式並びに表彰状の伝達式を終わります。
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午前十一時三十五分再開
○議長(阪部菊雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
この際、新任者をご紹介申し上げます。
まず、十月十八日、知事公室長に就任しました小佐田昌計君をご紹介申し上げます。
知事公室長小佐田昌計君。
〔小佐田昌計君、登壇〕(拍手)
○知事公室長(小佐田昌計君) 知事公室長を拝命いたしました小佐田昌計でございます。
もとより微力ではございますけれども、力いっぱい取り組んでまいります。どうかご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
○議長(阪部菊雄君) 次に、事務局長から新任者を紹介させます。○事務局長(田村徳美君) ご紹介申し上げます。
まず、十月十八日、審議監に就任しました水谷聡明君、次に、同日土木部次長に就任しました嶋田正巳君。
以上でございます。
○議長(阪部菊雄君) お諮りいたします。十二月四日から七日までは議案調査のため休会といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(阪部菊雄君) ご異議なしと認めます。よって、十二月四日から七日までは休会とすることに決定いたしました。
次会は十二月八日再開し、質疑及び一般質問を日程といたします。 本日は、これをもって散会いたします。
午前十一時三十七分散会