平成12年8月 和歌山県議会臨時会会議録 第1号(全文)
県議会の活動
平成十二年八月 和歌山県議会臨時会会議録 第一号
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議事日程 第一号
平成十二年八月八日(火曜日)午前十時開会・開議
第一 会議録署名議員の指名
第二 会期決定の件
第三 報第八号(副知事説明)
第四 知事職務代理者・副知事退職の件
会議に付した事件
一 会議録署名議員の指名
二 会期決定の件
三 報第八号(副知事説明)
四 知事職務代理者・副知事退職の件
出席議員(四十三人)
一 番 新 島 雄
二 番 山 田 正 彦
三 番 佐 田 頴 一
四 番 松 本 泰 造
五 番 阪 部 菊 雄
七 番 門 三 佐 博
八 番 西 本 長 弘
九 番 坂 本 登
十 番 小 原 泰
十一 番 大 沢 広 太 郎
十二 番 木 下 善 之
十三 番 宇 治 田 栄 蔵
十四 番 尾 崎 要 二
十五 番 宗 正 彦
十六 番 橋 本 進
十八 番 原 日 出 夫
十九 番 永 井 佑 治
二十 番 谷 洋 一
二十一番 小 川 武
二十二番 高 瀬 勝 助
二十三番 木 下 秀 男
二十四番 町 田 亘
二十五番 山 下 直 也
二十六番 玉 置 公 良
二十七番 神 出 政 巳
二十八番 野 見 山 海
二十九番 吉 井 和 視
三十 番 向 井 嘉 久 藏
三十二番 下 川 俊 樹
三十三番 江 上 柳 助
三十四番 金 田 眞
三十五番 森 正 樹
三十六番 冨 安 民 浩
三十七番 新 田 和 弘
三十八番 中 村 裕 一
三十九番 井 出 益 弘
四十一番 高 田 由 一
四十二番 中 山 豊
四十三番 飯 田 敬 文
四十四番 鶴 田 至 弘
四十五番 松 本 貞 次
四十六番 村 岡 キ ミ 子
四十七番 和 田 正 人
欠席議員(二人)
六 番 堀 本 隆 男
三十一番 平 越 孝 哉
〔備考〕
十七 番欠員
四十 番欠員
説明のため出席した者
知事職務代理者・副知事
高 瀬 芳 彦
出納長 中 山 次 郎
知事公室長 大 平 勝 之
総務部長 稲 山 博 司
企画部長 安 居 要
環境生活部長 道 浦 渥
福祉保健部長 白 井 保 世
商工労働部長 内 田 安 生
農林水産部長 島 本 隆 生
土木部長 大 山 耕 二
企業局長 辻 健
教育委員会委員長 目 黒 威 徳
教育長 小 関 洋 治
公安委員会委員長 高 垣 宏
警察本部長 樋 口 建 史
人事委員会委員長 青 木 孝 祐
代表監査委員 藤 谷 茂 樹
選挙管理委員会委員長 谷 口 庄 一
職務のため出席した事務局職員
事務局長 田 村 徳 美
次長 蓮 池 康 宏
議事課長 北 垣 内 敬
議事課副課長 松 谷 秋 男
議事班長 露 詰 勤
議事課主査 井 口 好 晴
議事課主事 安 井 伸 彰
総務課長 佐 竹 欣 司
調査課長 梶 本 皓 造
(速記担当者)
議事課主任 吉 川 欽 二
議事課主任 鎌 田 繁
議事課主査 中 尾 祐 一
議事課副主査 保 田 良 春
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午前十時三分開会・開議
○議長(阪部菊雄君) ただいまから、平成十二年八月臨時会を開会いたします。
これより本日の会議を開きます。
開会に当たり、本臨時会を招集いたしました知事職務代理者・副知事から発言の申し出を受けておりますので、これを許可いたします。
知事職務代理者・副知事高瀬芳彦君。
〔高瀬芳彦君、登壇〕
○知事職務代理者・副知事(高瀬芳彦君) 本日、臨時県議会を招集いたしましたところ、議員各位には何かとお忙しい中をご参集いただき、厚く御礼申し上げます。
本日緊急にご参集いただきましたのは、知事職務代理者・副知事の辞任と知事専決処分報告の二件についてご承認をお願いいたすためでございます。
まず知事職務代理者・副知事の辞任につきましては、まことに恐縮でございますが、私、このたび一身上の都合により、本日付をもってその職を辞任させていただきたいと存じ、地方自治法第百六十五条第一項の規定に基づき、去る八月二日に県議会議長にお届けいたしたものでございます。
次に専決処分報告につきましては、九月三日に予定されております知事選挙及び県議会議員和歌山市選挙区補欠選挙の執行経費六億七千九百余万円について、時期等の関係から、やむを得ず地方自治法第百七十九条第一項の規定に基づき専決処分させていただいたものでございます。
何とぞ、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(阪部菊雄君) この際、暫時休憩いたします。
午前十時七分休憩
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午前十時三十五分再開
○議長(阪部菊雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
【日程第一 会議録署名議員の指名】
○議長(阪部菊雄君) 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。
今期臨時会の会議録署名議員は、七番門三佐博君、二十一番小川武君、三十九番井出益弘君の三君を指名いたします。
【日程第二 会期決定の件】
○議長(阪部菊雄君) 次に日程第二、会期決定の件を議題といたします。
お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日一日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(阪部菊雄君) ご異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日一日間と決定いたしました。
この際、諸般の報告をいたします。
大江康弘君から、八月四日付で一身上の都合により議員を辞職したい旨の願い出が提出されましたので、地方自治法第百二十六条ただし書きの規定により、同日これを許可いたしました。
次に、監査委員から現金出納検査の結果報告がありました。お手元に配付しておりますので、ご了承願います。
次に、本臨時会に提出された議案等は、お手元に配付のとおり、地方自治法第百七十九条の規定による知事専決処分報告報第八号一件であります。
〔巻末の「参考資料」を参照〕
【日程第三 報第八号】
○議長(阪部菊雄君) 日程第三、ただいま報告の報第八号を議題といたします。
お諮りいたします。本件については、当局の説明を省略いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(阪部菊雄君) ご異議なしと認めます。よって、本件については当局の説明を省略することに決定いたしました。
本件について質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。
お諮りいたします。本件については、委員会付託等を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(阪部菊雄君) ご異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
報第八号を採決いたします。
本件を承認することに賛成の諸君は、ご起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(阪部菊雄君) 起立全員であります。よって、本件はこれを承認することに決定いたしました。
次に、知事職務代理の副知事高瀬芳彦君から、八月八日付をもって退職いたしたい旨の申し出がありました。
【日程第四 知事職務代理者・副知事退職の件】
○議長(阪部菊雄君) 日程第四、知事職務代理の副知事高瀬芳彦君の退職の件を議題といたします。
まず、その申し出書を朗読させます。
〔職員朗読〕
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退 職 の 申 出
私儀
一身上の都合により平成十二年八月八日をもって退職いたしたくここに申し出いたしますので地方自治法第一六五条第一項の規定によりご承認たまわりたくお願い申し上げます
平成十二年八月二日
和歌山県知事職務代理者
和歌山県副知事 高 瀬 芳 彦
和歌山県議会議長 阪 部 菊 雄 殿
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○議長(阪部菊雄君) 本件を承認することに賛成の諸君は、ご起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(阪部菊雄君) 起立多数であります。よって、知事職務代理の副知事高瀬芳彦君の退職を承認することに決定いたしました。
この際、高瀬芳彦君から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
高瀬芳彦君。
〔高瀬芳彦君、登壇〕(拍手)
○高瀬芳彦君 お許しをいただきましたので、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま、私の知事職務代理者・副知事の職の辞任につきましてご理解あるご承認をいただき、また専決処分につきましてもご承認を賜り、まことにありがとうございました。
思えば、副知事、出納長、さらにはそれ以前に県職員として通算四十六年間に及んで従事してまいりました。退職に当たりましては、感無量のものがございます。その間、県議会の皆様、多くの県民の皆様方に何かとご指導、ご鞭撻を賜ってまいりました。衷心より厚く御礼を申し上げます。今後は一県民として、また違った立場から二十一世紀における和歌山県の発展を願ってまいりたいと思います。
特に私は、昭和三十四年以来、憲法に明記されてございます同和問題について、中心に担当させていただきました。今、思い出しますと、国の施策も全然ない状態でございまして、法制係の一人としてこの問題を担当をさせていただいたわけでございます。
当時を思い出してございますが、地域へ行って地域の方々とお話し合いをするにしても、その場所がない状態でございました。しかし、ひざを交えて同和問題を解決しようということで一主事として現地に参り、いろいろとご意見も聞き、県政で取り上げるべきものは取り上げていただくということで、当時の知事を初め、多くの皆さん、また県議会の皆さん方のご同意を得ていろいろの施策を実施してきたことを思い出します。
私が担当した初めの時点では、居住制限というか昔のそのままが残ってございまして、この地域内に住むべきだというような石のくいが打たれておる地域もございました。また、山の中間部にある、いつ土砂が崩壊してくるかわからないような地域もございました。これらにつきましては、国策として同和対策事業特別措置法ができて以来、その地域全体が移転するなど、そういうような格好の中で相当の成果を上げ、ただいまは水のないような地域もなくなってございます。その当時は、水もなく、二十メーターも三十メーターも深い井戸のところからくみ上げるような地域も相当あったわけでございますが、今はそれらは解消されてございます。これも、県だけではなしに、市町村、国のご協力もあってのことだと思ってございますし、当然、県民の皆さん方のご協力があってこそのことだと考えてございます。
しかし、産業面、また教育面、特に同和問題に対する認識の度合いというのはまだ十分ではない、このように思ってございます。私も、一県民として、なおこの問題には取り組んでいかなければならないと考えてございますが、多くの県議会の皆さん方、また多くの県民の皆さん方のご理解を得ながら一日も早いこの問題の解決に向けて取り組んでいくことをお約束し、議員の各位におかれましては、どうかますます健康に留意され、和歌山県の飛躍発展のためなお一層ご活躍されることを祈念申し上げますとともに、これまでいろいろとご支援、ご指導を重ねていただきましたことに厚く御礼を申し上げ、簡単ではございますが、ごあいさつにかえたいと思います。
皆さん、本当にありがとうございました。
○議長(阪部菊雄君) この際、新任者をご紹介申し上げます。
まず、七月十二日、監査委員に選任同意され、七月二十一日、代表監査委員に就任されました藤谷茂樹君をご紹介申し上げます。
代表監査委員藤谷茂樹君。
〔藤谷茂樹君、登壇〕(拍手)
○代表監査委員(藤谷茂樹君) ただいまご紹介を賜りました藤谷茂樹でございます。
さきの県議会において県監査委員にご選任をいただきまして、ありがとうございました。七月二十一日から代表監査委員として就任いたしてございます。
もとより微力ではございますけれども、この職務を全うするために全力を尽くしたいと思いますので、議員の皆様方の一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
簡単でございますが、あいさつにさせていただきます。どうぞ、よろしくお願いします。
○議長(阪部菊雄君) 次に、七月十二日、監査委員に選任同意され、同日就任されました大桑いく嗣君をご紹介申し上げます。
監査委員大桑いく嗣君。
〔大桑いく嗣君、登壇〕(拍手)
○監査委員(大桑いく嗣君) ただいまご紹介いただきました大桑いく嗣でございます。
このたび、諸先生方のご賛同を得まして和歌山県監査委員に選任されました。心から厚く御礼申し上げます。そしてまた、この職務の重大さを心にひしひしと感じる次第でございます。ありがとうございました。
監査委員としての使命を全うするために懸命の努力をいたす決意でございますので、諸先生方並びに先輩各位のご指導、ご鞭撻を得まして無事務めさせていただけるよう、心からお願い申し上げます。
甚だ簡単でございますが、あいさつにかえさせていただきます。どうもありがとうございます。
○議長(阪部菊雄君) 次に、事務局長から新任の職員を紹介させます。
○事務局長(田村徳美君) ご紹介申し上げます。
警察本部
警務部長 堀 金 雅 男 君
以上でございます。
○議長(阪部菊雄君) 以上をもって、本臨時会の議事はすべて終了いたしました。
暑さ厳しき折、各位には健康に十分ご留意の上、ご活躍のほど祈念いたします。
これをもって、平成十二年八月臨時会を閉会いたします。
午前十時五十分閉会