令和7年12月 和歌山県議会定例会会議録 第7号(全文)
◆ 汎用性を考慮してJIS第1・2水準文字の範囲で表示しているものもあるため、人名等、会議録正本とは一部表記の異なることがあります。人名等の正しい表記については「人名等の正しい表記」をご覧ください。
令和7年12月 和歌山県議会定例会会議録 第7号
議事日程 第7号
令和7年12月19日(金曜日)
午前10時開議
第1 議案第146号から議案第179号まで及び請願1件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
第2 意見書・決議案
第3 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
第4 特別委員会閉会中継続審査の件
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会議に付した事件
第1 議案第146号から議案第179号まで及び請願1件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
第2 意見書・決議案
第3 議員派遣の件
第4 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
第5 特別委員会閉会中継続審査の件
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出席議員(39人)
1番 高田英亮
2番 上山寿示
3番 佐藤武治
4番 鈴木德久
5番 森 礼子
6番 濱口太史
7番 井出益弘
8番 尾崎要二
9番 玄素彰人
10番 山家敏宏
11番 鈴木太雄
12番 岩田弘彦
13番 吉井和視
14番 中村裕一
15番 北山慎一
17番 中本浩精
18番 堀 龍雄
19番 新島 雄
20番 山下直也
21番 三栖拓也
22番 川畑哲哉
23番 秋月史成
24番 谷口和樹
25番 山田正彦
26番 坂本 登
27番 岩永淳志
28番 小川浩樹
29番 中尾友紀
30番 岩井弘次
31番 藤本眞利子
32番 浦口高典
33番 尾﨑太郎
34番 藤山将材
37番 中西 徹
38番 林 隆一
39番 片桐章浩
40番 奥村規子
41番 谷 洋一
42番 長坂隆司
欠席議員(2人)
16番 坂本佳隆
35番 小西政宏
〔備考〕
36番 欠員
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説明のため出席した者
知事 宮﨑 泉
副知事 友井泰範
知事室長 北廣理人
総務部長 山本祥生
危機管理部長 中村吉良
企画部長 北村 香
地域振興部長 赤坂武彦
環境生活部長 湯川 学
共生社会推進部長 島本由美
福祉保健部長 𠮷野裕也
商工労働部長 中場 毅
農林水産部長 川尾尚史
県土整備部長 小浪尊宏
会計管理者 高橋博之
教育長 今西宏行
公安委員会委員長 竹山早穗
警察本部長 野本靖之
人事委員会委員長 平田健正
代表監査委員 田嶋久嗣
選挙管理委員会委員長 和歌哲也
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職務のため出席した事務局職員
事務局長 中嶋 宏
次長 橋爪正樹
議事課長 岩井紀生
議事課副課長 田中 匠
議事課議事班長 川原清晃
議事課主査 川崎競平
議事課副主査 西 智生
議事課副主査 林 貞男
総務課長 榊 建二
政策調査課長 岩谷隆哉
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午前10時0分開議
○議長(岩田弘彦君) これより本日の会議を開きます。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時0分休憩
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午後1時30分再開
○議長(岩田弘彦君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
日程第1、議案第146号から議案第179号まで及び今期定例会の請願1件の計35件を一括して議題とし、順次、常任委員会委員長及び行政改革・基本計画等に関する特別委員会委員長の報告を求めます。
建設委員会委員長佐藤武治君。
〔佐藤武治君、登壇〕(拍手)
○建設委員会委員長(佐藤武治君) 建設委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案10件であります。
委員会は、12月16日、第5委員会室において開催し、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第146号、議案第159号、議案第167号、議案第169号、議案第172号、議案第173号及び議案第176号から議案第179号までは全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、不法占用対策専門員の業務内容等について、県道小豆島岩出線の整備状況と岩出市への移管について、県道泉佐野岩出線の南伸について、JR和歌山駅周辺の再整備の状況について、歩道に飛び出している木の伐採について、通称宮街道の無電柱化計画について、西川河口の高潮対策の進捗状況について、南海トラフ地震臨時情報発表時における県発注工事の対応について、土木建築技術人材の確保について、AI等を活用した業務の効率化について、県道海南金屋線鏡石トンネルの開通式典について、東海・東南海・南海3連動地震で想定される津波の高さについて、総合評価落札方式における落札決定について、文里湾横断道路の進捗状況について、工事現場等における熊対策についてであります。
以上をもちまして、建設委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(岩田弘彦君) 文教委員会委員長小川浩樹君。
〔小川浩樹君、登壇〕(拍手)
○文教委員会委員長(小川浩樹君) 文教委員会における審査の経過並びに結果について、御報告を申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案4件であります。
委員会は、12月16日、第6委員会室において開催をし、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査をいたしました結果、議案第146号及び議案第160号から議案第162号までは全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、部活動の地域移行について、学校の授業における1人1台端末の活用状況について、学校における生成AIの利用方針について、部活動の目指す方向性について、高校授業料無償化に伴う職業系専門学科の在り方について、子供の礼儀等についてであります。
以上をもちまして、文教委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(岩田弘彦君) 総務委員会委員長玄素彰人君。
〔玄素彰人君、登壇〕(拍手)
○総務委員会委員長(玄素彰人君) 総務委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案12件及び請願1件であります。
委員会は、12月16日に第1委員会室において開催し、会計局、人事委員会、監査委員、選挙管理委員会、議会事務局、知事室、企画部、危機管理部、総務部の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第146号、議案第151号から議案第157号まで、議案第163号、議案第166号、議案第168号及び議案第177号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また、請願については、配付の請願審査結果表のとおり、議請第3号は不採択すべきものと決しました。
なお、委員会から意見書案を提出いたしますので、よろしくお願いいたします。
次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、知事室関係では、IR誘致に係る知事答弁の認識について、国政選挙での1票の格差に係る地方からの声の反映について、空飛ぶクルマの取組状況と法改正について、万博出演団体との今後のつながりについて、インド・マハラシュトラ州との国際交流に係る広報について、企画部関係では、IR誘致に係る知事答弁の認識について、IRに代わる和歌山県の経済的発展の方策について、スポーツにおける国際交流について、次回の国民スポーツ大会の目標について、危機管理部関係では、LPガス料金高騰対策支援事業の事業者手数料について、北海道・三陸沖後発地震注意情報について、総務部関係では、将来負担比率の今後の見通しについて、DX化による行政コストの削減について、給食費無償化に関する都道府県負担と自主財源確保について、職員の交通事故等の件数が増えていることについてであります。
以上をもちまして、総務委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(岩田弘彦君) 福祉環境委員会委員長北山慎一君。
〔北山慎一君、登壇〕(拍手)
○福祉環境委員会委員長(北山慎一君) 福祉環境委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案6件であります。
委員会は、12月16日、第2委員会室において開催し、共生社会推進部、福祉保健部、環境生活部の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第146号、議案第148号、議案第158号、議案第170号、議案第171号及び議案第177号については全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、共生社会推進部関係では、特設人権相談の件数及び内容について、子供の権利条例の制定に向けた検討について、子ども会に関わる交付金不正問題を踏まえた立入検査など県の対応策について、ファミリーシップ制度に係る県の考え方について、男女の賃金格差解消に向けた県の取組について、親による重篤な虐待が起きる原因とその対応策について、巡回アドバイザーが放課後児童クラブを訪問したことによる成果について、放課後児童クラブの支援員の確保に向けた県の取組について、児童虐待が起きた場合の地域や市町村における報告義務や連携に係る仕組みについて、福祉保健部関係では、県内の医療機関における訪日外国人患者の未収医療費の実態と県と医療機関の間の情報共有について、外国人と医療機関との言葉の障壁による未収金を発生させないような取組について、こころの医療センターの職員の給与改定に伴う経営への影響について、経営困難な医療機関に対する国や県の支援について、新総合計画の中にある自主的な健康行動の意味について、2040年に向けた医療提供体制をどのように構築するかについて、地域医療構想における住民の意見が反映される仕組みについて、ドクターヘリ運航に係るヒラタ学園以外の航空会社に対する県のアプローチについて、ドクターヘリ運航に係る人材育成や退職自衛官を活用した人材確保について、ドクターヘリ運休の際の防災ヘリや県警ヘリの活用について、環境生活部関係では、クビアカツヤカミキリの被害をなくすための取組について、県庁フードドライブの取組について、脱炭素に向けた2040年目標と現在進めている対策について、風力発電や太陽光発電に反対意見がある中で、県として再生可能エネルギーをどのように普及していくかについて、コスモパーク加太での太陽光発電所建設計画についてであります。
以上をもちまして、福祉環境委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(岩田弘彦君) 経済警察委員会委員長鈴木德久君。
〔鈴木德久君、登壇〕(拍手)
○経済警察委員会委員長(鈴木德久君) 経済警察委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案7件であります。
委員会は、12月16日、第3委員会室において開催し、地域振興部、商工労働部と労働委員会、公安委員会の順に当局から付託案件等について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第146号、議案第147号、議案第149号、議案第150号、議案第164号、議案第165号及び議案第177号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、地域振興部関係では、地方版図柄入りナンバープレートの取組状況について、観光ルート整備によるインバウンド誘客の推進について、温泉文化のユネスコ無形文化遺産登録に向けた取組体制と和歌山県が果たすべき役割について、釣りを活用した観光誘客施策の推進について、商工労働部・労働委員会関係では、和歌山県営競輪事業特別会計補正予算における債務負担の概要について、和歌山競輪場でのミッドナイト競輪開催による収益見込みについて、和歌山県よろず支援拠点の活動内容、相談件数及び中小下請企業への支援について、公安委員会関係では、和歌山県警の懲戒処分事案の概要及び再発防止に向けた今後の取組について、県内初の災害拠点機能を備えた海南警察署重根交番の概要について、災害時における交番の無停電体制の整備について、刑法犯で検挙または補導された少年の状況について、自転車のながら運転及び酒気帯び運転への罰則強化に関する周知の徹底について、自動車免許更新時における自転車運転講習の実施について、自転車利用者からの意見を踏まえた危険箇所の把握と道路改善の必要性について、自動車及び自転車双方の運転マナーの向上についてであります。
以上をもちまして、経済警察委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(岩田弘彦君) 農林水産委員会委員長山家敏宏君。
〔山家敏宏君、登壇〕(拍手)
○農林水産委員会委員長(山家敏宏君) 農林水産委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案3件であります。
委員会は、12月16日、第4委員会室において開催し、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第146号、議案第177号及び議案第179号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、試験研究機関の研究成果の普及について、海業の取組状況について、需要減が見込まれる一般住宅への対応について、わかやま木の家コンテストのホームページ掲載について、市町村公共建築物の木造木質化に向けた働きかけについて、林業試験場の建て替えについて、公共建築物木造化における材工分離発注方式の仕組みづくりについて、農林大学校林業研修部・林業経営コースの募集状況と修了生の就職状況について、紀州材の家づくり協力店の登録拡大について、木材利用拡大に向けた先進地調査の成果について、特用林産物の需要拡大について、林道整備計画の進捗状況について、紀州材の地産外消について、バイオマス発電への木材供給量について、大径材の利用促進について、商業捕鯨の状況について、温州ミカンの輸出に向けた取組について、磯焼け対策の進捗状況について、黒潮大蛇行解消や海水温上昇に伴う漁場形成についてであります。
以上をもちまして、農林水産委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願いいたします。(拍手)
○議長(岩田弘彦君) 行政改革・基本計画等に関する特別委員会委員長新島 雄君。
〔新島 雄君、登壇〕(拍手)
○行政改革・基本計画等に関する特別委員会委員長(新島 雄君) 行政改革・基本計画等に関する特別委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案2件であります。
委員会は、12月15日の本会議散会後、予算・決算特別委員会室において開催し、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第174号及び議案第175号は全会一致をもって原案のとおり可決するものと決しました。
次に、委員会審査における主な質問項目を申し上げますと、全職員が総合計画を理解するための方策について、行財政運営における歳入確保策について、デジタル技術の積極的な活用等による業務の負担軽減についてであります。
以上をもちまして、行政改革・基本計画等に関する特別委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願いいたします。(拍手)
○議長(岩田弘彦君) 以上で、各委員長の報告が終わりました。
これより委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田弘彦君) 質疑なしと認めます。
次に、討論に入ります。
奥村規子君から反対討論の通告がありますので、許可いたします。
40番奥村規子君。
〔奥村規子君、登壇〕
○奥村規子君 日本共産党の私、奥村規子より、議案第147号、第152号、第160号、第161号、第174号及び議請第3号の委員会不採択に対する反対討論を行います。
議案第147号令和7年度和歌山県営競輪事業特別会計補正予算では、ミッドナイト競輪を開催するための競走路用夜間照明設備メンテナンスリース契約に伴い、5億円の債務負担行為が設定されます。県が公営ギャンブルを行うこととその設備拡充には反対です。
次に議案第152号は、知事等の期末手当支給の引上げです。物価高騰が県民生活を襲う中で、職員の給与を引き上げることには賛成ですが、高額所得者である知事や副知事、議員、教育長、常勤監査委員の手当を引き上げることは、県民理解を得られないと考えます。
次に議案第160号は、教職員の給与に関する条例の改正です。この中で、義務教育等教員特別手当の限度額が8000円から8600円に引き上げられるとありますが、手当全体としては、給料月額の1.5%から1.0%に引き下げた上で、学級担任を持つ教員に3000円を加算するというものです。教育は、学級担任だけではなく、他の教職員の協力によって進められているのが実態です。しかも、担任する加算対象には特別支援学級が含まれていません。義務教育等教員特別手当全体を引き下げ、担任を持つ教員と持たない教員の間に賃金による分断を持ち込む条例改正には反対します。
次に議案第161号は、市町村立学校職員の給与の改正です。その中には、学年の異なる子供たちで編成する学級を担任する教員に特殊勤務手当として支給されていた準単級手当と複式手当を廃止することが含まれているため反対です。
次に議案第174号は、和歌山県総合計画の策定についてです。現在、戦後日本が守ってきた戦争の放棄と軍備を持たない国の在り方が大きく変えられようとしています。集団的自衛権の行使、軍事費の大幅拡大など、これまでにない戦争への道が進められています。何よりも平和を守り、平和の下で生きる権利を守ることが必要です。和歌山県として、平和宣言を掲げ、自衛隊や米軍による防衛という名の軍事訓練を拒否するような毅然とした姿勢を持つべきと考えます。
COP30で6回目の化石賞を受賞した日本は、気候危機に対する認識が低く、石炭火力発電の新増設など、CO2削減とは真逆の方向に進んでいます。和歌山県のCO2削減目標も、それに追従したものとなっています。県におけるデータや科学的根拠を重視した対策が望まれます。
国による農産物輸入拡大など、農林水産業の切捨てにより、和歌山県の地域衰退と過疎化が進みました。県として、家族農業を大切にし、自伐的林業など小規模林業の支援、農水産物の価格保障と所得補償で食料自給率を向上させることが必要です。
人口減少問題の大本には、若い世代の生活の厳しさがあります。非正規雇用の拡大や低賃金を解消することが必要です。最低賃金の引上げと賃金を上げるための中小企業への直接支援が不可欠と考えますが、そうした施策が不十分です。また、女性が出産、育児をしながら正規雇用で働ける社会基盤を整備することが必要です。
さらに、子供が減っているとして学校を集約する方向ではなく、どの地域でも教育を受けることを保障し、教員不足の解消を図り、一人一人が学べる教育環境をつくるべきです。
産業の創造性と生産性を高める目標では、成長分野への事業転換ではなく、現在、地域を支えている中小企業、小規模事業者が内発的に発展するための支援が必要です。
高齢化の進展により、1人当たりの保険料負担増大や保険制度の持続性が課題とされていますが、保険料負担が重くなっているのは、医療・介護への公費が削減されたためです。高齢化の進展に伴い公費を増額することは、自治体として当然の義務です。また、医師、看護師、介護士、保育士、福祉士などのマンパワー不足は大きな問題です。待遇や労働環境の改善を早急に進めるべきです。
行政官や官民の連携では、行政と様々な主体との連携が強調されていますが、住民の福祉の増進という地方自治体として第一義的な役割を和歌山県がどう果たすのか、明確ではありません。
これらのことから、新しい総合計画には賛成できません。
最後に、議請第3号「インボイス制度の廃止をめざし、事業者の負担を軽減する経過措置を継続するよう求める意見書を国に送付することを求める請願」が総務委員会で不採択とされたことについて申し上げます。
本来、消費税納税が免除されるべき売上げ1000万円以下の小規模事業者やフリーランスの方々が、インボイス制度の実施によって消費税の納税義務を負わされ、その負担に苦しめられています。インボイス発行に伴う実務だけでなく、発注者による取引排除や値引きの強要など、不公正な取引も後を絶ちません。7月の参議院選挙でも、消費税減税とインボイス制度の廃止を求める民意が明らかとなりました。議請第3号を本会議で採択し、国に意見書を提出することを求めます。
以上で、反対討論を終わります。
○議長(岩田弘彦君) 以上で、討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
まず、議案第147号、議案第152号、議案第160号、議案第161号及び議案第174号を一括して採決いたします。
本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。
本案をいずれも委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(岩田弘彦君) 起立多数であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
次に、議案第146号、議案第148号から議案第151号まで、議案第153号から議案第159号まで、議案第162号から議案第173号まで、議案第175号から議案第179号までを一括して採決いたします。
本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。
本案をいずれも委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(岩田弘彦君) 起立全員であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
次に、議請第3号を採決いたします。
本請願に対する委員長報告は、不採択であります。
本請願を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(岩田弘彦君) 起立多数であります。よって、本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
次に日程第2、和議第40号「いわゆる『教育の無償化』に関する意見書(案)」、和議第41号「いわゆる『ガソリンの暫定税率』廃止に関する意見書(案)」、和議第42号「ドクターヘリによる救急医療提供体制確保のための支援を求める意見書(案)」、和議第43号「脳脊髄液漏出症患者の救済を求める意見書(案)」を一括して議題といたします。
案文は、配付のとおりであります。
お諮りいたします。本案については、いずれも提出者の説明等を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田弘彦君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
これより採決に入ります。
和議第40号から和議第43号までを一括して採決いたします。
お諮りいたします。本案をいずれも原案のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田弘彦君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
お諮りいたします。議員派遣の件を本日の日程に追加し、これより直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田弘彦君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
議員派遣の件を議題といたします。
お諮りいたします。本件については、配付のとおり議員を派遣することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田弘彦君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
次に日程第3、常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
お諮りいたします。本件については、配付のとおり、それぞれ閉会中の継続審査として付議することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田弘彦君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
次に日程第4、特別委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
お諮りいたします。防災・国土強靱化対策特別委員会、人権・少子高齢化問題等対策特別委員会、行政改革・基本計画等に関する特別委員会、半島振興・地方創生対策特別委員会及び予算特別委員会の各特別委員会に付議されたそれぞれの問題について、さらに閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田弘彦君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
以上で、今期定例会に付議された諸案件の審議は全て終了いたしました。
年末多端の折、各位には御精励賜り、深く感謝申し上げます。どうか健康に留意され、新しい年を迎えて、ますます県勢発展のため御活躍されますことを心から祈念いたします。
これをもって、令和7年12月定例会を閉会いたします。
午後2時6分閉会

