令和7年6月 和歌山県議会定例会会議録 第2号(全文)
◆ 汎用性を考慮してJIS第1・2水準文字の範囲で表示しているものもあるため、人名等、会議録正本とは一部表記の異なることがあります。人名等の正しい表記については「人名等の正しい表記」をご覧ください。
令和7年6月 和歌山県議会定例会会議録 第2号
議事日程 第2号
令和7年6月11日(水曜日)
午前10時開議
第1 特別委員会中間報告の件
第2 常任委員選任の件
第3 常任委員会の委員長及び副委員長選任の件
第4 特別委員の辞任及び選任の件
第5 議会運営委員定数変更の件
第6 議会運営委員選任の件
第7 議会運営委員会の委員長及び副委員長選任の件
────────────────────
会議に付した事件
第1 特別委員会中間報告の件
第2 議案第115号及び議案第116号(当局説明・質疑・委員会付託等省略・表決)
第3 常任委員選任の件
第4 常任委員会の委員長及び副委員長選任の件
第5 特別委員の辞任及び選任の件
第6 議長辞職の件
第7 議長の選挙
第8 副議長辞職の件
第9 副議長の選挙
第10 関西広域連合議会議員の選挙
第11 議会運営委員定数変更の件
第12 議会運営委員選任の件
第13 議会運営委員会の委員長及び副委員長選任の件
第14 休会決定の件
────────────────────
出席議員(42人)
1番 高田英亮
2番 上山寿示
3番 佐藤武治
4番 鈴木德久
5番 森 礼子
6番 濱口太史
7番 井出益弘
8番 尾崎要二
9番 玄素彰人
10番 山家敏宏
11番 鈴木太雄
12番 岩田弘彦
13番 吉井和視
14番 中村裕一
15番 北山慎一
16番 坂本佳隆
17番 中本浩精
18番 堀 龍雄
19番 新島 雄
20番 山下直也
21番 三栖拓也
22番 川畑哲哉
23番 秋月史成
24番 谷口和樹
25番 山田正彦
26番 坂本 登
27番 岩永淳志
28番 小川浩樹
29番 中尾友紀
30番 岩井弘次
31番 藤本眞利子
32番 浦口高典
33番 尾﨑太郎
34番 藤山将材
35番 小西政宏
36番 浦平美博
37番 中西 徹
38番 林 隆一
39番 片桐章浩
40番 奥村規子
41番 谷 洋一
42番 長坂隆司
欠席議員(なし)
────────────────────
説明のため出席した者
知事 宮﨑 泉
理事 山本祥生
知事室長 北廣理人
総務部長 友井泰範
危機管理部長 中村吉良
企画部長 北村 香
地域振興部長 赤坂武彦
環境生活部長 湯川 学
共生社会推進部長 島本由美
福祉保健部長 𠮷野裕也
商工労働部長 中場 毅
農林水産部長 川尾尚史
県土整備部長 福本仁志
会計管理者 高橋博之
教育長 今西宏行
公安委員会委員長 竹山早穗
警察本部長 野本靖之
人事委員会委員長 平田健正
代表監査委員 森田康友
選挙管理委員会委員長 和歌哲也
────────────────────
職務のため出席した事務局職員
事務局長 中嶋 宏
次長 橋爪正樹
議事課長 岩井紀生
議事課副課長 田中 匠
議事課議事班長 川原清晃
議事課主査 川崎競平
議事課副主査 西 智生
議事課副主査 林 貞男
総務課長 榊 建二
総務課班長 伊賀顕正
総務課主事 上野智大
政策調査課長 岩谷隆哉
政策調査課総括調査員 酒井浩志
政策調査課課長補佐兼政策班長 𦚰村二郎
────────────────────
午前10時0分開議
○議長(鈴木太雄君) これより本日の会議を開きます。
日程第1、特別委員会中間報告の件を議題といたします。
防災・国土強靱化対策特別委員会、人権・少子高齢化問題等対策特別委員会、行政改革・基本計画等に関する特別委員会及び半島振興・地方創生対策特別委員会から中間報告がなされております。これらはいずれも配付のとおりであります。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時0分休憩
────────────────────
午後1時30分再開
○議長(鈴木太雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
この際、報告いたします。
議案の追加提出がありました。
お諮りいたします。議案第115号及び議案第116号を本日の日程に追加し、これより直ちに一括して議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木太雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
議案第115号及び議案第116号を一括して議題といたします。
地方自治法第117条の規定により、吉井和視君、北山慎一君の退席を求めます。
〔退場する者あり〕
○議長(鈴木太雄君) 議案は、配付のとおりであります。
まず、当局の説明を求めます。
知事宮﨑 泉君。
〔宮﨑 泉君、登壇〕
○知事(宮﨑 泉君) ただいま上程されました議案第115号及び議案第116号は、県監査委員玄素彰人君、山家敏宏君が6月11日、辞職いたしましたので、その後任として吉井和視君、北山慎一君をそれぞれ選任いたしたく、同意をお願いするものでございます。
何とぞ、御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(鈴木太雄君) 以上で、当局の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。
本案について質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木太雄君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。本案については、いずれも委員会付託等を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木太雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
これより採決に入ります。
まず、議案第115号和歌山県監査委員の選任につき同意を求めるについてを採決いたします。
本県監査委員に吉井和視君を選任するにつき同意することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(鈴木太雄君) 起立全員であります。よって、議案第115号は同意することに決定いたしました。
次に、議案第116号和歌山県監査委員の選任につき同意を求めるについてを採決いたします。
本県監査委員に北山慎一君を選任するにつき同意することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(鈴木太雄君) 起立全員であります。よって、議案第116号は同意することに決定いたしました。
吉井和視君、北山慎一君の除斥を解きます。
〔入場する者あり〕
○議長(鈴木太雄君) 次に日程第2、常任委員選任の件を議題といたします。
常任委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、次のとおり指名いたしたいと思います。
職員に氏名を朗読させます。
○議事課副課長(田中 匠君) 総務委員会委員、玄素彰人君、岩田弘彦君、坂本佳隆君、新島雄君、谷口和樹君、浦口高典君、林隆一君、以上7人。
福祉環境委員会委員、濱口太史君、北山慎一君、堀龍雄君、尾﨑太郎君、中尾友紀君、中西徹君、奥村規子君、以上7人。
経済警察委員会委員、鈴木德久君、井出益弘君、尾崎要二君、中本浩精君、山下直也君、長坂隆司君、岩井弘次君、以上7人。
農林水産委員会委員、森礼子君、山家敏宏君、三栖拓也君、秋月史成君、浦平美博君、谷洋一君、岩永淳志君、以上7人。
建設委員会委員、上山寿示君、佐藤武治君、鈴木太雄君、吉井和視君、中村裕一君、片桐章浩君、川畑哲哉君、以上7人。
文教委員会委員、高田英亮君、山田正彦君、坂本登君、藤山将材君、藤本眞利子君、小川浩樹君、小西政宏君、以上7人。
○議長(鈴木太雄君) お諮りいたします。ただいま朗読した諸君を常任委員として指名することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木太雄君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名した諸君を常任委員に選任することに決定いたしました。
次に日程第3、常任委員の選任に伴う常任委員会の委員長及び副委員長選任の件を議題といたします。
常任委員会の委員長及び副委員長の選任については、委員会条例第6条第2項の規定により、次のとおり指名いたしたいと思います。
職員にその氏名を朗読させます。
○議事課副課長(田中 匠君) 総務委員会委員長玄素彰人君、同副委員長坂本佳隆君。
福祉環境委員会委員長北山慎一君、同副委員長中尾友紀君。
経済警察委員会委員長鈴木德久君、同副委員長長坂隆司君。
農林水産委員会委員長山家敏宏君、同副委員長三栖拓也君。
建設委員会委員長佐藤武治君、同副委員長上山寿示君。
文教委員会委員長小川浩樹君、同副委員長高田英亮君。
○議長(鈴木太雄君) ただいま朗読した諸君を各常任委員会の委員長及び副委員長として指名することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(鈴木太雄君) 起立全員であります。よって、ただいま指名した諸君を各常任委員会の委員長及び副委員長に選任することに決定いたしました。
次に日程第4、特別委員の辞任及び選任の件を議題といたします。
防災・国土強靱化対策特別委員会、人権・少子高齢化問題等対策特別委員会、行政改革・基本計画等に関する特別委員会、半島振興・地方創生対策特別委員会及び予算特別委員会の各委員から辞任の申出があります。
お諮りいたします。特別委員の辞任を許可することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木太雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
ただいま欠員となった特別委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、次のとおり指名いたしたいと思います。
職員にその氏名を朗読させます。
○議事課副課長(田中 匠君) 防災・国土強靱化対策特別委員会委員、高田英亮君、上山寿示君、井出益弘君、尾崎要二君、玄素彰人君、堀龍雄君、秋月史成君、尾﨑太郎君、長坂隆司君、中尾友紀君、岩井弘次君、以上11人。
人権・少子高齢化問題等対策特別委員会委員、岩田弘彦君、吉井和視君、中村裕一君、坂本佳隆君、山下直也君、藤山将材君、藤本眞利子君、浦口高典君、林隆一君、奥村規子君、以上10人。
行政改革・基本計画等に関する特別委員会委員、佐藤武治君、鈴木德久君、濱口太史君、山家敏宏君、鈴木太雄君、新島雄君、片桐章浩君、小川浩樹君、小西政宏君、中西徹君、以上10人。
半島振興・地方創生対策特別委員会委員、森礼子君、北山慎一君、中本浩精君、三栖拓也君、山田正彦君、坂本登君、谷口和樹君、浦平美博君、川畑哲哉君、谷洋一君、岩永淳志君、以上11人。
予算特別委員会委員、上山寿示君、佐藤武治君、鈴木德久君、濱口太史君、井出益弘君、玄素彰人君、山家敏宏君、北山慎一君、中本浩精君、堀龍雄君、新島雄君、山下直也君、尾﨑太郎君、藤山将材君、片桐章浩君、長坂隆司君、小川浩樹君、岩井弘次君、小西政宏君、中西徹君、以上20人。
○議長(鈴木太雄君) お諮りいたします。ただいま朗読した諸君を特別委員として指名することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木太雄君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名した諸君を特別委員に選任することに決定いたしました。
議事の都合により、副議長と交代いたします。
〔議長退席、副議長着席〕
〔退場する者あり〕
○副議長(堀 龍雄君) この際、報告いたします。
ただいま、議長鈴木太雄君から議長辞職願が提出されました。
お諮りいたします。議長辞職の件を本日の日程に追加し、これより直ちに議題とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(堀 龍雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
議長辞職の件を議題といたします。
まず、辞職願を職員に朗読させます。
○議事課副課長(田中 匠君) 辞職願 私こと このたび都合により和歌山県議会議長を辞職いたしたいので許可されるよう願い出ます。 令和7年6月11日 和歌山県議会議長鈴木太雄 和歌山県議会副議長様
○副議長(堀 龍雄君) 鈴木太雄君の議長辞職を許可することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○副議長(堀 龍雄君) 起立全員であります。よって、鈴木太雄君の議長辞職を許可することに決定いたしました。
〔入場する者あり〕
○副議長(堀 龍雄君) 11番鈴木太雄君。
〔鈴木太雄君、登壇〕
○鈴木太雄君 ただいま議長のお許しをいただきましたので、退任に当たり一言御挨拶を申し上げます。
令和6年6月定例会におきまして、歴史と伝統ある和歌山県議会の第94代議長に御選任をいただき、はや1年が経過をいたしました。
この間、堀副議長をはじめ先輩・同僚議員の皆様、また、岸本周平前知事や宮﨑泉知事をはじめとする県当局並びに議会事務局の皆様方の一方ならぬお力添えにより県議会議長という要職を大過なく務めることができましたこと、この場をお借りし、厚く御礼申し上げます。
議長を務めましたこの1年を振り返りますと、まず思い出すことは、岸本前知事の突然の御逝去、そして16年の長きにわたり和歌山県を支えていただいた下前副知事が退任されたことであります。これまで最前線で県政をリードされてきた方々が今は県庁にいないという現実は、和歌山県にとって非常に残念であり、私にとりましても非常に大きな出来事でありました。そうした中、過日の知事選挙において県民の負託を受け、宮﨑知事が新たに誕生いたしました。県当局と議会、いわゆる車の両輪がそろい、これからの県政を力強く前に進めることができると安堵の念を抱いているところであります。
一方、議長の主たる役目である議会運営に目を向けますと、数々の難題、難問がある中、堀副議長の力強いお支えもいただき、何とか無事に務めることができたのではないかと思います。また、公務においては、県議会を代表する立場として様々な行事に出席する中で、幅広い分野の方々と関わる機会を得ることができました。本当に貴重な経験で、それを通じ、自分自身の見聞を深められたことは、大きな財産になったと感じております。
今後は、これらの経験を生かし、一議員として先輩・同僚議員の皆様と共に、和歌山県の飛躍・発展のため、微力ながら精いっぱいの努力と行動を惜しまず、しっかりと汗をかいてまいる所存でございます。
どうか皆様方におかれましては、これまで同様変わらぬ御指導、御鞭撻を賜りますよう心からお願いを申し上げます。
最後に、この1年間、私を懸命にお支えいただいた全ての皆様方に重ねて感謝を申し上げ、退任に当たっての御挨拶とさせていただきます。1年間、皆さん本当にありがとうございました。お世話になりました。(拍手)
○副議長(堀 龍雄君) ただいま議長が欠員となりました。
お諮りいたします。議長の選挙を本日の日程に追加し、これより直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(堀 龍雄君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
議長の選挙を行います。
議場を閉鎖いたします。
〔議場閉鎖〕
○副議長(堀 龍雄君) ただいまの出席議員数は、42人であります。
お諮りいたします。立会人に、1番高田英亮君、20番山下直也君、32番浦口高典君、37番中西徹君の4君を指名したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(堀 龍雄君) 御異議なしと認めます。よって、立会人に以上の4君を指名いたします。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
○副議長(堀 龍雄君) 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名の記載を願います。
なお、この際、白票は無効といたします。
配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(堀 龍雄君) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めます。
〔投票箱点検〕
○副議長(堀 龍雄君) 異状なしと認めます。
点呼に応じて順次投票願います。
点呼いたします。
〔氏名点呼・投票〕
○副議長(堀 龍雄君) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(堀 龍雄君) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○副議長(堀 龍雄君) これより開票を行います。
立会人の立会いをお願いいたします。
〔開票〕
○副議長(堀 龍雄君) 選挙の結果を報告いたします。
投票総数42票、うち有効投票42票、無効投票なし。有効投票中、岩田弘彦君42票。
以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は11票であります。よって、岩田弘彦君が議長に当選されました。(拍手)
岩田弘彦君が議場におられますので、議長に当選したことを告知いたします。
12番岩田弘彦君。
〔岩田弘彦君、登壇〕
○岩田弘彦君 ただいま先輩・同僚議員の皆様の温かい御配慮と御厚情によりまして、歴史と伝統ある和歌山県議会第95代議長に御選任いただきました。誠にありがとうございます。
私は、もとより二元代表制の下、やっぱり県民の皆様から直接選ばれた宮﨑知事と、そして県民の皆様から直接選ばれました議員が日頃から車の両輪のように意思疎通を図りながら、そして円滑に切磋琢磨すること、これが県民の皆様の幸せ、そして本県の発展につながるものと思っております。
もとより微力ではございますが、精いっぱい全力を持って取り組ませていただきますので、どうか皆様におかれましても、より一層の御指導、御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げまして、就任の挨拶とさせていただきます。本日は本当にありがとうございました。(拍手)
〔副議長退席、議長着席〕
〔退場する者あり〕
○議長(岩田弘彦君) この際、報告いたします。
ただいま、副議長堀龍雄君から副議長辞職願が提出されました。
お諮りいたします。副議長辞職の件を本日の日程に追加し、これより直ちに議題とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田弘彦君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
副議長辞職の件を議題といたします。
まず、辞職願を職員に朗読させます。
○議事課副課長(田中 匠君) 辞職願 私こと このたび都合により和歌山県議会副議長を辞職いたしたいので許可されるよう願い出ます。 令和7年6月11日 和歌山県議会副議長堀龍雄 和歌山県議会議長様
○議長(岩田弘彦君) 堀龍雄君の副議長辞職を許可することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(岩田弘彦君) 起立全員であります。よって、堀龍雄君の副議長辞職を許可することに決定いたしました。
〔入場する者あり〕
○議長(岩田弘彦君) 堀龍雄君から発言の許可を求められておりますので、許可いたします。
18番堀 龍雄君。
〔堀 龍雄君、登壇〕
○堀 龍雄君 議長のお許しをいただきましたので、副議長の退任に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
昨年6月定例会において、諸先輩・同僚議員皆様の御推挙により、副議長に選任いただき、経験豊富で人格のすばらしい鈴木太雄議長の下で1年間携わってまいりました。
振り返れば、この1年間あっという間でありましたが、日々の議会活動の中で多くの学び、出会い、そして経験を得ることができ、議長を支えてきたことは私にとって大きな喜びであり誇りでもあります。御指導、御協力を賜りました全ての皆様に心より感謝申し上げます。
任期中には、岸本周平前知事の急逝という大きな出来事がありました。県民葬を通じて、多くの方々と共にその御功績をしのび、御冥福をお祈りいたしました。そして、現在は、宮﨑泉新知事が県民の皆様から御支持を得て、新たな県政の運営が始まり、和歌山県のますますの発展を確信しております。
私も、今後は一議員として、これまでの経験を生かし、地域と県勢発展に力を尽くしてまいる所存です。変わらぬ御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
皆様の御健勝と御活躍を心よりお祈り申し上げ、退任の挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手)
○議長(岩田弘彦君) ただいま副議長が欠員となりました。
お諮りいたします。副議長の選挙を本日の日程に追加し、これより直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田弘彦君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
副議長の選挙を行います。
議場を閉鎖いたします。
〔議場閉鎖〕
○議長(岩田弘彦君) ただいまの出席議員数は、42人であります。
お諮りいたします。立会人に先ほどの4君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田弘彦君) 御異議なしと認めます。よって、立会人に先ほどの4君を指名いたします。
念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載願います。
なお、この際、白票は無効といたします。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
○議長(岩田弘彦君) 配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田弘彦君) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めます。
〔投票箱点検〕
○議長(岩田弘彦君) 異状なしと認めます。
点呼に応じて順次投票願います。
点呼いたします。
〔氏名点呼・投票〕
○議長(岩田弘彦君) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田弘彦君) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
○議長(岩田弘彦君) これより開票を行います。
立会人の立会いをお願いいたします。
〔開票〕
○議長(岩田弘彦君) 選挙の結果を報告いたします。
投票総数42票、うち有効投票40票、無効投票2票。有効投票中、秋月史成君39票、堀龍雄君1票。
以上のとおりであります。
この選挙の法定得票数は10票であります。よって、秋月史成君が副議長に当選されました。(拍手)
秋月史成君が議場におられますので、副議長に当選されましたことを告知いたします。
23番秋月史成君。
〔秋月史成君、登壇〕
○秋月史成君 ただいま先輩・同僚議員の皆様から副議長に選任いただきました。心より厚くお礼申し上げます。ありがとうございます。
本来ならば岩田議長をお支えすると申し上げたいところではございますが、皆様も御存じのとおり、私は議長をお支えする見識、力量も持ち合わせてはございません。副議長として与えられた目の前の仕事をこつこつと小石を積み重ねるように積み重ね、丁寧にこなし、その職責を果たすよう努めたいと思いますので、引き続き御指導、御協力賜りますことをお願い申し上げ、副議長就任の御挨拶といたします。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(岩田弘彦君) お諮りいたします。
関西広域連合議会議員の選挙を本日の日程に追加し、これより直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田弘彦君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
関西広域連合議会議員4人の選挙を行います。
お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田弘彦君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。
お諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することといたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田弘彦君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。
関西広域連合議会議員に玄素彰人君、山家敏宏君、新島雄君、中尾友紀君の4君を指名いたします。
お諮りいたします。ただいま議長において指名した4君を関西広域連合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田弘彦君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名した4君が関西広域連合議会議員に当選されました。
玄素彰人君、山家敏宏君、新島雄君、中尾友紀君の4君が議場におられますので、関西広域連合議会議員に当選されましたことを告知いたします。
次に日程第5、議会運営委員定数変更の件を議題といたします。
お諮りいたします。議会運営委員の定数につきましては、委員会条例第3条の2第2項の規定により、現行の11人から10人に変更いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田弘彦君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
次に日程第6、議会運営委員選任の件を議題といたします。
議会運営委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、次のとおり指名いたしたいと思います。
職員にその氏名を朗読させます。
○議事課副課長(田中 匠君) 議会運営委員会委員、佐藤武治君、鈴木德久君、森礼子君、鈴木太雄君、堀龍雄君、山下直也君、坂本登君、藤山将材君、浦口高典君、岩井弘次君、以上10人。
○議長(岩田弘彦君) お諮りいたします。ただいま朗読した10人の諸君を議会運営委員として指名することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田弘彦君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名した10人の諸君を議会運営委員に任命することに決定いたしました。
次に日程第7、議会運営委員会の委員長及び副委員長選任の件を議題といたします。
議会運営委員会の委員長及び副委員長の選任については、委員会条例第6条第2項の規定により、議会運営委員会委員長に堀龍雄君を、同副委員長に佐藤武治君を指名したいと思います。
お諮りいたします。堀龍雄君を議会運営委員会委員長に、佐藤武治君を同副委員長に指名することに賛成の諸君は、御起立を願います。
〔賛成者起立〕
○議長(岩田弘彦君) 起立全員であります。よって、そのとおり決定いたしました。
お諮りいたします。6月12日、13日、16日及び17日は議案調査のため休会といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(岩田弘彦君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
次会は6月18日定刻より会議を開きます。
本日は、これをもって散会いたします。
午後2時25分散会