令和6年12月和歌山県議会総務委員会会議記録
令和6年12月和歌山県議会総務委員会会議記録
1 日 時 令和6年12月16日(月)午前9時59分 ~ 午前11時43分
2 場 所 第1委員会室
3 出席者 委員長 鈴木德久
副委員長 三栖拓也
委員 上山寿示、堀 龍雄、新島 雄、長坂隆司、奥村規子
欠席委員 なし
委員外議員 なし
4 概 要
午前9時59分開会
●鈴木委員長
◎開会宣告 挨拶
◎報告事項 委員の欠席なし
◎傍聴協議 なし
◎撮影許可 4件
◎議 事 議案13件、知事専決処分報告1件、継続審査を要する所管事務調査11件
◎審査順序宣告 会計局、人事委員会、監査委員、選挙管理委員会、議会事務局、知事室、企画部、危機管理部、総務部の順
に審査
◎会計局、人事委員会、監査委員、選挙管理委員会及び議会事務局審査宣告
◎所管事務に対する説明要請
●高橋会計管理者、平田人事委員会委員長、湯葉人事委員会事務局長、森田代表監査委員、楠石監査委員事務局長、
小濱選挙管理委員会委員長、千々松選挙管理委員会事務局長、林議会事務局長説明
●鈴木委員長
◎所管事務に対する一般質問宣告
Q 新島委員
県職員の部署毎の配置人数の割り当ては、どこが所管しているのか。
A 湯葉人事委員会事務局長
職員定数や配置に関しては、総務部で対応している。行政管理課で組織や配置人数を決定し、それに基づき人事課が配置を行い、
人数が足りない場合は人事委で採用試験を実施することになる。
Q 新島委員
全体を通しての配置は、知事部局でやると理解してよいか。
A 湯葉人事委員会事務局長
知事部局の職員配置や組織改正については、そのような理解でよい。
Q 奥村委員
今回の職員採用試験について、特徴的な応募状況の変化や、気づいたことがあれば教えてほしい。災害時には土木関係の職員が非
常に大変だと感じるが、そういうことも含めて、特徴的なことがあれば教えていほしい。
A 島本人事委員会事務局総務課長
採用試験については今年度から新たに早期試験と社会人試験を実施した。これらの試験は一般行政職で、早期試験については18倍
程度、社会人試験についても6倍程度と倍率は高かったが、6月に実施した通常試験については最終的に1.6倍と低くなっており、
全体的に受験倍率は低下している。土木職については和歌山県に限らず、全国的な人手不足もあり採用予定人数を満たせない状況で、
追加募集も実施しているが、今後も採用予定人数を満たすのは難しいと考えている。
要望 奥村委員
必要な職員体制は、直接県民の暮らしにも関わることなので、全庁を挙げて取り組むよう要望しておく。
Q 堀委員
自分たちが立候補したときに、街宣車にマイクがついている。また、街宣車を降りて、ハンドマイクを持ってしゃべるときには、
マイクが二つになる。この場合は、どうなるのか。
A 千々松選挙管理委員会事務局長
マイクは一つしか使えないという制限があるため、表示版を持った上でどちらかのマイクを使用することになる。
Q 堀委員
報道でみた他府県の選挙だが、1人の候補者に対して、別の候補者が、相手のことを推薦している。選挙カーには自分の名前を
入れてはいるが、マイクを持って相手を応援するということが、マイク二つということにならないのかという気がした。
そういうことが増えてきたら、その結果、マイクを三つ、四つにも増やせる可能性があるのではないか。
A 小濱選挙管理委員会委員長
最近、そのような選挙があった。1番の問題点は、当選する気がないのに、他の人を応援するために立候補することだ。
そういうことを制限するためには、現在のところ、供託金の制度はあるが、供託金を取られてもよいという人を、公職選挙法上、
想定していないため、これは問題だということで、報道によると、検討されているようである。今のところ、公職選挙法上、取り締
まることはできないが、指摘のとおり、数量の制限を逸脱してしまうことになるので、議論を見守りたい。
要望 堀委員
SNSも含めて、そういうところをもう少しきっちりしてほしい。
●鈴木委員長
◎所管事務に対する一般質問終了宣告
◎会計局、人事委員会、監査委員、選挙管理委員会及び議会事務局審査終了宣告
◎休憩宣告
午前10時18分休憩
午前10時19分再開
●鈴木委員長
◎再開宣告
◎知事室審査宣告
◎所管事務に対する説明要請
●北廣知事室長説明
●鈴木委員長
◎所管事務に対する一般質問宣告
Q 奥村委員
せんだって14日のしんぶん赤旗で「カジノ用地工事で”密約”」という記事において、カジノの土地改良工事を巡り、一般的な公
共工事契約より高額な契約となる取決めを大阪府、大阪市とカジノ業者が交わしていたことが明らかになったというものがあった。
万博会場については、以前から適さない土地であるということが言われており反対してきているが、公共事業も含め道路整備等が
IR事業と一体で進められている状況にある。IR事業は隣で行っている事業ということだけではなく、万博に影響を与えることも考え
られるので、しっかり注視してもらいたい。
何か危惧することや感想はあるか。
A 中瀬万博推進担当参事万博推進課長事務取扱
カジノの関係は直接の担当者ではないので分からないが、和歌山県としては和歌山ゾーンの出展に向けたもろもろの予算、催事イ
ベント等を実施するための予算として基金で16億数千万円の予算を確保しており、その中でしっかりと県にとって経済波及効果が十
分に得られるような形で実施していきたい。
Q 上山委員
開幕に向け万博カラーでライトアップするとあるが、県内主要エリアでのシティドレッシング事業とは具体的にはどういったもの
か。
A 中瀬万博推進担当参事万博推進課長事務取扱
シティドレッシング事業については、街中のライトアップやプロジェクションマッピングといった、光を建物の壁面に当てるなど
きらびやかにするといったことや、大通りにフラッグを掲出する等、三つの柱を考えている。
具体的にいうと、ライトアップについては和歌山城や白良浜、那智の滝、プロジェクションマッピングについてはJR和歌山駅や
白良浜、フラッグの掲出については、けやき大通りや県内のスーパーといった場所での実施を考えており、街中をきらびやかに飾る
ことで万博の機運醸成につなげていくといった趣旨の事業である。
Q 上山委員
シティドレッシングという意味がなかなか伝わりにくいという話があった。時期は、いつ頃を予定しているか。
A 中瀬万博推進担当参事万博推進課長事務取扱
11月下旬に和歌山城でドローンショーがあり、そこで、きいちゃんの図柄を使用したドローンの企画を実施したところであり、引
き続いて年末から翌年の3月にかけ、先ほど説明した一連の事業を実施していく予定である。
Q 三栖副委員長
「県民の友」は、私の地元では必ず全世帯に配布され、漏れなく皆が見ることのできる状態になっているが、県内で例えば橋本市
や、一部の市町村においては、全戸に配布するのではなく、町内会等の地域自治組織に入っていないと届かないという実態があると
聞いた。町内会に入っていない、例えば若年層の世帯や新しく引っ越してきた世帯などが、なかなか県の情報紙に触れる機会がない
と困っているというような声もある。こういう場合は、どうすれば入手できるのか。
A 西田広報課長
「県民の友」については、市町村への委託により配布を行っており、市町村は市町村の広報紙や広報物と一緒に自治会やシルバー
人材センター、もしくは業者等に委託し、各世帯に配布している。自治会未加入の世帯への対応については、県民の方から広報課に
連絡があった場合には、当該市町村に配布を依頼するとともに、市町村で対応できない場合は、県から直接配布している。また、市
町村の公共施設や振興局、病院、大学などに「県民の友」を配架し、県民の方がより入手しやすい環境になるよう努めている。
●鈴木委員長
◎所管事務に対する一般質問終了宣告
◎知事室審査終了宣告
◎休憩宣告
午前10時31分休憩
午前10時32分再開
●鈴木委員長
◎再開宣告
◎企画部審査宣告
◎議案等に対する説明要請
●前企画部長説明
●鈴木委員長
◎議案に対する一般質問宣告
Q 長坂委員
今年の正月に箱根駅伝を見ていると、青山学院大学に和歌山県出身の若林君が走っていた。いつもラジオで聞く和歌山県市町村対
抗ジュニア駅伝で、海南市の選手として走っていた若林兄弟かなと思った。和歌山県出身の選手も活躍しているなと思ったが、市町
村対抗ジュニア駅伝やゴールデンキッズ等で頑張ったこども達のその後の活躍をスポーツ課はフォローしているのか。
A 田伏スポーツ課長
関係の競技団体と情報の共有をしている。最近では、串本町出身の久保凛選手は、東大阪大学敬愛高校の2年生で今年800メートル
で日本新記録を樹立した。海南市出身の若林選手は、箱根駅伝で青山学院大学の5区の山登りを走り優勝に貢献した。また1月に行
われる箱根駅伝でもメンバー16名にエントリーされている。ゴールデンキッズの修了生で、アーチェリー競技の矢渡選手は、インタ
ーハイ個人で2位になり国際大会にも出場している。現在は韓国の光州女子大学に進学し、11月に行われた日本代表の選考会を通過
しナショナルチームのメンバーに選出された。もう一人、カヌーの小林実央選手は神島高校から武庫川女子大学に進学し、現在、自
衛隊体育学校で活躍している。彼女も2024年カヌースプリントのナショナルチームのメンバーに選出されている。先般のパリオリン
ピックの最終予選で残念ながらあと一歩届かなかったが、国民スポーツ大会等でも常時入賞をしている。
要望 長坂委員
順調に活躍されている方も少なからずいる中で、今回の国民スポーツ大会が最下位ということにショックを受けた。企画部の所管
になったから、こうなったと言われないように、しっかり頑張ってほしい。
Q 新島委員
コスモパーク加太もそろそろ整理がついていきそうだが、そうなると、次は土地開発公社をいつ解散するかということになる。
ただ、それは事務的に粛々と進めていく部分もあると思うが、今いる職員も何とかしてあげてほしい。どのように考えているのか。
A 田嶋理事
まずコスモパーク加太の状況だが、もともとは民間債務が438億円あった。その後、土地の売却を進めるとともに、今年度予算で
債務保証分の代位弁済を認めてもらい、残すところ民間金融機関の債務は20億円程度まで縮小している。この20億円の債務は土地
を売却することで返済を進めていきたいと考えている。令和6年2月定例会の総務委員会でも委員から質問を受けたところだが、
土地の売却を進め民間債務を解消しつつ、2、3年後くらいには解散をしたいと考えている。
職員については、今年4月の時点で、プロパー職員が7名、再雇用の職員が3名の合わせて10名いるが、実際どんな仕事をしてい
るかというと、大部分は県からの委託業務で用地取得の業務を行っている。ちょうど7名分の事務量があるということで、この方々
も長年に渡り、平成14年頃からずっと県の用地買収に携わっており、ノウハウをそのまま活かしてもらうことが一番いいということ
で、7名の職員については、来年の4月に県で採用したいと考えており、手続を進めている。
要望 新島委員
そうなることを多くの方が望んでいるだろうと私は思う。なんとかコスモパーク加太もソフトランディングができそうなので、後
は職員のことが一番の問題と思うとともに、公社はきちんと整理していかなければならないので、皆さんに分かる形にしてほしい。
Q 新島委員
一般質問で話があった、合同チームが本大会に出られない少年野球について、ユニフォームが違えば試合には出られないことはル
ールだ。それをこども達の数が足りないから合同チームを特別に許可している現状があり、知事の答弁があまりにも選手や少年野球
の組織等を逸脱したものに思った。行政が立ち入るべきことではないと考える。
和歌山県の高校野球が合同チームとして出場しているが、これが公立高校でなく私立高校であれば、その学校の野球部は廃部にな
ることが当然の姿だと思う。頑張ってきたこども達に活躍の場を与えてあげようということで、地方予選で高野連が合同チームの出
場を認めていると思う。
しかし、野球のルールから言えば、ユニフォームの違う一つのチームはあり得なく、本大会に出すべきという理屈には納得できな
いと思った。選手が不足するのであれば、おのおののチームが選手獲得に汗を流して、それでも駄目なら合併する道を選ぶべきだと
思う。それは大人や保護者がしていくことである。
出場できないからといって行政が出ていく話ではないので、少し間違った答弁をしていると思っている。スポーツ課長はどう考え
るか。
A 田伏スポーツ課長
野球の場合、同一のユニフォームで出場することは理解している。しかし、どうしても人数が不足する場合の特別ルールはある。
スポーツ少年団も合併し人数をそろえることはできるので、その部分は我々もルールとして把握している。
要望 新島委員
一度一般質問と知事の答弁を精査してほしい。感覚的には違うと思う。
私が言いたいのは、これは行政の話ではないということだ。
野球に関するルールを守ることをこどものときに教えるのであり、それを仕方がない、どうにかしてやりたいという親心で認めて
はいるが、上位の大会には出れないことは分かっていたはずであり、分かっていなければいけない。そのために何をしないといけな
いかは大人の仕事である。それを甘えたらいけないと思う。
国民スポーツ大会の47位も腹立たしいが、なんとかしないといけない。その辺をきっちりしないといけない。一度精査をしておい
てほしい。
Q 奥村委員
データ利活用の推進について、国を挙げて、和歌山県もこれを推進していくという立場であり、以前の委員会でも、個人情報の保
護の問題について心配がないのかという質問をしたが、事例やチェック、集約、改善といったその後の取組はあるのか。
A 木村企画課長
データ利活用については、当県を挙げて、また国のほうも推進しており、様々な形で徐々に利活用が進んでいるところである。
それと併せて、御指摘の個人情報の保護という観点では、別途、手だてが講じられていくべきであり、引き続き堅持していくもの
だと思っている。それは別途手だてが講じられていると認識している。
意見 奥村委員
住民サービスはアナログも含めどちらも選択できるということを基本において、しっかりやってもらいたいということを強く要望
する。
運転免許証は3種類から選択できるということだが、国保は基本任意であったが、国が「保険証はマイナ保険証を持たないといけ
ない」と言うから、大変混乱したり、医療の現場では非常に困ったりという声も聞いている。従来の保険証でもマイナ保険証でも、
どちらでもよいということであれば、あまり混乱しなかったのではないかと思う。何のためにやっているのか、住民に分かるように
しないといけないのではないか。
●鈴木委員長
◎議案に対する一般質問終了宣告
◎企画部審査終了宣告
◎休憩宣告
午前10時56分休憩
午前10時58分再開
●鈴木委員長
◎再開宣告
◎危機管理部審査宣告
◎議案等に対する説明要請
●河野危機管理部長説明
●鈴木委員長
◎議案に対する一般質問宣告
Q 堀委員
自主防災組織という制度ができ、広がってきていると思うが、県の考え方はどうか。
A 藤戸防災企画課長
自主防災組織の活動は非常に重要で、能登半島地震を踏まえても、地域の皆様が助け合い、うまくいった事例もある。また、避難
所の運営等で災害関連死を防止する観点から、行政の目が届かないところを地域の皆様に対応してもらうことが非常に重要であると
改めて認識したところである。
自主防災組織の活動支援については、活動の中核を担う人材育成が重要であり、人づくり塾による防災リーダーの育成と併せて、
市町村と連携して避難所運営に係るリーダーの育成に取り組んでいる。
また、パワーアップ補助金により、自主防災組織の訓練や避難路の整備、備蓄倉庫の整備といった財政支援に取り組んでいるとこ
ろであり、引き続き、地域の防災力向上に努めていく。
Q 堀委員
阪神淡路大震災の際は、地域の消防団や赤十字奉仕団の方々が一生懸命に助け合いを行ったと聞いているが、今後の各自治体の消
防団や赤十字奉仕団の取扱いはどうか。
A 藤戸防災企画課長
自主防災組織、消防団、赤十字奉仕団の皆様に協力してもらいながら地域の防災力を高めていくということが重要だと考えている。
要望 堀委員
災害は止められないため、二次災害が起こらないよう、被害が少なく済むようにさまざまな面で協力してもらえたらありがたいと
思うので、よろしくお願いする。
Q 奥村委員
地域によって防災訓練の取り組み方に差があり、市町村を中心とした行政のサポートが必要だと思うが、県としてどのようにサポ
ートしていくのか。
A 藤戸防災企画課長
自主防災組織間の連携を図るため、自主防災組織の交流会を年1回開催しており、また、自主防災組織の先行的な取組を紹介する
会報紙を配付等している。
今後も自主防災組織の活動を向上する取組を進めていく。
意見 奥村委員
自主防災組織の方々が交流できる場をつくらないといけないと思う。
Q 奥村委員
私自身、地区の避難訓練に参加した際、3日分の食料が入った持ち出し袋を持って、屋上まで避難したが、高齢の方は運べないの
ではないかと感じた。3日分を持ち出すことになっているのか。
A 藤戸防災企画課長
県の備蓄計画では、最低限3日分の水、食料等を備蓄することとしており、県、市町村、県民の皆様が1日分ずつ備蓄することに
なっている。その上で、能登半島地震を踏まえ、できれば1週間の備蓄を呼びかけている。
持ち出し品やその量については、各家庭で優先順位も含め、事前に決めておくことが重要だと考えている。
要望 奥村委員
助かった命が関連死で失われることが多いということを能登半島地震から学ばなければならない。関連死を防ぐには、避難所の在
り方など考えることが必要だと思うので、ぜひ取り組んでほしい。
●鈴木委員長
◎議案に対する一般質問終了宣告
◎危機管理部審査終了宣告
◎休憩宣告
午前11時15分休憩
午前11時17分再開
●鈴木委員長
◎再開宣告
◎総務部審査宣告
◎議案等に対する説明要請
●友井総務部長、庄中財政課長説明
●鈴木委員長
◎議案に対する一般質問宣告
Q 新島委員
最初に部長から職員の不祥事について謝罪はあったが、懲戒処分の基準は金額によるものなのか。今回は停職3か月だが、もっと
多い金額を盗むと停職6か月になるのか。そのあたりを教えてほしい。
A 森考査担当参事考査課長事務取扱
懲戒処分の基準を定めており、今回は窃盗になるので、免職または停職ということになるが、あとは金額等によって決めている。
ちなみに直近では、令和2年度に1600円相当の窃盗を行なった事案があり、この際は、当該行為者が課長級職員であったというこ
とも加味し、停職6か月としている。
Q 新島委員
和歌山県が持っている大切なデータを盗んでも窃盗か。
A 森考査担当参事考査課長事務取扱
その場合は情報の漏えい、公文書や個人情報の紛失等に該当すると思われる。
Q 新島委員
そうなれば、停職という処分の内容も変わってくるのか。
A 森考査担当参事考査課長事務取扱
そのとおりである。
Q 奥村委員
冬の寒さも大分厳しくなってきて、暖房対策などで電気代や灯油、またいろいろなものが必要になってきていると思うが、今回の
国の臨時交付金のメニューにはどういうようなものがあるのか。
A 庄中財政課長
物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金は、従来の経済対策に示されているメニューとほぼ相違はなく、生活者支援及び事業者
支援と、二つのものに関して、物価高騰対策支援の取組みに使える交付金である。
Q 奥村委員
生活が本当に苦しい状況の家庭には、やはり給食費や水道料金の助成なども県としても進めてほしい。今回の補正予算には、そう
いった事業はないが、そういう事業を今後、県としてやっていくのか。
A 庄中財政課長
給食費無償化等の事業については、今回の補正予算では計上しておらず、今後、当初予算を編成する過程で検討していく。
今回補正予算に計上しているLPガス料金高騰対策支援や、貴志川線の公共交通機関への支援に関しては、国の経済対策に示される
メニューであり、検討の上、今このタイミングで実施すべきものだと判断し、計上した。
要望 奥村委員
1月、2月には寒さも本当に厳しくなってくる中で、健康被害などいろいろなことが起こりうる状況だと思う。これからきめ細か
に具体的に検討していくと思うが、県民の生活目線で要望に応えられるよう、ぜひ検討をしてほしい。
Q 堀委員
宝くじの発売総額120億円について、何年か前に「県内で購入してください」というキャンペーンで議会棟に来てくれたが、今回
は企画しているのか。
A 庄中財政課長
宝くじを県内で買ってもらえるよう、様々な取組は行っているが、今回は過去に行っていたような議会棟でのキャンペーンは実施
していない。
Q 堀委員
120億円も売れるのか。
A 庄中財政課長
今回設定しているものは発売総額で、必ずしも120億円が売れるというものではない。例えば、災害等で臨時的に追加発売が必要
になった場合などの余裕分等を考慮し、120億円という金額を設定している。
Q 堀委員
昨年と同額だが、昨年は120億円を達成したのか。
A 庄中財政課長
昨年に提案した令和6年度分も同じく発売総額120億円で、昨年は120億円を設定したところ、発売金額が75.3億円となった。
意見 堀委員
県内で買うように自分も努力するので、広報してほしい。
●鈴木委員長
◎議案等に対する一般質問終了宣告
◎総務部審査終了宣告
◎休憩宣告
午前11時37分休憩
午前11時39分再開
●鈴木委員長
◎再開宣告
◎議案に対する採決宣告
◎議案第153号及び議案第162号については、賛成多数で原案可決、
また、議案第148号、議案第154号から議案第158号まで、議案第164号、
議案第166号から議案第168号まで及び議案第186号については全会一致 で原案可決
◎知事専決処分報告に対する採決宣告
報第4号については、全会一致で承認
◎継続審査を要する所管事務調査宣告 異議なし
◎閉会宣告
午前11時43分閉会