◆ 汎用性を考慮してJIS第1・2水準文字の範囲で表示しているものもあるため、人名等、会議録正本とは一部表記の異なることがあります。人名等の正しい表記については「人名等の正しい表記」をご覧ください。

令和6年9月　和歌山県議会定例会会議録　第1号

議事日程　第１号
　令和６年９月10日（火曜日）
　午前10時開会・開議　第１　議席変更の件
　第２　補欠選挙当選議員に係る議席の指定
　第３　補欠選挙当選議員に係る常任委員及び特別委員選任の件
　第４　会議録署名議員の指名
　第５　会期決定の件
　第６　議案第120号から議案第143号まで、報第３号及び諮問第１号（当局説明）
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会議に付した事件
　第１　議席変更の件
　第２　補欠選挙当選議員に係る議席の指定
　第３　補欠選挙当選議員に係る常任委員及び特別委員選任の件
　第４　会議録署名議員の指名
　第５　会期決定の件
　第６　議案第120号から議案第143号まで、報第３号及び諮問第１号（当局説明）
　第７　休会決定の件
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出席議員（42人）
　１番　三栖拓也
　２番　高田英亮
　３番　秋月史成
　４番　佐藤武治
　５番　藤山将材
　６番　森　礼子
　７番　井出益弘
　８番　尾崎要二
　９番　上山寿示
　10番　鈴木德久
　11番　玄素彰人
　12番　濱口太史
　13番　鈴木太雄
　14番　冨安民浩
　15番　吉井和視
　16番　山家敏宏
　17番　北山慎一
　18番　岩田弘彦
　19番　中本浩精
　20番　中村裕一
　21番　谷　洋一
　22番　坂本佳隆
　23番　川畑哲哉
　24番　堀　龍雄
　25番　谷口和樹
　26番　新島　雄
　27番　山下直也
　28番　小川浩樹
　29番　中尾友紀
　30番　岩井弘次
　31番　藤本眞利子
　32番　浦口高典
　33番　山田正彦
　34番　坂本　登
　35番　小西政宏
　36番　浦平美博
　37番　中西　徹
　38番　林　隆一
　39番　片桐章浩
　40番　奥村規子
　41番　尾﨑太郎
　42番　長坂隆司
欠席議員（なし）
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説明のため出席した者
　知事　　　　　　　　　岸本周平
　副知事　　　　　　　　下　宏
　理事　　　　　　　　　田嶋久嗣
　知事室長　　　　　　　北廣理人
　総務部長　　　　　　　友井泰範
　危機管理部長　　　　　河野眞也
　企画部長　　　　　　　前　昌治
　地域振興部長　　　　　赤坂武彦
　環境生活部長　　　　　山本祥生
　共生社会推進部長　　　島本由美
　福祉保健部長　　　　　今西宏行
　商工労働部長　　　　　大川伸也
　農林水産部長　　　　　立石　修
　県土整備部長　　　　　福本仁志
　会計管理者　　　　　　高橋博之
　教育長　　　　　　　　宮﨑　泉
　公安委員会委員長　　　竹田純久
　警察本部長　　　　　　野本靖之
　人事委員会委員長　　　平田健正
　代表監査委員　　　　　森田康友
　選挙管理委員会委員長　小濱孝夫
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職務のため出席した事務局職員
　事務局長　　　　　　　林　伸幸
　次長（秘書広報室長事務取扱）
　　　　　　　　　橋爪正樹
　議事課長　　　　　　　岩井紀生
　議事課副課長　　　　　田中　匠
　議事課議事班長　　　　伊賀顕正
　議事課副主任　　　　　中阪康仁
　議事課副主査　　　　　西　智生
　議事課副主査　　　　　林　貞男
　総務課長　　　　　　　榊　建二
　政策調査課長　　　　　岩谷隆哉
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　　午前10時０分開会・開議
○議長（鈴木太雄君）　ただいまから、令和６年９月定例会を開会いたします。
　これより本日の会議を開きます。
　この際、報告をいたします。
　玉木久登君から、一身上の都合により、議員を辞職したい旨の願い出が７月16日付で提出をされましたので、地方自治法第126条ただし書の規定により、同日、許可をいたしました。
　次に日程第１、議席変更の件を議題といたします。
　議席の一部を次のように変更いたしたいと思います。
　その議席番号及び氏名を職員に朗読させます。
○議事課副課長（田中　匠君）　１番坂本佳隆君を22番に、２番三栖拓也君を１番に、９番高田英亮君を２番に、10番佐藤武治君を４番に、11番鈴木德久君を10番に、16番玄素彰人君を11番に、17番山家敏宏君を16番に、22番北山慎一君を17番にそれぞれ変更。
○議長（鈴木太雄君）　お諮りいたします。ただいま朗読したとおり議席を変更することに御異議ございませんか。
　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（鈴木太雄君）　御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
　この際、報告いたします。
　９月１日執行された有田市選挙区の議員補欠選挙において、上山寿示君が当選をされました。
　次に日程第２、補欠選挙当選議員に係る議席の指定を行います。
　その議席番号を職員に朗読をさせます。
○議事課副課長（田中　匠君）　上山寿示君９番。
○議長（鈴木太雄君）　ただいま朗読したとおり議席を指定いたします。
　この際、有田市選挙区における議員補欠選挙において当選されました上山寿示君を御紹介いたします。
　９番上山寿示君。
　　〔上山寿示君、登壇〕（拍手）
○上山寿示君　おはようございます。
　ただいま御紹介いただきました上山寿示でございます。
　このたび和歌山県議会議員有田市選挙区補欠選挙にて当選させていただきました。県民の幸せを第一に考え、全力で取り組みますので、皆様方の御指導と御鞭撻のほどよろしくお願いいたします。（拍手）
○議長（鈴木太雄君）　次に日程第３、補欠選挙当選議員に係る常任委員及び特別委員選任の件を議題といたします。
　常任委員及び特別委員選任については、委員会条例第５条第１項の規定により、次のとおり指名いたしたいと思います。
　職員にその氏名を朗読させます。
○議事課副課長（田中　匠君）　総務委員会委員、上山寿示君。
　防災・国土強靱化対策特別委員会委員、上山寿示君。
○議長（鈴木太雄君）　ただいま朗読したとおり指名することに御異議ございませんか。
　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（鈴木太雄君）　御異議なしと認めます。よって、上山寿示君を総務委員会委員及び防災・国土強靱化対策特別委員会委員に選任することに決定をいたしました。
　次に日程第４、会議録署名議員の指名を行います。
　今期定例会の会議録署名議員は、７番井出益弘君、31番藤本眞利子君、34番坂本登君の３君を指名いたします。
　次に日程第５、会期決定の件を議題といたします。
　お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から９月27日までの18日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（鈴木太雄君）　御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
　この際、暫時休憩いたします。
　　午前10時５分休憩
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　　午前11時０分再開
○議長（鈴木太雄君）　休憩前に引き続き、会議を開きます。
　この際、諸般の報告をいたします。
　知事から地方自治法第180条第１項の規定による知事専決処分報告、法人の経営状況報告書、公立大学法人和歌山県立医科大学令和５事業年度の業務実績に関する評価結果、環境白書、健全化判断比率及び資金不足比率報告書、内部統制評価報告書、和歌山県中小企業融資制度の損失補償に係る回収納付金を受け取る権利の放棄に関する条例に基づく報告書の提出が、監査委員から監査報告及び現金出納検査実施結果の報告がありました。いずれも配付しておりますので、御了承願います。
　次に、今期定例会に提出された議案等は、配付のとおり、議案第120号から議案第143号まで、地方自治法第179条第１項の規定による知事専決処分報告報第３号及び諮問第１号の計26件であります。
　日程第６、議案第120号から議案第143号まで、報第３号及び諮問第１号を一括して議題といたします。
　まず、当局の説明を求めます。
　知事岸本周平君。
　　〔岸本周平君、登壇〕
○知事（岸本周平君）　ただいま上程されました諸議案の提案理由を説明するに先立ち、県政の最近の動きについて御説明申し上げます。
　先月８日に宮崎県日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、この地震の発生に伴って、南海トラフ地震の想定震源域では大規模地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まっていると考えられたことから、気象庁により南海トラフ地震臨時情報（巨大地震注意）が初めて発表されました。この発表を受け、直ちに県災害対策本部を設置し、24時間体制で対応するとともに県有施設の緊急点検や関係機関との連携の確認を実施し、県民の皆様には、避難場所や備蓄品など、地震への備えについて再認識いただくよう呼びかけ、御協力いただいたところです。
　県としましては、今後危惧される南海トラフ地震などの発生に備え、引き続き、県民の皆様に災害への備えの重要性を周知するとともに、防災・減災対策のさらなる強化を図ってまいります。
　７月に中国山東省、四川省、北京市を訪問してまいりました。山東省及び四川省には、官民、そして県議会が一体となったメンバーで訪れ、山東省書記との友好提携40周年記念会談及び祝賀会への出席、また、四川省省長との会談により、それぞれ友好関係を深めるとともに、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地で、共同繁殖研究のさらなる発展に向けて基地管理者と意見交換を行いました。
　その後、北京市内の清華大学で、和歌山大学学長、高野山大学学長同席の下、フォーラムに出席するとともに、清華大学書記と会談を行い、今後、人材交流を進めることで合意をいたしました。
　2025年大阪・関西万博の開幕まで約200日となりました。７月に和歌山県版アクションプランを改訂し、観光誘客の促進やビジネス機会の創出など、県庁全体での取組を加速させたところです。
　その中で、今月21日、万博の目玉である空飛ぶクルマの実証飛行を串本町潮岬の望楼の芝で行う予定としております。子供たちをはじめ県民の皆様に先端技術を間近に感じていただくとともに、万博後における県内での実用化を目指し、産業振興などにつなげてまいります。
　先月25日に宇宙シンポジウムin串本を開催いたしました。JAXAによる宇宙分野における日本最前線の取組についての基調講演やパネルディスカッションのほか、地元串本古座高等学校の生徒から事例発表が行われ、大いに盛り上がりました。
　また、スペースワン株式会社からは、カイロスロケット初号機の飛行中断の原因究明の報告と、それを踏まえて、本年12月にカイロスロケット２号機の打ち上げを目指すことが発表されました。県としましては、打ち上げの成功を願うとともに、引き続き全力でサポートしてまいります。
　世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」登録20周年を記念し、７月にスタートした聖地リゾート！和歌山キャンペーンの一環として、今月22日から、熊野古道の世界遺産としての文化的価値や魅力を改めて広く発信することを目的に、当時の熊野詣を再現するリレーウオーク「令和の熊野詣」を行います。こうした取組を通して国内外からの誘客を促進するとともに、本県の観光ブランディングを推進してまいります。
　南紀白浜空港では、愛称名を熊野白浜リゾート空港と決定し、聖地リゾート！和歌山キャンペーンのキックオフイベントに併せて、７月に愛称命名記念式典を開催いたしました。世界に通用する熊野、地名の白浜、和歌山県の観光キャッチフレーズである聖地リゾートが組み合わさった愛称名を国内外に向けて広く発信し、空港の利用促進につなげてまいります。
　2026年秋に本県で開催予定の全国育樹祭については、７月に共催者である公益社団法人国土緑化推進機構と協議を行った結果、お手入れ会場は田辺市の新庄総合公園、式典会場は白浜町の白浜会館に決定いたしました。
　また、先月27日に、第49回全国育樹祭和歌山県実行委員会の設立総会及び第１回総会を開催したところです。今後、大会テーマの決定や基本計画の策定などを行い、関係者と一丸となって開催の準備に取り組んでまいります。
　子育て世帯の経済的負担を軽減するため、今年度新たに実施する学校給食費無償化事業につきましては、これまで学校給食の現状や意見をお伺いし、できるだけ市町村や県立特別支援学校の実情に沿ったものとなるよう制度設計を進めてまいりました。７月から順次、それぞれの要綱を作成し周知を行ったところであり、10月から開始する学校給食費無償化の円滑な実施に向けて、引き続き、市町村と連携して取り組んでまいります。
　続きまして、ただいま上程されました諸議案の提案理由を御説明申し上げます。
　まず、議案第120号は、一般会計で総額53億7000万円余の補正予算を計上しております。
　主なものといたしましては、公共事業に係る国庫支出金の額の決定に伴い、幹線道路網等の整備に要する経費を計上しております。
　また、物価高騰対策として、国の酷暑乗り切り緊急支援の対象とならないLPガス利用者並びに特別高圧で受電する医療機関及び中小企業者への支援に要する経費を計上しております。
　さらに、今年の５月以降に発生した地滑り及び崖崩れの緊急対策に要する経費を計上しております。
　次に、議案第121号は、県営港湾施設管理特別会計において、日高港での貿易円滑化のため、外国船の直接入港に必要な港湾施設の整備に要する経費として6000万円余を計上しております。
　続きまして、条例案件等について、その主なものを御説明申し上げます。
　議案第122号は、災害対策本部が設置された地方公共団体の区域に出張して行う避難所の運営等の作業を災害応急作業等手当の支給の対象とするとともに、大規模な災害に係る作業に従事した場合における災害応急作業等手当の額を定めるほか、所要の改正を行うもの、次に議案第125号は、公衆浴場の構造設備の基準を定めるとともに、営業者等の遵守すべき事項を改めるほか、所要の改正等を行うもの、次に議案第131号は、宅地造成等規制法の一部改正に伴い、改正後の宅地造成及び特定盛土等規制法第12条第１項の規定に基づく特定盛土等に関する工事の許可の申請に対する審査に係る手数料等の額を定めるとともに、郵便に関する料金の改定に伴い、放置違反金の納付の督促に要した手数料の額の改定を行うものです。
　次に、議案第132号は令和６年度建設事業施行に伴う市町村負担金について、議案第133号は訴訟の提起について、議案第134号から議案第139号までは権利の放棄について、議案第140号及び議案第141号は工事請負契約等の締結について、それぞれ議決をお願いするものです。
　また、議案第142号及び議案第143号は、令和５年度の歳入歳出決算及び公営企業決算について認定を求めるものです。
　次に、知事専決処分報告でございますが、報第３号は、令和６年度和歌山県一般会計補正予算であり、和歌山県議会議員有田市選挙区補欠選挙の執行に要する経費について、特に緊急を要し、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第１項の規定による専決処分を行い、その承認をお願いするものです。
　次に、諸報第23号から諸報第37号までは、地方自治法第180条第１項の規定に基づく委任専決処分報告です。
　このほか、法人の経営状況を説明する書類、公立大学法人和歌山県立医科大学の業務実績に関する評価結果報告書、環境基本条例に基づく年次報告書、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率等の報告書、内部統制評価報告書及び和歌山県中小企業融資制度の損失補償に係る回収納付金を受け取る権利の放棄に関する条例に基づく報告書を別途提出しております。
　最後に、諮問第１号は、退職手当の支給制限処分に対する審査請求に係る地方自治法の規定に基づく諮問です。
　何とぞ、御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長（鈴木太雄君）　以上で、当局の説明が終わりました。
　この際、新任者を御紹介申し上げます。
　７月８日付で総務部長に就任しました友井泰範君を御紹介申し上げます。
　総務部長友井泰範君。
　　〔友井泰範君、登壇〕
○総務部長（友井泰範君）　７月８日付で総務部長を拝命いたしました友井泰範と申します。
　微力ではございますが、和歌山県勢発展のため、精いっぱい努力してまいりたいと考えております。何とぞ、御指導、御鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。（拍手）
○議長（鈴木太雄君）　お諮りいたします。９月11日から13日までは議案調査のため休会といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長（鈴木太雄君）　御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
　次会は、９月17日定刻より会議を開きます。
　本日は、これをもって散会いたします。
　　午前11時14分散会