令和6年2月 和歌山県議会定例会会議録 第9号(全文)


◆ 汎用性を考慮してJIS第1・2水準文字の範囲で表示しているものもあるため、人名等、会議録正本とは一部表記の異なることがあります。人名等の正しい表記については「人名等の正しい表記」をご覧ください。

令和6年2月 和歌山県議会定例会会議録 第9号

議事日程 第9号
 令和6年3月19日(火曜日)
 午前10時開議
 第1 議席変更の件
 第2 議案第1号から議案第17号まで、議案第34号から議案第69号まで、議案第71号から議案第79号まで、議案第81号から議案第84号まで及び議案第86号から議案第96号まで並びに請願1件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
 第3 議案第97号(質疑・委員会付託等省略・表決)
 第4 意見書・決議案
 第5 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
 第6 特別委員会閉会中継続審査の件
────────────────────
会議に付した事件
 第1 議席変更の件
 第2 議案第1号から議案第17号まで、議案第34号から議案第69号まで、議案第71号から議案第79号まで、議案第81号から議案第84号まで及び議案第86号から議案第96号まで並びに請願1件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
 第3 議案第97号(質疑・委員会付託等省略・表決)
 第4 議員提出議案第1号から議員提出議案第3号まで(提出者説明等省略・表決)
 第5 意見書・決議案
 第6 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
 第7 特別委員会閉会中継続審査の件
────────────────────
出席議員(41人)
 1番 坂本佳隆
 2番 三栖拓也
 3番 秋月史成
 4番 玉木久登
 5番 藤山将材
 6番 森 礼子
 7番 井出益弘
 9番 高田英亮
 10番 佐藤武治
 11番 鈴木德久
 12番 濱口太史
 13番 鈴木太雄
 14番 冨安民浩
 15番 吉井和視
 16番 玄素彰人
 17番 山家敏宏
 18番 岩田弘彦
 19番 中本浩精
 20番 中村裕一
 21番 谷 洋一
 22番 北山慎一
 23番 川畑哲哉
 24番 堀 龍雄
 25番 谷口和樹
 26番 新島 雄
 27番 山下直也
 28番 小川浩樹
 29番 中尾友紀
 30番 岩井弘次
 31番 藤本眞利子
 32番 浦口高典
 33番 山田正彦
 34番 坂本 登
 35番 小西政宏
 36番 浦平美博
 37番 中西 徹
 38番 林 隆一
 39番 片桐章浩
 40番 奥村規子
 41番 尾﨑太郎
 42番 長坂隆司
欠席議員(1人)
 8番 尾崎要二
────────────────────
説明のため出席した者
 知事         岸本周平
 副知事        下 宏
 理事         田嶋久嗣
 知事室長       北廣理人
 危機管理監      福田充宏
 総務部長       吉村 顕
 企画部長       前 昌治
 地域振興監      赤坂武彦
 環境生活部長     山本祥生
 福祉保健部長     今西宏行
 商工観光労働部長   三龍正人
 農林水産部長     山本佳之
 県土整備部長     福本仁志
 会計管理者      﨑山秀樹
 教育長        宮﨑 泉
 公安委員会委員長   竹田純久
 警察本部長      山﨑洋平
 人事委員会委員長   平田健正
 代表監査委員     森田康友
 選挙管理委員会委員長 小濱孝夫
────────────────────
職務のため出席した事務局職員
 事務局長       林 伸幸
 次長(秘書広報室長事務取扱)
         萩原 享
 議事課長       長田和直
 議事課副課長     岩谷隆哉
 議事課議事班長    伊賀顕正
 議事課主任      菅野清久
 議事課副主査     西 智生
 議事課副主査     林 貞男
 総務課長       葛城泰洋
 総務課総務班長    楠本瑞木
 総務課主事      菅野明日香
 政策調査課長     岩井紀生
 政策調査課政策班長  𠮷田惠美子
 政策調査課副主査   加山雅也
────────────────────
  午前10時0分開議
○議長(濱口太史君) これより本日の会議を開きます。
 日程第1、議席変更の件を議題といたします。
 議席の一部を次のように変更いたしたいと思います。
 その議席番号及び氏名を職員に朗読させます。
○議事課副課長(岩谷隆哉君) 4番川畑哲哉君を23番に、10番玉木久登君を4番に、11番佐藤武治君を10番に、16番鈴木德久君を11番に、17番玄素彰人君を16番に、22番山家敏宏君を17番に、23番北山慎一君を22番に、それぞれ変更。
○議長(濱口太史君) お諮りいたします。ただいま朗読したとおり議席を変更することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(濱口太史君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 この際、暫時休憩いたします。
  午前10時1分休憩
────────────────────
  午後1時30分再開
○議長(濱口太史君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 日程第2、議案第1号から議案第17号まで、議案第34号から議案第69号まで、議案第71号から議案第79号まで、議案第81号から議案第84号まで及び議案第86号から議案第96号まで並びに継続審査中の請願1件の計78件を一括して議題とし、順次、常任委員会委員長及び予算特別委員会委員長の報告を求めます。
 農林水産委員会委員長玉木久登君。
  〔玉木久登君、登壇〕(拍手)
○農林水産委員会委員長(玉木久登君) 農林水産委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案1件及び請願継続審査分1件であります。また、令和6年度当初予算関係議案のうち、当委員会所管分について議長から調査依頼がありました。
 委員会は、3月14日、第4委員会室において開催し、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第79号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また、請願については、配付の請願審査結果表のとおり、議請第2号は継続審査すべきものと決しました。
 また、調査依頼のありました予算関係議案については、適当である旨、議長に報告いたしました。
 次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、次代につなぐ漁村づくり支援事業の拡充とその周知について、県内育成農産物の海外への種苗流出の状況と防止策について、次世代農業リーダー育成事業における海外農業研修の内容について、かんきつ全体の生産量が日本一でないことによる販売単価等への影響について、高品質ドライフルーツの海外への販路開拓について、おいしく食べて和歌山モールの広告の実情と今後の取組について、昨今の出張費用の高騰に伴う首都圏における業務活動への影響について、企業の森事業の状況と今後の取組について、紀の国森づくり基金を活用した人工林の広葉樹林化の推進について、ミカン価格の好調要因の分析と今後の取組について、森林環境譲与税の積極的な活用と市町村支援について、杉花粉の飛散軽減の実証試験と花粉の少ない苗木の生産拡大について、本年のカツオの豊漁の要因について、請願で求めている内容を海区漁業調整委員会で協議を進めることについてであります。
 以上をもちまして、農林水産委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(濱口太史君) 建設委員会委員長玄素彰人君。
  〔玄素彰人君、登壇〕(拍手)
○建設委員会委員長(玄素彰人君) 建設委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案9件であります。
 委員会は、3月14日、第5委員会室において開催し、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第67号から議案第69号まで、議案第79号、議案第82号、議案第87号から議案第89号まで及び議案第96号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 また、議長より調査依頼のありました令和6年度当初予算関係議案の当委員会所管分については、適当である旨、報告いたしました。
 なお、当委員会から意見書案を提出することになっておりますので、よろしくお願いをいたします。
 次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、県道長井古座線八郎山トンネルにおいて判明した施工不良における事業者への損害賠償請求について、和歌山環状北道路と京奈和関空連絡道路に係る調査内容について、耐震ベッドや耐震シェルターの補助制度の概要について、県道梅原交差点の改良計画について、住宅及び公共土木施設の耐震化について、道路の液状化対策及び救援ルート等の確保について、高齢者等に対する住宅耐震化の補助かさ上げについて、県営下富安団地建て替えの概要について、有田川湯浅線バイパス工事に係る国土強靱化関連予算確保についてであります。
 また、南紀白浜空港に関するものといたしましては、滑走路延長に係る調査内容について、国際チャーター便の誘致の成果と取組について、オンデマンドバスや空港直行バスの取組状況について、航空貨物輸送の活用状況と今後について、利用促進に向けた今後の取組についてであります。
 以上をもちまして、建設委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
○議長(濱口太史君) 文教委員会委員長藤本眞利子さん。
  〔藤本眞利子君、登壇〕(拍手)
○文教委員会委員長(藤本眞利子君) 文教委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案8件であります。また、令和6年度当初予算関係議案のうち、当委員会所管分について議長から調査依頼がありました。
 委員会は、3月14日、第6委員会室において開催し、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第71号から議案第76号まで、議案第83号及び議案第84号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 また、調査依頼のありました予算関係議案につきましては、適当である旨、議長に報告いたしました。
 次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、1人1台端末修理の費用負担について、1人1台端末更新に係る財源について、1人1台端末の共同調達について、国際人育成プロジェクト事業について、スタンフォード大学遠隔講座事業について、ワカヤマソウリュウ普及事業について、県立中学校での学校給食の実施について、県立中学校の新設について、県立和歌山工業高校の募集定員について、教員採用試験における講師経験の評価について、臨時的任用職員の離職について、県立高等学校における募集定員とクラス数について、新規開校予定の私立学校について、教育施設の指定管理について、教育施設の節電について、県立南部高校「食と農園科」についてであります。
 以上をもちまして、文教委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(濱口太史君) 総務委員会委員長秋月史成君。
  〔秋月史成君、登壇〕(拍手)
○総務委員会委員長(秋月史成君) 総務委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案19件であります。また、令和6年度当初予算関係議案のうち、当委員会所管分について議長から調査依頼がありました。
 委員会は、3月14日に第1委員会室において開催し、会計局、人事委員会、監査委員、選挙管理委員会、議会事務局、知事室、企画部、総務部の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第34号から議案第47号まで、議案第77号、議案第78号、議案第81号、議案第90号、議案第95号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 また、調査依頼のありました予算関係議案につきましては、議案第1号は、トイレトレーラーや防災コンテナなどの購入に係る費用対効果や使用方法など、目的・運用計画が不十分であり、詳細に検討されたとは言えず、丁寧な計画・予算編成に努めること、大規模な事業への支援については、明確な基準を設けるべきであるとの意見を付した上で、適当である旨、議長へ報告しました。議案第6号及び議案第10号から議案第13号までについては、適当である旨、議長へ報告しました。
 次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、選挙管理委員会関係では、選挙区外への議員の寄附について、知事室関係では、知事公用車の車種について、「みなさんの声を県政に事業」に関する予算について、ウエルビーイングについて、東京事務所に関する予算について、和歌山未来創造プラットフォーム事業の参加者・開催状況について、企画部関係では、現行の長期総合計画の総括について、振興局地域づくり支援課題解決促進事業の進め方について、振興局に新たに配置する地域おこし協力隊の募集方法について、エンジン01in和歌山有田への県負担の在り方について、eスポーツの推進について、コスモパーク加太と土地開発公社の今後について、日本語学習環境整備の進め方について、移住者数について、南陵高校の現状と高等学校等就学支援金について、TGC和歌山への県の支出について、運輸振興助成及び和歌山電鐵貴志川線再構築調査の内容について、総務部関係では、職員研修等について、トイレトレーラーや防災コンテナの導入についてであります。
 以上をもちまして、総務委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(濱口太史君) 福祉環境委員会委員長奥村規子さん。
  〔奥村規子君、登壇〕(拍手)
○福祉環境委員会委員長(奥村規子君) 福祉環境委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案15件であります。また、令和6年度当初予算関係議案のうち、当委員会所管分について議長から調査依頼がありました。
 委員会は、3月14日、第2委員会室において開催し、福祉保健部、環境生活部の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第48号から議案第60号まで、議案第91号及び議案第94号については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 また、調査依頼のありました予算関係議案につきましては、適当である旨、議長に報告いたしました。
 次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、福祉保健部関係では、子宮頸がんワクチンのキャッチアップ接種について、児童虐待等対応機能強化に係る意見表明支援事業、いわゆるアドボケイト事業について、妊産婦アクセス支援について、県の被爆者対策の取組について、スポーツ課移管に伴う今後の健康増進の取組について、軽度認知障害の高齢者に対する居場所づくりを行う事業所の立ち上げ及び事業継続への支援について、こども若者シェルターの導入について、市町村国民健康保険料(税)水準の統一について、保険者努力支援制度交付金の増額について、新型コロナウイルス感染症に係る4月以降の医療費負担について、環境生活部関係では、県有施設への太陽光発電設備の導入について、再生可能エネルギー導入に係る市町村への取組支援について、不幸な猫をなくすプロジェクトの取組について、市町村水道事業者が行う水道施設耐震化整備への支援について、PPAの仕組みについて、市町村の加圧式給水車購入への支援について、パートナーシップ宣誓制度について、空港の環境影響評価について、和歌山市の太陽光発電事業実施に関する条例についてであります。
 以上をもちまして、福祉環境委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(濱口太史君) 経済警察委員会委員長川畑哲哉君。
  〔川畑哲哉君、登壇〕(拍手)
○経済警察委員会委員長(川畑哲哉君) 経済警察委員会における審査の経過並びに結果について、御報告を申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案9件でございます。また、令和6年度当初予算関係議案のうち、当委員会所管分について議長から調査依頼がございました。
 委員会は、3月14日、第3委員会室において開催し、まず商工観光労働部・労働委員会、次に公安委員会の順に当局から付託案件等について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第61号から議案第66号まで、議案第86号、議案第92号及び議案第93号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
 また、調査依頼のありました予算関係議案につきましては、適当である旨、議長に報告いたしました。
 次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、商工観光労働部・労働委員会関係では、カイロス打ち上げ延期により来場できなくなった見学場入場チケット保有者への対応について、ロケット見学場に設置されたトイレについて、ロケット打ち上げによる地域の活性化について、中小企業の多い本県の人材確保について、県内景勝地への案内について、公安委員会関係では、大規模災害への対応と装備資機材の充実について、自転車関連事故の現状について、自転車の交通違反に対する青切符制度について、特殊詐欺被害の現状について、電動キックボード事故の現状についてでございます。
 以上をもちまして、経済警察委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(濱口太史君) 予算特別委員会委員長井出益弘君。
  〔井出益弘君、登壇〕(拍手)
○予算特別委員会委員長(井出益弘君) 予算特別委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案17件であります。
 委員会は、3月12日並びに13日に予算・決算特別委員会室において総括質疑を行い、質疑終了後、直ちに議長を通じ各常任委員会に対し部局別質疑・調査を依頼しました。その調査結果の報告を受けて、3月18日に予算・決算特別委員会室において委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、付託を受けました議案第1号、議案第3号、議案第7号、議案第8号及び議案第16号は賛成多数をもって、議案第2号、議案第4号から議案第6号まで、議案第9号から議案第15号まで及び議案第17号は全会一致をもって原案どおり可決するものと決しました。
 次に、総括質疑での付託議案に係る各委員の主な質疑項目を申し上げますと、南紀白浜空港──愛称・熊野白浜リゾート空港──の滑走路延伸について、学校給食費の無償化等について、前年度比50億円マイナス計上となった道路建設予算について、能登半島地震に伴う和歌山県内の公営住宅の提供に係る予算について、広域的な幹線林道の着手について、農業の県単独事業の減額について、トイレトレーラー、防災コンテナの購入について、子供食堂の予算計上について、婚活関連イベント予算の廃止と今後について、地域振興部を創設する狙いについて、財政危機警報への対応等について、わかやま医療版ワーケーションについて、産業を支える人づくりプロジェクトについて、サーキュラーエコノミー型ビジネスモデル創出について、農業担い手対策について、次代につなぐ漁村づくり支援について、空き家対策の促進について、地域振興策について、南海トラフ地震対策について、神社について、看護職員の退職について、低山観光について、南海本線紀ノ川橋梁について、和歌山県立医科大学の看護職員について、介護人材の確保に向けた対策について、大阪・関西万博の開催について、コスモパーク加太に係る県債務保証相当額を代位弁済することについて、農地・農業用施設の災害復旧事業について、紀北支援学校校舎改築問題について、社会的養護体制について、中学校における部活動についてであります。
 以上をもちまして、予算特別委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(濱口太史君) 以上で、各委員長の報告が終わりました。
 これより委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(濱口太史君) 質疑なしと認めます。
 次に、討論に入ります。
 まず、奥村規子さんから反対討論の通告がありますので、許可いたします。
 40番奥村規子さん。
  〔奥村規子君、登壇〕
○奥村規子君 私、奥村規子は、議案第1号、第3号、第7号、第8号、第16号、第39号、第40号、第43号、第44号、第61号、第92号及び第93号に対する反対討論を行います。
 最初に、議案第1号は、令和6年度和歌山県一般会計予算です。
 前年度比2.3%増の6280億円となった当初予算案は、後ほど申し上げますコスモパーク加太に関する予算を含んでいることもあり、過去最大規模となりました。その関連予算を除いても3番目の規模です。
 岸本知事が知事選挙で公約されました学校給食費の無償化は、私ども日本共産党や住民運動団体などが繰り返し求めてきたものです。当初予算案で学校給食費無償化に7.3億円が計上されたことは、大変うれしく思います。実施する市町村に2分の1を補助するものですが、全ての市町村が実施できるよう支援を求めます。
 また、災害により住宅が全壊や半壊した場合の再建を支援する国の被災者生活再建支援法の対象とならない市町村に、県独自の支援制度がつくられ、全壊で300万円、大規模半壊で250万円、中規模半壊で100万円が支援されることになりました。私ども日本共産党は、国の制度から外れる被災者への県独自の支援を求めてきました。これらの政策については評価し、さらなる充実を求めるものです。
 しかし、当初予算案に対し、以下のことについて指摘申し上げます。
 2024年度予算では、岸本知事が昨年2月に発出した財政危機警報に基づき、政策的経費の約83億円について15%の12.5億円を削減しました。その影響で縮小や終了した事業には、県民から喜ばれていた事業や継続が必要な事業もあると考えます。県は、財政危機の要因として物価高騰や金利上昇を強調していますが、国直轄事業負担金など投資的経費の増額に伴う県債借入金の増加が影響しているのではないかと指摘をしておきます。
 医療・福祉の分野では、後期高齢者医療保険料が大幅値上げとなりました。現行で6万4718円の1人当たり年間平均保険料が2024年度、25年度では7万5263円に上がります。医療給付費見込みの増加や保険料の高齢者負担割合が12.67%に引き上げられたことが要因と考えられます。後期高齢者医療広域連合の剰余金約20億1000万円を投入しましたが、広域連合と県との協議で取崩しができる財政安定化基金は取り崩しませんでした。財政リスクに備えた上で、一部を特例として保険料抑制に活用できるとされている財政安定化基金の取崩しで、保険料引下げに努めるよう求めます。
 介護保険制度でも、保険料の値上げが止まりません。制度開始時には県平均月額2910円で始まった介護保険料が、現在の第8期では6541円、2025年度では7408円を推計、35年度には9000円を突破し、その後も上がり続ける見込みです。国に国庫負担の増額と、県の財政安定化基金を活用できる仕組みにすることを求めるなど、緊急に保険料軽減に取り組むよう求めます。
 新型コロナウイルス感染症対策では、患者負担や医療提供体制に対する公費支援が廃止されます。患者の3割負担となった場合、経口治療薬ラゲブリオが約2万8000円、パキロビッドが約3万円に跳ね上がり、入院費補助も廃止されます。医療機関では、1日1床当たり2万9000円から17万4000円が支給されてきた病床確保料も廃止されます。日本感染症学会など関係3学会は、流行の再燃が懸念される中、負担増加で多くの患者が処方を拒否すれば、結果的に医療逼迫につながる可能性があると警鐘を鳴らしています。国に公費支援の再開を求めるよう要望します。
 病床機能の分化・連携の名で、病床を削減する地域医療構想を進めるための経費が2023年度の7.7億円から24年度は9億円に増えています。1万2540床あった病床が22年度の公表値で1044床減らされました。コロナ感染拡大は、かねてからゆとりのない医療体制に甚大な逼迫をもたらしました。地域医療構想は即刻中止するよう求めます。
 大型公共事業では、新たな計画として、南紀白浜空港を熊野白浜リゾート空港とし、滑走路の2500メートルへの延伸に向けた調査・分析に2840万円が計上されました。羽田との4往復化や国際チャーター便を誘致するとしていますが、他県では2000メートル滑走路で国際チャーター便に対応する地方空港もあり、その必要性に疑問が出されています。仁坂前知事も、滑走路延長には何百億円からの事業費を要するおそれもあり、難しいと述べていました。財政危機警報を発出し、予算を圧縮しながら、将来の莫大な負担につながる大型公共事業を計画することは、矛盾していると言わざるを得ません。
 教育では、学力テストをやめるべきという声が保護者や教員からたくさん寄せられてきた中で、小学校、中学校で全国学力テストが年1回実施されることに加え、県独自の学力テストを年に1回、中学1年、2年生については年2回実施されています。国連子どもの権利委員会から、日本の教育は過度に競争的でストレスが多いと指摘されています。学力テストは中止するべきです。
 5年間で約500人の定数内講師を半減し、正規教員に置き換える計画は投げ出されました。2023年度の教員定数6920人のうち、定数内講師がいまだに448人も置かれています。再度計画を立て直し、取り組むとともに、教員の長時間労働の是正のためにも、少人数学級を進めていくためにも、県独自で教員を増やしていくよう求めます。
 次に、その他の議案について申し上げます。
 議案第3号は、中小企業振興資金特別会計予算です。ゆがんだ同和行政の下で行われた中小企業高度化資金貸付けでは、ずさんな融資審査と債権管理により、57億円近くが未償還となっています。それとは別に、これまで11件、約45億円を債権放棄してきたことに加え、今議会でも議案第92号権利の放棄で4億2567万円の債権を放棄します。償還に向け、懸命に取り組まれていることは理解していますが、とても県民理解を得られるものではないと指摘をいたします。
 議案第7号は、国民健康保険特別会計予算です。県は、市町村の保険料を統一するとしていた2027年度までに納付金を統一することに修正し、30年度までに完全統一保険料を目指す目標にシフトし直しました。所得水準や医療費水準に格差がある市町村の納付金や保険料を統一することは、市町村独自の施策を後退させるとともに、保険料の引上げにつながることから反対です。
 24年度の国保料・税について、日本共産党政策委員会による調査では、回答を得た自治体の8割強で値上げとなることが分かりました。県内においても、値上がりが予想されます。現状でさえ高過ぎる国保料・税は、加入世帯の生活の限界を超えています。国庫負担の大幅増額や均等割の全面廃止などを国に強く要望するとともに、県としても国保料・税の引下げに取り組むよう求めます。
 議案第8号は、県営競輪事業特別会計予算です。県が公営ギャンブルを運営することには反対です。
 議案第16号は、土地造成事業会計予算です。呼び込み型開発失敗の反省なしに、県民の税金から毎年補塡することには賛成できません。
 議案第39号は土地開発基金条例の廃止、第40号は土地開発公社債務保証対策基金条例の廃止です。これらは、県土地開発公社によるコスモパーク加太開発の失敗でできた借金のうち、231億円を県が債務保証するための基金の取崩しと廃止です。土地開発基金から167億円、コロナ禍のさなかにあった2022年2月議会で新たに積み立てられた土地開発公社債務保証対策基金から63億円を取り崩して代位弁済するものです。これら基金の財源は、いずれも地方交付税です。県民生活のために使われるべき一般財源が、過去の大型開発失敗の穴埋めに使われることは許せません。
 議案第43号は本人確認情報の利用及び提供に関する条例の改正、第44号は個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の改正であり、いずれもマイナンバーカード及びマイナンバーの利用拡大です。マイナンバーによる個人情報漏えい問題が国内のみならず海外にまで発展し、医療機関では様々なトラブルが頻発しています。国民の所得、資産、社会保障給付を把握し、徴税強化と給付削減を押しつけるマイナンバー制度の廃止を求め、その利用を拡大する議案には反対します。
 議案第61号2025年日本国際博覧会基金条例の改正は、小中学生の万博体験学習に当基金を使えるようにするためのものです。万博会場である夢洲は、廃棄物を埋め立てた人工島であり、地震などの災害時に汚染物質がしみ出すおそれや、アクセスルートがトンネルと橋の2つしかなく避難が困難となるなど、多くの問題を抱えています。膨れ上がる建設費や工事の大幅遅れなど、開催が危ぶまれている大阪・関西万博に、子供たちの命を危険にさらしてまで動員することに強く反対します。
 最後に、議案第93号権利の放棄は、中小企業設備近代化資金貸付金824万円の債権を放棄するものです。元金が返済されない以上、賛成できません。
 以上で、反対討論を終わります。
○議長(濱口太史君) 次に、堀龍雄君から賛成討論の通告がありますので、許可いたします。
 24番堀 龍雄君。
  〔堀 龍雄君、登壇〕(拍手)
○堀 龍雄君 お許しをいただきましたので、今議会に提案されている令和6年度当初予算関係議案及び諸議案に対し、賛意を示す自由民主党県議団、改新クラブ、公明党県議団を代表して、賛成の立場から討論させていただきます。
 まず、令和6年度当初予算案についてであります。
 令和6年度の当初予算案は、岸本知事が就任して以降、初めて編成方針から携わった予算であります。その中で知事は、人口減少や物価高騰等、社会経済情勢の変化の中においても、全ての人が希望を持って生き生きと暮らせるウエルビーイングな和歌山県の実現を掲げ、5つの柱から成る重点施策を中心に予算編成されております。
 まず、「共働き・共育て・こどもまんなか社会の推進」として、子育て世帯の経済的負担を軽減するための県内小中学校及び特別支援学校の給食費無償化や、子供食堂のさらなる充実に向けた支援などの施策、次に「成長産業の創出」として、脱炭素先進県を目指した和歌山県内中小企業の脱炭素経営に向けた取組への支援、最先端産業の振興や企業誘致、県内での太陽光発電や小水力発電等のクリーンエネルギーの導入促進などの施策、次に「農林水産業、観光産業をはじめとする地域産業の強化」として、農林水産業の担い手確保、林道整備の支援、「聖地リゾート!和歌山」のブランディング推進による国内外からの誘客などの施策、次に「人口減少下におけるまちづくり」として、振興局機能の強化による地域の課題解決への取組、地域づくりに取り組む市町村や民間団体等への支援、移住定住促進などの施策、最後に「安全・安心で心豊かに暮らせる社会づくり」として、誰もが安心して質の高い医療、介護、障害福祉サービスを受けられる体制の構築、夜間中学の設置推進、不登校対策、県土の強靱化及び地域防災力の向上のための高速道路ネットワーク等の整備、流域治水の推進、大規模災害時の避難所の生活環境改善などの施策が盛り込まれております。
 このように、令和6年度当初予算案は、新たな経済情勢にも対応しつつ、和歌山県の未来につながる施策が盛り込まれているものと考えます。また、昨年度発出された財政危機警報の下での予算編成でもあります。政策的な経費にマイナスシーリング15%を実施するなど、重点施策の実現に際しては、既存事業の積極的な見直しが図られています。
 一方で、収支不足を補うため、財政調整基金及び県債管理基金から49億円を取り崩しており、将来推計についても昨年度の想定から一層悪化することを見込んだものになっております。
 以上を踏まえ、また、足元の社会経済情勢を鑑みるに、今後の財政運営はますます厳しいものになると予想されますが、引き続き、財政のプロである岸本知事の手腕に期待したいと思います。
 なお、県政の動向は、市町村や民間企業、県民に様々な影響を与えるものであり、常に丁寧かつ誠実な対応が求められています。特に予算については、明確な施策目的と費用積算の説明責任を伴うため、今後、こうしたことを念頭に、県民の皆様はもとより市町村ともコミュニケーションを十二分に図りながら、より適切な予算編成が行われることを求めます。
 また、他の諸議案については、県内の児童等の万博における体験学習の実施促進に要する経費の財源に充てるための基金条例の改正など、いずれの議案も時宜にかなった適切なものであります。
 我々自由民主党県議団をはじめ、賛意を示す各会派といたしましては、以上申し上げた認識の下、今議会に提案されている令和6年度当初予算関係議案並びに諸議案について、原案のとおり成立することを期するものであると申し上げ、賛成の討論とさせていただきます。(拍手)
○議長(濱口太史君) 以上で、討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 まず、議案第1号、議案第3号、議案第7号、議案第8号、議案第16号、議案第39号、議案第40号、議案第43号、議案第44号、議案第61号、議案第92号及び議案第93号を一括して採決いたします。
 本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。
 本案をいずれも委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(濱口太史君) 起立多数であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、議案第2号、議案第4号から議案第6号まで、議案第9号から議案第15号まで、議案第17号、議案第34号から議案第38号まで、議案第41号、議案第42号、議案第45号から議案第60号まで、議案第62号から議案第69号まで、議案第71号から議案第79号まで、議案第81号から議案第84号まで、議案第86号から議案第91号まで及び議案第94号から議案第96号までを一括して採決いたします。
 本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。
 本案をいずれも委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(濱口太史君) 起立全員であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に、議請第2号を採決いたします。
 本請願に対する委員長報告は、継続審査であります。
 お諮りいたします。本請願を委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(濱口太史君) 御異議なしと認めます。よって、本請願は委員長報告のとおり決定いたしました。
 次に日程第3、議案第97号を議題といたします。
 これより質疑に入ります。
 本案について質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(濱口太史君) 質疑なしと認めます。
 お諮りいたします。本案については、委員会付託等を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(濱口太史君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 この際、申し上げます。
 本案については、無記名投票をもって採決を行うことといたします。
 これより採決に入ります。
 議案第97号和歌山県教育委員会の教育長の任命につき同意を求めるについてを採決いたします。
 議場を閉鎖いたします。
  〔議場閉鎖〕
○議長(濱口太史君) ただいまの出席議員数は、議長を除き40人であります。
 お諮りいたします。立会人に、6番森礼子さん、16番玄素彰人君、31番藤本眞利子さん、32番浦口高典君の4君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(濱口太史君) 御異議なしと認めます。よって、立会人に以上の4君を指名いたします。
 念のため申し上げます。投票は無記名であります。投票用紙に、本県教育委員会の教育長に宮﨑泉君を任命するにつき同意することに賛成の諸君は「賛成」と、反対の諸君は「反対」と記載願います。
 なお、この際、白票は無効といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(濱口太史君) 御異議なしと認めます。よって、白票は無効とすることに決定いたしました。
 投票用紙を配付いたします。
  〔投票用紙配付〕
○議長(濱口太史君) 配付漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(濱口太史君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めます。
  〔投票箱点検〕
○議長(濱口太史君) 異状なしと認めます。
 点呼に応じて順次投票願います。
 点呼いたします。
  〔氏名点呼・投票〕
○議長(濱口太史君) 投票漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(濱口太史君) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
  〔議場開鎖〕
○議長(濱口太史君) これより開票を行います。
 立会人の立会いをお願いいたします。
  〔開票〕
○議長(濱口太史君) 投票の結果を報告いたします。
 投票総数40票、うち有効投票40票、無効投票なし。有効投票中、賛成40票。
 以上のとおり、賛成全員であります。(拍手)よって、議案第97号は同意することに決定いたしました。
 この際、報告いたします。
 議員提出議案の提出がありました。
 議案は、いずれも配付のとおりであります。
 お諮りいたします。議員提出議案第1号から議員提出議案第3号までを本日の日程に追加し、これより直ちに一括して議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(濱口太史君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 お諮りいたします。議員提出議案第1号和歌山県議会会議規則の一部を改正する規則及び議員提出議案第2号和歌山県議会委員会条例の一部を改正する条例については、いずれも提出者の説明、質疑及び討論を省略し、議員提出議案第3号和歌山県政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例については、提出者の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(濱口太史君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 これより採決に入ります。
 議員提出議案第1号から議員提出議案第3号までを一括して採決いたします。
 本案をいずれも原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(濱口太史君) 起立全員であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に日程第4、和議第16号「地方における防災・減災・国土強靱化に資する道路整備の更なる推進を求める意見書(案)」、和議第17号「令和6年能登半島地震からの早期復旧・復興を求める意見書(案)」、和議第18号「陸上自衛隊中部方面隊の体制・装備の強化を求める意見書(案)」、和議第19号「地方創生に貢献するサーキュラーエコノミー(循環経済)の一層の推進を求める意見書(案)」、和議第20号「若者のオーバードーズ(薬物の過剰摂取)防止対策の強化を求める意見書(案)」、和議第21号「パレスチナ自治区ガザ地区における人道的停戦を早期に求める決議(案)」を一括して議題といたします。
 案文は、配付のとおりであります。
 お諮りいたします。本案については、いずれも提出者の説明等を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(濱口太史君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 これより採決に入ります。
 まず、和議第18号を採決いたします。
 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
  〔賛成者起立〕
○議長(濱口太史君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
 次に、和議第16号、和議第17号及び和議第19号から和議第21号までを一括して採決いたします。
 本案をいずれも原案のとおり決することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(濱口太史君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
 次に日程第5、常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
 お諮りいたします。本件については、配付のとおり、それぞれ閉会中の継続審査として付議することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(濱口太史君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 次に日程第6、特別委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
 お諮りいたします。防災・国土強靱化対策特別委員会、人権・少子高齢化問題等対策特別委員会、行政改革・基本計画等に関する特別委員会、半島振興・地方創生対策特別委員会及び予算特別委員会の各特別委員会に付議されたそれぞれの問題について、さらに閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(濱口太史君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
 以上で、今期定例会に付議された諸案件の審議は全て終了いたしました。
 議員並びに関係各位には、連日の御精励に深く感謝申し上げます。
 皆様方には、健康に御留意の上、県勢発展のため、ますます御活躍をされますよう祈念いたします。
 これをもって、令和6年2月定例会を閉会いたします。
  午後2時39分閉会

このページの先頭へ