令和4年4月 和歌山県議会臨時会会議録 第1号(全文)
◆ 汎用性を考慮してJIS第1・2水準文字の範囲で表示しているものもあるため、人名等、会議録正本とは一部表記の異なることがあります。人名等の正しい表記については「人名等の正しい表記」をご覧ください。
令和4年4月 和歌山県議会臨時会会議録 第1号
議事日程 第1号
令和4年4月14日(木曜日)
午前10時開会・開議
第1 会議録署名議員の指名
第2 会期決定の件
第3 議案第75号並びに報第3号及び報第4号(当局説明)
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会議に付した事件
第1 会議録署名議員の指名
第2 会期決定の件
第3 議案第75号並びに報第3号及び報第4号(当局説明)
第4 休会決定の件
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出席議員(41人)
1番 鈴木德久
2番 山家敏宏
3番 中本浩精
4番 堀 龍雄
5番 藤山将材
7番 井出益弘
8番 宇治田栄蔵
9番 北山慎一
10番 玄素彰人
11番 中西峰雄
12番 秋月史成
13番 森 礼子
14番 濱口太史
15番 尾崎要二
16番 冨安民浩
17番 川畑哲哉
18番 玉木久登
19番 鈴木太雄
20番 岩田弘彦
21番 吉井和視
22番 谷 洋一
23番 佐藤武治
24番 岩井弘次
25番 中 拓哉
26番 多田純一
27番 新島 雄
28番 山下直也
29番 中西 徹
30番 谷口和樹
31番 藤本眞利子
32番 浦口高典
33番 山田正彦
34番 坂本 登
35番 林 隆一
36番 楠本文郎
37番 高田由一
38番 杉山俊雄
39番 片桐章浩
40番 奥村規子
41番 尾﨑太郎
42番 長坂隆司
欠席議員(なし)
〔備考〕
6番 欠員
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説明のため出席した者
知事 仁坂吉伸
副知事 下 宏
理事 田嶋久嗣
知事室長 赤坂武彦
危機管理監 福田充宏
総務部長 吉村 顕
企画部長 長尾尚佳
環境生活部長 生駒 享
福祉保健部長 志場紀之
商工観光労働部長 寺本雅哉
農林水産部長 山本佳之
県土整備部長 福本仁志
会計管理者 中家秀起
教育長 宮﨑 泉
公安委員会委員長 竹田純久
警察本部長 遠藤 剛
人事委員会委員長 平田健正
代表監査委員 森田康友
選挙管理委員会委員長 小濱孝夫
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職務のため出席した事務局職員
事務局長 出津野孝昭
次長秘書広報室長事務取扱
浜野幸男
議事課長 長田和直
議事課副課長 岩井紀生
議事課課長補佐兼議事班長
村嶋陽一
議事課主任 伊賀顕正
議事課主任 菅野清久
議事課副主査 林 貞男
総務課長 葛城泰洋
政策調査課長 神川充夫
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午前10時0分開会・開議
○議長(森 礼子君) ただいまから、令和4年4月臨時会を開会いたします。
これより本日の会議を開きます。
日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
今期臨時会の会議録署名議員は、2番山家敏宏君、18番玉木久登君、36番楠本文郎君の3君を指名いたします。
次に日程第2、会期決定の件を議題といたします。
お諮りいたします。今期臨時会の会期は、本日から4月20日までの7日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 礼子君) 御異議なしと認めます。よって、今期臨時会の会期は本日から4月20日までの7日間と決定いたしました。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時0分休憩
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午前11時0分再開
○議長(森 礼子君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
今期臨時会に提出された議案等は、お手元に配付のとおり、議案第75号並びに地方自治法第179条第1項の規定による知事専決処分報告報第3号及び報第4号の計3件であります。
日程第3、議案第75号並びに知事専決処分報告報第3号及び報第4号を一括して議題といたします。
まず、当局の説明を求めます。
知事仁坂吉伸君。
〔仁坂吉伸君、登壇〕
○知事(仁坂吉伸君) 本日、臨時会を招集いたしましたところ、お忙しい中、御参集いただきまして、厚く御礼申し上げます。
さて、IR(統合型リゾート施設)の誘致につきましては、観光振興への寄与をはじめ、大きな経済波及効果や雇用創出効果が期待でき、コロナ収束後の県経済復興のためのエンジンになると考え、知事就任以来、一貫して取り組んでまいりました。
改めて和歌山県の産業の現状を見ますと、鉄鋼、石油、化学産業といった重化学工業が中心の時代が長く続いておりました。当時は豊かさを謳歌していた和歌山県ですが、産業構造が情報通信、電子、輸送機器などにシフトする中、その変化の流れに乗り切れず、徐々に活力を失ってしまいました。近年の日本製鉄和歌山製鉄所の高炉休止や、先日のENEOS株式会社和歌山製油所の機能停止の発表は、その象徴的な出来事だろうと思います。和歌山を元気にしていくためには、新たな経済発展の要素を加えていくことが不可欠です。
IRの経済波及効果は、観光産業のみならず、飲食業から農林水産業、交通運輸業、警備業、情報通信業など、様々な産業に及びます。開業2年後の2030年で約3500億円の経済波及効果があると想定しており、これは和歌山県の県内総生産約3.5兆円の約1割に相当します。また、税収の増加による財政の改善や、事業者から納付される納付金、入場料収入により、社会福祉の増進、教育の振興など、本県の持続的な発展に資するものと考えております。
県では、特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律、特定複合観光施設区域整備法の成立を踏まえ、基本構想や実施方針を作成するとともに、事業者公募や提案審査等の手続を経て、昨年7月20日にはクレアベストニームベンチャーズ株式会社及びクレアベストグループインコーポレーテッドのコンソーシアムを優先権者に選定し、共同して区域整備計画を作成いたしました。
この間、県議会においても、令和元年9月定例会に統合型リゾート(IR)の誘致に関する決議をいただくなど、当局と議会が両輪でIR誘致を推進している姿勢を国や事業者に示すことができたことが大きな後押しとなり、今般の区域整備計画認定申請の段まで至れたものと考えております。
また、IR対策特別委員会において熱心に御審議いただいた中で、一部計画について御指摘いただいたことについては、事業者に改善を求め、区域整備計画の修正を行った上で、パブリックコメント、説明会及び公聴会を経て、県民の皆様からいただいた御意見も反映させた区域整備計画を3月17日開催のIR対策特別委員会において御説明させていただいたところであります。
その後、和歌山市並びに県公安委員会に協議を行い、3月31日付でそれぞれから特定複合観光施設区域整備法に基づく同意をいただきました。
議案第75号は、国への区域整備計画の認定申請に当たって、特定複合観光施設区域整備法第9条第8項に基づき、県議会の議決を求めるため、御審議いただくものであります。
続きまして、知事専決処分報告でございますが、報第3号は、地方税法等の一部改正に伴い、県税条例の一部を改正するもの、報第4号は、租税特別措置法等の一部改正に伴い、和歌山県半島振興対策実施地域における県税の特別措置に関する条例等の一部を改正するもので、特に緊急を要し、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定による専決処分を行い、その承認をお願いするものです。
何とぞ御審議の上、御賛同賜りますようにお願い申し上げます。
○議長(森 礼子君) 以上で、当局の説明が終わりました。
この際、4月1日に就任しました新任者を御紹介申し上げます。
危機管理監福田充宏君。
〔福田充宏君、起立・一礼〕(拍手)
○議長(森 礼子君) 企画部長長尾尚佳君。
〔長尾尚佳君、起立・一礼〕(拍手)
○議長(森 礼子君) 農林水産部長山本佳之君。
〔山本佳之君、起立・一礼〕(拍手)
○議長(森 礼子君) 県土整備部長福本仁志君。
〔福本仁志君、起立・一礼〕(拍手)
○議長(森 礼子君) 会計管理者中家秀起君。
〔中家秀起君、起立・一礼〕(拍手)
○議長(森 礼子君) お諮りいたします。4月15日は議案調査のため休会といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 礼子君) 御異議なしと認めます。よって、4月15日は休会とすることに決定いたしました。
次会は4月18日定刻より会議を開きます。
本日は、これをもって散会いたします。
午前11時7分散会