令和3年12月 和歌山県議会定例会会議録 第2号(全文)
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令和3年12月 和歌山県議会定例会会議録 第2号
議事日程 第2号
令和3年11月30日(火曜日)
午前10時開議
第1 議案第140号及び議案第142号から議案第147号まで(質疑)
第2 議案の付託
第3 議案第140号及び議案第142号から議案第147号まで(委員長報告・同質疑・討論・表決)
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会議に付した事件
第1 議案第140号及び議案第142号から議案第147号まで(質疑)
第2 議案の付託
第3 議案第140号及び議案第142号から議案第147号まで(委員長報告・同質疑・討論・表決)
第4 休会決定の件
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出席議員(42人)
1番 鈴木德久
2番 山家敏宏
3番 中本浩精
4番 堀 龍雄
5番 藤山将材
6番 岸本 健
7番 井出益弘
8番 宇治田栄蔵
9番 北山慎一
10番 玄素彰人
11番 中西峰雄
12番 秋月史成
13番 森 礼子
14番 濱口太史
15番 尾崎要二
16番 冨安民浩
17番 川畑哲哉
18番 玉木久登
19番 鈴木太雄
20番 岩田弘彦
21番 吉井和視
22番 谷 洋一
23番 佐藤武治
24番 岩井弘次
25番 中 拓哉
26番 多田純一
27番 新島 雄
28番 山下直也
29番 中西 徹
30番 谷口和樹
31番 藤本眞利子
32番 浦口高典
33番 山田正彦
34番 坂本 登
35番 林 隆一
36番 楠本文郎
37番 高田由一
38番 杉山俊雄
39番 片桐章浩
40番 奥村規子
41番 尾﨑太郎
42番 長坂隆司
欠席議員(なし)
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説明のため出席した者
知事 仁坂吉伸
副知事 下 宏
理事 田嶋久嗣
知事室長 赤坂武彦
危機管理監 細川一也
総務部長 吉村 顕
企画部長 横山達伸
環境生活部長 生駒 享
福祉保健部長 志場紀之
商工観光労働部長 寺本雅哉
農林水産部長 岩本和也
県土整備部長 安部勝也
会計管理者 真田 昭
教育長 宮﨑 泉
公安委員会委員長 竹田純久
警察本部長 遠藤 剛
人事委員会委員長 平田健正
代表監査委員 森田康友
選挙管理委員会委員長 小濱孝夫
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職務のため出席した事務局職員
事務局長 出津野孝昭
次長 中井 寛
議事課長 山田修平
議事課副課長 岩井紀生
議事課課長補佐兼議事班長
岩﨑 亮
議事課主任 伊賀顕正
議事課主査 菅野清久
議事課主事 松本 悠
総務課長 須田剛司
政策調査課長 神川充夫
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午前10時0分開議
○議長(森 礼子君) これより本日の会議を開きます。
日程第1、議案第140号及び議案第142号から議案第147号までを一括して議題とし、議案に対する質疑を行います。
お諮りいたします。本案については質疑の通告がありませんので、質疑を終結することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 礼子君) 御異議なしと認めます。よって、質疑は終結いたします。
次に日程第2、議案の付託について申し上げます。
議案第140号及び議案第142号から議案第147号までは、お手元に配付しております議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時1分休憩
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午前11時44分再開
○議長(森 礼子君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
日程第3、議案第140号及び議案第142号から議案第147号までを一括して議題とし、順次、常任委員会委員長の報告を求めます。
経済警察委員会委員長井出益弘君。
〔井出益弘君、登壇〕(拍手)
○経済警察委員会委員長(井出益弘君) 経済警察委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案2件であります。
委員会は、本日11月30日、第3委員会室において開催し、商工観光労働部、公安委員会の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第140号及び議案第147号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、経済警察委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(森 礼子君) 文教委員会委員長藤本眞利子君。
〔藤本眞利子君、登壇〕(拍手)
○文教委員会委員長(藤本眞利子君) 文教委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案1件であります。
委員会は、本日11月30日、第6委員会室において開催し、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第146号は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、文教委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(森 礼子君) 総務委員会委員長新島 雄君。
〔新島 雄君、登壇〕(拍手)
○総務委員会委員長(新島 雄君) 総務委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案5件であります。
委員会は、本日11月30日、第1委員会室において開催し、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第143号、議案第144号及び議案第145号は賛成多数をもって、議案第140号及び議案第142号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上をもちまして、総務委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願いいたします。(拍手)
○議長(森 礼子君) 以上で、常任委員会委員長の報告が終わりました。
これより委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 礼子君) 質疑なしと認めます。
次に、討論に入ります。
奥村規子君から反対討論の通告がありますので、許可いたします。
40番奥村規子君。
〔奥村規子君、登壇〕(拍手)
○奥村規子君 日本共産党県議団を代表しまして、人事委員会勧告に基づき提案された議案第143号から議案第147号までの5議案に対する反対討論を行います。
和歌山県人事委員会は、昨年度に引き続き、職員の期末手当の支給割合を引き下げるよう勧告しました。昨年度は0.05か月分の引下げでしたが、今回は0.15か月分もの引下げで、手取りで1人平均5万4000円の減額になります。当議案は、勧告に応じ、そのまま引下げを行うものです。
新型コロナ危機が長期にわたる下で、医療や公衆衛生をはじめ、あらゆる分野で公務労働の役割が一層重要であることが明らかになった今、自治体職員の処遇改善こそ必要です。和歌山県職員の皆さんも、県民のために必死に奮闘されています。超過勤務で十分寝ていないという話もお聞きしました。マイナス改定は、そういった職員の方たちの努力に報いるものになっていません。
また、公務員に準じ給与を支給する民間の事業所が県内にも多くあります。県職員の期末手当引下げは、こうした分野にも悪影響を与えます。さらに、公務労働と民間労働を対置させ、賃金の切下げを競争させるようなことは、地域経済の疲弊や消費の低迷といった悪循環をもたらします。
最後に、今回の手当引下げに会計年度任用職員は対象となっていませんが、それは年度中の契約変更をしないためであって、来年度には0.1か月分引き下げる予定であると聞いています。もともと、非正規雇用の自治体職員の低過ぎる処遇を改善するために始められた会計年度任用職員制度です。来年6月の一時金引下げを決して行わないよう、お願いを申し上げておきます。
以上で、反対討論といたします。(拍手)
○議長(森 礼子君) 以上で、討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
まず、議案第143号から議案第147号までを一括して採決いたします。
本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。
本案をいずれも委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(森 礼子君) 起立多数であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
次に、議案第140号及び議案第142号を一括して採決いたします。
本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。
本案をいずれも委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
○議長(森 礼子君) 起立全員であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
お諮りいたします。12月1日から3日まで、6日及び7日は議案調査のため休会といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(森 礼子君) 御異議なしと認めます。よって、12月1日から3日まで、6日及び7日は休会とすることに決定いたしました。
次会は12月8日定刻より会議を開き、質疑及び一般質問を日程といたします。
本日は、これをもって散会いたします。
午前11時54分散会