令和2年12月 和歌山県議会定例会会議録 第8号(全文)
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令和2年12月 和歌山県議会定例会会議録 第8号
令和2年12月
和歌山県議会定例会会議録
第8号
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議事日程 第8号
令和2年12月17日(木曜日)
午前10時開議
第1 議案第133号、議案第134号及び議案第141号から議案第164号まで並びに請願2件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
第2 議案第165号(委員会付託等省略、表決)
第3 意見書・決議案
第4 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
第5 特別委員会閉会中継続審査の件
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会議に付した事件
第1 議案第133号、議案第134号及び議案第141号から議案第164号まで並びに請願2件(委員長報告・同質疑・討論・表決)
第2 議案第165号(委員会付託等省略、表決)
第3 意見書案
第4 常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件
第5 特別委員会閉会中継続審査の件
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出席議員(42人)
1番 鈴木德久
2番 山家敏宏
3番 中本浩精
4番 堀 龍雄
5番 藤山将材
6番 岸本 健
7番 井出益弘
8番 宇治田栄蔵
9番 北山慎一
10番 玄素彰人
11番 中西峰雄
12番 秋月史成
13番 森 礼子
14番 濱口太史
15番 尾崎要二
16番 冨安民浩
17番 川畑哲哉
18番 玉木久登
19番 鈴木太雄
20番 岩田弘彦
21番 吉井和視
22番 谷 洋一
23番 佐藤武治
24番 岩井弘次
25番 中 拓哉
26番 多田純一
27番 新島 雄
28番 山下直也
29番 中西 徹
30番 谷口和樹
31番 藤本眞利子
32番 浦口高典
33番 山田正彦
34番 坂本 登
35番 林 隆一
36番 楠本文郎
37番 高田由一
38番 杉山俊雄
39番 片桐章浩
40番 奥村規子
41番 尾﨑太郎
42番 長坂隆司
欠席議員(なし)
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説明のため出席した者
知事 仁坂吉伸
副知事 下 宏
知事室長 細川一也
危機管理監 森田康友
総務部長 田村一郎
企画部長 田嶋久嗣
環境生活部長 田中一寿
福祉保健部長 宮本浩之
商工観光労働部長 大山 茂
農林水産部長 角谷博史
県土整備部長 庄司 勝
会計管理者 城本 剛
教育長 宮﨑 泉
公安委員会委員 竹田純久
警察本部長 親家和仁
人事委員会委員長 平田健正
代表監査委員 保田栄一
選挙管理委員会委員長 小濱孝夫
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職務のため出席した事務局職員
事務局長 中川敦之
次長 井邊正人
議事課長 山田修平
議事課副課長 岩井紀生
議事課議事班長 岸裏真延
議事課主査 松田太郎
議事課主査 伊賀顕正
議事課主事 松本 悠
総務課長 嶋岡真志
総務課総務班長 岩谷隆哉
総務課主事 泉 萌々香
政策調査課長 神川充夫
政策調査課総括調査員 西山雅美
政策調査課政策班長 中村安隆
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午前10時0分開議
〇議長(岸本 健君) これより本日の会議を開きます。
この際、暫時休憩いたします。
午前10時0分休憩
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午後1時30分再開
〇議長(岸本 健君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
日程第1、議案第133号、議案第134号及び議案第141号から議案第164号まで並びに今期定例会の請願2件の計28件を一括して議題とし、順次、常任委員会委員長及び人権・少子高齢化問題等対策特別委員会委員長の報告を求めます。
経済警察委員会委員長堀 龍雄君。
〔堀 龍雄君、登壇〕(拍手)
〇経済警察委員会委員長(堀 龍雄君) 経済警察委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案2件であります。
委員会は、12月14日、第3委員会室において開催し、公安委員会、商工観光労働部・労働委員会の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第133号及び議案第150号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、委員会審査における主な質問項目を申し上げますと、公安委員会関係では、自転車の傘差し運転が法令違反であること及びその危険性に関する周知の取組について、本県における盗撮の検挙状況について、特殊詐欺対策として設置している自動通話録音機の増設の可能性について、暴力団に所属せずに犯罪を繰り返す集団、いわゆる半グレの県内における状況について、本年の自転車事故死亡者の事故原因について、商工観光労働部・労働委員会関係では、宗教法人の宿坊に対する補助金の状況について、コロナ禍で進行するリストラに対する労働政策の在り方について、商工観光労働部としての新型コロナウイルス感染症対策にかける思いについて、白浜への高級宿泊施設の誘致状況について、高校生の県内就職を促進するために開催した説明会の結果について、2021年及び2022年の卒業予定者の就活支援についてであります。
以上をもちまして、経済警察委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願いいたします。(拍手)
〇議長(岸本 健君) 農林水産委員会委員長谷口和樹君。
〔谷口和樹君、登壇〕(拍手)
〇農林水産委員会委員長(谷口和樹君) 農林水産委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案1件であります。
委員会は、12月14日、第4委員会室において開催し、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第133号については全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、本県での機能性表示食品の届出状況とその効果及び今後の展開について、本県における生鮮品の市場外流通の状況及び市場流通との共存について、鳥インフルエンザによる養鶏農家への影響及び対策について、卵の出荷制限を受けた場合の補償及び鶏舎の消毒を行う経費等への支援について、隣接県と本県での鳥インフルエンザ発生の因果関係について、猿による農作物被害への対策について、今年のイセエビの単価と漁獲量・流通の状況について、農林漁業者の支援につながる飲食業への支援策について、バイオマス発電への梅の剪定枝等の活用について、農林水産業分野でのデジタル化についてであります。
以上をもちまして、農林水産委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
〇議長(岸本 健君) 建設委員会委員長中本浩精君。
〔中本浩精君、登壇〕(拍手)
〇建設委員会委員長(中本浩精君) 建設委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案12件及び請願新規受理分1件であります。
委員会は、12月14日、第5委員会室において開催し、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第133号、議案第147号、議案第148号、議案第151号、議案第152号、議案第155号から議案第160号まで及び議案第164号については全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また、請願につきましては、お手元に配付の請願審査結果表のとおり、議請第5号は採択すべきものと決しました。
なお、当委員会から意見書案を提出する運びとなっておりますので、よろしくお願いいたします。
次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、富田川の樹木伐採の公募状況について、河川工事の木材使用状況について、和歌山県港湾施設管理条例の一部を改正する条例──議案第147号について、県営住宅共益費の県による徴収について、和歌山下津港の港湾計画改定について、設計業務における木材利用の周知についてであります。
以上をもちまして、建設委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をよろしくお願いいたします。(拍手)
〇議長(岸本 健君) 文教委員会委員長中 拓哉君。
〔中 拓哉君、登壇〕(拍手)
〇文教委員会委員長(中 拓哉君) 文教委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案1件であります。
委員会は、去る12月14日、第6委員会室において開催し、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第161号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、県立高等学校の再編整備関連として、実施プログラム案作成の進捗状況と発表の時期を再考する余地について、地方別懇談会の実施方法について、首長及び各市町村教育委員会への説明について、今後の見通しについて、きのくに教育審議会の中間報告について、きのくに教育審議会の会議録の公開について、きのくに教育審議会における委員の欠席について、学校長が県教育委員会に求めるサポートについて、地方別懇談会及び個別懇談会の参加者数について、30人学級が実現した場合における学級数のシミュレーションについて、学習権の保障について、学区制と県立中学校に対する教育長の考えについて、実施プログラム案のイメージについて、私立高等学校及び市立高等学校との連携について、各県立高等学校のスクールミッション・スクールポリシーについて、中央教育審議会の審議内容を反映させることについて、またこのほかには、コロナ禍以前からのICT活用方法の想定について、ICT活用環境の整備に伴う教員研修について、学校栄養職員・栄養教諭の人数について、栄養教諭を増員することについて、県立近代美術館・県立博物館・県立紀伊風土記の丘で開催したこの秋の特別展の来館者数について、議案第161号に係る施設の表記について、郭家住宅の保存に向けた取組についてであります。
以上をもちまして、文教委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
〇議長(岸本 健君) 総務委員会委員長中西峰雄君。
〔中西峰雄君、登壇〕(拍手)
〇総務委員会委員長(中西峰雄君) 総務委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表及び請願文書表に記載のとおり、議案8件及び請願新規受理分1件であります。
委員会は、12月14日及び16日に第1委員会室において開催し、会計局、人事委員会、監査委員、選挙管理委員会、知事室、企画部、総務部の順に当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第145号は賛成多数をもって、議案第133号、議案第141号から議案第143号まで、議案第149号、議案第153号及び議案第162号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。また、請願につきましては、お手元に配付の請願審査結果表のとおり、議請第6号は不採択とすべきものと決しました。
次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、企画部関係では、議案第145号和歌山県新型コロナウイルス感染症に係る誹謗中傷等対策に関する条例について、議案第162号コスモパーク加太の土地に係る権利の放棄について、IR誘致に係る県民への説明について、地域公共交通の在り方に係る地域住民との議論について、ワーケーションについて、総務部関係では、マイナンバーカードのメリットや取得率向上に向けた今後の取組について、指定管理者制度について、議案第141号和歌山県情報公開・個人情報保護審議会設置条例について、庁舎内における昼休憩中の節電についてであります。
以上をもちまして、総務委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をお願い申し上げます。(拍手)
〇議長(岸本 健君) 福祉環境委員会委員長玉木久登君。
〔玉木久登君、登壇〕(拍手)
〇福祉環境委員会委員長(玉木久登君) 福祉環境委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案5件であります。
委員会は、12月14日、第2委員会室において開催し、環境生活部、福祉保健部の順に当局から付託案件等について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第133号、議案第134号、議案第146号、議案第154号及び議案第163号は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、環境生活部関係では、議案第146号の食品衛生法施行条例の一部改正における関係者への周知方法等について、議案第154号の和歌山県NPOサポートセンターの指定管理者選定における審査基準等について、南紀熊野ジオパークセンターを修学旅行で訪れた現時点の実績と予約状況について、環境生活部における健康長寿日本一実現に向けた県民運動との連携等について、第5次和歌山県環境基本計画策定に向けた検討内容について、御坊市の民間最終処分場における悪臭問題等を教訓として紀南版フェニックスにどう生かしていくのかについて、福祉保健部関係では、新型コロナウイルス関連として、感染者管理システムであるHER-SYSの運用状況について、県内の病院等における医療物資の備蓄について、看護学生の実習における現状と今後の方針について、医療従事者のための宿泊支援事業制度の見直しについて、重症者用の病床数と現在の使用数について、新型コロナウイルス第1波・第2波・第3波におけるそれぞれの特徴の分析について、自由診療でPCR検査を受けられる医療機関の数等について、高齢者施設や障害者施設が自費で行うPCR検査の費用に関する補助について、医療機関の空床確保に関する補助が支給される時期について、放課後児童クラブへの補助とその状況について、国民健康保険における医療費の動向と今後の予測について、生活福祉資金の特例貸付けの受付期間延長等について、その他として、水防法等における浸水区域に立地する高齢者施設の現状と避難確保計画の策定状況について、妊娠届出時のアンケートや妊娠届の様式における記載項目について、介護保険料滞納による資産の差押えの現状とその対応について、季節性インフルエンザワクチンの供給状況と罹患数について、健康長寿日本一実現に向けて県民運動と連携していくことについてであります。
以上をもちまして、福祉環境委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をよろしくお願い申し上げます。(拍手)
〇議長(岸本 健君) 人権・少子高齢化問題等対策特別委員会委員長吉井和視君。
〔吉井和視君、登壇〕(拍手)
〇人権・少子高齢化問題等対策特別委員会委員長(吉井和視君) 人権・少子高齢化問題等対策特別委員会における審査の経過並びに結果について、御報告申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、議案付託表に記載のとおり、議案第144号1件であります。
委員会は、12月11日、予算・決算特別委員会室において開催し、当局から付託案件について説明を聴取した後、慎重に審査いたしました結果、議案第144号は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、委員会審査における主な質問項目等を申し上げますと、県が主体的に行った差別落書きの消去事例について、差別落書きとインターネット上の書き込みとの違いについて、インターネットによる被害拡散の事例について、インターネット上における人権侵害の事例について、インターネット上の人権侵害に対する削除要請の事例について、プロバイダーが削除要請に応じなかった場合の今後の対応についてであります。
以上をもちまして、人権・少子高齢化問題等対策特別委員会の報告を終わります。何とぞ、適切な御決定をよろしくお願いいたします。(拍手)
〇議長(岸本 健君) 以上で、常任委員会委員長及び人権・少子高齢化問題等対策特別委員会委員長の報告が終わりました。
これより委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(岸本 健君) 質疑なしと認めます。
次に、討論に入ります。
奥村規子君から反対討論の通告がありますので、許可いたします。
40番奥村規子君。
〔奥村規子君、登壇〕(拍手)
〇奥村規子君 日本共産党県議団を代表いたしまして、議案第144号及び議案第145号と、議請第6号の委員会不採択に対する反対討論を行います。
議案第144号は、和歌山県部落差別の解消の推進に関する条例の一部を改正する条例です。私たち日本共産党県議団は、今年の2月議会で、同条例の制定については、既に人権尊重の社会づくり条例があり、新たに条例を制定する必要はないという立場から反対しました。今回は、制定から1年もたたないうちに改正しようというものです。
改正案では、インターネット上に部落差別の書き込みがあった場合に、プロバイダーに削除要請しても8割近くが削除されていないとして、プロバイダーへの責務規定が追加されます。しかし、プロバイダー責任制限法や業界団体の自主規制において、削除要請対応を取るのは権利侵害があった場合に限られています。県のプロバイダーへの削除要請はお願いにとどまらざるを得ず、削除するかどうかはプロバイダーの任意となります。さらに、県の条例が県外・海外プロバイダーにどれだけ影響力があるのかも疑問です。これでは、同条例に責務規定を追加する必要性はなく、先ほど挙げた人権尊重社会づくり条例でもできる対応であると考えます。
また、改正案では、県が説示、促しをしても部落差別をやめない者に対して勧告することが追加されました。この条例には部落差別の定義はなく、表現の自由とも密接に関わる問題について、県の主観的判断により差別が認定される危険があります。今、国で、インターネットでの誹謗中傷に対する新たな法制度の検討が進められています。そうした中、県の判断で県民に対し勧告する本条例は適切ではないと考えます。
以上のことから議案第144号には反対です。
続きまして、議案第145号は、和歌山県新型コロナウイルス感染症に係る誹謗中傷等対策に関する条例の制定です。
新型コロナの感染者等に対する誹謗中傷は、決して許されるものではありません。しかし、プロバイダーへの責務規定に対する法の下での条例の権限や、プロバイダーの任意性、人権尊重社会づくり条例でも対応可能であること、誹謗中傷に対する県の主観的判断など、先ほどの議案第144号と共通の問題があります。
加えて、女性や性的マイノリティー、障害者、高齢者、人種など、あらゆる差別、誹謗中傷の問題がある中で、新型コロナの感染に特化した条例を制定し、県民に勧告等を行うやり方では、真の解決につながりません。正しい知識と理解を深め広げることこそ重要です。
以上のことから、議案第145号には賛成できません。
最後に、議請第6号国に対して「消費税率5%への引き下げを求める意見書」を提出することを求める請願が総務委員会で不採択とされたことについて申し上げます。
コロナ禍により苦しい生活状況が続く中で、消費者、中小業者、農業者など多くの県民にとって重い負担となっている消費税は早急に引き下げるべきです。世界では、日本の消費税に当たる付加価値税を減税する国が増えています。国内でも、自民党を含む国会議員237人が消費税の引下げを求めています。さらに、5%への引下げを求める意見書を上げる自治体も増えています。和歌山県においても、県民生活と県内事業者を支えるために、議請第6号を本会議で採択するよう求めます。
以上で、反対討論を終わります。(拍手)
〇議長(岸本 健君) 以上で、討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
まず、議案第144号及び議案第145号を一括して採決いたします。
本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。
本案をいずれも委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
〇議長(岸本 健君) 起立多数であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
次に、議案第133号、議案第134号、議案第141号から議案第143号まで及び議案第146号から議案第164号までを一括して採決いたします。
本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。
本案をいずれも委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
〇議長(岸本 健君) 起立全員であります。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
次に、議請第6号を採決いたします。
本請願に対する委員長報告は、不採択であります。
本請願を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
〇議長(岸本 健君) 起立多数であります。よって、本件は委員長報告のとおり決定いたしました。
次に、議請第5号を採決いたします。
本請願に対する委員長報告は、採択であります。
本請願を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君は、御起立願います。
〔賛成者起立〕
〇議長(岸本 健君) 起立全員であります。よって、本件は委員長報告のとおり決定いたしました。
次に日程第2、議案第165号を議題といたします。
これより質疑に入ります。
本案について質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(岸本 健君) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。本案については、委員会付託等を省略し、これより直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(岸本 健君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
この際、申し上げます。
本案については、無記名投票をもって採決を行います。
これより採決に入ります。
議案第165号和歌山県監査委員の選任につき同意を求めるについてを採決いたします。
議場を閉鎖いたします。
〔議場閉鎖〕
〇議長(岸本 健君) ただいまの出席議員数は、議長を除き41人であります。
お諮りいたします。立会人に、5番藤山将材君、9番北山慎一君、25番中拓哉君、42番長坂隆司君の4君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(岸本 健君) 御異議なしと認めます。よって、立会人に以上の4君を指名いたします。
念のため申し上げます。投票は無記名であります。投票用紙に、本県監査委員に岡本ゆう君を選任するにつき同意することに賛成の諸君は「賛成」と、反対の諸君は「反対」と記載願います。
なお、この際、白票は無効といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(岸本 健君) 御異議なしと認めます。よって、白票は無効とすることに決定いたしました。
投票用紙を配付いたします。
〔投票用紙配付〕
〇議長(岸本 健君) 配付漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(岸本 健君) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めます。
〔投票箱点検〕
〇議長(岸本 健君) 異状なしと認めます。
点呼に応じて順次投票願います。
点呼いたします。
〔氏名点呼・投票〕
〇議長(岸本 健君) 投票漏れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(岸本 健君) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
〔議場開鎖〕
〇議長(岸本 健君) これより開票を行います。
立会人の立会いをお願いいたします。
〔開票〕
〇議長(岸本 健君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数41票、うち有効投票41票、無効投票なし。有効投票中、賛成41票、反対なし。
以上のとおり、賛成全員であります。よって、議案第165号は同意することに決定いたしました。
次に日程第3、和議第32号「公共事業における木材の活用を求める意見書(案)」、和議第33号「公共事業における木材の活用を求める意見書(案)」、和議第34号「台湾の世界保健機構(WHO)への参加を求める意見書(案)」、和議第35号「義務標準法の改正による30人以下学級の実現を求める意見書(案)」、和議第36号「新たな過疎対策法の制定を求める意見書(案)」、和議第37号「住まいと暮らしの安心を確保する居住支援の強化を求める意見書(案)」、和議第38号「犯罪被害者支援の充実を求める意見書(案)」、和議第39号「不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書(案)」を議題といたします。
案文は、お手元に配付しております。
お諮りいたします。本案については、提出者の説明等を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(岸本 健君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
これより採決に入ります。
和議第32号から和議第39号までを一括して採決いたします。
お諮りいたします。本案をいずれも原案のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(岸本 健君) 御異議なしと認めます。よって、本案はいずれも原案のとおり可決されました。
次に日程第4、常任委員会及び議会運営委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
お諮りいたします。お手元に配付しております「継続審査を要する所管事務調査件名表」及び「継続審査を要する担任事務調査件名表」のとおり、それぞれ閉会中の継続審査として付議することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(岸本 健君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
次に日程第5、特別委員会閉会中継続審査の件を議題といたします。
お諮りいたします。防災・国土強靱化対策特別委員会、人権・少子高齢化問題等対策特別委員会、行政改革・基本計画等に関する特別委員会、半島振興・地方創生対策特別委員会及び予算特別委員会に付議されたそれぞれの問題について、さらに閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
〇議長(岸本 健君) 御異議なしと認めます。よって、そのとおり決定いたしました。
以上で、今期定例会に付議された諸案件の審議は全て終了いたしました。
年末多端の折、各位には御精励賜り、深く感謝申し上げます。どうか健康に留意され、新しい年を迎えて、ますます県勢発展のため御活躍されますことを心から祈念いたします。
これをもって、令和2年12月定例会を閉会いたします。
午後2時16分閉会