南海トラフで発生する地震とは?
和歌山県では、南海トラフ(*1)で発生する地震として以下の2つの大きな地震の発生が想定されています。
- 東海・東南海・南海3連動地震(地震規模:マグニチュード(*2)8.7)
南海トラフ沿いの3つの領域(東海・東南海・南海)においては、約90年から 150年周期で繰り返し津波をともなう地震が起きてきました。3つの地震が同時に起こることを3連動地震といい、特に大きな被害が想定されています。
- 南海トラフ巨大地震(地震規模:マグニチュード9.1)
東海・東南海・南海地震の震源域より、さらに広域(日向灘を含む)の震源域で 地震が連動した場合の、最大クラスの地震のことで、実際に発生したことを示す記録は見つかってはいません。発生頻度は極めて低いが、仮に発生すれば極めて甚大 な被害が想定されています。
南海トラフでマグニチュード8~9クラスの地震が今後30年以内に発生する確率は、70~80%(令和6年1月1日現在)とされています。
なお、南海トラフ巨大地震については、繰り返し発生している大地震(南海地震等)に比べ、発生頻度は低いと考えられています。
想定される被害(津波浸水想定、地震被害想定)については、以下のページ「被害想定はこちら」にて公表しておりますので、ご覧下さい。
*1南海トラフ・・・・・駿河湾(静岡県)から九州沖合の海底に伸びている、深い溝状の地形のこと。
*2マグニチュード・・・地震そのもののエネルギーのこと。マグニチュードが1大きくなると地震エネルギーが約32倍、2大きくなると約1,000倍となる。
また、南海トラフ沿いの大規模地震の発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まったと評価された場合等には、「南海トラフ地震臨時情報」や「南海トラフ地震関連解説情報」が気象庁から発表されます。
お住まいの地域によっては、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震警戒)」が発表された際は避難が必要な場合があります。情報発表時には、自治体からの呼びかけに従って防災対応をとってください。
関連情報
被害想定はこちら https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/011400/index04.html
南海トラフ地震臨時情報はこちら(気象庁HP)
http://www.jma.go.jp/jma/press/1905/31a/20190531_nteq_leaflet.pdf
問い合わせ窓口
電話番号 | 073-441-2271 |
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メールアドレス | e0902001@pref.wakayama.lg.jp |