知事記者会見 2026年10月13日

知事記者会見

記者会見での発表事項等を紹介します

2026年10月13日 記者会見室

 

旅しながら学べる!「南紀熊野ジオパーク学びキャンペーン -大地の記憶に触れる電車旅-」を実施します!  

 本日は、発表事項が1つと話題事項が2つです。

 南紀熊野ジオパークへの観光誘客と特急くろしお号の利用促進を兼ねた観光キャンペーンを、県とJR西日本が連携して実施します。

 今回のキャンペーンは「学び」をテーマとしております。学習意欲が高く絶景・非日常を求める10代から20代にはSNS映えと学びとして、学び直しに意欲がある50代以上には大人の修学旅行として、特にオススメの内容となっていますので、ぜひ訪れていただければと思います。また、キャンペーン開始日に合わせて、10月24日(土)と25日(日)には、JR大阪駅アトリウム広場において観光PRイベントも行います。県内市町村・観光関係団体も参加し、和歌山の魅力を2日間たっぷりとお伝えします。

 なお、来年11月に日本ジオパーク全国大会の開催も予定しています。全国大会も見据え、様々な取り組みを考えているところですが、まずは本キャンペーンで南紀熊野ジオパークを含む紀南地域の魅力を広く発信します。

秋篠宮皇嗣同妃両殿下のお成りについて

 話題事項です。秋篠宮皇嗣同妃両殿下が、11月7日(土)から11月8日(日)にかけて2日間の御日程で、本県にお成りになります。期間中両殿下は、本県で開催する第49回全国育樹祭に御臨席され、併せて地方事情御視察のため県内各地を御訪問されます。

 両殿下のお揃いでの御来県は、令和6年6月の第35回全国みどりの愛護のつどい以来2年ぶりとなります。この度の御来県を県民の皆様とともに心から御歓迎申し上げます。お成りの御日程については別紙に記載のとおりであり、詳細につきましては、担当課に問い合わせをお願い致します。ぜひ取材いただきますようよろしくお願いします。

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「津波防災の日」「世界津波の日」スペシャルイベント 「防災庁設置」でどう変わる?地域の防災力 ~国と地域の新しい連携のかたち~

 11月2日に防災庁が設置されることから、11月5日の「津波防災の日」「世界津波の日」に合わせ、防災庁と共催で防災に関するスペシャルイベントを開催いたします。防災庁設置後、初めてのイベントとなります。

 今回のイベントは2部構成となっており、第1部では、市町村職員などの関係機関と県民の皆さんを対象とした防災シンポジウムを実施します。シンポジウムでは、まず、防災庁から創設の意義を説明していただきます。次に、有識者の視点から、京都大学防災研究所巨大災害研究センターの矢守(ヤモリ)教授に、近い将来発生が危惧される南海トラフ地震等に対し、防災庁に期待される役割についてご講演していただきます。また、7月に発生した熊本地震での対応について、熊本県庁の方からもお話をいただくこととなっています。第2部では、大規模地震の発生を想定し、関係省庁参加のもと、政府緊急災害現地対策本部における業務の習熟や地方公共団体等との連携を図る訓練を実施します。ぜひ、取材をお願いします。
 
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質問と回答

読売:発表項目外で2点あります。1点目が紀州鉄道の関係で、先週、御坊市から発表があり、紀州鉄道さんが事業継承に向け他の民間事業者と調整を進めていたけれど上手くいかなかった内容との発表がありました。そちらの知事の受け止めと、今後県としてどう対応を検討されているか伺えたらと思います。

知事:本年6月に紀州鉄道から譲渡の方向性というのが示され、結果として、民間譲渡の交渉が進んでいたのですが、この度、決裂したことは非常に残念に思います。県として、今後は紀州鉄道の動向とか御坊市の対応を見て考えていきたいと思います。

読売:もう1点。先週末、有田市の地下水を調べたところ、環境省の指針値を超えるPFAS類が検出されたという発表がございました。県としての調べでは初めてこういう事態になったとのことですが、どのぐらい重たい事態なのか計りかねるところもあり、その温度感とかどう受け止めているか伺えますか。

知事:全国的にも指針値の超過というのが相次いで発表され、県内では令和6年度に和歌山市でも判明をしており、どこで確認をされてもおかしくない状況ではあるということを伺っています。今後も引き続き県内の河川や地下水の監視を継続的に実施していきながら、超過が判明した場合は、県民に正しい情報をしっかり発信をしていきたいと思います。原因の特定につきましては、はっきりわからないところもあるのですが、付近の事業場などに聞き取りを行い、有田市と情報共有をしながら、原因を考察していきたいということと、県民に対しては半径500mの範囲の住まいの方に関して、井戸水を飲用されている場合、予防的な観点で控えていただき、水道水を飲んでいただきたいとの呼びかけをしていきたいと思います。

NHK:4点ほどお伺いします。まず1つが、先週、古座川町でクマの緊急銃猟が行われました。特にけが人とかもなく無事に終わったということですが、初めての緊急銃猟ということで、それに対しての知事の受け止めと、先週も聞きましたが、今年クマの出没が相次いでいるので、改めて知事から県民にクマの被害防止に向けた呼びかけをいただけますか。

知事:まず、緊急銃猟が実施されたということに対する感想ですが、昨年の12月以降、市町村・警察・猟友会とかと連携しながら、緊急銃猟の机上訓練や実地訓練を重ねてきたのですが、今回そういう場面になったとき、迅速かつ的確に緊急銃猟が実施されたと考えております。それから、呼びかけとしてはご存知だと思いますが、何度も言わせていただくと、まず、鈴とかラジオとか音を出しながら、クマに対し人がいるのだというアピールをしていただきたい。クマが頻繁にいる地域についてはできるだけ行かないでいただきたいのですが、(行く場合は)複数人で行動していただきたい。それから、クマを引き寄せないというためには、いわゆる未収穫の果実は収穫をし、落下した果実については放置せずに回収していただきたい。また、幹にトタンを巻くなどして、クマが木に登ったりできないよう、クマに諦めて帰っていただくことをしていただきたい。ゴミを屋外に放置しないで屋内で管理をしていただいて収集日の朝に出していただく。これは普通の行動ですが、こういったことを徹底していただきたいと思います。

NHK:2点目です。先週、紀勢本線促進協議会が新宮市で開かれ、法定協議会で、今後、タクシーだけでなく鉄道も含め紀南部会で議論を深めていくという方針が示されました。初めての方針だと思いますが、依然として「くろしお」も含めて利用客数が促進協議会の目標を達していないという厳しい状況もある中、この状況についてどう知事としてどう受け止め、県として今後どういうふうにアクションを起こして行きたいという考えがあれば教えていただけますか。

知事:新宮白浜区間が部会を持っていて、一番今少ないという状況になっているのですが、大阪から和歌山まで走っている電車なので、白浜から新宮までの区間だけ取り出して議論するのはちょっとしんどいというふう話はよくやっています。それと同時に、今回、白浜新宮区間では、輸送密度が1日に997人ということで、コロナ前の91.8%ということで、回復をしてきております。これで一定の成果が見られているのではないかと思い、引き続き利用促進に励んでいくことが重要であるということを認識しております。本日も南紀熊野ジオパーク学びキャンペーンを先ほど発表させていただいたのですが、そういうこともやっていますので、ぜひ利用者の増員に繋がればいいと思います。

 和歌山県地域公共活性化協議会紀南部会においては、確かに今まで「くろしお」をしっかり乗っていこうという話をあまりしてこなかったかもしれない。バスとかの連携をどうするという話をしてきたと思いますが、これからは「くろしお」も含め、鉄道とバス、それから駅と鉄道を一体として活性化する議論を深めていきたいと考えているところです。

NHK:防災庁が来月設置され、国の議論で地域に防災局という機関を設置し、特に国の方では南海トラフ等、北海道三陸沖地震の対策をできる機能を持たせるということを検討しているようです。これに関して、複数の自治体から要望もあったり誘致の動きもあるということですが、県として防災局の誘致に関して何かしらのアクションを起こしている、またはこれからアクションを起こす検討はありますか。あと今回、津波防災の日に合わせ訓練も行われるとのことですが、新しい防災特化の組織である防災庁に対し、南海トラフも控えている和歌山県として期待していることがあれば教えていただけますか。

知事:防災庁については、地方機関である防災局の設置場所を今やっているのですが、(当県は)南海トラフ地震などの大規模災害が予想される地域であるので、防災庁の機能が十分に発揮できる場所という意味では、そうではない気がします。防災庁が十分に機能を発揮できる地域の場所を選定していただきたいと思います。それから、和歌山の南海トラフ地震が非常に高い確率で発生するというのが予想されていますので、徹底した事前防災と、発災時期からの復旧復興の一貫した災害対応が必要となります。そういう指令ができる防災局という場所ができるということで、和歌山県としても非常に心強いと感じています。

NHK:最後1点。和歌山県に関係ない話ですが、先日から国会で話題になっている、簗農林農水大臣が選挙に協力しなかった自治体に関して国交省に頼んで予算カットさせたとかの発言があり、今は撤回して謝罪もしているのですが、国会議員、または大臣クラスの議員がこういった発言をしたということに関しての都道府県のトップとしてまず所感を伺いたい。あと、今回の発言で国と地方自治体の関係を非常に不安にさせる、支持しなかったら予算カットされるのかという非常に不安にさせる発言だったと思いますが、こうした発言を受け、一政治家の出処進退のことですが、今後、簗大臣にどういうふうな対応、謝罪撤回もしていますが、何か求めたい対応があれば教えていただけますか。

知事:内閣の話なので、どうして欲しいというのは特にないのですが、謝罪もしており撤回していることで、それでいいのではないかと思いますが、万が一こういうことが本当であるなら、それは本当に由々しき自体であり、大変遺憾なことであると思います。大臣の説明責任の中で、解決をしていただきたいと思います。

産経:前回の知事会見の際に知事も期待を込めて言っていましたが、徳島県知事が、前の議会の最終日に、(南海フェリーについて)和歌山県と11月議会までに話し合いをし、新事業者による航路運営を基本にして話を進めていきたいと発言されたのですが、具体的な日程や方向性のすり合わせ等を進めていますか。

知事:まだです。その時分にということはお話していてその時分に1回会うと話はしています。両者の日程が取れないところもあるので、その間いろんな活動を両者でやっていきながら、その時にご相談できるネタがたくさんあればいいと思います。

産経:両者でやっていくというのは、どういう活動ですか。

知事:南海さんが元々されていましたので、南海さんの意向というのもあります。それをまずはお聞きをし、順序として、南海さんとお話をし、それからいろんな企業さんと、一応事前にはいろんな話をしてるところですが、そういうことを全てお話ができるネタになればいいと思います。

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