知事記者会見 2026年1月13日

知事記者会見

記者会見での発表事項等を紹介します

2026年1月13日 記者会見室

知事の香港訪問

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 おはようございます。本日は、発表事項が4つと話題事項が1つです。まず、発表事項の1、知事の香港訪問です。この度、1月22日から23日、1泊だけなのですが、香港の訪日団体旅行最大手のEGLツアーズを訪問します。EGLツアーズは、長年にわたり和歌山県に多くの観光客を送客してくれている旅行会社です。創業者である袁文英(えん ぶんえい)社長が昨年の8月に逝去されましたので、これまでの貢献に感謝を申し上げるとともに、会社の組織体制が大きく変わったために、新社長のスティーブさんと面会いたしまして、今後の連携を強固なものとするためにトップセールスを実施いたします。2024年の(県内)外国人宿泊(者)数で、香港は中国に次いで2番目となっておりまして、インバウンド誘客において大切な市場の1つです。引き続き、EGLツアーズとの取組をさらに発展させ、継続的な送客の拡大をめざしてまいります。これが1点目です。私も直接は全然知らないのですが、袁さんは非常に有名な方で、大変お世話になったということをお聞きしまして、亡くなったときに、まず葬式に行けないかということを提案したのですが、日程上行けなかったということもありまして、今回の訪問に至っています。

令和7年度広域防災拠点(物資)開設運営訓練を実施します

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 続きまして、令和7年度の広域防災拠点(物資)開設運営訓練を実施いたします。南海トラフ地震の発生を想定しまして、国などから大量に輸送される救援物資を避難所に円滑に輸送することを目的としまして、令和8年2月4日に物資輸送の訓練を実施いたします。今回は、新宮市及び北山村と連携いたしまして、救援物資を避難所まで輸送するとともに、自衛隊が実施する「07南海レスキュー」と連携し、半島地域における孤立状態を想定した物資輸送訓練を、空路と海路を活用して初めて実施いたしますので、是非、取材の方お願いしたいと思います。

特急くろしおの利用促進と観光誘客を兼ねた"くろしおTrip W(ダブル)キャンペーン"を実施します!

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 それから3点目でありますが、JR西日本が運行しております特急くろしおの利用促進と県内への観光誘客を兼ねた「くろしおTrip Wキャンペーン」を、JR西日本と連携して実施します。Wキャンペーンとは、「くろしお乗車キャンペーン」と「ハッシュタグキャンペーン」の2つです。キャンペーン期間は、1月15日木曜日から3月22日日曜日までとなっています。1つ目の「くろしお乗車キャンペーン」とは、和歌山駅以北から白浜駅以南発着の特急くろしおの利用者で、専用ページに応募いただいた方を対象に、抽選でキャンペーンオリジナルのくろしお関連グッズや和歌山の特産品が当たります。ちなみに、周参見(駅)以南を含む区間を利用された方については、当選確率がアップします。景品については、このキャンペーン用に特別に作製されたオリジナルグッズも用意しており、鉄道好きな方におすすめのキャンペーンです。2つ目は、「ハッシュタグキャンペーン」です。皆さんが好きな和歌山の風景をインスタグラムに投稿していただくと、抽選で和歌山の特産品が当たります。是非、皆さんにSNSを使って、このキャンペーンと和歌山の魅力を一緒に広めていただければと思います。両キャンペーンで総勢100名の方々に景品が当たりますので、皆さん是非、特急くろしおに乗っていただき、和歌山への鉄道の旅と、このキャンペーンをお楽しみいただけたらと思います。

県内のこども食堂が150箇所となりました!

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 それから、4つ目です。1月10日時点で、和歌山県が把握するこども食堂数が150箇所となりました。全国的に見ても急速に増加しており、認定NPO法人むすびえの調査によると、和歌山県は前年度と比較した伸び率が全国で1位、人口10万(人)あたりのこども食堂数は全国7位という結果です。令和6年度から各振興局地域づくり課にこども食堂担当職員を配置したことで、地域に対してこども食堂の意義を伝えること、それから密着した手厚い伴走型支援が可能になったことが、増加の大きな理由として考えられます。こども食堂は、こどものためだけのものではなく、地域コミュニティの非常に重要な拠点です。是非一度近くのこども食堂に皆様方、足を運んでもらえたらいいかなと思います。地域全体で協力して、こども食堂を応援してまいりたいと思います。

写真展「熊野古道とサンティアゴ巡礼道~巡礼道の風景と心~」を開催します

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 それから、話題事項に入ります。駐日スペイン大使館にて、1月22日から29日に、写真展「熊野古道とサンティアゴ巡礼道~巡礼道の風景と心~」を開催します。和歌山県の熊野古道とスペイン・ガリシア州のサンティアゴ巡礼道は、その精神的・文化的な共通性に着目して、1998年に姉妹道提携を締結いたしました。それ以来、文化交流や青少年交流団の相互派遣、共同観光プロモーションなど様々な交流を行ってまいりました。熊野古道は2004年、サンティアゴ巡礼道は1993年に世界遺産に登録され、世界に2つしかない巡礼道の世界遺産です。この度、両巡礼道の魅力を知っていただく写真展を、駐日スペイン大使館で実施しますので、是非、多くの方々にご来場いただきたいと思います。なお、1月21日には関係者の皆様にお集まりいただきまして、オープニングイベントを開催いたします。私も出席予定で、田辺市長、新宮市長、那智勝浦町長にもご出席いただく予定になっています。開催地は東京になりますが、もしよろしければ取材に来ていただければと思います。

質問と回答

読売:こども食堂の件について、伺いたいです。県として、こども食堂を増やしていく方針をとられていたと思うのですが、今後について、どういうふうに進めていくのか、あと、追加で支援の方法とか考えているようなことがあれば教えてください。

知事:今のこども食堂への支援の方法はご存知ですか。その支援のやり方をずっと続けていきたいと思っています。150箇所で、実は全て(の小学校区)ではございませんので、これが本当に全てになればいいのですが、全部が全部必要かどうかというのは、それは市町村とか地域で考えていただくことになると思います。県としては、あってしかるべき、あっていいよねと思うようなところに対する力は入れていきたいと思っているのですが、必要でないよねというようなところは(無くてもいいと思います)。だから、100%の地域を全部押さえてしまうということまでは考えていないです。ただ、目標はそうなのですが、その地域ごとに本当に必要かなというふうに思うと、そうでもないというところもあると感じました。支援は変わらずずっとやっていきたいと思っています。今後、企業さんと連携してやっていくとか、そういった取組は結構始まったりしているところがあるので、そういうのをしっかりと応援したいと思います。和歌山の中では、いわゆるネットワークみたいなのができているんですね。その(和歌山県こども食堂応援)ネットワークを通じて、いろいろな食材の配分とか、そういったことが行われているということが、大きくなれば大きくなるほど非常に良い効果が出てくると思いますので、やはり今が終わりではなくて、これからもどんどん進めていきたいと思っています。

読売:確認なのですが、地域とおっしゃっているのは、小学校の校区、学区に1つという意味でよろしいですか。

知事:そうです。小学校校区、今210なんぼか(令和8年1月10日時点で232)あると思うのですが、それを全部ということは一応目標としています。

日刊工業:最初の発表事項、広域防災拠点開設運営訓練についてなのですが、今回、自衛隊と連携して空路と海路を活用して初めて実施するということですが、今回この訓練で今までと違ってどのような効果を期待するのかというのと、今後この連携みたいなのを定常的に続けていくというような理解でいいのでしょうか。よろしくお願いします。

知事:訓練のやり方は、私自身もずっと今までいろんな訓練にも関与してきた経緯があるのですが、例えば総合防災訓練みたいな訓練とか、図上訓練のような訓練とかもあると思うのですが、今回の訓練というのは非常に的を得た訓練なのかなと私自身は思っていまして、物資というのは必ず今のところどんな地震でもかなり届いているようなのですが、その処理をしていくというのは非常に難しいことが多いのだろうと思っています。そういったものを受け取る中で、できるだけ効率よく受け取っていけるということが非常に大事なことだと思いますし、それは自衛隊と連携をしながら、空路・海路からそういう物資を供給できるということも非常に有効な訓練になると思っていまして、こういった訓練は、毎回毎回するかというのはあれですが、非常に必要な訓練だと思いますので、継続してやっていくと思います。

和歌山新報:こども食堂の件に戻るのですが、先ほど知事、100%全部の地域を押さえるところまでは考えていないと、また、そこまで必要ではないと感じるところもあるようなお話されましたが、それはどういう条件のところにはそういうふうに思われるのか(教えてください)。

知事:そういうのは少し語弊があるかもしれないのですが、例えば、もう本当に(こどもの数が)少ない町で、もうきちんとそういうシステムができているというような地域がありますよね。そういうことを、私は言っていたのです。既にもうそういう体制ができているよね、こども食堂をわざわざ作らなくていいよねというような地域というか、そういう意味で言いました。

和歌山新報:地域コミュニティとか、そういう多世代がこどもを含めて集うような場所とか、わざわざ作らなくてもそういうものが既にあるよという地域というような意味でおっしゃったと(いうことですか)。

知事:そこにまた無理して、もう1個こども食堂を作ってくれよという話ではないだろうと思った。少し言葉足らずで(した)。

紀伊民報:今と同じ件なのですが、例えば、こども食堂から申請があっても、県で地域に必要がないと考えたら補助(金)は出さないとか、そういう事をもうやっている(のですか)。

知事:それはそうじゃないです。ただ、その地域がその気がないのに、無理に作っていっていただくというのは、少し違うのかなと思ったのです。

紀伊民報:地域が必要無いと考えているのに県から作ってくれということはない(ということですか)。

知事:県が思うというより、地域の方が思っているという意味です。地域の方がもうそんなこども食堂までというふうに思っているところに対して、そんなに強引にこども食堂を作ってもらわないといけないというようなことは言わないよねという話です。

紀伊民報:今のところ小学校区に1つということなのですが、これはいつまでにという目標だったですか。

知事:いつまでというか、継続してずっとやっていきます。いつまでというか、いつかは止めるときはあるのでしょうが、今のところは継続してやっていきたいと思っています。

紀伊民報:特段いつまでというのは決めていない。

こども未来課長:特に時期は設定しておりません。

NHK:今回の発表項目外のことになるのですが、1月17日で阪神・淡路大震災から31年になります。最近、鳥取県、島根県でも震度5強の地震があったりとか、各地で震度4程度の地震も続いていますが、阪神・淡路大震災31年ということについての所感と、改めて和歌山県として防災・減災にどのように取り組んでいくかについてお願いします。

知事:阪神・淡路大震災から31年を迎えたということで、まず震災で犠牲になられた6,434人の方々に改めて深く哀悼の意を表したいと思います。ちょうど私が東京事務所に勤務していまして、当時の自治省、総務省に合併する前の自治省の担当をしていましたときに、ちょうど消防庁を回っていたときに、地震があったのはもっと早かったのですが、回り出したときに、本当に情報がなかなか入ってこなかったというのが、まず衝撃でありました。こんなに情報って入らないんだというのが、恐ろしい感じもいたしました。まず、その意味で具体的に考えていきますと、政府全体の初動の遅れというのがあったのかなと思います。被害状況の把握というのが非常に困難を極めまして、情報収集が大事だということが、まず反省事項としてあります。それから、道路が瓦礫とかで通れなくなって、緊急輸送道路を確保していかないといけないということ。まずそれが最初の行動になったと思うのですが、そういうことの大切さというのを学んだということ。それから、今は結構自治体同士でいろいろ応援体制ってできているのですが、当時はそういう話がなかったと思いますので、広域の応援体制というのが充実していくことが大事だということを感じました。それから、やはり何といっても住宅で圧迫死された方が非常にたくさんいたということが大変ショックな話でありまして、住宅耐震化というのが非常に大事であるということを感じました。それから、やはりボランティア元年と言われたぐらいのボランティアの方々のご協力というのが非常にあったということで、この5点ぐらいが非常に忘れてはならない話であると思います。

 和歌山県といたしましても、まずは住宅耐震を強化していかないといけない。それから、能登半島の地震で教訓として出てきた半島防災の関係の観点、県土を強靱化していかなければいけないということです。とにかく紀伊半島一周道路、これをまず早くつけるということが大事かと思います。それから受援体制というのを、応援を受けるということの立場になったときに、その応援を受ける体制というのをしっかりと作っていかないといけない。例えば、旧南紀白浜空港の跡地のところに整備を進めているのですが、そういったところに迅速に対応できるようなシステムを作っていかないといけないということと、それから、自助と共助の意識をしっかり醸成していかないといけないというのが今回の反省(です)。半島防災の関係と自助・共助の話というのは、特に能登半島(地震)から教訓として新たに出てきた話なのですが、31年前も確かに同じような教訓があったということを非常に感じております。ちょうど朝出勤して、それから自治省へ行くのですが、それから回っている間にどんどん亡くなった方がすごく増えていくんですね。だからもう、最初はすごいですね、えらいことなっていますねというような話を皆とするのですが、5,000人とかなってきたときにはもう言葉もなくて、同僚の兵庫県の方々は、家と連絡が取れないというのが深刻な状態になっていたり、本当に忘れることのできない大きな衝撃でありました。

NHK:また別件になるのですが、(前)福井県知事のセクハラ問題についてお聞きしたいと思います。県のトップである(前)福井県知事がこのような事態を起こしたということについての所感と、あと和歌山県ではこういった事態にならないためにどのようにしていきたいかということについて、お考えを聞かせてください。

知事:所感って言われてもつらいのですが、私もあまり見たくないと思って詳しく見ないのですが、非常に長いことそういうことをされていたということは驚きました。ショックでありましたし、それぐらいですかね。実は前福井県知事さんとはほとんど面識がなかったのですが、ちょうど和歌山で(近畿ブロック)知事会議(10月23日)をしたときに、少し遅れて来られて、人物的には噂というか聞いていたのは、本当に真面目でスマートな方だと思っていたので、この間もお会いしたときに、まず私のところにすぐに来てくれて挨拶していただいたということを覚えているのですが、実はそのとき既にその事件が発覚していたということがあったので、少し複雑な感覚をいたしました。

 それと、和歌山県の相談体制をこれからどうするのという話なのですが、和歌山県は職員向けのポータルサイトに、セクシュアルハラスメントの行為者とならないための意識啓発とか、被害を受けたときの相談方法を掲載して周知を図るとか、考査課などに男性と女性の相談担当者を配置した窓口を設置したとか、相談しやすい体制を作っています。福井県では握りつぶしていたというような話がありましたので、それは今後どうするのかというのは、体制自体を1回また、このあいだからも少し考査課と話していたのですが、もう1回いろいろ見直してみるかいという話をして、例えば知事が(セクシュアルハラスメントなどの行為者)となったときに、本当に知事を追い詰められるのか、きちんと知事に言えるのかというような体制を作っていかないといけないということを話しています。具体的な話は、これから積み上げていけたらと思います。

NHK:今おっしゃった職員向けのポータルサイトで周知を図ったというのは、今回の(前)福井県知事の問題を受けてということでしょうか。

知事:そうではなくて、実際整えているということは、もう周知されていると思っています。

NHK:考査課に男性と女性の相談できる人を設置したとおっしゃったのは、これは従来からのことなのか、それとも(前)福井県知事の(問題を受けてということでしょうか)。

知事:従来からです。

NHK:ドクターヘリの問題についてお聞きしたいと思っていて、関西広域連合で今、委託先の企業が整備士不足でドクターヘリの運休が頻繁に起きているということについて、和歌山県も影響を受けていると思いますが、その状況をどのように把握されているか、どのように考えられているかということと、今後どのように対応していきたいかについてお願いします。

知事:本当に大変な事態になっていると思っています。ドクヘリが運行できない状態があることによって人命が損なわれる可能性が出てまいりますので、とにかくそういう状態はあってはならないと思っていまして、徳島県が広域連合の中のドクヘリの運航を担当していただいていますので、徳島県さんは一生懸命いろいろなことをされています。いろんな会社へ行かれたり、いろいろな方法で、とにかく広域連合の全範囲内を網羅できるような体制を作ろうとし、一生懸命やっていただいています。和歌山県としても、今、和歌山県は、いわゆるヒラタ学園さんと契約しているわけなのですが、その契約が途切れることのないように、そして他の県に助けに行ったときに、和歌山県だけが逆に空いてしまうというようなこともないように、そういったことを考えながら常に体制を整えておきたいと思っています。

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