知事記者会見 2025年3月26日
知事記者会見
記者会見での発表事項等を紹介します
2025年3月26日 記者会見室
育休等取得職員の業務をカバーした職員に対する手当加算制度(ポイント制)の導入について
それでは定例会見を行います。今日は発表事項が4つです。1つ目が男性育休について、資料をお届けしていると思いますが、育休だけではなく病休の場合も含まれますが、同じ課、班の中で職員が休みを取られた場合に、当然ですが周りの職員がその仕事をカバーすることになります。これまでは休んだ職員(の業務)をカバーする職員に対して、特に評価されることはありませんでした。もちろん、トータルでは評価されることもあったのですが、今回、(制度導入により)育児休業を取りやすくするものです。どうしても自分がひと月なり半年休むと、その分周りの職員に迷惑をかけるという(意識になる)ことがあります。そのことが、男性職員が育休を取得する1つの壁になっていたということもあるので、主として育休を取った場合に周りの方がその(業務を)カバーをすることについて評価される(という制度です)。これがポイント制になります。連続して1か月以上の期間、育児休業、病気休業等により休んでいる職員の業務をカバーした職員に対して、勤勉手当を上乗せすることになります。これが、複数の職員で業務をカバーした場合と、1人でカバーした場合で少し違っておりますが、少なくともひと月につき勤勉手当の成績率を0.05加算する。複数の場合は、それを按分する。例えば、給料月額が40万円の職員1人が休んでいる職員の業務を3か月間カバーした場合は、6万円勤勉手当が上乗せされる。わかりやすくポイント制で評価するということです。そうすると手伝った(カバーした)人は当然インセンティブになります。それから、こういうことでカバーされるのであれば、休む人も休みを取りやすくなるという効果があります。
昨年11月8日、男性育休100%宣言をしております。勤務間インターバル(宣言)、(インターバルを)11時間以上空ける。それから女性の再就職応援宣言をしました。
令和4年度から令和5年度にかけて、男性職員の育休取得率は2倍以上に大幅にアップしております。現在、約6割強の職員が育休を取っていますが、100%に向けて、このポイント制で、さらに男性職員の育児休業を取りやすくすることを狙っております。
先ほど言いましたように、(これまでの育児休業制度の)周知徹底等(に加えて)、このポイント制を導入したということです。
以上が育児休業等の職員の業務をカバーした職員に対する手当加算制度、ポイント制の導入です。これは4月1日から実施いたしますので、来年度、大勢の職員に育児休業を取っていただきたいと思っております。また、病休等でどうしても職員がチームワークでカバーしなければいけない、乗り切らなければいけないときに、ボーナスで評価されるということで、インセンティブになっていけばありがたいと考えております。
2025年大阪・関西万博を契機にオール和歌山でアクションプランに取り組みます!
2つ目で、大阪・関西万博についてのアクションプランを最終的に決定いたしました。資料が届いていると思いますが、これまでもご説明しているとおりです。
全体の話は飛ばしまして、例えばスライドの4ページ、和歌山ゾーンはこの前(3月23日)にお披露目させていただきました。ご取材ありがとうございました。多目的エリアでの和歌山の出番は、5月6日から18日の前期と、9月10日から15日の後期です。それから共創チャレンジですが、振興局と大学生の皆さんで作ってもらった地域振興の発表会で、5月3日から5日です。和歌山WEEKが4月30日から5月3日です。和歌山DAYは10月3日となっております。それぞれ詳細については、担当課からお聞きいただければと思っております。
それから関西パビリオンの概要が6ページです。これもご承知のとおり、和歌山ゾーンについては先日見ていただきましたが、総合プロデューサーとして、若手の国際的なデザイナーである吉本英樹東京大学先端科学技術研究センター准教授(に監修いただきました)。映像(監修)はロンドンベースで活躍中の国際的な映像作家、Yusuke Murakamiさん。それから、バーカウンターで提供させていただく和歌山のスイーツですが、監修がアジアNo.1パティシエの加藤峰子さんです。ぜひ4月13日から乞うご期待ということでございます。
内容等はこれまで何度も説明してきましたが、まず12ページです。加藤峰子さんの監修で、和歌山の老舗料亭や和菓子屋さんとの提携でできたスイーツと、ドリンクは観音山フルーツパーラーさんとの提携でできました。予約制で、桐の器に入って出てまいります。6,000円で提供することにしております。これは上質な和歌山をコンセプトにしており、素材が大変高価でございまして、原価とほぼ同額で提供します。インバウンドのお客様を中心に、上質な和歌山を味わっていただきたいと思います。なお、たぶん記者の皆さんも少しお高いのではないかという印象を持たれたかと思います。これは原価なので、申し訳ございません。このスイーツセットは(和歌山ゾーンに)行かないと食べることができませんが、ただ、それぞれの(県内の)お店に行っていただきますと、手軽に同じものが食べられるように設定していただくよう、担当課の方で努力中です。例えば、うすかわ饅頭の儀平さんのところに行っていただきますと、(セットの一部の)同じものが少しお求めやすい値段で食べられるということで、県民の皆様にはそちらでも楽しんでいただければと思っています。なお、毎月第3金曜日、土曜日の毎月2回につきましては、「お酒の日」というのを設けておりますので、和歌山県酒造組合連合会とGI和歌山梅酒管理委員会との協力で、飲み比べができるサービスもあります。これが1回1,000円で、3種の飲み物を飲めるということも用意しております。これも上質な和歌山の宣伝になればと考えております。
これも詳細は後ほど担当課から聞いていただければと思いますが、14ページ、和歌山ゾーンでのステージの例です。特にオープニングウィークは和歌祭のお神輿を、1トン以上の重さがありますが、持ち込みたいと思っております。それからコマーシャルウィークもあります。和歌山ゾーンも大勢の和歌山県民の皆さんに参加していただくイベントを行います。催事イベントにつきましても、各振興局単位で県民の皆様にご参加をいただくということなどを予定しております。
私からはこの程度にして、後ほど担当課から詳細を聞いていただければと思っております。
「2025年国際博覧会和歌山推進協議会」第2回協議会を開催します!
資料3(PDF形式 138キロバイト)
3つ目で、県内で「2025年国際博覧会和歌山推進協議会」を設立し、機運醸成をしてまいりましたが、第2回の協議会を3月28日に開催いたしまして、本番に向けて意識合わせをしていきたいと考えております。
第49回全国育樹祭の基本計画を策定しました!
資料4(PDF形式 3,219キロバイト)
第49回全国育樹祭の基本計画を決定しました。2026年秋の第49回全国育樹祭の開催理念、基本コンセプト、各行事の内容、開催規模、運営体制など資料にあるとおりです。大会テーマ「育てて使おう 地球に優しい 緑の資源」、行動指針「①守り、次の世代へつなぐ! ②育み、木を活かす! ③共に考え、行動する!」ということで、皇室のご参加もいただくため、しっかりと準備をしていきたいと思っております。人事異動の(発表の)際にご説明した通り、お成り班も4月からきちんと整備をいたしまして、万全の準備をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。これについても、詳細は担当課から聞いていただければと思います。
質問と回答
日刊工業:一番最初にお話しいただいた育休の業務をカバーするという話、こういうのがあったらいいなとすごく思っていたのですが、これをやることになったきっかけといいますか、何かモチベーションといいますか、ありますでしょうか。
知事:職員とおにぎりミーティングをする中で、割と毎回出るテーマです。病気は仕方がないのですが、特に病休などが多いです。これが長期になりますと代替要員が入りますが、短期の場合はなかなかそういかないので、「みんなでカバーするのが大変なのです」という話は聞いていました。それから育休についても、職員から、「休暇を取りたいが周りの人に迷惑をかけてしまうので取りにくいです」という(声があり)、若い職員と(意見の)キャッチボールをする中で、手伝った人が評価されるような仕組みを作ってもらえないかと、おにぎりミーティングで提案がありました。それを受けて、人事課に知恵を絞っていただいて、こういう制度を作ろうかとなった次第です。トライアンドエラーでまずやってみて、成果があればいいですし、また使い勝手が悪ければ直していきたいと思っております。
時事通信:同じく育休の手当加算制度について、代替した業務の確認はどのようなやり方を想定されているのか、もう決まっていらっしゃるのでしょうか。
知事:所属長が評価します。例えば、わかりやすく言えば課長がそれぞれの職員の業務を見ていますので、その範囲でAさんが休んだ分の業務内容はわかっていますので、それを1人で代替すれば、それを所属長が評価すればいいですし、2人で2分の1ずつ代替した場合も課長がそれをきちんと評価することになっています。
朝日:同じくポイントの話ですが、この0.05、ポイントの根拠みたいなものがあれば教えていただきたいと思います。
知事:これは財源のかかる話でありますし、人事課のプロの職員と相談しながら作っていったわけですが、例えば月給40万円の職員が3か月完全に仕事を代替した場合に、3か月間でボーナスが6万円増える。半年やれば12万円。これがインセンティブになる一定の金額と、一方で財源との兼ね合いで、まずは0.05でやってみましょうと決めたもので、特に何が何でも0.05でなければいけないということではありません。なかなか効果がなければ、例えばこれを0.1にすることもあるかもしれませんし、あまりにも財源が足りなくなれば0.03にすることがあるかもしれませんし、そこは今後の運用次第ということで、まさに和歌山県庁がモットーとしている「失敗を恐れずに挑戦する」ということであります。
NHK:この育休のカバー手当について、今、財源という話が出たので、来年度、例えば何人くらいに手当をつけると想定していて、財源としてどれくらいを見込んでいるかを教えていただいてもよろしいでしょうか。
知事:特に想定はしておりません。例えば、育休を取られる場合に、その間その職員の方は手当が出ない場合もありますので、そことの兼ね合いを考えまして、とりあえずスタートするということです。これもやってみないとわかりません。
NHK:万博について、だいぶもう固まってきて見えてきたというところで、これまでの準備の手応えと、改めて、この万博で和歌山県として取り組む意気込みがありましたら、お願いします。
知事:私も先週末のお披露目会に行ってまいりまして、初めて4mの高さのトーテム8本を見て、びっくりしました。すごい迫力で、しかも紀州塗りで、また色が何とも言えない深みのある色です。ぜひご覧いただいていない方には見て欲しいのですが、すごい高級感のある漆器(紀州塗りのトーテム)です。終わった後もレガシーとして、いろんな使い方があると思っていますが、とても素晴らしい仕上がりになったと思いますし、そこで流される動画も、世界水準の動画作家が作られたものなので、すごい迫力がありました。非常に準備はうまくいったと思っています。また吉本さんという若い方に全てを一任して、県から特に具体的な指示等をせずに全てお任せ(しました)。ただそれは、万博推進担当参事を初めとする万博推進課のメンバーと一緒にお仕事をしていただいて、いろんなフォローもしていただいた中で、素晴らしい「チーム吉本」として、うまくワークしたと思っています。またスイーツについても、ぜひご賞味いただくような場があればと思っていますが、加藤さんは、和歌山の老舗のお菓子屋さんの技術力の高さとか、職人さんの腕の凄さとかに彼女自身が感動されていまして、とても自信作ができたとおっしゃっていました。現状では、準備はうまくいったと思っていますが、これをどうやって広報宣伝するかということです。たぶん、最初のスタート段階は外国パビリオン等が脚光を浴びると思うのですが、関西パビリオンの和歌山ゾーンのトーテムとかスイーツ、或いはいろんなパフォーマンスを見ていただき、来ていただき、味わっていただくための広報宣伝についても、4月からスタートダッシュで、万博推進担当参事を中心に万博推進課の職員、また吉本さん、Murakamiさん、加藤さんとも相談しながら、やっていかないといけないと思っているところです。