知事記者会見 令和6年12月24日
知事記者会見
記者会見での発表事項等を紹介します
令和6年12月24日 知事記者会見
令和6年12月24日 記者会見室
シティドレッシング事業実施について~和歌山県内を万博カラーに~
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それでは、定例会見を開きます。本日、今年最後の会見となります。1年は早いもので、大変お世話になりました。改めて、この場でお礼を申し上げたいと思います。来年も、よろしくお願いしたいと思います。
大阪・関西万博の機運醸成のため、シティドレッシング事業を実施します。白良浜ライトアップが12月26日から1月13日まで、(万博公式キャラクターの)「ミャクミャク」をライトで投影することになっています。1月13日から26日は和歌山城公園で「ミャクミャクを探せ!」というイベントです。これはミャクミャクの着ぐるみを広報課長が着て走り回るわけではありません。あくまでも(和歌山城内のどこかにミャクミャクの)光を当てるということです。そういうことで、ぜひ大阪・関西万博の機運醸成にお手伝いをいただければと思います。
県内のこども食堂が100箇所を超えました!
資料2(PDF形式 662キロバイト)
こども食堂(の数)について、2022年度末が50箇所だったのが、今日時点で倍の100箇所になりましたので、ご報告をさせていただきます。名前は「こども」とついていますが、県としてはあくまでも3世代、4世代の地域交流の場としてのこども食堂です。地域コミュニティを作るために補助金も出していますし、地域の皆さんのご理解をいただいて、(こども食堂は)着実に増えてきています。ただ、数を追うだけではなく、内容が大切です。月1回、月2回でも、地域の人が多世代で集まって、ワイワイ、ガヤガヤ(しながら)、顔と名前が分かるような集まりを作っていただくことがねらいです。これも着実に来年度も進めてまいりたいと思います。ちなみに全国のこども食堂を推進している、認定NPO法人「全国こども食堂支援センター・むすびえ」の2024年度の統計では、こども食堂の増加率で和歌山県が3位になったそうですので、来年度も頑張っていきたいと思っています。
「聖地リゾート!和歌山 冬旅キャンペーン」を開催します~冬の和歌山に泊まって、豪華賞品を当てよう!~
資料3(PDF形式 1,088キロバイト)
「聖地リゾート!和歌山 冬旅キャンペーン」を開始します。これは今年の夏、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表され、一部の観光地を中心に、1週間、お客様が来ない、来られないような状況がありました。これは制度の建て付け上、その損害を賠償することはできませんが、そのときの損害を取り戻していただくための観光振興策を12月補正予算で県議会にお認めいただきました。(プレゼントは)和歌山県内ペア宿泊券で、結構インパクトがあると思います。10万円相当のA賞が20組40名様、5万円相当のB賞が25組50名様、3万円相当のC賞が25組50名様、その他体験ペアチケット、和歌山県特産品が当たります。これでぜひ観光地の皆さんには頑張っていただいて、来年度は大阪・関西万博もあるので観光振興に繋げていただければと考えています。
県内観光事業者等向け災害対応力の向上に関する研修会の開催
資料4(PDF形式 991キロバイト)
話題事項ですが、県内の観光事業者向けの災害対応力の向上に関する研修会を開催します。紀北は1月20日に県自治会館、紀南は2月12日に県立情報交流センターBig・Uで行います。(観光に携わる皆さんに)ご参加をいただければと思っています。
以上です。
質問と回答
朝日:こども食堂ですが、以前のインタビューでも知事はおっしゃっていましたが、最終的な目標はどれぐらいの数を想定していますか。
知事:一応、一つの小学校区に一つで、200を超えるぐらいの数、今の倍ぐらいを目標に考えています。
朝日:知事の任期中の目標としてよろしいですか。あと2年ですが。
知事:目標は意欲的な方がいいですから、2年としておきましょう。
NHK:発表外ですが、今年8月に南海トラフ臨時情報が出されました。先週金曜日(12月20日)に内閣府がその発表方法などについて改善策を取りまとめて公表をしたと思いますが、そのことについて、知事の受け止めをお願いします。
知事:内閣府では、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が出た場合、具体的な物差し(防災対応の統一的な基準)は作らずに、各地域で(判断する)というようなことでした。私どもとしては、そこは大雑把でもいいので、物差しが欲しいと思っていました。内閣府でお作りにならないということであれば、少なくとも和歌山県内の市町村(の対応)がバラバラなのは困りますので、きちっとしたものではないかもしれませんが、ガイドライン的なものは和歌山県で検討したいと思っています。
NHK:ガイドラインですが、どのようなスケジュール感で今後作っていくか決まっていますか。
知事:基本的には来年度にかけて市町村、或いは観光協会など関係者の皆さんとも意見を擦り合わせないといけないと思っています。南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)の場合、「普段の生活は日常どおりしてください。但し、災害に備えて、準備してください。」というのが基本です。その方向に沿って、できる限り日常生活を維持する形でのガイドラインを作りたいと思っています。関係者の皆さんのご意見を集約しないといけないので、1年ぐらいは掛かるかなと考えています。