知事からのメッセージ 令和7年4月1日

知事からのメッセージを紹介します。

令和7年4月1日のメッセージ 広報紙「県民の友4月号」掲載分

厳しい財政状況ながらメリハリのきいた予算を

 和歌山県庁のミッションは、県民ひとり、ひとりの幸せを追求し、寄り添い、笑顔にすることです。そのための新年度の予算ができました。
 厳しい財政状況ではありますが、夢と希望のある予算をつくるために、既存の事業を見直し、スクラップアンドビルドにより重点施策を実施できる体制を整えました。
 子育て支援のため、昨年10月からスタートした給食費の無償化は今年度も続けます。こどもの居場所と地域コミュニティを支える「こども食堂」についても引き続き応援します。この2年間で倍増しましたが、さらに増やしていきます。
 成長産業を創り出すために、宇宙産業の推進や太陽光発電、洋上風力発電など脱炭素先進県をめざします。また、農業、漁業の後継者育成、森林クレジットの創出や林道整備を加速するなど農林水産業に力を入れます。熊野白浜リゾート空港の利用促進により滑走路延伸の準備を進めるとともに、観光産業を活性化します。
 その他、被災現場で役立つスターリンクの配備などの防災減災対策、振興局を中心に賑(にぎ)わいのあるまちづくりや二地域居住など関係人口の拡大を進めます。
 一方で、物価や金利などが上昇したため、人件費や公債費などが増加。収支はマイナス74億円と大きな赤字となり、財政運営のための基金を取り崩して対応しました。その結果、毎年200億円程度の残高があった基金は2025年度末には約130億円になり、27年度には底をつく可能性がでてきました。私が知事になって「財政危機警報」を出した時よりも悪化しています。持続可能な県財政の運営と必要な予算の確保のため、危機感を持ってさらなる財源ねん出の努力を続けなければなりません。

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